キミよ!ギャルゲーにハマれ!!

 あなたは、「ギャルゲー」というとどんな印象をお持ちであろうか?オタクっぽい?ワンパターン?クソゲー?擬似恋愛世界?愛の代わりにギャルゲー?夢の代わりにギャルゲー?寂しき野郎どもの現実の埋め合わせ空間?腐れ(以下規制)。
なるほど、だいたいあってますね。しかし、一つ、大きなポイントが抜けています。ギャルゲーの中には、「偉大なるバカゲー」があると言う事です!

 かくいう私も、ギャルゲーに偏見を持っていた一人であった。私もオタクの端くれとして、オタクのコモンセンスであるギャルゲー、ギャルマンガはチェックせねばならなかったのだが、どうにもこうにもあの甘ったるい世界が許せなかったのである。現実世界で女性に縁がなかっただけに、尚更許せないものがあった。「人生はねえ、そんな甘いもんじゃないんだよ?」とか「普通に生活してたら部屋にいきなり女の子がやってきて甘い生活だと!?そんなクサレた展開があるか!バビル二世を見ろ!普通に生活してたら部屋にいきなり怪鳥ロプロスがやってきて拉致されたあげく女の子どころかコンピューターしかいないバベルの塔で暮らす事になるんだぞ」とか、わけの分らない理由でギャルゲーを避けていた。っていうか、ギャルゲーやるならエロゲーをやれ!くらいに思っていた。その方が正直じゃないか!と思っていた。(つまりエロゲーならやってた。)

 しかし、そんな私をギャルゲーへの道へいざなってくれたのが大学時代のデビット先輩(仮名)である。「KENT1」のページでも書いたが、「サクラ大戦」を勧められ、見事にハマってしまったのである。確かにオタクっぽい。確かにワンパターンだ。確かに、ヘタするとクソゲーかもしれん。だが面白い!サクラ大戦はギャルゲーの中でも名作と言われているが、確かに名作かもしれん。ギャルゲーとして。ここまでツッコミを入れられる要素をバラまかれると、もう無条件降伏するしかありませんわ。楽しいですわ。ハマりましたわ。うーん、ギャルゲーもいいかもしんない。と思いましたわ。

 そして、ギャルゲーを語る上では避けて通る事ができないのが、ギャルゲー界の金字塔「ときめきメモリアル」である。このゲームはスゴい。今のギャルゲー界の盛況はこのゲームが作ったと言っても過言ではないのではないだろうか。しかし、ギャルゲー嫌いな私にとっては、まさに憎き敵の棟梁みたいなもんである。
  このゲーム、女の子を落とすのが目的のくせに、最後は自分は相手に告白されるのを待つのである。なんだその女々しい行動は!?しかも、狙ってる子だけでなく一通りの女の子と仲良くしないと友人から「おまえ嫌われてるぞ」と電話がかかってくるのである。そんなリアルな電話をかけてくんじゃねえ!ゲームの中くらい!と思ってしまうではないか。
 そんなこんなでときメモブームは去り、ようやく凌いだとひと安心していたある日。同じくデビット先輩(仮名)から、「ときめきメモリアル 対戦ぱずるだま」を勧められた。絶対面白いから皆でやろうと言う。ハア?俺はアンチときメモファンっすよ?キャラとかよく知らないっすよ?(多少はしってるけど)そんな俺がやっても楽しいわけが・・・・・

楽しいぃぃぃいいいーーーっっっッッ!!!おもしろすぎ!!っていうか、キャラ、立ちすぎ!!
「チェックだチェック!!」とか「行け!ロボ!!」とかセリフがめっちゃノリノリ!!こりゃすげえ!時間が夢の様に経つ経つ!爆笑しまくり!と、ときメモとはここまでキャラが立っていたゲームだったのか!?まさか世界制服を企む女子高生まで出ていたとは・・!っていうかなにより親友のヨシオ!こいつおもしろすぎ!なんかいつも楽しそうだし!!いや私、ときメモなめてましたわ!これからはもうときメモをバカにしたりしないよッ!と痛感させられた出来事であった。(結局一晩中プレーしていた事は言うまでもない。)

 よく考えたら、「彼女をゲットする」とか「愛を得る」とかいう行為そのものをゲームにしてしまっているのである。こりゃどすげえに違いないのである。もっとも、このヘン勘違いしてホントにマジメなギャルゲー作っちまったとこもあるけど、そーゆーのってたいていダメダメだと思う。ギャルゲーの真髄はバカっぷりにあるのである。笑えぬギャルゲーはギャルゲーにあらず。

 と思っていたら、なんか最近「トゥハート」がブームである(最近じゃねえよ)。これはときメモのようなバカゲーとは違うようだ。しかもけっこう女の子もやってるっぽい。で、私もゲットして見た。でもまだやってない(よく考えたらときメモもまだやってない)。・・・なぜなら、これはギャルゲーの中でも最も私の苦手な部類である、「純愛ゲー」だからである!純愛ゲーとは何か?最近のパソゲー界でよく見る「バカゲーじゃないギャルゲー」であり「エロゲーと見せかけてエロ重視じゃない」ゲームの事である。「エロの要素があるくせに純愛とはこれいかに」と思われるかもしれないが、私が勝手に分類しただけなので気にしないでください。
 これらのゲーム、二つの理由で私にはプレーできん。一つに、「バカゲーという逃げ場がないと私にギャルゲーはプレーできない」と言う事。もう一つに、「エロゲーならエロゲーらしくエロを全面にもってこんかい!」というよくわからんポリシーがあるからである。「Kanon」とか、エロの要素いらないじゃん、とよく聞くけど、じゃあ最初っから18禁で出すな、と思う。ただこれらの純愛ゲー、絵が可愛いせいもあって、やっぱけっこう女の子もプレーしてたりする(←しつこい)。だからプレーするっつうのも情けない話しだが、頑なな態度は決してプラスにならんような気がする。いずれ私もこれらの世界にも進出せねばなるまい。とうぶんしないと思うけど。

 今や、ギャルゲー関係に偏見はもはや持っていない私ではあるが、今だに敷居は低くなかったりする。私の女性苦手っぷりが仮想世界にまで影響してきているとは自分でも思っても見なかった。ゲームキャラであっても被害妄想が抜けん。もはや病気である。
  だが、ギャルゲーも面白いと判明した今、それをやれないと言うのはけっこう損してるとも思う。実際、楽しそうだし。というわけでしばらくギャルゲーリハビリに勤しもうかなと思う。だが、最近生理的にも辛くなってきた。社会復帰はとうぶん先になりそうだ。だからみんなは俺の代わりにギャルゲーをプレーするのだ。そして楽しかったら教えてくれ。僕は大丈夫ですか。

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