★ルパン三世は誰の子なのか? を追いかけていたら、驚くべき結論に至ってしまいました (@o@;)。

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2005年06月10日更新

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2003年04月05日開設

日本で唯一の?

ルパン三世は誰の子か?

驚くべき事実の発見!?

【ルパン一族の秘密】


ここをクリックしてみよう! (^^)/



Who is Father of Lupin III?
A Surprising Discovery!?

by
Kadzuwo J. Shimidzu (Kazuo Shimizu)


Abstract
   Who is father of Lupin III?
   I presume he is grandson of Fujiko OTORI who played the role of "Blonde lady" in Ougon Kamen* (The Golden Mask. 1930-31), a "Lupin vs. Holmes" style pastiche by Rampo EDOGAWA (1894-1965).
   If so, it is natural that he has Japanese appearance, because he is a quarter-breed. This is the reason that he calls himself "Lupin III" not Arsene III.
   And also Fujiko MINE may be a granddaughter of her as Mrs. Mine by (re)marriage. Probably, her name is after the grandmother. And description of beauty of Fujiko OTORI is resemble with Lupin's lost wife, Sonia Krichnoff (both 22 years old then) and Fujiko MINE illustrated by Mr. Monkey Punch.
   If so, Lupin III and Fujiko MINE are cousins of each other!!
   Although it is valued as "an attractive heresy" by Tomoaki HAMADA (leading Arsenian in Japan. Chairman of "Lupin Dokokai"), Mr. Monkey Punch (aka. Kazuhiko and Teruhiko KATO) don't subscribe this interpretation. If Sir Arthur Conan Doyle was alive and well, he shouldn't agree most of works by modern Sherlockians.
Raoul No.37. (Vol.10, No.1. total No.48)         
Feb. 1995. Lupin Dokokai (Lupin Club)
         
* Pastiche of all aspects of Arsene Lupin plus "Le Roi Au Masque D'or" (1892) by Marcel Schwob (1867-1905) and Edgar Allan Poe's "The Masque of the Red Death" (EDOGAWA Rampo is pen name for Taro HIRAI and a pun from Edgar Allan Poe).
   Hayao MIYAZAKI's Lupin III: Castle of Cagliostro is made after just same manner. It is pastiche of all aspects of Arsene Lupin, Ougon Kamen, all episodes of the first series of Lupin III, and Yuurei-tou (Phantom Tower. 1899-1900) by Ruiko KUROIWA (1862-1920) or adopted translation of A Woman in Grey (1898) by Mrs. C(harles). N(orris). Williamson (aka. Alice Muriel Williamson. 1869-1933).
   Also it is said Daitozoku (aka. The Samurai Pirate or The Lost World of Sinbad. Dir. Senkichi TANIGUCHI. 1963. Toho) is a hint of the film. If so, the role of Lupin III is played by Toshiro MIFUNE !!

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○ご挨拶

   皆様ごきげんよう。志水一夫です。本日はようこそ私どものサイトへおいでくださいました m(_ _)m。
 『別冊宝島』 に寄稿させていただいた 「ルブランと乱歩とファーストルパンの集大成/『カリ城』 はできたときから古典だった!」 で言及のみさせていただいた拙稿を、オンライン公開させていただきます。
   いくつか直したいところもあるのですが、それをはじめるとキリがないので、資料的価値 (あるのか? (^^;) も考えて、若干の誤記を訂正した以外はほぼそのままアップさせていただくことにしました。
   ご笑覧いただけると幸いです <m(_ _)m>。
志水 一夫@夜帆 拜     




ルパン三世は誰の子か?*1
驚くべき事実の発見!?*2

壇道礼志*3         
(R. d'A)             

   ルパン三世 (以下 “ルパン” と表記) は誰の子か?
   ルパン二世 (以下 “二世” と表記) の子に決まってるじゃないかって?
   じゃあ、二世は誰の子なのだろうか?
   父親は、もちろん我らがアルセーヌ・リュパン (以下 “リュパン” と表記)。
   問題は二世の母親である。
『新ルパン三世』 第24話 「ルパン調査会」 にもあるように、リュパンが日本人と結婚したという記録はないからである。
   本稿では、この謎に迫り、1つの仮説を提出してみたい。

謎だらけのルパン三世

   それにしても、考えてみれば、ルパンには他にも謎が多い。
   なぜ “アルセーヌ三世” ではなく “ルパン三世” なのか?
   リュパンの孫だと言いながら、見た目にはほとんど日本人なのはどうしてか?
   なぜ、活躍の場がほとんど日本ばかりなのか……?
   どうして彼は、何度も裏切られているにもかかわらず、ああまでも峰不二子に執着するのか?
   その答は、峰不二子の存在と、江戸川乱歩の 『黄金仮面』 (1930-31) とにある。実はそこに、同じ “不二子” という名前の女性が登場しているのである。
   ご存知のように同作品の中で名探偵・明智小五郎と渡り合う謎の黄金仮面の正体は、アルセーヌ・リュパンである
*4
   この作品によると、恐らく大正13年 (1924。『カリオストロの復讐』 の翌年*5)、例によって意外な人物になりすまして来日した彼は、いくつもの日本最高の美術品をまんまと盗み出すことに成功するが、明智のためにすべてを失い、逮捕こそ免れたものの、止むなく日本を退くこととなる。
   この時に、『リュパン対ホームズ』 の金髪婦人よろしく彼に協力するのが、大富豪・大鳥喜三郎氏の令嬢、当時22歳の大鳥不二子であった*6
   乱歩によると、当時、やはり金髪婦人のように、彼女はリュパンの愛人になっていたようである。
   ならば、彼女を連れ帰ることもできず失意の内にリュパンが日本を去った際、彼女が妊娠していた可能性は大いにある。
   そうやって、(恐らくは不二子嬢の強い希望で) 翌年に生まれたのが、ルパンの父親、すなわち二世だったのではないだろうか。
   決して周囲の人たちから望まれてはいない中で生まれたであろう二世は、自分が大怪盗アルセーヌ・リュパンの子であることを知っていただろうし、また、そのために理由のない差別を受けながら育っていったに違いない。たださえ現在とは比べ物にならないほど混血児に対する差別感情が強かったであろう当時の風潮に加えて*7、大富豪の孫とは言いながら、彼は私生児であり、しかも名だたる大泥棒の子であったのだ。
   そのために、彼は独自の人生観を持つことになっただろうし、後に (1979年の 『カリオストロの城』 事件の際に33歳だったという説を採れば、1946=昭和21年に) 二世と日本女性との間に生まれたと思われるルパンにも、それは受け継がれたはずである。
   彼らが泥棒人生を歩んだのには、自分がリュパンの子や孫であるという自負に加えて、自分たちを除け者にした日本の社会への反感もあったのではなかろうか。
   自分があの名高い怪盗、アルセーヌ・リュパンの子ないし孫であるという事実は、彼らにとって、自分のアイデンティティを保つ上で大いに必要だったのである。
   こう考えると、彼の風貌が日本人的であることも*8、彼が日本式に (“アルセーヌ三世” ではなく) “ルパン三世” と名乗っていることも、簡単に説明がつく。
   いや、当然そうでならなければならないのである。
   昭和2年 (1927) には、松竹映画 『昭和時代』 (牛原虚彦監督) が公開されているが、そこには当時学士俳優として有名だった鈴木伝明が、「アルセーヌ・ルパン第二世」 を演じている。その頃には二世はまだ子供だったはずだが、間接的にその影響を受けたであろうことも、想像に難くない。

遺産をめぐる謎

   二世が大鳥不二子の子であることを裏付けると思われる事実は、まだある。
   それは 『ルパン三世』 第38話の 「遺産7200億」 だ。
   これは、ルパン若き日の、リュパンの遺産をめぐる相続争いの話なのだが、これまた、よく考えてみると妙である。
   大怪盗で指名手配もされていたと思われるリュパンの遺産が、どうして法的に (弁護士まで立会いの上!) 相続できるというのだろうか?
   しかも (今は詳しく述べないが) 『ルパン三世』 の話数は必ずしも事件発生順だとは考えられないとは言え、ルパン自身の年齢や話の内容から見て、同じく 『ルパン三世』 第11話 「健在ルパン帝国」 によると、二世が死んだのは右の事件より後のようだし、さらに同94話 (中央公論社版では第90話) の 「さらば愛しきルパン!」 では、そのかなり後になってからも二世も一世 (=リュパン) も実は健在で、3人が一堂に会してさえいるのである!
   どうなっているのだろう?
 『ルパン三世』 第16話 「ルパンに関する12章」 によると、モンキー・パンチ作のマンガ 『ルパン三世』 は、モーリス・ルブラン作の小説 〈アルセーヌ・リュパン〉 シリーズと同様、ルパン自身の話に基づいて作者がまとめなおしたものということになっている。マンガ版とアニメ版との違いは、同じ歴史上の人物を別々の作家が小説に描いた場合のようなものだと考えることができるだろう。
   とすると、当然そこには、モンキー・パンチ氏らのみならず、ルパン本人による何らかの脚色があったとしても、決して不思議はない
*9
   そもそも彼は全世界で指名手配されているという (第1話 「ルパン三世颯爽登場」 扉。ただし、この扉は単行本以降のもので、雑誌連載時は異なっていた。なお、第81話 [中公版第78話] 「能ある悪党は爪をかくす (その@)」 では、単に 「指名手配」 となっている) お尋ね者なのだから、特に自分の出自に関する部分などは、当然事実と異なることが言われていると考える方が、むしろ自然である。例えば、第37話 「ルパン三世とアルセーヌ・ルパンの対決」 で、 「正直、私は正確な自分の生年月日を知らない」 と語ったりしているのも、その現われの一つだと考えられるだろう。
   すると、1つの可能性が浮かび上がってくる。
   ここで彼らが相続争いを演じている “遺産” とは、実はリュパンのものではなく、大鳥家のそれなのではなかったのかということである。
   事実上、ここでルパンは、リュパンの遺産である 『盗術』 1冊のみを相続することになる。
   この 『盗術』 こそは、明智の追及の結果、ほとんど身一つで国外へ逃れることになったリュパンが残した、数少ない遺品――文字通りの遺産であった。
   リュパンの逃亡後に残された盗品の中から発見された 『盗術』 は、命をもかけた恋の相手であったリュパンと引き離され、悲嘆にくれていた大鳥不二子嬢に手渡されたのであろう。現在では考えられないことだが、戦前は非公式に押収品が捜査協力者にプレゼントされるなどということがあったのである。
   忌まわしい思い出の品でしかないとして、そのようなものに価値を見いださなかった大鳥家の人々は、ルパンへの揶揄の意味も込めて、遺産としてそれを押し付けたのに違いない。
 「お前は卑しい泥棒の裔なのだ。オレたち財閥の本家筋とは違うのだぞ」 と。
   そのことは、かなり事実が脚色されているであろう作品自体の中からもうかがえる。当時ルパンが若かったから莫迦にされていたということになっているのだが、それにしては何だか妙なのである。
   その遺産を相続したルパンが最初にしたことは何だったか?
   そこに書かれたことを実行して、ボロ屋敷との交換という形で、他の人々が相続したすべての遺産を奪ってしまったのである!
   これこそは、自分 (と父親と) を継子扱いしてきた大鳥家の人々に対する、見事な仕返しだったのではないだろうか。

峰不二子はルパンの従姉妹?

   実は、峰不二子も、大鳥不二子の孫であった可能性がある。
   つまり、ルパンの従姉妹である。
   その根拠としては、まず、決してありふれているとは言い難い、その名前が挙げられる。
   親族にとっては忌まわしいリュパン事件というものがあったにしろ、美貌の才媛である不二子嬢には、それでも是非という縁談が少なからずあったに違いない。
 「大鳥喜三郎氏には、息子さんのほかに二人の令嬢があった。姉の不二子さんは今年二十二歳、なかなかの才媛で、内地 [台湾も朝鮮半島も日本の一部であった頃の話である] の女学校を卒業した上、外交官の伯父さんの監督で、二年ほど欧州へ勉強に行っていたこともあるくらい、たぐいなき美貌の上にこの閲歴だから、いわゆる社交界の花とうたわれてい」 たというのであるから、 (創元推理文庫版、120頁。以下同作品からの引用は、同版による)、それ以外の履歴に少々の傷があろうとも、引く手あまたであったろう。
   必ずしも周囲の人々に望まれずに生まれた二世が無視されるような形で、彼女が適当なところに嫁がざるを得なくなったであろうことは想像に難くない。
   その結果、二世にとっては異父妹に当たる女の子が生まれ、その子は後に峰家に嫁いで、やはり女の子を産んだ。祖母の名を取って、彼女は不二子と名づけられた……。
   恐らく初代不二子 (不二子一世!?) は、若くして亡くなっており、峰家では既に “若き日の過ち” のことは半ば忘れられた形になっていて、その頃には美貌の才媛であったという点ばかりが強調されて伝えられていたのであろう。
   第64〜66話でルパンと不二子が同時期に同じ大学 (「東西京北大学」 とあるが、学長に当たる人物が総長と呼ばれていることや建物などの描写から見て、明らかに旧帝大系の 「東京大学」 のようである) に在籍していることや、その他の活躍時期などから考えて、彼女が生まれたのは昭和24年 (1949) 頃のことと思われる。
   なお、前記 『ルパン三世』 第11話 「健在ルパン帝国」 によると、ルパンと不二子は、相棒の次元大介ともども幼なじみでもあったという! これまたどこまで信じられるのかはさらに検討の必要があるが、これだけでも、彼らが昨日や今日に知り合った仲ではないということを充分にうかがわせるものである。
   分家の息子が本家の令嬢に懸想するというのは、それほど珍しいことではない。しかも彼の場合、それに加えて、これまで述べてきたような複雑な事情があったのだから、無理もないと言える。
   こう考えると、ルパンと不二子とが常につかず離れずで、愛憎半ばする関係に終始しているのも、理解できるのではないだろうか。
 『ルパン三世』 で最初にルパンと不二子が協力して行なったことが、財閥の乗っ取りであった (第3〜4話) というのも、象徴的である。前記の遺産相続の件が本当に大鳥家の話だとすると、財産こそあるものの、それを相続しようという人たちにかつての大富豪の子孫らしさは見られない。あるいは、作品では 「三住財閥」 となっているルパンたちが乗っ取ろうとした 「日本の財産の三割を持っているといわれている」 財閥の三住家というのは、例えば、終戦後の混乱期にでも大鳥家の財産の大部分を乗っ取ってしまった一族なのではないだろうか?
   前記の第11話 「健在ルパン帝国」 も、これまた実は大鳥家の話だったと考えると、そのことを裏付けているようにも思われるのである。

美貌は語る

   一見荒唐無稽にも思われるこういった推測を裏付けるものは、もちろん他にもある。
   彼女の美貌そのものである。
   最近刊行されている版では判りにくいが、雑誌連載時の扉や最初の単行本である双葉社パワァ・コミックス版の表紙にカラーで描かれてた峰不二子の風貌は、ちょっと日本人離れした独特のものである。
   このことを筆者は、かねてより不審に思っていたのだが、 『リュパンの冒険』 の次の一節に目を止めた時、その疑問は氷解した。
   きゃしゃな、かよわい感じの美しい女性だった。肌は古い陶器のようなつやと、なめらかさをひめており、青白いほおにはほのかにバラ色がさしていた。
   まっすぐで細い鼻、かわいらしくて丸みをおびたあご。人の心をとろかすような愁いをふくんだ青く澄みきったそのひとみと、思わず口づけしたくなるほど魅力的な、花びらにも似たふっくらとしたくちびると、そのどちらを、美を愛する男なら選ぶだろうか……。
(長島良三訳、偕成社文庫版8頁)         

   ここに表現されているソニア・クリチーノフの美貌は、瞳の色を除けば、まさに峰不二子のそれに生き写しなのである。
   そしてまた、 「描いたような長い眉、睫毛の長い二重まぶた、ツンと上を向いたかわいい鼻、豊かな頬、椿の花びらのような唇」 (132頁) と乱歩によって描写されている大鳥不二子嬢のそれとも、相通じているようにも思われる。
   そう、当時50歳になっていたリュパンは、隔世遺伝という生物学上の事実から考えて峰不二子と生き写しであったと思われる大鳥不二子嬢の美貌の中に、かつて愛し、そして悲劇的な形で失った妻、ソニアの面影を見いだしていたのである。
   だからこそ彼は、わざわざ多くの危険を冒してまで、大鳥不二子嬢に執着したのであったのだ。
   そう言えば奇しくも、戯曲版によると、 『リュパンの冒険』 で彼が初めて会った際のソニアの年齢も、大鳥不二子嬢と同じ22歳であった……。*10


○蛇足的付記
   乱歩の許可の下に武田武彦氏によって子供向けにリライトされたポプラ社版 『黄金仮面』 では 「姉の不二子さまは、ことし十四歳、新フランス派の天才少女とよばれている、油絵の豆画伯」 となっており (74〜75頁)、その容貌も単に 「フランス人形のような」 (80頁) とのみ表現されている (これではまるで、リュパンはただのロリコン誘拐犯である……)。
   ところで、前記のように大鳥喜三郎氏には 「息子さんのほかに二人の令嬢があった」 と言い (120頁)、ポプラ社版にもほぼ同様の記述があるが、どちらにも 「息子」 はおろか、妹もまったく姿を現わさない。そればかりか、オリジナル版では、大鳥喜三郎氏が 「いかに堕落しようとも、たった一人の私の娘です」 とまで言っている (150頁)。
   さすがにポプラ社版では、この大鳥氏の発言は割愛されているが、それにしても、この事件の間中、彼女の兄ないし弟や妹がどうしていたのかは、謎なのである。
   なお、アニメ版 『ルパン三世』 の新シリーズ (第二部) 最終回 (第155話) 「さらば愛しきルパンよ (ドロボウは平和を愛す)」 では、黄金仮面が明智にしたように、贋ルパン一味が時限爆弾で用済みの隠れ家とともに銭型警部 (実は変装したルパン) を爆殺しようとするが、これは照樹務名義で同回の脚本・演出を務められた宮崎駿氏の、 『黄金仮面』 のリュパンは真のリュパンとは認めがたいという意思表示なのかも知れない。
   ただし、前記ポプラ社版 『黄金仮面』 では、正にその宮崎氏が監督及び共同脚本を担当されたルパンの劇場版第2作 『カリオストロの城』 のヒロイン、クラリスがルパンを呼ぶ時のように、大鳥不二子嬢が黄金仮面ことリュパンのことを 「おじさま」 と呼んでいる (100頁) のだが……。


オンライン版のための補注

   *1 初出 『Raoul』 No.37. (第10巻第1号。通巻48号)、1995年2月、
ルパン同好会。〔亀甲括弧〕 内およびこの補注は今回の加筆。その他に二、三の誤記を改めたところがある。(本文にもどる)

   *2 初出時の副題は 「『ルパン一族の秘密』 序章」。初出誌の関係で、『ルパン三世』 のファンにとっては多少言わずもがなのこともありますが、そこはご寛恕 (^^;)/。(
本文にもどる)

   *3 ある時は堅めの壇道礼志、またある時は軟らかめの夜帆、しかしてその実体は……? (^^) (
本文にもどる)

   *4 ネタバレ? いえいえ、連載時のままの章題のため、目次にデカデカと名前が出てしまっているんです (^^;)。単行本化の際にせめて 「A.L.の正体」 とかにでもすれば良かったと思うのですが。(
本文にもどる)

   *5 この後で世界旅行に出たとされているところからの推測。ただし、この年には 「上野の博覧会」 に相当するものがなく、それが
「海と空の博覧会」 のことだとすると、『黄金仮面』 が 『キング』 誌に連載されていたのと同じ昭和5年(1930)になり、また 「大礼記念国産振興東京博」 だとすると、昭和3年(1928)だということになる。でもそれだと、二世が三世の父親としては若すぎることになっちゃうんですよね〜 (^^;;)。(本文にもどる)

   *6 この 「大鳥」 という姓にも秘密があるのだが、それはまた後日。
      天知茂が明智小五郎を演じた
「土曜ワイド劇場」 版では、三姉妹になっているばかりか、姓が 「大」 になっているってホントですか? (@o@;)
      同番組は未見なのですが、当時28歳の由美かおるが不二子嬢を演じているのはまだしも、同じ 『水戸黄門』 従者コンビの伊吹吾郎がルパンを演じたのはかなり違和感があったらしいです (^^;)。
   でも意外に好評だったらしく、続編が作られていたりして (^^)。パスティシュのパスティシュ? (^^;)
   カナダ出身のジョゼフ・ワイズマンが中国人のドクター・ノーを演じているくらいなんですから、ハーフとかではない伊吹さんがフランス人を演じても決していけないわけではないのですが……。(本文にもどる)


   *7 料理愛好家でシャンソン歌手の平野レミさんのお父上である作家の
平野威馬雄先生は、が米国で最初の日本風庭園を作られたほどの資産家でしたが、それでもひどい差別に苦しまれたそうです。しかも外人の振りをすると逆に丁寧に扱われるので、余計傷つかれたとのこと (/_;)。(本文にもどる)

   *8 作中で彼の風貌が外人風であるという言及がされたことは一度もないはずである。
      現在テレビでよく見かけるタレントさんの中にはクォーター (片親がハーフ。学術的には 「第二混血」 というそうです (@o@;) の人が多くいるが、マスコミの人でさえ知らないことも少なくない。先年廃刊になったある雑誌では、「日本人の体形が変わった」 という特集でクォーターのタレントさんを実例として挙げていたことがあるほどである。
※便宜上、世間ではハーフとかクォーターとかいった言い方がされていますが、中央アジアで突然変異的に発生したB型血液因子がほぼ世界中に見られることからもあきらかなように、どこかに純血種が存在するというわけではありません。「人類はみな兄弟姉妹」 の
「八紘一宇」 の大精神で行きましょう \(^o^)。(本文にもどる)

   *9 従って、もしモンキー・パンチ先生が本稿の結論に合意されなくても、そのことが即本稿の主張が誤りだということを意味するものではない、ということになる (^^)。
      コナン・ドイル健在なりせば、現代のシャーロッキアンたちの “研究成果” の多くを否定されるに違いないが、だからと言って、“ワトソン医師の版権代理人” たる彼の意見が絶対的ではないのと同様である。

   
ホームズと言えば、こんな話も (@o@;)。
   キリストもモーゼもルパンもホームズもジョン・レノンも日本に来ていたとなると、来ていないのはアイクくらいかも (^^)/。(本文にもどる)

   *10 世界有数のリュパン研究家である
「ルパン同好会」 会長の浜田知明氏は、同誌翌号に掲載された 「ルパンの妻と子」 で、リュパンの子供について、亡くなった女性が実は妊娠していて子供だけ助かった可能性まで含め、作中のすべての関連記述や諸説を列挙しているが、その末尾で本説を 「あとは、前号の壇道礼志氏のような魅力ある 『異説』 に期待したい」 と評してくださっている。
      というわけで、あくまで一つの可能性を論じた 「異説」 なので、あんまり信じすぎないようにしてくださいね (^^;)/。(本文にもどる)



※ 「ルパン同好会」 について
 「
ルパン同好会」 は、会員数こそ数十名とささやかですが、20年近い歴史があり、かつその中身の濃さにおいては世界有数の、アルセーヌ・ルパンの研究愛好団体です。
   会長の浜田知明氏は横溝正史甲賀三郎高木彬光等の国内作品に関する研究でも高い評価を得ておられる方で、ルパンに関する解説でNHKの 『クイズ日本人の質問』 に出演されたこともあります。
   季刊の会誌 『Raoul』 のバックナンバーは文字通り資料の宝庫で、このサイト作成にあたっても大いに参考にさせていただいています。
   そういう会ですので、ルパンをお好きな方には大いにご入会をお勧めしたいところなのですが、ネット上で住所などを公表するのは思わぬご迷惑をおかけする可能性があるので、ここでは控えさせていただくことにします。
   お手数ですが、入会を希望される方は、たとえば集英社文庫版のルブラン作品等に浜田さんが解説を書かれている中に連絡先が出ているので、そちらをご覧の上、返信用切手を同封して問い合わせてみてください。
   事情をお酌みの上、どうかよろしくお願い申し上げます <m(_ _)m>。





Conspiracy of Japan!!
Public Deceived!?

Crick Here!






参照・引用される方へ

   恐縮ですが、このページを参照・引用された場合は、最低限URL (http://homepage3.nifty.com/reveal/lupin/nisei.htm) を明記していただけますよう、お願い申し上げます m(_ _)m。



リンクについて

   このサイトはリンク大歓迎ですhttp://homepage3.nifty.com/kadzuwo/ および http://homepage3.nifty.com/reveal/ 内のどのページにも自由にリンクしてくださって結構です。
   その際、できれば (事前ではなく) 事後にメイルでお知らせをいただけるとありがたく思います。
   こちらからのリンクは、特にリンクに関する言及が見当たらないところもリンク可と見なさせていただきました。
   リンク許可制は日本のローカル・ルール*でグローバル・スタンダードには反するのですが、万一 「リンクはやめてほしい」 というご要望があれば、リンク箇所を明記してメイルにてお知らせください。次回更新時に善処させていただきます m(_ _)m。

* 例外もまったくないわけではありません     
が、完全に莫迦にされてます (^^;)/。
     


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2005 Kazuo Shimizu (志水一夫. Kadzuwo J. Shimidzu)