■ S.I さんのわがやねっと     2002.12.27 up

  □ 体の状態

  1985年スポーツ事故・体操で前方宙返りの時運動神経が良すぎた為、頭から落下その衝撃により
  C5・6番の頸髄を損傷しました、いわゆる頸髄損傷です。
  受傷後、1年8ヶ月の入院期間を終えて、在宅生活を始めました。
  昔は入院生活ものんびりしていて、肉体的・精神的回復に十分な時間をかけていました。
  現在は3ヶ月で退院となっているようですが、それだけ医学は進歩して早く回復するように
  なったのでしょうか。それとも・・・。

   両足・・・動かない、太ももに少し感覚あり、体を支えることができない。
   座位・・・椅子等に座ることができない、腹筋や背筋力がないので前後左右にふらつきたおれる。
   両手・・・指は全て動かない、握力ゼロ、両腕はだいぶ動くが、肘が伸ばせないので
         プッシュアップができない。
   頭  ・・・首から上は無傷、見る・聞く・嗅ぐ・話す・はできる。
   排便・・・腸の障害で自己排便ができない、摘便で排便。
   排尿・・・膀胱の障害で排尿コントロールができない、失禁性排尿で排尿。

  完全に四肢麻痺で、胸から下の感覚はほとんどありませんが、両腕を動かせます。
  手動の車椅子使用、室内・外も少しづつ漕ぐことができます。
  プッシュアップ、車椅子とベッドの移動は1人ではできません。

  電動車椅子であれば、公共交通機関を使い、1人で何処へでも外出します。

  □ 家を建て替えた時のポイント

  1995年の阪神淡路大震災で被災した、妹夫婦と一緒に生活するため建て替えました。
  建て替え前に住んでいた家は、どんな家でしたかの問いに。
  玄関は昔のつくりで引き戸、外から上がりかまちまでスロープ(Lの字)広かったですね。
  段差は無し、風呂は今と同じぐらい。テーブルは長方形で車椅子がぴったりの高さ。
  ドアは3室とも引き戸、広さは同じぐらいです。
  廊下は無くて16畳ぐらいのDKっていうんかなぁまぁズドーンと広くて、感じはわすれましたわ。
  使い勝手は外に出るのにスロープは、1人では怖かったように憶えています。
  とのお答え、S.I さん談。

  建て替えのポイントは、大きく3点に絞りました。
   1 玄関を開き戸にして、スロープを段差解消装置に変える。
   2 浴室と廊下の段差を造らない。
   3 妹夫婦と一緒に住めるようにする。

  建て替えなので費用については不明です。

  つづいて、下記の平面図や写真をごらんください。





  1. 玄関
  2. 玄関ホール
  3. S.I さんの部屋
  4. お母さんの部屋
  5. DK
  6. 洗面
  7. 便所
  8. 浴室
  9. 収納
  10. 段差解消装置
青い矢印と記号で、記号リストの中の写真を見比べて下さい。
こんな感じの生活スタイルもあります。

  記号リスト

   A. 道路やホールから
      段差解消装置を見る。
   B. 浴室を見る。
   C. 出窓側を見る。
   D. ベッド側を見る。
   E. ホール側を見る。
   F. 隣室とのつながりを見る。
   G. DKのテーブルを見る。

  



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