LIVE REPORT
File13 2001年3月26日 真行寺恵里featuring B.B.B.&Mackie featuring Blues of Spirits
"Joint Venture"2001@六本木Sweet Basil
「ブルースを聴かない男を親父とは呼ばない、ロックを聴かない女は付け合わせのパセリだ」を合い言葉に、我らが(笑)真行寺恵里ちゃんと職人ロックバンドB.B.B.、さらにインターネットを中心にワールドワイドに活躍中というブルースシンガー、Mackieと、恵里ちゃんファンにもおなじみ名物ドラマー阿久井氏や杉山氏(p)などの、こちらも職人揃いなバンド「Blues Of Spirits」のジョイントで、全国3ヶ所(大阪・名古屋・東京)にわたるツアー「”Joint Venture"2001」。その最終公演が、ここ六本木Sweet Basilにて開催されました〜。
...っと、まずスウィートベイジルっていう会場について...おそらくココ見てる人にはあんまり馴染みがないと思います(笑)。私も、なんかジャズな人とかが使う、すごい小洒落たオトナ〜な雰囲気漂うハコらしいっていう印象はあったんですが...なんか、オフィシャルサイト見たら...めちゃくちゃ小洒落過ぎててどーしたらいいのかと思ってしまったさ(^^;。同じく恵里ちゃんファンな(でもって、へきるファンでもタニムラファンでもある)知人幕さんからも前日に「何か一人で行きづらそーな会場なんですけど(^^;」って泣き入ったし(^^;。
んで実際行ってみると...うん。小洒落すぎてる(^^;。つーか、私が普通行くよーなライブハウスっていうと、だだっ広いフロアがあって、後ろとか隅っこのほうにバーがあって、その周辺に椅子とかカウンターとかちょっとあるぐらいかなっていう感じなんだけど、ココは...何か、どっちかっつーと小洒落たレストランにステージがあります、みたいな感じなのね。「ライブ観ながら、ご希望に応じて軽く酒も飲める」っていうんじゃなくて、「飯食いながら、酒飲みながらライブ観るハコ」てゆー(^^;。
ただ、「ライブハウス」っていうものの発達過程とか起源とかそーゆーのを考えると、意外とこっちのほうが正統なのかもしれないとか思ったりもして。つーか、洋画とか見ると、けっこーパブとかバーとかそういう酒場系にステージがあって、そこで歌ってる風景あるじゃないですか。あぁいうのが発達してっていうか、コンサートのハコとしての機能に特化して出来上がったのがライブハウスだとすれば、むしろスウィートベイジルのほうが原点に近いといえる。
で...ちゃんと飯も食った...とゆーか、この雰囲気で何もオーダーせずとか、あるいは「ドリンクだけ」とかでライブだけ見るつー感じではとてもじゃないけどなさそーだったんですけど(笑)、そんな驚くよーな値段でもないしお味も結構イケました。お店の名前にもあるようにベイジル(=バジル)とかそういうハーブ系を使ったメニューで、それがまたいい感じ〜。
私の知ってるっつーかライブとか行くほど好きなアーティストさんで...恵里ちゃん以外で、ここでライブやってちゃんと成立できそーなのは...そーだな、岩男(潤子)さんとか坂本真綾ちゃんとか近藤名奈ちゃんとかなら大丈夫そうかもしれないけど...へきるとかになるとちょっと無理っぽいかなぁという印象を...受けた(^^;。こういう、すごい小洒落た感じのところで...なおかつ「開演と同時に総立ち」とかじゃなく、前のほーに集まってスタンディングで見る人あり、飲み食いしながらのんびり楽しむ人ありとか、そーゆー割とゆったりした感じで楽しめるライブじゃないと成立しないっていうか...少なくともお客さんの側にオトナな節度がないと(^^;。
そしていよいよ公演スタート。前半は恵里ちゃん&B.B.B.。マキシシングル「CRIME」のジャケ写撮ってからしばらくは、ステージでもスーパーサイヤ人のよーな(笑)ヘアスタイルだったらしい恵里ちゃんですが、今回は普通だ(笑)。で...なんか気になることがあるとすれば、いつもよりペットボトルの水に手伸ばす頻度がすごい多いよーな気がするんだけど...体調悪いか?(^^;MCでも言ってたよーに花粉症ではあるらしいし、ライブから帰宅後に聴いたレギュラー番組「ROCK ERIGONOMI2」(ラジオ日本で月曜深夜1:00〜)によると、微熱も出るぐらい強烈な花粉症らしいんだけどね(^^;。とはいえ、それでも歌とか声の調子とかには全然影響なさそーなのがさすが。
一方、今回恵里ちゃんとセッションすることになったB.B.B.ですが...何かすげぇウデの立つ職人なオジさん達のバンドって感じだったな〜。しかも帰ってきてから調べ直したら、リーダー米澤氏はプロミュージシャン(しかもすげぇ上手い)の他に、何とヤングジャンプの編集者なのね(笑)。そーいやそーだ。ERIGONOMI2でも何かその話、聞いたよーな気がするや(笑)。
ところで、メンバー三人のプロフィールはオフィシャルサイトのほーに載ってるんだけど...今回パーカッション叩いたり2ndギター弾いたりしてたタイソン氏っていう方は、何者?(^^;上手かったのはすごい上手かったんだけど...気になるぅ〜(^^;。
そして「大物」(笑)ゲストギタリスト登場。恵里ちゃん曰く「日本一低い位置でギターを弾く人です♪」...え?(^^;そしてB.B.Bのボーカル&ギタリスト氏曰く「いや...僕はあんなに低くして弾かない。僕はちゃんとギター弾きたいから(笑)」そして登場した「大物ゲスト」は...何とヤングジャンプでもおなじみ漫画家高橋ツトム氏〜。恵里ちゃんファンには、オフィシャルページのトップにもある力こぶ恵里ちゃんのイラスト(これ、ティファ有明で開催されたイベントのために限定制作されたTシャツ用のイラストなのだ)でもおなじみですね〜。で、B.B.B.のボーカル&ギタリストにして、高橋先生の担当編集者な(笑)米澤氏によると「この人、僕よりギター持ってるんですよ...で原稿描かないでギターばっか弾いてんの(^^;」とのこと(^^;。そんな高橋先生。ヤングジャンプで新連載されることになった新作のイメージソングとして恵里ちゃん&B.B.Bで作った曲と、あともう一曲のトータル二曲を弾いて颯爽と引き揚げていかれました〜。
ちなみに、先週木曜発売のヤングジャンプ最新号で恵里ちゃんと高橋先生の対談記事が載ってるそーで、恵「ねぇみんな、ヤングジャンプ買ったぁ〜?」(買った人手を上げる)恵「買ってない人ぉ〜」(買ってない人バラバラと手を上げる)「えぇ〜っ!みんなひどいよぉっ!」あ...すんません俺もm(_ _)m(爆死)つーか、昨日珍しく電車乗ったら、ちょうど前にあったヤングジャンプの中吊り見て、あ...買わなきゃとは思ったんだけどね(^^;。
そして終盤。さっきからずーっとステージと客席前のほうは手が届きそうに近いっつーか、実際手は届いててハイタッチとかしちゃってるんですが(笑)、恵里ちゃんが前列に居た女の子の手を取ってステージに上げて、さらに数人ステージ上へ〜。逆に、恵里ちゃんのほーがステージから駆け下りて、客席走り回りながら歌ったり。もう、「客席とステージの距離」は完全にゼロね(^^)。アーティストのほうがファンを信用してくれてるし、一方で、ファンのほうも「信じるに足りるファン」だからこそ、こんなことが出来る。これは、すごく幸せなこと。膝ぐらいの高さで、柵すらないステージで、保安要員なスタッフも居なくてもいいし、その場の「呼吸」で、お客さんステージに上げちゃっても、逆にアーティストが客席に駆け下りちゃっても全然大丈夫...っていう、ね。
そして恵里ちゃん&B.B.B.掃けた後、けっこーな時間かけて(30分ぐらいか?)ステージ上の機材類のセッティングとか直してから、後半のMackie&Blues Of Spiritsのステージ開始〜。
Mackieっていう人は...実は私あんまり知らないんですよ(^^;。基本的に恵里ちゃん目当てで来たし(笑)。事前に知ってたのは、ERIGONOMI2の枠でやたらとCMがかかるのと、「インターネットを中心にワールドワイドに活躍」してるらしいことと...あとは、恵里ちゃんと同じでオフィストワイライトがマネージメントしてるらしい、とゆーことだけ(^^;。
まず最初に、(今回はB.B.B.とのセッションだったから違うけど)恵里ちゃんトコの名物ドラマーとして、および「ERIGONOMI2」の人気コーナー「阿久井喜一郎の夜空へGO!」で、音楽に関するウンチク傾けるおもろいおっさん(笑)としてもおなじみなドラマー阿久井氏登場〜。何か、先に手みたいなものがくっついてる(あーゆースティックカバーでもあるの?(^^;)スティックを持って登場して、ラジオの時のよーなノリでひとしきり喋り倒したあと、「手」がくっついたままのスティックで後ろにあったゴング(...に見えたけど(^^;。シンバルにしちゃ分厚いよね?)をジャーンっと叩いてMackie登場。
んでMackie。いきなり「ぐっどい〜ぶにんぐ♪ぐっどい〜ぶにんぐ♪」会場からも「Good Evening!」と答えると、「Good People♪」...うーん、なんかめっちゃくちゃフレンドリーで爽やかな男だ(笑)。
んで、一曲目が...あれたぶんロッド・スチュワートか誰かのカバー曲だったと思うんだけど、それを歌い終えた後のMC。「僕は2年前アメリカに住んでて...その時、この曲を歌ってて、すごく(向こうの人に)愛されたんだ。いや...それはただ、ビールをオゴってもらっただけだったかも知れないが♪」いい...それなかなかツボな発言だ(笑)。
それが...歌うとめちゃくちゃ渋くてカッコいいのよ。そのへんがなかなかステキすぎる男だったな〜(笑)。
んで、Maclie衣装替えのためにひとまず掃けたあと、杉山氏(key)からメンバー紹介。聞けば今回ゲストでブルースハープ吹いてたおじさん(名前失念(^^;)が、単身アメリカに渡って、向こうの有名なブルースバンドのメンバーになったすごい人だったそーなのだ。
んで、杉山氏と、そのハープの渋いおじさんも含め5人のバンドメンバーのうち4人まで紹介し終えた後、「そうそう...コイツを紹介するのを忘れてた...」って言って、当然BassのSuch-an氏を紹介するものと思ったら、「Mackie♪」...おっさん(=杉山氏)いい外し方だ(笑)。杉山氏曰く「コイツほどこのバンドを愛してる奴も居ない」というSuch-an氏ですが、さっきはMackieが放り投げたマイクスタンドの足で危うく殴られそーになるし(笑)、おいしいキャラっつーか踏んだり蹴ったりっつーか(笑)。
そして終盤、Mackieもステージから客席のほーに駆け下りたり、可愛い女の子筆頭に(笑)お客さんステージに上げちゃったりのサービスっぷりだったり、さらにラストの曲歌うとき、誰かがステージに花投げ入れたんだけど...それに気付くと、その花抱きしめてキスしちゃったりとか...何かこー、仕草から何からめちゃくちゃフレンドリーでステキなのね(笑)。すげぇ...惚れたよ兄ちゃん(笑)。
んでね...ココでも冷静に考えるとっつーか、フツーは「危険ですからステージに物を投げないでください」とか言われちゃうとこじゃない。たとえそれが花であっても。っていうのは、一般的なメジャーアーティストのライブとかだと、「花ならよくても、他の何か危険が伴うもの(固いモノとかね)を投げられちゃったらどうか」とか、そういうことまで想定しなくちゃいけないから。けど、今回は開演前の注意とかそういうのもな〜んにも無し。「カメラ・テープレコーダーの持ち込みは...」とかそーゆーのも含めてね。カメラチェックも無かったし。恵里ちゃんやMackieに来るお客さんっていうのは、そういうのを言わなくても「常識」として分かってる人達だから、あらためて言う必要もない。恵里ちゃんもMackieも、いつまでもこんな幸せなライブが続いてほしいね(^^)。