波日記


11月5日(火)の波 <流行の波>


友人からスノボのお誘いメールが来た。「スキー」のお誘いじゃなく、普通に「スノボ」と書いてあった。今の時代、冬のスポーツと言えば「スキー」じゃなくてやっぱり「スノボ」らしい。

でも実は僕はスノボをやったことがない。

スノボは今でこそ全く普通のスポーツだけど、出た当時はオシャレでかっこいいイメージの先行する最新の流行りモノだった。そんなイメージに気後れがして、僕はいつの間にかスノボを始めるタイミングをすっかり逃してしまっていた。つまり、流行の波に乗り遅れたわけだ。

山のスポーツなのに波に乗り遅れる・・。

「すいません、灰皿ください」的に微妙なパラドックス・・。

さすがスノボ、どこから切っても小憎らしい。



11月6日(水)の波 <人間の波>

通勤電車は今日も満員。電車が揺れるたび、僕に打ち寄せる人間の波。
それに合わせて漂う、僕もまた波。

吊革の白い取手は、ポンポン船が吐き出した煙みたいだ。
吊り広告のカモメが、列を成して飛んでいる。
次の駅名を告げる車掌の声は、遠くから聞こえる汽笛の音だ。

そんな妄想で現実逃避をして、押し寄せる荒波に耐えてみる。

・・でも、もう限界。

・・・ウンコ・・漏れそう。



11月7日(木)の波 <幸不幸の波>

「禍福はあざなえる縄の如し」という言葉がある。じゃあ「禍福は打ち寄せる波の如し」というのはどうだろう?

縄の例えでは幸不幸を繰り返しながらも状況自体はどんどん進んでいくような感じがする。でも波の例えだと、幸不幸を何度繰り返しても結局状況は何も進んでいないというわけだ。

出る
吸われる
出る
吸われる
出る
吸われる

今日の僕のパチンコみたいに。

でもトータルでは2000円の負け、微妙に後退。

・・・どうも引き潮だったらしい。



11月8日(金)の波 <ナミ>

今日はどんな「波」を書こうかと、少々ノイローゼ気味の今週。一番行くべきじゃなかった場所でウカツにも昼食を・・。

「ナミ一丁!」
「ナミ三丁!ネギダク一丁!」
「ナミ一丁!特盛り一丁!」

・・・。

神様、願わくば、吉野家なんかブッ潰れちまいますように。エィメン。



11月9日(土)の波 <快楽の波>

フェ●においては波のリズムが重要だ。浜辺のさざ波から岸壁の白波、そして荒れ狂う嵐のような大波へ。弱・中・強を巧みに織り交ぜた舌技が、股間を快楽のサーフィンへと駆り立てるのである。

しかし彼女のフェ●は、咥えたとたんから津波級の勢いだった。

こここ、こら!ちょっと待たんかい!俺のちんこは南太平洋のマグロ漁船か!
いきなりぐっぽぐっぽ!じゃねーっつーの!

心の中で悪態をつきながら、強烈過ぎる刺激に全身をピクピクさせて耐える僕。お返しとばかりにシックスナインの体勢に移行するや、彼女のコアな部分をぐりぐりと刺激してやる。

「ああんッ!か、感じるッ!」

・・・彼女もプロだ。

薄暗い個室で繰り広げられる、やや間違った愛撫合戦。荒波vs津波、ちんこが悲鳴をあげ、ま●こが絶叫するエロティックバイオレンスウェイブバトル40分1本勝負。

・・・今日の日記、くだらなさ過ぎる。



11月10日(日)の波 <波平>

サザエさんが始まると日曜がすっかり終わってしまったような気分になってブルーになることを、「サザエさん症候群」というらしい。

それはそうと、磯野家の末っ子ワカメが誕生したのは波平が45歳の時なんだそうだ。舟の年齢は秘密のようだけど、たぶん波平とそうは変わらないだろうから、まあ随分と高齢出産ということになる。

無理なお産がたたって、舟が重い更年期障害など患わないかちょっと心配だ。

更年期障害のイライラで思わず婿イビリに走る舟。
ついには磯野家を飛び出し、定食屋など始めてしまうマスオとサザエ。
その定食屋でバイトをしながら、両親と姉夫婦をなんとか取り持とうとするカツオとワカメ。

日曜の夕方から繰り広げられる、涙の苦悩の家族ドラマ。
脚本は橋田寿賀子、タイトルはもちろん、「渡る世間はサザエさん」。

・・・違った意味でブルーになりそうだ。



11月11日(月)の波 <テキコンの波>

勝負事では上手く波に乗ることがとっても大切だ。だからテキコンの波を掴む為、過去の歴史を紐解いてみた。

第3回テキストコンテストの優勝作品。

第1リーグ 創作系
第2リーグ 創作系
第3リーグ 非創作系
第4リーグ 創作系
第5リーグ 創作系
第6リーグ 創作系
第7リーグ 創作系

・・・。

よかった、「波日記」は創作系だ。

・・・。

そ、創作系ですってば!