団長BNR32物語
第4章
- 助言
- 途方に暮れていた。お茶休憩をしながら方法を模索するが駄目だ。良い方法が見つからない。その時、奥様のお母様が、近くのガソリンスタンドに持っていって見たら?と言う助言を頂いた。ガソリンスタンドでもなんともできないだろうと思ったが、わらにもすがる思いだった。
ガソリンスタンドではどうにもならなかった。思った通りである。その勢いで近所のショップへ行ってみた。すると、店長らしい人が出てきて何やら早口でまくし立てる。が、私には半分位しか理解できない。安物のスプリングコンプレッサーは駄目だのなんだの言っているのはわかったのだが...。ショップの人はなんだかんだいいながら、そのストラットに本物のスプリングコンプレッサーをかけ直し、ロッドを固定もせずにナットをインパクトでドドド...と始めた。そんな事してもロッドごと回るから駄目だって...と思っていたら外れた。インパクトで思いっきりやれば慣性があるから少しずつ外れるんだ。うれしかった。神様に見えた。
アッパーマウントが外れた時、もう辺りは薄暗い。安物スプリングコンプレッサーではこれ以上作業続けるのは無理だ。でもまだリアの交換が残っている。、このショップにリアの交換を工賃を聞いてみた。リアだけの工賃は1万。アライメント取り(コンピューターアライメント)は測定調整料込みで1万5千円。調整込み1万5千円は安い。
- リアの交換
- やっと外れたストラットを持ってRの元へたどり着いた時は既に真っ暗だった。懐中電灯を使いながら、大急ぎで右フロントを組み上げる。外す前に着けていたマーキングが見づらいが、組み上げは早い。フロントのDR21装着時はスプリングコンプレッサーが不要だ。組みあがった後、Rをショップへ移動する。移動中当然リアはノーマル。フロントは油圧ジャッキを下ろすとジャッキが抜けなくなるくらい低い。凄く変な乗り心地である。
ショップに車を入れ、手を洗ってしばらく待った。待っている間、店長が商売気を出してRに履かせているタイヤは何か聞いてきた。私は良く知らなかった。知らないと言うより、知らない銘柄のタイヤだったのだ。一応ブリジストンなんだけど。私は答えるのが面倒なのと、良くわからないのと答えるのが面倒だったので、「知りません」とだけ答えた。すると、店長が「Rに乗っているくせに自分の車に着いているタイヤも知らないのか?」とバカにした様に早口で言った。彼はRのタイヤを自分で見に行った。店長は戻ってきた時「知らないな〜。見たことも聞いたこともない」と首をかしげながら言ったので、「でしょう〜、私も知らないんですよ」と私は言った。その会話後、けたたましく話す店長の話し方が柔らかくなった様な気がした。
- アライメント調整
- 組みあがった様だ。それからアライメント調整の為に車を移動する。このショップ自体にはアライメント調整機は無く、置いてあるのは本店(支店?)だ。移動中、替えたばかりの足をチェックする。イメージより柔らかい気もするがこんなものだろう。ショックは柔い方から2段目だし。
アライメント調整をやっている間、店の中で待っていた。店の人は何やらアライメント調整器材の自慢話をしているが、話の内容から結構プロである事が伺える。測定、調整料込み15,000円は他に無い値段。信用できそうだし文句無し。
アライメント調整が終わった。店の人が調整結果を見ながら、「いい数字でてるよ、事故車じゃ無いね〜これ、事故車だったらこんないい数字出ないよ」と言ってくれた。うれしかった。中古で買った私のR、買うときには気が付かなかった塗装後なんかがあったし、トランクは交換してあった。もしかして事故車かもしれない、中古車屋に騙されたかもしれないと思ってたから。
乗ってみると、本当にいい。直安が良くなった。今まで、少し左に寄るような感じがあったが無くなっている。コーナーの感じは攻めてみないとなんとも言えない。でも替えたばかりなので慣らしをせねば...
- 焼き肉
- 全て終わった。取りあえず、友人の奥さん宅へ移動。もうすっかり夜である。
そこで、夕食に焼き肉をご馳走になった。うまかった。なんかみんなの温かさが疲れた体に染みる。
すっかり子馳走になり、礼を言うと家路についた。家に着いたら23:00だった。
速攻で風呂に入り寝た。明日は仕事だ....。
第4章完
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