V52LAマザーボード (FMV-5133DPS)の改造
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タイトル画像

ここ(↑)をクリックすると改造後の画像を見ることが出来ます。

98/09/06

【 はじめに 】
【 準備 】
【 EXO-3の配線 】
【 参考:EXO-3 のピン配置 】
【 外部クロックの設定 】
【 PB 512KB化 】
【 TAG RAM変更 】
【 VRM増設 】
【 4倍速以上の設定 】
【 シングルボルテージCPU対策 】
【 K6のCPU設定 】
【 倍速設定 】
【 VRMコネクタ実装 】
【 CN13パターンカット 】
【 P54C時のVRM(ジャンパ) 】
 
【 はじめに 】

nifty:FFMSOHO/MES/16/00957
nifty:FFMSOHO/MES/16/00960
ままれーどさんの V52LAのクロックアップ(長文)より・・・

原発乗っ取り方式です。
14.3MHzの注入だけで良いので大変ラクです。
CY2257の出力には12MHz,24MHzがありますが、どちらも未使用です。
12MHzはパターンだけがありますが配線されていません(M5123用らしい)、
SMC935が自前で作っているようです。

14.3MHzの発生にはキンセキ EXO-3 (14.3MHz)を使用しています。


 
【準備】

(1) XT3(14.3MHz)のクリスタルを取り外し、ICピンを取り付け(●印)
(2) CY2257の27,28ピンのパターンをカット(×)印
(3) EXO-3の出力を(■)に接続



 
【EXO-3の配線】

CY2257の真上に逆さまになるように(ICの背同士をくっつけて)置きました。
線材は太いほうが良いと思いAWG28(0.32mm)を使用しました。空中配線です。
5Vが必要なため、電源はTAG-RAMから取っています。(CY2257のVDDは3.3V)
実際には4-8ピン間には0.1uFのセラミック(パスコンのつもり)を入れてます。


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【参考:EXO-3 のピン配置】

(詳しくはデータシートを見て下さい。キンセキのホームページ:
http://www.kinseki.co.jp/で入手できます)

1: 原振出力(この場合、14.3MHz)
2: 分周出力
3: ST(Hレベルで発振)
4: GND
5〜7: 分周比プログラム
8: VDD


 
【外部クロックの設定】

XT3のピンソケットに入れる水晶発振子と、JP6の設定の組み合わせで
外部クロックを変更します。

------- JP6の設定 -------
水晶(MHz) 1-4 2-5 3-6
14.318 50.0MHz60.0MHz66.6MHz (デフォルト)
15.000 52.3 62.8 69.1
16.000 55.8 67.0 73.7
18.000 62.8 75.4 82.9
20.000 69.8 83.8 92.1
21.477 75.0 90.0 99.0
24.000 83.8 100.5 110.6


 
【PB 512KB化】

AB-IT5Hなど中古のHXマザーから剥がして使います。
これにはWinbond W25P022A-6nsが2個付いていました。
元々のV52LAにはW25P010Aが付いていましたので、これのピン互換であれば大丈夫でしょう。
WinbondならW25P020Aでも良いと思います。

V52LAのPB-SRAMパターンはアドレスラインがA0〜A14しかないので、256KB専用です。
運良くA15が近くの空きランド(V53、多分バッファIC)に来ていたので
こことPB-SRAMのA15(49pin)を配線します。
ピッチがかなり狭いので、線材はAWG30(0.26mm)を使います。


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参考に 256KBモジュール(張り替え前)の写真もご覧下さい。

もう一つ、W25P022AにはW25P010Aにはないモードセレクト:MS=42ピンがありますが、
1バンク方式の場合は関係ないのでNCのままにしておきます。

最近 64K64のPB-SRAMが出回っていますが、
W25P010Aとは全然ピン配置が違うので使えないでしょう。
これ以上の大容量化にはQFPの二階建てが必要です。


 
【TAG RAM変更】

これはただ載せ替えただけです(^^;
先程のIT5HからW24129-12を剥がして載せました。
一応75MHz対応ボードなので12ns品が載ってます。
16K8ですが、L2 512KBまでですから十分です。


 
【VRM増設】

この改造は手間が掛かる割には報われないと思います。
まあ自己満足ですね。
下駄を使ったほうが、同時に4倍速以上の設定が出来るようになりますし、お勧めです。
参考に、CN13とCN14の改造前の写真をご覧下さい。

(1)Vcc2とVcc3の分離
CN13のパターンをカットするだけです。(×印)


 
(2)VRMヘッダピン取り付け
CN14のスルーホールのはんだを取り除き、2.54mmピッチの普通の
ICピン(2列*15)をCN14にはんだ付けします。


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メルコの VRMモジュール : MVR-MX2 が使えます。
\4K前後でしょうか? 無改造で2.2Vが出ます。

Shutlle の HOT-106 も大丈夫でしょうが、試していません。
(2.8V以下は改造が必要です)

Pentium Pro用のジャンクな VRM があるので、
これ用の変換基板作ったら安くて面白いでしょうね〜。
ジャンパラで\500-ナリ (ままれーどさんの弁)
Vcore 2.0 〜 3.5まで0.1V単位で設定出来て、最大10Aまで流せます。

・・・とのことで、これが必要になるまでお待ち下さい。(^^;

普通のペンティアムを差しては試してません。
Vcc2 と Vcc3がショートしそうです
... MVR-MX2 の Disable端子が生きていると良いのですが...

参考に VRMモジュールの写真をご覧下さい。
左側の長方形が、Pentium Pro用のモジュール、
右側が、Shuttle HOT-106です。


 
【4倍速以上の設定】

K6では、BF2(W35)ピンをプルダウンすることで4倍速以上の設定ができます。
V52LAでは(当然)NCです。
基板裏でW35から抵抗(2KΩ)を経由してGNDに落とすスイッチ(参考) を付けました。
GNDとしてU35を使いました。


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【シングルボルテージCPU対策】

P54C,K5,C6を使うためには、以下の設定が必要です。
(これらのCPUを使うなら、VRM増設は本来不要ですが)

・ VRMを取り外し、3.3VとVio、3.3VとVcoreをジャンパする。


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【CPU設定】

K6のデータシートから想像すると・・・

CPU ̄ ̄JP11JP10増設SWJP12 ̄ ̄ ̄ ̄Vio
K6-166 2-3 2-3 OFF 1-2 66 x 2.53.3
 ̄ ̄2001-2 2-3 OFF 1-2 66 x 3 3.3
 ̄ ̄2331-2 1-2 OFF 1-2 66 x 3.53.3
 ̄ ̄2662-3 1-2 ON 1-2 66 x 4 3.3
 ̄ ̄3002-3 2-3 ON 1-2 66 x 4.53.3
 ̄ ̄3331-2 2-3 ON 1-2 66 x 5 3.3
 ̄ ̄3661-2 1-2 ON 1-2 66 x 5.53.3


 
【改造後のマザーボード】



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タグの使い方とかまだよくわかってないので、おかしな所もあるかと思います。
ここをこうすればよいよとかのご意見などございましたら
メールでもいただけるとありがたいです。

使われている写真(JPEGファイル)に関しては、
未熟なためサイズが大きくなってしまっています。
少しでも小さくできるようでしたら、ご一報いただけるとありがたいです。


尚、技術的な面にはお答えできないと思いますので、ご了承下さい。

この件に関しましては、
nifty:FFMSOHO/MES/16 Home Brew Computer Club II (改造/密造)
にてご相談されるのがよいと思います。但し、サポートではないのでお間違いなく。

本情報を元に施された改造によって何らかの不具合などがおこっても、
当方は一切関知しません。あくまで、自己責任でお願いいたします。

最後に、この写真の撮影に当たって、
nifty:FTOSHIBA 及び nifty:FTOKAI でご活躍のZenさんに
多大なご協力をいただきましたので、ここで改めてお礼申し上げます。

E-mail: office.hioki@nifty.ne.jp