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個人的な試合の雑感をつらつらと書いてます。代表戦は、レッズ選手と小野伸二選手を中心に気が向いたら。
  2004年4月
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2004.4.29.thu 15:04 2004 J-LEAGUE ヤマザキナビスコカップ 予選リーグCグループ 第2節
       浦和レッズ 0−2 清水エスパルス @ 日本平スタジアム (13,235人)
 先発 GK 都築龍太 DF 室井市衛 内舘秀樹 平川忠亮
     MF 山田暢久 酒井友之 山瀬功治 長谷部誠 三上卓哉 FW 梅田直哉 岡野雅行
 SUB GK 山岸範宏 DF 南祐三 MF 鈴木啓太 千島徹 FW 田中達也
 交代 後半20分 梅田直哉→田中達也 後半35分 三上卓哉→千島徹 山田暢久→鈴木啓太
 得点 後半2分 和田拓三(清水) 後半4分 久保山由晴(清水)

 負けちゃいましたね。
 まあ、代表で坪井とアレックスが抜け、アテネ組は帰ってきたばかりだし、それに、エメと永井が故障で出られない。それは分かります。だからこそ、これまでトップで出られなかった選手には奮起してもらいたかったのですが。
 それにしても、点の取られ方がどうにもいただけません。はじめの失点、相手の右サイドからのクロスに合わせたシュートを都築がはじき返したものの、後ろから走りこんできた選手に決められて。。。(リプレーを見ると、あの右サイドで、ボールがタッチラインから出ていないか?と思うのですけど。)まず、簡単にクロスをあげさせすぎ。あそこで体に当たっていくなり、ボールに当たっていくなりすれば、少なくともあの流れは断ち切ることができたのでは?そこで、クロスがあがってしまったのだから、今度はペナルティエリア内でどうするか。都築がはじき返したのは、ファインセーブでした。これで助かったと思いました。そしたら、あんな形で失点ですもの。ボールを見ることも大切だけど、きちんと人も見ましょうよ。ああ、この言葉、ここを開設してから何回言っていることか。そして、2点目。コーナーからの失点。多すぎです。きちんと復習を。勉強をしているのでしょうか。僕みたいなずぶの素人に言われたくはないでしょうけど、プロなんですから、同じ失敗を繰り返さないように学習しましょうよ。
 今回のねらいは、梅田の高さを狙ってということだったのでしょうが、まったくと言っていいほど機能していませんでしたね。前線で梅田が孤立してしまう場面が多かったですし。エメと達也がトップとなるときとは明らかにやり方が違うので、それ相応のやり方があったはずなのですが、それもうまく表現できずに、後半立ち上がりに立て続けに失点されてしまい、後は何もできずに。。。日本平に行ったみなさまには本当に申し訳ないのですが、途中でテレビを見るのをやめました。あまりの不甲斐なさに。
 いまは我慢のときなのですかね。メンバーがそろわないがゆえに理想とするサッカーができない。そのためにこんな不甲斐ない試合をしてしまうことも。我慢して待たなければならないというのは分かっているのですが、それでも、はじめからメンバーがそろわないことは予想できていたことなのだから、そのときに備えておくべき対策はしていたのか、ちょっと疑ったりもしてしまいます。
 これで、ナビスコ予選は2連敗。でも、去年も予選は2連敗からはじまって、その後ギリギリのところで這い上がっていって、カップウィナーになったのですから、とちょっと楽観的に考えたりもしているのですが、ここは、やはりきちんと「チーム」をつくってもらいたい。サッカーは、「チーム」のスポーツなのですから。


2004.4.28.wed 16:35(現地時間) 2006W杯アジア一次予選強化試合
        日本代表 1−0 チェコ代表 @スパルタプラハ・スタジアム (チェコ)
 先発 GK 楢崎正剛 DF 坪井慶介 茶野隆行 田中誠
     MF 稲本潤一 西紀寛 三都主アレサンドロ 藤田俊哉 小野伸二 FW 久保竜彦 玉田圭司
 交代 後半0分 西紀寛→加地亮 後半18分 玉田圭司→柳沢敦 後半20分 稲本潤一→遠藤保仁
     後半36分 藤田俊哉→本山雅志 小野伸二→福西崇史 
 得点 前半32分 久保竜彦

 この試合、キックオフのとき、テレビの前で寝てしまっていました。。。ビデオもセットを忘れていました。。。気がついたら、後半も15分が経過していました。。。
 なので、どういう試合だったかはあまりよく分からないのですが、やっぱり伸二はいいですね。前半から、伸二−稲本のボランチが効いていたということなので、はじめから見ていないのが本当に悔やまれる。。。
 ハイライトで見ただけですが、久保のゴールは素晴らしかったです。でも、どこかのサイトで書いてあった「久保はいつだって空気が読めない。」ちょっとつぼにはまりました。
 後半になって、稲本が下がり、そして、伸二が下がると、日本は一気に押し込まれていました。坪井をはじめとするDFのがんばりと、楢崎のファインセーブ連発で何とかしのいでいましたが。国内組、海外組ということがよく言われていますが、この試合に関しては、稲本が下がり、伸二が下がるとあれだけ押し込まれてしまったのですから、伸二−稲本の出来がとてもよかったということ。要は、指導者が出来のいい選手を起用していくという眼をどれだけ持っているかということなのでしょう。
 
2004.4.25.sun 13:02(現地時間) 2006W杯アジア一次予選強化試合
        日本代表 2−3 ハンガリー代表 @ザラエゲルセグ・スタジアム (ハンガリー)
 先発 GK 楢崎正剛 DF 坪井慶介 茶野隆行 田中誠
     MF 三都主アレサンドロ 遠藤保仁 西紀寛 福西崇史 藤田俊哉 FW 久保竜彦 玉田圭司
 交代 後半16分 西紀寛→加地亮 福西崇史→三浦淳宏 後半26分 藤田俊哉→本山雅志 
 得点 後半8分 ケトル(ハンガリー) 後半23分 ユハース(ハンガリー) 
     後半30分 玉田圭司 後半32分 久保竜彦 後半47分 フスティ=PK(ハンガリー)

 そっか、伸二はまだ合流していないのか。これで興味半減。
 感想を書きますといいながら、あまり感想がない。とりあえず、ハンガリーに2点取られながらも、きちんと2点取り返せるんだ、やっぱり本山は本物のスーパーサブなんだなと実感。そんなところでしょうか。
 前々から書いていますが、五輪代表に比べて、フル代表にはワクワクと感じさせるものがなんだか足りない。これって、結構大きいですよね。ちなみに、僕の中でのスポーツへの興味度は、現在、浦和レッズが92%、五輪代表が5%、フル代表が2%、その他が1%といったところでしょうか。(野球にはほとんど興味はありません。)フル代表がこのままだと、オリンピックが終わると、代表というカテゴリーへの興味を保てるか、微妙になってきました。

 
2004.4.24.sat 15:15(現地時間) U-23代表親善試合
      U-23日本代表 2−1 ギリシャ選抜 @ピルゴスムニチパル・スタジアム (ギリシャ)
 先発 GK 黒河貴矢 DF 栗原勇蔵 那須大亮 徳永悠平
     MF 今野泰幸 森ア和幸 山瀬功治 根本裕一 田中隼磨 FW 田中達也 平山相太
 交代 後半0分 黒河貴矢→川島永嗣 那須大亮→茂庭照幸 今野泰幸→松井大輔 田中達也→大久保嘉人 平山相太→高松大樹
     後半20分 田中隼磨→石川直宏 後半31分 根本裕一→森ア浩司 後半38分 山瀬功治→鈴木啓太
 得点 前半13分 田中隼磨 前半31分 田中達也 前半45分 スクファリス=PK(ギリシャ選抜)

 
やっぱり、やっぱり達也ですね。
 完全に、このチームのエースは達也で決まりですね。何せ、結果を残していますもの。ショートコーナーで根本が低めにあげたボールをニアからつめていた達也がヘッドであわせてゴール。確か、UAEラウンドでもあったと思うのですけど、あれは,達也ではないとできないヘディングシュートでしたね。その前の先制点も、今野が奪ったボールをすばやく前の達也へ、後ろから走ってきていた田中隼磨へヒールでパス、そのまま田中隼磨が強引に持ち込んでゴールという、達也が絡んだもの。あそこで、達也が自分でいってもいい場面だったと思うのですが、ちゃんと走ってきていた田中隼磨が見えていて、いったんそこへ渡し、達也はそのあと追いかけていて、田中隼磨がダメになってもきちんとフォローできるようにしていたし。この前へという姿勢はさすがです。
 でも、この試合、日本のシュートは3本だけ。その、もう1本も、開始6分で後方からのロングボールをうまくラインから飛び出した達也が振り向きざまに打ったもの。メンバーを大幅に入れ替えた後半はシュートを1本も打っていないのですから。。。FWはシュートを打ってなんぼという世界だと思うのですが。で、ちょっと気になってこの前の水曜日の試合の数字を調べてみると、シュートは8本。うち、達也と山瀬が2本、あとは啓太、平山、北本、石川、森ア和幸が1本ずつ。(これ以上は何も言いませんが。。。)
 後半に入り、かなり攻め込まれましたよね。やはり、後半で引っ込んだ達也と今野の役割が大きいのではと感じてしまいます。達也は、前線での高い位置でのプレッシャーをするプレーに心がけていて、それがだいぶ効いているし、今野は中盤の底や最終ラインで相手の攻撃の芽をつぶすのに汗をかくことを惜しまない欠かせない選手。啓太もまさにそのタイプ。そういう選手が抜けて、相手に攻め込まれて、シュートが1本も打てなかったということは、ほかの選手がやはりそういうことを怠っているということになるでしょう。今回で、それがよく分かったような気がします。
 これから18人に絞り込まれていくわけですが、レッズ勢には是非入ってもらいたい。そして、オーバーエイジ枠で伸二も是非。伸二はシドニーのときにケガの影響で出られなかったし、このチームに良い影響を与えてくれることは間違いないし。


2004.4.21.wed 15:03(現地時間) U-23代表親善試合
      U-23日本代表 1−1 U-23ギリシャ代表 @パンペロポニシアコ・スタジアム (ギリシャ)
 先発 GK 林卓人 DF 茂庭照幸 徳永悠平 北本久仁衛
     MF 今野泰幸 石川直宏 鈴木啓太 森ア浩司 FW 田中達也 大久保嘉人 平山相太
 交代 後半0分 鈴木啓太→森ア和幸 田中達也→松井大輔 平山相太→高松大樹
     後半14分 大久保嘉人→山瀬功治 後半27分 森ア浩司→根本裕一
 得点 前半21分 田中達也 後半49分 カペタノス(ギリシャ)

 
やっぱり、達也ですね。
 それにしても、ギリシャのこのスタジアム、まだ工事中でスタンドには重機があるし、試合中も工事の音がするし、オリンピックは8月とはいえ、果たして間に合うのだろうか。それに、テレビの画面で見ても分かるくらいに芝が伸び放題。日本では2cmくらいに刈り込まれるところが5cmはあったとのこと。でも、これがギリシャでは当たり前らしく。なので、ボールが走らないこと。パスをつないで、走って、というスタイルの日本にとってはこの条件はちょっと不利かと。でも、郷に入れては郷に従え。そのシミュレーションのためという意義が今回の遠征では相当大きいのでしょう。
 この試合、なんといっても達也の得点シーンでしょう。最終予選の日本ラウンドあたりからちょっと調子を落としているのかなと心配だったのですが、レッズでもここ2試合で得点し、調子は完全に戻ってきているのでしょう。相手の裏を狙うプレーは天下一品。平山からボールが出ると、タイミングよく相手のラインから走り出し、あっという間にGKと1対1となり、冷静にシュート、そしてゴール。オフサイドが多いのは確かですけど、それは達也のスタイルを貫いているからこそ。でも、独り善がりにはならず、常にチームのことを考えている。そして、常に自らを高めようとしている。こういう達也の気持ち、PRIDEが大好きです。
 後半に入り、達也と啓太が引っ込んでしまい。。。ここで、ちょっと感じるのが、啓太が引っ込むと途端に押し込まれる場面が多くなりません?パスやミドルシュートの精度のことがよく言われますが(素人が言うことではないですが、そのことは僕も感じていて)、啓太が中盤で献身的なプレーをしている証拠でしょう。そして、キャプテンシーとアグレッシブさ、何よりパーソナリティは文句ないですし。レッズでもU-23でも、信頼の高い欠かせない選手だということは間違いないわけで。だからこそ、パスやシュートの精度が上がると大満足なのですが。
 ああ、つまんない、と思ったら、山瀬が登場。なかなかよかったですよね。ダイレクトプレー、スペースへの飛び出し、そして、シュート。持ち味が十分に出ていました。これで、シュートが決まっていれば、山瀬ここにあり、と存分にアピールできたと思うのですが。レッズでは控えにまわることが多くなってしまっていますが、やはり、もったいないですよね。山瀬と長谷部の共存、見てみたいですよね。でも、なかなか難しいというのが現実。
 といい気分に浸っていたら、ロスタイム5分!!そんなに中断時間ありましたっけ??そしたら、ボールへの詰めが甘くなってきて、なーんだかイヤーな展開になってきて、あーと思ったら失点。この間の大分戦みたい。ちょっとした気の緩みって相手にも伝わるのですかね。それで中継も終わっちゃうし。せっかくの勝ち試合だったのに。親善試合とはいえ、こういうところが出てしまうと。。。


2004.4.18.sun 14:05 2004 J−LEAGUE DIVISION1 1st STAGE 第6節
       浦和レッズ 4−1 大分トリニータ @ 駒場スタジアム (19,232人)
 先発 GK 都築龍太 DF 坪井慶介 内舘秀樹 平川忠亮
     MF 山田暢久 酒井友之 三都主アレサンドロ 長谷部誠 永井雄一郎 FW 田中達也 エメルソン
 SUB GK 山岸範宏 DF 室井市衛 MF 三上卓哉 山瀬功治 FW 岡野雅行 
 交代 後半0分 永井雄一郎→岡野雅行 後半39分 長谷部誠→山瀬功治 
 得点 前半24分 田中達也 前半31分 エメルソン=PK 前半41分 エメルソン 後半37分 エメルソン 後半44分 高松大樹(大分) 


 静まり返った駒場。それをつくりだしたのが、駒場のあちこちに貼りだされたこのチラシ。
 これについては、賛否両論ありますが、僕は、大筋これに同意しました。ほんとうは、いつものように声を出して、レッズをサポートしたかったのですが、今日は、静観のメッセージを発することにしました。このメッセージ、伝わったのでしょうか。そして、選手から気持ち、プライドが伝わってきたでしょうか。
 こう決めたとはいえ、心配したのが、選手がこの雰囲気に飲み込まれてしまわないかということ。ただ、これに飲み込まれてしまうようだったら、選手は何にも分かっていない証拠なわけで。  立ち上がりこそ、この雰囲気にびっくりな感じで、ちょっと浮き足立っているかなとも思いましたが、まず、僕らに気持ちを伝えてくれたのが、達也とエメの最前線快速コンビでした。達也は、大分の高いラインから何度となく飛び出しをはかり、そのたびにオフサイドになっていましたが、自分が前へ飛び出してチャンスをつくり、そしてゴールをしなければならないという気持ちがよく伝わってきました。そして、それが結実したのが、先制点。内舘のヘッドでのクリアが縦へそのまま前線の達也へ、大分のクリアミスもあり、達也がそのままドリブルで前へ、1対1となり、そのまま落ち着いてゴール。
 これをきっかけに、大分のしっかりした守りに少しずつ狂いが見えはじめ、そこをつくように、永井とアレックスの両サイドからの攻撃、そして、山田と酒井の3列目からの攻撃参加、中盤を走りチャンスをつくる長谷部と、レッズの分厚い攻撃が見られるように。
 そこから生まれてきたのが、アレックスがもらったPK。コーナーからはじまったプレーでしたが、アレックスが左でゴールへ向かって突破しようとしたところに耐えきれなくなってしまった、相手が倒すことでしか防げなかったことで得たPK。それをエメがきちんと決めて追加点。そして、またエメと達也が結果を出してくれます。浅い大分のラインをつくように、達也が右の深い位置からボールを中央のエメへと出し、1対1となったエメが落ち着いてが決める。達也とエメの気持ちは、この前半で十分に伝わってきました。
 前半を3−0で折り返し。普通なら、この時点でこの結果なら満足なところなのですが。ちょっとしたミスがみていて多かったような気がしたし、3−0とはいえ、前節は2−0を見事にひっくり返されたわけだし、去年の長居でのこともあるし、だから、もう少し静観しよう、僕はそう考えていました。多分、駒場にいた多くの人もそうだったのでしょう。
 後半に入り、立ち上がりは、まず積極的に前へ出て、いくつかのチャンスがありました。ここでダメ押しの追加点ができればよかったのですが。。。5分くらい過ぎてくると、大分のシンプルなサッカーが、レッズの陣内へどんどんと入ってくるように。サッカーでは、必ずこういう時間があるもので、ここをしのぐことができたのはよかったです。
 17分、決定的なチャンスが訪れます。大分がゴール前まで来たところを山田がうまくカットし、自らドリブルで右を駆け上がり、逆サイドにいた達也へ、ゴールへ向かって勝負にいった達也が後ろから走りこんでいた長谷部へ、長谷部がゴール前へ折り返し、最後は酒井がシュートをしたが、GKにとめられてしまう。これが決まればもう最高なのですが、こういうプレーが観たいのです。前半の得点は、後方からの長いボールを速いFWが相手DFをぶっちぎってゴール、これも観ていて楽しいのですが、やはり、このような中盤からの分厚い攻めがレッズの目指すサッカーなのだと思うのです。
 このあとも、大分はいいリズムのサッカーをして、レッズの陣内へ襲い来る場面が。気がつくと最終ラインまで攻められ、これをしのいでいたのが坪井の守り。何度となく、ヘディングでスライディングで未然にピンチを救っていました。ただ、ほんとうはその前に守らなければならないのですが。レッズは、そこからカウンターという場面が多くなってきたのですが、最後がシュートで終われない。後半も30分くらいになると、疲れてくるので最後がシュートなら楽になるのに、なぜだかシュートで終われない。もっと積極的になってもいいと思うのですけど。
 31分、サンドロがエメを倒してこの日2枚目のイエローで退場。
 37分、相手のクリアボールが右にいた長谷部のもとへ、ふわっと前線のエメへ出し、大分の右サイドがアレックスや達也に引っぱられてやや深くいたのでオフサイドにならず、エメが1対1に、そして、お得意のキーパーを小ばかにするように落ち着いてゴール。これでハットトリック。僕がいた西側では、エメコールがおきました。もちろん、僕もこのときは一緒にエメコールをしました。エメは、しっかりと気持ちを伝えてくれました。
 その直後のエメ、達也、長谷部のゴール前でのプレーや、右から岡野が攻め上がり、ゴール前のアレックスがヘッドでシュート、長谷部のケガで交代で入った山瀬が入った途端に見せたゴール前でのプレーなど、わくわくするプレーはありましたが、いただけないのがこれからです。相手が10人なのだから、もっと自信を持ってプレーをすればいいのに、なんだかひとつひとつのプレーが中途半端に見えてしまう。その際たるものが失点のシーン。相手が10人なのだから、自信を持って前へボールを出せばいいのに、不必要に自陣でボールをまわし、そのひとつひとつがなんだか甘ったるい覇気のないボール。それを大分が見逃さず、カットされると見事なまでにきれいなシュートを高松に打たれてしまい、ゴールに吸い込まれてしまう。これで、一気に今日の試合は台無しになってしまいました。なぜ、この試合はスタンドが静観をしていたのか、選手はそのことは十分に伝わっていたはず。なのに、それでもこんなプレーを見せてしまう。もし、これで完封できていれば、スタンドからは大声援が自然と起こってきたでしょう。4−1なら、素直に大喜びな試合なのに、なんだか後味の悪い試合となってしまいました。
 いまのレッズは、チームをつくりかえているところ。だから、簡単に勝てるとは思っていませんでした。確かに、攻撃はこれまでになくおもしろいプレーが多くみられるようになりました。そして、そのためにリスクを冒さなければならないので、危ない場面が多くなるというのも分かっていました。でも、実際にはじまってみると、失点のシーンは去年まであれほど言われていた人への意識が高かったら防げたのではと思われるものが多く、また、ちょっとしたミスが多くあるというのも事実。それらはもっと気持ちがあれば防げるのでは、と感じてしまう。それを選手に伝えなければならないということで、今回の「静観」ということになったのに、それでも最後の5分にあんなプレーが出てしまう。だから「×」とした人もいました。僕は、選手からは気持ちやプライドというものは、そのプレーから伝わってはきました。あの失点がなければ合格点だったのですが、あれを、それも目の前で見せられてしまうと。。。あえて点数をつけるなら65点。ぎりぎりで「可」というところでしょうか。ちょっと辛いかもしれませんが。
 次は、またも日本平でナビスコ予選の清水戦です。代表組が不在となりますが、その分、控えに甘んじている選手にはがんばってもらいたいし、なにより、気持ちを伝えてもらいたい。そして、この前のリベンジを果たしてもらいたい。多分、当日は現地にはいけないと思うのですけど、テレビの前で、気持ちは日本平へ送ります。そして、必ずや答えを出してくれることを信じています。

             
 
2004.4.14.wed 19:04 2004 J−LEAGUE DIVISION1 1st STAGE 第5節
       清水エスパルス 4−3 浦和レッズ @ 日本平スタジアム (8,354人)
 先発 GK 都築龍太 DF 坪井慶介 内舘秀樹 平川忠亮
     MF 山田暢久 鈴木啓太 三都主アレサンドロ 長谷部誠 FW 永井雄一郎 田中達也 エメルソン
 SUB GK 山岸範宏 DF 室井市衛 MF 酒井友之 山瀬功治 FW 岡野雅行 
 交代 後半12分 田中達也→室井市衛 
 得点 前半10分 田中達也 前半32分 田中達也 
     後半12分 久保山由清(清水) 後半22分 杉山浩太(清水) 後半29分 アラウージョ(清水) 後半31分 久保山由清(清水)
     後半44分 エメルソン

 。。。。。
 日本平にはいったい何があるんでしょうか。
 この悪夢から1週間、ようやくビデオを観ましたので感想を。
 前半は最高でした。これがレッズのサッカーなんだというものがみられました。ボールを奪うと、パスをつなぎ、あらゆるところから攻め上がる。とくに永井とアレックスのサイドからの攻撃は非常に効果的でした。それだけではなく、中盤の底の山田や啓太からもボールが出て、長谷部も変わらず絶好調、そして、エメと達也はいうまでもなく。本当にみていて楽しかったです。
 まずは先制点。都築から平川、達也、啓太、山田、永井、長谷部と確実にビルドアップ。この時点ですでに清水の陣内に入り、長谷部から後方より走ってきた啓太へ、啓太が前線で張っていた達也に出すと、DFを振り切り、そのまま落ち着いてきれいにゴール。
 そして追加点。清水のクロスのミスを永井が拾い、相手と競り合いながらもドリブルで突破、右サイドを駆け上がり、ゴール前へクロス、エメが走りこんでいたが、GKにはじかれる、そのボールを走ってきた達也が落ち着いてゴール。
 前半は、攻守の切り替えがとてもはやく、そのなかでレッズが持ち味を十分に発揮して、前へ、縦へというサッカーを、ただ放り込むのではなくきちんと組み立ててかたちづくっていたのが、とても見ていて気持ちよかったです。シュートが前半だけで16本ですからね。それが。。。
 後半立ち上がり。まずは、攻めあがるも、すぐにピンチが。そして、前半は中盤で簡単にボールが奪えたのに、それができなくなっていて、その分、清水がボールを奪い、ゴール前で危ないシーンが。
 そして、後半11分。相手のコーナーからのリスタートでした。ペナルティエリアの中でもつれ合うなか、相手のシュートが枠の中へ、そこで、啓太がハンドをしてしまい、一発レッド。このシーン、ビデオで見ると、ペナルティエリア内にはレッズは8人もいるのに、ボールを外へ蹴りだせない。というより、ボールウォッチャーになっている選手の多いこと。相手選手につくわけでもなくボールへ向かうでもなく、立っているだけ。そんなんでは簡単にシュートも打たれてしまいます。啓太がハンドをした云々ではなく、こんなシーンをつくってはいけないのに、それもまたコーナーからだし。後半立ち上がりからそんな予兆があったものの。。。
 でも、その後は大崩れすることなく、果敢に攻めもしていました。エメの惜しいシュートもありましたし。ただ、その直後の同点にされてしまった失点、これがいただけません。簡単にクロスをあげさせてしまい、ゴール前ではボールウォッチャーになっていて誰も相手選手へ体を寄せてもいないし、そして、雨が降っていたとはいえファンブル。それでも、前へ前へ攻めの姿勢は崩しませんでしたが、決定的だったのが、逆転弾。これは、相手の気持ちが勝ったものでした。そして、突き放され。。。選手はほとんど動いていなかったし。こうなると、こぼれ球は拾えない、中盤で簡単にボールは奪われる、攻めてもゴール前までたどり着けない、なにしろ、足の踏み出しが1歩遅いのです。
 それはなぜ?やはり、気持ちなのでしょう。いくら技術がうまくても、気持ちがなければ結果は伴わない。それはサッカーに限らず、どんな世界でもそうでしょう。この日のレッズは、前半でとてもいいサッカーができたので、その気持ちにゆるみが出たのでしょう。選手自身もそのようなことを言っていますし。じゃあ、去年の長居でのセレッソ戦は何だったの?埼スタの横浜戦は?2nd終盤の清水戦、名古屋戦は?これらの試合から学ばなければならないことがあったはずです。なぜ、このようなことを繰り返してしまうのでしょうか?今シーズンは、大型補強で騒がれました。ナビスコのカップウィナーでもあります。今シーズンこそリーグ制覇をとの期待も大きいのです。ただ、今シーズンは、はじめから代表がらみでチームが全員そろわない、予想外のけが人が出たなど、マイナス要素はあります。そして、いまはチームをつくりかえている時期であることもわかっています。でも、それを理由に去年まで積み上げてきたものを何か忘れてはしないか、僕は単なる素人ですけど、なんだかそんなことを感じてしまいます。

2004.4.10.sat 16:04 2004 J−LEAGUE DIVISION1 1st STAGE 第4節
       浦和レッズ 2−1 ヴィッセル神戸 @ 駒場スタジアム (20,558人)
 先発 GK 都築龍太 DF 坪井慶介 内舘秀樹 平川忠亮
     MF 山田暢久 鈴木啓太 三都主アレサンドロ 長谷部誠 FW 山瀬功治 永井雄一郎 田中達也
 SUB GK 山岸範宏 DF 室井市衛 MF 酒井友之 千島徹 FW 岡野雅行 
 交代 後半27分 山瀬功治→岡野雅行 後半36分 永井雄一郎→室井市衛
 得点 前半2分 三都主アレサンドロ=PK 後半10分 土屋征夫(神戸) 後半23分 長谷部誠

 20,558人!久しぶりに駒場で2万人を超えました。駒場で2万人を超えたのは、J2最終戦以来だそうで。天気も気温も絶好のサッカー日和でしたし、家族連れで来ていた方もたくさんいました。最近、駒場でなかなか超えることができなかった2万人の壁。イルハンがいなくてもこの壁を超えることができたのは、やはり、今年のレッズへの期待の現われなのでしょうか。
 本題に入る前に、ラッセル・ワトソン氏による浦和レッズ初のハーフタイムショー、よかったですね。フィールドでのプレーとスタンドのサポートによるエンターテイメントを追求し、場内プログラムもそれらを惹きたてることに徹していて、余計なことはしないという浦和レッズのホームのカッコよさがあるだけに、「ハーフタイムショー?なぜに?」とも思ったのですが、マッチデーや清尾さんのコラムを読んで納得。ハーフタイムに入り、各々休憩に入り、ざわざわしていたスタンドですが、ワトソン氏が紹介され、「誰も寝てはならぬ」がはじまると、場内は一気に彼の歌声に惹きこまれ、大喝采の拍手。さすが、世界で名の知れた一流のエンターテナーです。途中、彼がジャケットを脱ぎ、レッズのユニを着ているというのも、感激しました。ワトソン氏はマンUの大ファンとのこと。そんな彼が、「スタジアムの雰囲気はびっくり。Amazing!」と言ってくれたのですから(多分、社交辞令抜きで言ってくれていると思う)、マンUを理想としている浦和レッズにとって、とても誇りを持てるのではないでしょうか。それに比べて、悪口を言うつもりはありませんが、アウェーで見せられるプレイベントやハーフタイムショーは閉口するものばかり。(例:今期開幕の横酷でのオープニングショー。ロケットマンでしたっけ。盛り上がっているのは場内アナだけ。あのときは、スピーカーでジェット音を聞かされて、ただうるさいだけ。ほんと、しらけました。)
 さて、前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、今日の試合、息をつく暇のないおもしろい試合でした。そのなかで、選手たちの意識や集中の高さも感じることができました。ナビスコの大分戦や先週の磐田戦に比べると、非常に改善されていました。
 まずは、立ち上がり。早々に前への姿勢があらわれ、とてもいいかたちに。そして、2分。右で永井がキープするとゴール前のスペースへ走りこんでいた達也へ、ややボールがもつれましたが、ペナルティエリアに入り前を向いたときに相手に倒されPK。正直、これでPKもらってラッキーな感じでしたが、改めてテレビで見るとやはりPKですね。それをアレックスが落ち着いて決めて先制。ただ、ちょっと時間が早いかなとも感じますが、今シーズン初めての先取点です。これで、追加点が取れれば楽になるのですが、これがなかなか取れない。このあとは、1点を追いかける神戸が積極的に攻めてきて、危ない場面もいくつかありましたが、それを跳ね返しレッズが攻め、それを跳ね返され、という一進一退の攻防が続きます。そのなかで、達也のスペースへの飛び出しが印象に残りました。結果的にオフサイドになる場面が多かったのですが、達也の前へ、スペースへ飛び出すという強い意識を感じました。そして、達也・山瀬・長谷部という前線の組み合わせもワクワクするプレーを多く見せてくれました。前節のヘボ審判(あえてこう言わせていただきます)によって出場停止になってしまったエメがいないなかで、スペースへ達也が走りこむ、1.5列目から山瀬が飛び出す、2列目から長谷部がアイディアあふれるパスを出す、そこに、右サイドから永井が攻め上がりいいボールを供給する、啓太が後ろから出てきて枠の中にミドルシュートを打つ、そんないいかたちが何度もみられました。でも、神戸の堅い守りの前にゴールをこじ開けるまではいかず、そのまま前半終了。
 後半がはじまり、いきなり山瀬が決定的な場面を、そしてすぐに相手のミスから達也が1対1の場面をつくったのですが、相手の好プレーの前に追加点を上げることができず。後半立ち上がり早々にこれで追加点を上げられれば楽だったのでしょうが、そうは問屋が卸しませんでした。後半になっても、前半と同じく攻守の切り替えが非常に早い一進一退の展開。ただ、選手の集中が高かったので、このまま完封もできるかなと思った矢先、コーナーから強烈なゴールを決められてしまい同点に。またもやコーナーからの失点です。ただ、今回のは土屋の強烈なシュートだったので、致し方ないともいえるのですが、でも、人へのケアをしっかりしていれば防げたのではと思うのですが。そのあと、やや押されぎみになりますが、そこは集中を切らさず、守りきりました。神戸には多くのFKやコーナーを与えてしまいましたが、危ない!っていう場面はそんなになく、この点も修正は徐々にできていると感じます。
 追いつかれてしまって、苦しい展開のなか、右サイドで互いに何回かスローインをくり返し、レッズのスローインから、山瀬がペナルティエリア内に切り込み達也へ折り返したボールがはじかれ得た右からのコーナーキック。山瀬が蹴り、内舘がつめ、平川が飛び込み、はじかれたところを長谷部が強烈に押し込み、待望の追加点。それもセットプレーから。こういうのがきっちり決まりだすと強くなっていきます。
 いまのレッズは、チームをつくりかえている段階。本当なら、2月のキャンプの時点でどういうサッカーをするのかということを共通理解させるところなのですが、今期は代表で選手がそろわず、ようやく選手がそろったのは3月も下旬になってから。ようやくそれが浸透してきたころだと思います。これからチームが成長していくというなかで、この1勝は非常に大きい意味を持ってくると思います。14日の清水戦、18日の大分戦と連戦となりますが、この3連戦を3連勝できれば、チームは非常にのってくると思います。今日感じたのは、達也が積極的に前へ出る姿勢を出していましたが、やはりエメと達也の2トップとなるとその威力は相当なものになると。そこに、絶好調の長谷部、右サイドで輝きを取り戻している永井、前への姿勢がよく出ている山瀬が攻撃にどうからんでくるか、レッズの攻撃的サッカーが本格的に開花しそうで、4月・5月が本当に楽しみになってきました。
           

2004.4.3.sat 16:04 2004 J−LEAGUE DIVISION1 1st STAGE 第3節
       ジュビロ磐田 3−1 浦和レッズ @ ヤマハスタジアム (16,209人)
 先発 GK 都築龍太 DF 坪井慶介 内舘秀樹 平川忠亮
     MF 山田暢久 鈴木啓太 長谷部誠 永井雄一郎 三都主アレサンドロ FW 田中達也 エメルソン
 SUB GK 山岸範宏 DF 室井市衛 MF 三上卓哉 酒井友之 FW 山瀬功治 
 交代 後半10分 田中達也→山瀬功治 三都主アレサンドロ→三上卓哉
 得点 前半12分 西 紀寛(磐田) 前半17分 オウンゴール(浦和) 前半25分 西 紀寛(磐田) 後半23分 グラウ(磐田)

 またも審判に試合をぶち壊されてしまいました。
 判断基準ばらばら。エメへの1枚目のカードも、「エメだから」という主審の先入観から出たものという感じがしてならない。あれじゃあエメも怒りますよ。まあ、エメにはもっと大人になってもらいたいとも思いますが。ほんと、Jの審判はこんなんでいいのだろうか。
 エメの退場までは、攻守の切り替えがはやく、レッズがジュビロ相手にどこまでできるか、昨年の2nd開幕みたいな試合ができれば、と楽しみだったのですが、本当に台無しにしてくれました。
 でも、ジュビロはジュビロですね。良くも悪くも。中盤でのプレッシャー、ボール回しのうまさ、経験ある選手がそろっているだけあります。その点はレッズはまだまだですね。で、プレーの汚さも相変わらず。とくに23番。ほかにも、エメがあれでイエローなら、っていうのが何回あったことか。それに比べて、レッズってクリーンなサッカーしていますよね。審判の偏見さえなければ。
 今日の失点、とくに西にやられた2点は、どちらも左右に振られてついていけずにっていうものでしたよね。グラウのにしても、きっちりつめきれずにというものでしたし。ここまで4試合、ディフェンスが安定しませんね。先週のナビスコの大分戦よりかは集中していたとは思いますが、でも、西の2点目は1点目と同じような感じだったのだから防がないと、と思ったりしてしまいます。ニキと闘莉王が離脱していることもありますが、それにしてもですよね。彼らの復帰を待つしかないのでしょうが、いまいるメンバーで、もう少し踏ん張れないものかと思ってしまいます。
 攻撃のほうも、まだ連係がうまくとれていないのかなと感じてしまいます。今日は、達也がぜんぜん目立たなかったし、中盤からのボールはことごとくジュビロの網にかかってしまっていたし。でも、終了間際には最後まであきらめないという選手の気持ちを感じることができました。先週のあのばらばらになってしまっていた状況からは回復できているのかなと。結果はこのようなものになってしまいましたが、1人少なくなってしまったなかで、ジュビロの攻撃にもよく耐えていたし、次には期待が持てるのではないかと思います。
 4月に入って、ようやく代表組もチームで落ち着いてプレーできるようになることですし、4月の残り4試合でどういうふうにチームを仕上げてくるかが、今シーズンの大きな鍵となってくると思います。
 今日は所用があり、磐田には行けずにテレビ(ビデオ)観戦でしたが、レッズサポの声は、ジュビサポなんぞ圧倒していました(当然ですが)。試合終了間際、もう負けると分かっていても声を出し続けたサポーター。最後までチームをサポートする。これこそが“PRIDE OF URAWA”、われわれの誇りなのでしょう。