落語は庶民に愛されて育った楽しく面白い日本の伝統芸能です。
落語は庶民の暮らしの中で起こる人間の喜怒哀楽を表現しています。
寄席太鼓・三味線の出囃子の音が鳴り、家号や亭号が書かれた芸名の寄席文字のメクリがめくられ、
落語家が前座・二つ目・真打と順番に代わる代わる高座に登場します。
羽織には噺家それぞれの家紋があります。扇子や手拭が演技によって様々な形に変わっていきます。
落語の基礎知識や落語の雑学を知れば落語がもっと楽しくなります。
落語とは?と感じたとき、落語家・三遊亭楽春の落語豆知識が落語の魅力への入り口になれば幸いです。
「落語家の家紋」
羽織や着物には「家紋」がついていることもあります。
家紋は、基本的には「一門」として師匠と同じものをつけます。
真打披露など一門が揃う正式な場では、
同門の証として同じ紋がついた(染めた)羽織や着物を着ます。
ただし普段の高座では、何の紋をつけても自由なのです。
自分の家系の家紋をつけてもよいし、ご贔屓さんからの贈り物の場合は、
ご贔屓さんの紋をつけても良いのです。
では噺家の「一門の紋」の一例をご紹介しましょう。
〜東京の噺家〜
「三つ組橘」 三遊亭円楽師匠(好楽師匠・楽太郎師匠など)
「丸に横もっこ」 桂歌丸師匠
「花菱」 林家こん平師匠
「細輪に光琳づた」 林家木久蔵師匠
「高崎扇」 三遊亭小遊三師匠
「剣かたばみ」 柳家小さん師匠
「変わり羽団扇」 柳家小三冶師匠
「鬼蔦」 古今亭志ん朝師匠
〜大阪の噺家〜
「結び柏」 桂米朝師匠
「結び柏」 桂文枝師匠
「五枚笹」 笑福亭松鶴師匠
「花菱」 桂春団治師匠
「結び柏」 桂三枝師匠
こちらでご紹介以外にも噺家の紋は沢山あります。
![]() 花菱 |
![]() 丸に横もっこ |
![]() 三つ組橘 |
![]() 結び柏 |
![]() 高崎扇 |
![]() 鬼蔦 |
![]() 変わり羽団扇 |
![]() 剣かたばみ |
![]() 細輪に光琳づた |
![]() 五枚笹 |
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