蛭ヶ岳

2007.11.3〜4 一泊二日

コース:大倉⇒花立⇒塔ノ岳⇒丹沢山⇒蛭ヶ岳(泊)⇒塔ノ岳⇒烏尾山⇒大倉

 塔ノ岳には2回登ったことがある。最初は大倉尾根を登って塔ノ岳山頂の尊仏山荘に泊まり、表尾根をヤビツ峠に下った。二度目は二俣から鍋割山を経て塔ノ岳に至り大倉尾根を下った。最初に行ったときは丹沢山まで足を延ばしたが、丹沢最高峰の蛭ヶ岳までは行っていない。
 つかさんから11月3、4の連休にどこかに行かないかと声がかかって丹沢が候補にあがった。ロングコースになるが蛭ヶ岳まで行くことにした。大倉尾根の土留め階段は下るより上りに使うほうが足への負担は軽いと思って上記のコースにした。

 宇都宮を3時半に出発して、7時前には大倉から歩き出すことができた。途切れることなく登山者がやって来る。さすがは人気のある山だ。意識的にペースを抑えた私たちを次々に追い越して行く。雑事場、堀山の家で休憩をする。さらに高度を上げ天神尾根の分岐を過ぎると急な木の階段が続く。今回の登りで一番苦しいところだ。あせらずに自分のペースを守って登っていくと次第に明るくなって展望が開けてくる。振り返ると雲の下に街が見えてその先には相模湾も見えてきた。うっすらと富士山も姿を現した。
 花立山荘で一休み。温かい甘酒が美味しかった。ここからは傾斜も緩くなって塔ノ岳には11時に着いた。雲に覆われていた空に東から少しずつ青空が広がってきた。その中に富士山が浮かんでいる。

 塔ノ岳から蛭ヶ岳まではアップダウンを繰り返しながら次第に高度を上げていく。丹沢山の山頂は小広くてテント場に良さそうだが、この山域一帯は麓のキャンプ場以外はテントを張ることは禁止されている。
 開けた稜線は快適なのだが疲れが溜まってきて、登りになると苦しくてペースが落ちてくる。それでも3時には蛭ヶ岳山荘に着いた。大倉から休憩時間を含めて8時間強、上出来だったと思う。
 次々と登山者がやってくる。定員60人のところに80〜90人にもなっただろうか、布団一枚に二人の混雑だった。紅葉最盛期の連休としては仕方がないだろう。
 日没時、外に出ると富士山に日が沈み、シルエットになった富士山が幻想的だった。


翌日は、朝から晴天だった。日の出も、朝日をうけて輝く富士山も堪能することができた。

 朝食を終えて歩き始める前に、もう一度山頂からの展望を楽しむ。富士山の右には雪を載せた南アルプスがある。さらにその右には八ヶ岳があり奥秩父の山々も見えた。

 7時前に出発する。間もなくすれ違いが始まる。丹沢山頂のみやま山荘から来た人のようだ。丹沢山に近づくと尊仏山荘から来た人たちに出会う。9時半ころには塔ノ岳に着いた。ゆっくり休んで表尾根を下る。しっかりとした広い道だ。大倉尾根に比べると雰囲気が明るくて開放的な感じがする。
 烏尾山には11時半に着いた。三の塔から大倉に下る予定だったが、帰宅の時間を考えてここから下ることにする。この山域は登山道が編の目のようにあってエスケープルートには事欠かないので、こんな時にも便利だ。
 戸川公園の大吊橋を渡って大倉に2時に到着、遅めの昼食をとって帰路についた。


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