■ M.I さんのわがやねっと     2003.03.03 up

  □ 体の状態

  2000年仕事中に転落事故・2〜3mの高さを頭から落下その衝撃により
  C5・6番の頸髄を損傷しました、いわゆる頸髄損傷です。
  受傷後、11ヶ月の入院期間を終えて、在宅生活を始めました。
  退院後、半年ほどはリハビリのため通院をしていましたが、機能回復の可能性が無いという事で  .
  通院でのリハビリは終了しました。
  その後、関節を固まらせないために、週3日訪問マッサージを受けています。
  体の機能回復だけがリハビリの目的なのでしょうか、体の機能維持も
  立派な目的ではないでしょうか。

   両足・・・動かない、感覚もない、体を支えることができない。
   座位・・・車椅子で座位を保つことができない、ベルトで固定して座位を保つ。
   両手・・・両腕・指は全て動かない。
   頭  ・・・首から上は無傷、見る・聞く・嗅ぐ・話す・はできる。
   食事・・・介助してもらい取ることができる。
   排便・・・腸の障害で自己排便ができない、摘便で排便。
   排尿・・・膀胱の障害で排尿コントロールができない、介助で自己導尿をしていたが
        括約筋を切除して、失禁性排尿に変える。

  電動車椅子のコントロールが右手で、できるので使用しています。
  自力でたばこを吸いたいという目標を持ち、リハビリに励み割り箸にたばこをはさみ
  喫煙できるようになりました。
  退院後、本人・奥さん・ねこ2匹と共に賃貸マンションで在宅生活をしています。

  □ 家を借りた時のポイント

  4ヶ所の不動産屋を起点に20軒以上の物件を、3ヶ月かけて探しました。
  本人は別ですが、お互いの親・兄弟・家族総動員で廻りました。
  仕事をしていないと話すと「家賃を払いつづけれるの?」と聞かれたり
  ある不動産屋では車椅子を使用していますと伝えると、後から連絡しますと言って
  それっきりの所もありました。
  家を案内してくれる不動産屋は、まだいい所なのか?そんな悲しい思いをいだきました。

  家を借りたポイントは、大きく4点に絞りました。
   1 リハビリ通院のため、雨の日でも電動車椅子で病院へ通えること。
   2 電動車椅子の巾と玄関ドアーの巾・廊下と各部屋の扉の巾。
   3 段差の有無と単純な動線。
   4 お風呂の大きさと改造が可能か。

  ちょっとした段(3〜4p)が、これほどまでにネックになるのか・・・
  日当たりの悪い所では、家にいることが多い本人にとって気持ちが滅入るので、とのアドバイスを
  OTの先生からもらいましたが、ほとんどの所は電動車椅子で上がれない段がありました。
  このマンションの共用廊下にも、段差はありますが大家さんの許可をもらい
  スロープを設置しました。
  1階のエントランス部分にも設置しても良いよといわれたのですが、誰かが持って行っても
  保障はできませんとのことでしたので、持ち運び用のスロープを買いました。
  24時間営業のお店が廻りにあったので・・・
  公団も申し込みましたがハズレました。
  納得のいかないことばかりではありますが、結局、今のマンションに決めました。

  住宅改造はもし引越しをする場合、賃貸契約で現状復帰が条件となるのでしませんでした。
  福祉機器の活用で改造せずに生活できるように考えました。

  住宅改造に関しての費用についてはこちらを参照下さい。

  つづいて、下記の平面図や写真をごらんください。





  1. 玄関
  2. 洋室
  3. DK
  4. M.I さんの部屋
  5. 和室
  6. 洗面
  7. 浴室
  8. 便所
  9. 収納
  10. 廊下のスロープ
  11. バルコニー
  12. 共用廊下
青い矢印と記号で、記号リストの中の写真を見比べて下さい。
こんな感じの生活スタイルもあります。

  記号リスト

   A. 廊下のスロープを見る。
   B. 浴室へのスロープを見る。
       浴室を見る。
   C. M.I さんの部屋を見る。
   D. 1階のエントランス部分。
   E. おまけ。
  



 ▲ページの先頭へ たのしくすもうねっとへ戻る 問い合わせ