出会いを求めて三千里

 先週の駄文をアップした後、妹から「最近、駄文がグチっぽい」と指摘を受ける。いつか誰かに指摘されるだろーと思っていたが、身内にされるとショックである。しかし、実際のところ、みんなはどー思っているのだろーか?たしかにグチっぽいかもしれん。でも、今回のネタもグチっぽいのだ。すまん。妹よ。(こういう事書くと怒られる)

 さて、以前に、新宿の街でナンパしたナンパレポをお送りした事は記憶に新しいと思うが、(実際はナンパしてないのだが、)どうやらいきなり実践のナンパは私には無理だ、と言う事が判明した。 シミュレーション無しでいきなり実践に投入されるよーなもんである。シミュレーションをしていたセイラさんですら実践のGにはうろたえたのだ。いわんやオールドタイプの私である。いきなりの実践は無謀であった、と言わざるを得まい。
 そこで周りに相談したところ、どうやらネットでのナンパが流行っているらしい。某ルートより、「今はメル友がブーム!もう入れ食い」との情報を仕入れる。さっそくアクセス!
「え?iモードのサイトだよ?」
「パソコンからじゃダメなのか?」
「パソコンからでもええけど、iモードは手軽さがウリだよ?パソコン相手じゃなあ・・・」
かといってわざわざナンパの為にiモードをゲットできるか!(ちょっと迷ったけど。)というわけでパソコンで覗いて見る事にする。
 2秒で飽きる。こんなショボいサイトに通ってられっかこのイカレポンチが!
どうやらiモードサイトは私の性に合わない、という事が判明した。

 やはり、私にはハイテク(どこがじゃ)なインターネットサイトでのナンパが性に会っているであろう。さっそく、出会い系の掲示板を回って見る。ふむふむ、どうやら男性用掲示板と女性用掲示板に分かれており、男性は女性用掲示板で気に入った女性を、女性は男性用掲示板で気に入った男性にメールを出すシステムのようだ。もちろん、自分で掲示板に書きこみ、メールを待つ事もできる。「じゃま〜る」でもそうだが、こーゆーのは既存の書き込みにメールするより自分で書きこみをしてメールを待った方が圧倒的に有利なのだ。なぜなら、「選ぶ側」と「選ばれる側」であれば、前者の方が有利なのは自明だからである。フッ。出会い掲示板、見切ったり!
 さて、では何を書けばナオンたちはメールを書く気になるじゃろか?参考までに、周りの書きこみを見てみる。
・・・ムカつく。どいつもこいつも、「趣味はスポーツです」とか「休日はドライブに行ってます」とか爽やかさ抜群。ユースホステルにでも泊まった事がありそうな連中ばかりである。が、もちろん嘘であろう。だが女性は嘘が好きなのだ(たぶん)。郷に入りては郷に従え、という。ここは私も既存のルールに従い、爽やかな文章を書くしかないであろう。私的には、正直に「アニメオタクでマンガマニアで趣味はパソコンです」と書きたいところだが、それでは黙殺されるどころかそのページの管理人に消されてしまうやも知れぬ。とりあえず、無難に「趣味は登山で、普段はプログラマーやってる東京在住のサラリーマン」というセンでまとめる事にした。これなら嘘はついていないし、それなりに普通にまとまる。うむ、いくらかの反応が期待できそうである。
 が。いくらなんでも、ただこれだけではつまらなすぎる。周りの書き込みを見た時も思ったが、こんなクソ面白くもない文章がツラツラと並んでいるのを見て女性たちは面白いのであろうか?否、面白くないに決まっている。ラスト直前までマジメに書いたのだ。最後の一行ぐらいはふざけても良いであろう。と言うわけで、ついつい、最後に次のような文章を付け加えてしまう。

「・・・じゃがワシの正体は ドラゴンだったのです。」

・・・メール、来る訳も無し。

  どうやら掲示板は性に合わないらしい。聞けば出会い系のチャットも大盛況だとか。実際、友人のT(自伝参照)はこれでゲットしまくっているとか。うむ、チャットなら私のページにもあるし(関係ない)馴れたものである。コレで決まるか!?
 さっそく、いろいろ検索し、「ツーショットチャット」のサイトへ行く。ツーショットチャットとは、ようするに定員が二人のチャットルームである。当然、男性と女性が一対一で会話をするのである。つまり、お膳立ては整っていると言う事だ。これでゲットできねば男がすたるというもの。・・む!つまり、そこで会話ができれば必然的にゲットできる・・!?(違う)
 では、さっそく部屋に入室して待つとしよう。たいてい、このテのサイトには部屋が20ほどあり、男性は先に入って女性が来るのを待つのがルールのようだ。で、その時に1行くらいのメッセージを表示しておける。これで女性は良さそうな男性を選ぶシステムである。ふむふむ、という事は、この1行メッセージで今後の人生が左右されるという事だ!ここでしくじるわけにはいかぬ。では、周りの男達はどんな事を書いているのか、参考に見てみる。

「OLのお姉さま、若い男に興味はないですか?明日にでも吸い尽くしてください」
「会ってえっちしよ。関西の十代の女の子希望。」
「リアルで奴隷的な扱いを受けてみたい女学生はいないかな?東京だよ。」  (全部無断コピー)

・・・マジっすか。いくらなんでも引くだろ!?フツー!女性の方で!!が、このテのサイトに行った事がある方ならお分かりと思うが、これがフツーなのである。なにせ、とてもここにはコピーできないような文章がビシバシ載ってるのである。しかも、驚くべき事に、そこかしこが満室に、つまり女性が入室しているのである!
 ・・・こ、これがルールなんじゃろか!?と戸惑いつつも、とにかくメッセージを考え入室しない事にははじまらない。サテ、空いてる部屋は・・・と。
ない。当たり前の様に、野郎どもに埋め尽されている。もちろん、満室になっている部屋は半分にも満たないので、ほとんどは野郎が一人で入っているのだが。まずは、この空室争奪戦に勝たねばならんらしい。
 とりあえずはチャレンジしてみない事には始まらないので、このテのサイトをいくつか回り、なんとか空室をゲットする。・・・は!メッセージを考えねば!なんか、周りに無いような個性的なメッセージを残さねば!「六道死生順逆の境を覚悟の上、命府魔道に入る」とでも書けば個性バリバリなのであるが、それはやりすぎであろう。おとなしく「ジークナオン」あたりにおさえておく。

 さっそく入室!・・・あれ?ナゼか男性がいる。どうやら、同時に入室してしまったらしい。このテのチャットでは野郎連中が空室を虎視眈々と狙っている為、こーゆー事がよくあるようである。まあ、入ってしまったものは仕方が無い。「いや〜すいませんねえ」ととりあえず挨拶をしてみる。お友達になれるかもしれん(なりたくねーよお互いに)。
 ・・・ん?外?俺がいるのは外?どーやら、先に入室した人間には後から来た人間を追い出す機能がつくらしい。・・・ちょっと待て!だからといって、無言でいきなり追い出す事はねーだろーが!そりゃ、野郎と話したくない気持ちは分るが、俺だってテメーと話すのに長居はしねーよボケェ!!!
 とキレそうになるが、いや、もしかしたら、向こうの「野郎と話してる時間があったら空室を探した方が良いよ」という無言の愛情かもしれん。その可能性は1%も無いと思うが、そういう事にしておく。で、くじけずに(くじけろよ)空室を探す。

 そして、再び見つけた空室!そして、今度こそ私一人での入室!あとは女性が入ってくるのを待つだけである!
・・・待つ。待つ。ひたすら待つ。とにかく待つ。が、入室者、無し。
このテのチャット、無言でいると問答無用で落とされる為、とりあえず独り言を続ける私。
なんかどんどん虚しくなってくる。
とりあえず、10分で堪えられなくなり、落ちる。
後で聞いた話によると、このテのチャットを利用する時は、とにかくブラウザを多窓にし、空室をゲットしまくり、複数の部屋で待ちまくるのが鉄則らしい。そんなクソめんどくさい事やってられっか!!・・・どうやら、ツーショットチャットも私の性には合わないらしい・・・。

 っていうか、結局現存するネットの出会い系サイトには私の性にあったサイトが無い事が判明した。現実世界でのナンパができず、ネットの世界まで妥協したのに相変わらずチャレンジすらできない状況が続く私。私に残された道はなんなのか!?とりあえず思いつかんが、もしみつけたらまたここで報告するであろう!レポートを待て!やっぱ待つな!成功したらネタにしねーっつーの!!「便りが無いのは良い便り」という。良い便りを待て!(なんだそりゃ)

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