9月に出会った音楽たち



●9月9日(金)今月は廃盤からゲット!1500円だわ。
なんかレトロなチューナーなのね(洋)A.M. / WILCO
アメリカンロックバンドとしてものすごく好きなWILCO。国内盤なかなか安く見つからんのです。この1stも何度か輸入盤では見かけてたけど買わずガマンしてました。そしたらアルシェで発見!国内中古品を1500円で購入です。バンジョー、フィドル、ペダルスティールなんかがかもし出すカントリー風味が一番強いけど、同時にロックンロールの要素も存分に感じるなぁ。なんだかくるりが浮かぶ曲もありました。使ってる楽器や音楽性からか、アコースティカルでノスタルジックに響いてきます。暖かくて親しみやすいって意味ではポップともいえるかな。最近のWILCOの研ぎ澄まされた音(大好きです)ともちょっと違うけど、WILCOらしいグッドメロディはここにもありますなぁ。




●9月10日(土)今月最初の買出しに御茶ノ水へ。計4100円だわ。
なにやら絡んでおられる様子(洋)MANANA / SAVATH & SAVALAS
才能あふれるスコット・ヘレンさんのユニットですなぁ。国内盤レンタル落ちを800円で購入です。エヴァ・プエロさんとのユニットで、スペイン語によるエヴァさんの歌を前面に押し出したものとなってるわ。これは2ndが出た後のミニアルバムとなるようです。1stの生演奏を大事にした音を想像してたらずいぶん変わってるのね。アコギやピアノの美しい旋律こそたくさん聴けるけど、プレフューズ73のようなエレクトロ処理もものすごく目立ちますわ。そっちの要素のほうが強い曲があるくらいだし。もっと自由な定義になったのかな。全体を通してしっとりとした憂いのあるところは1stと同じかな。マイスパレードやHIMもなんとなく思い浮かんだなぁ。リラックスできる美しい音だわ。
戦時中の子供、かな(邦)レヴェラーズ・チンドン / ソウル・フラワー・モノノケ・サミット
ライブから入って1stアルバムもものすごく聴いてますわ。今もね。こちらは2ndになりますなぁ。中古品を1800円で購入です。民謡や昔のはやり唄をやってますが、聴いてるとジャンルなんか関係ないなぁと思います。小さな頃に聞いた子守唄やお祭りの盆踊りの景色も浮かんでくるし、体のどこかに染み付いてる音だなぁと思いながら聴いてましたわ。中川氏による解説を読んで歌詞をじっくり考えてたら泣けてきたり、アリラン聞いてたらなんだか涙でてきたし。「蒲田行進曲」はさすがに知ってましたわ。1stに比べると幅ひろく歌われてますわ。戦後のものもね。とはいえ一番新しくたって何十年も前になるけどね。チンドン太鼓をホームシアターで聴くとホンマ気持ちええ。
オバQ?何モノ?(洋)TNT / TORTOISE
新譜も買わねばなトータスさん。メタモルで見たかったぞなトータスさん。実はこのジャケにひっかかったことがトータスとの出会いだったりします。国内見本盤を1500円で購入です。プロトゥールスを使った録音ということで、同じくジョン氏がプロデュースしたSTEREOLABやISOTOPE217に近い音作りに聴こえる部分もあるなぁ。音楽としてはジャズっぽいものからノスタルジックな映画音楽のような曲、ガムランのようなミニマルに響く曲からドラムンベースのようなリズムを持つものまで幅広いわ。いろんな音要素が複雑に絡み合いながらも流れるような展開を持ってるし、難解でもなく心地よく耳に入ってくるので素晴らしいですわ。ボートラの竹村氏によるリミックスもいい!




●9月17日(土)今月もネットショッピングですわ。計5921円だわ。
不思議な街だなぁ(洋)Lovekraft / SUPER FURRY ANIMALS
毎回すごく美しくもポップないい音を鳴らしているウェールズのSFAさん。新作の国内見本盤を1554円で購入です。今作はブラジルに滞在しマリオ・カルダートJr.によるプロデュースで制作されてますわ。ブラジル滞在をたっぷり楽しんだ影響が存分に出た、ものすごく大らかな音だわ。これまでで最高のトロトロに甘いストリングスや合唱団によるコーラスなどがものすごい美しい音を作り出してますわ。全曲「愛」をテーマにしてるしね。虫の声や鳥の声も含むいろんな音や、ポップ・サイケデリア・テクノなどいろんなジャンルの音楽が混ざり合ってるのはいつもどおりながら、さらにさらに極まってるなぁ。ボートラなしでしっとり終わってもよかったけど、最高傑作と思う。
きらびやかなロックスターですなぁ(洋)BY YOUR SIDE / THE BLACK CROWES
こないだのサマソニで見たライブすごくよかったなぁ。そんなバンドの99年に発表した5作目ですわ。国内中古品を997円で購入です。ジャケットもなんかきらびやかですが、音のほうもブラック・クロウズにしてはアップテンポでゴージャスな感じに仕上がってますなぁ。ホーンが入る曲もあるし、どの曲もサビの部分ではゴスペルコーラスが混ざってるしね。このゴスペルコーラスはこないだのライブでもすごい効果的に盛り上げてたなぁ。ブルースの要素よりもロックンロールだなぁってすごい思う音だなぁ。その前の作品に比べるとジワジワ来るより即効性のインパクトはあるよね。解説にも書いてたことだけど。聴いてたらツェッペリンも浮かんできたわ。かっこええねぇ。
よく見ると3つ目のライオンですな(洋)LION / THE BLACK CROWES
そしてこちらは2001年発表の6作目、かな。ジャケもタイトルも見たまんまですな。国内見本盤を609円で購入です。上記5作目に比べると、ゴージャス感よりも大らかなバンドっぽさが強く出てると思いましたわ。曲によってはゴスペルコーラス入るけど、もっとバンドだけの歌声って感じに戻ってるし。レーベルを変えて自由を得て作ったらしいけど、その分マタ〜リした感じになったかな。悪い意味じゃなくてね。ジミーペイジと共演してツェッペリンの曲なんかをやっていたからか、楽曲の展開やリフにその影響があらわれてるような気もするなぁ。あ、前作のレビューにも書いてるか。ブレもなく力強く突き進む王道ロックとして、ホンマかっこええバンドだと思うなぁ。
メンバーかな?ボアダムスにもこんなジャケあったような。(洋)The Tipping Point / THE ROOTS
こないだのサマソニで見逃したのが悔やまれる1つですわ。ボナルーの映像でみても最高だもん。国内見本盤を1449円で購入です。通算で6作目になるそうな。生演奏によるHIP HOPであることを特徴としてるようで、ライブ映像ではジャジーかつジャムのような生演奏がすごくかっこよく見えたんだけど、CDで聴くとHIP HOP色のほうが強く感じますなぁ。N.E.R.Dのようにロック色を強く感じるものもなかにはあるけど、トータルにはストレートでクールなHIP HOPって印象が強いかな。なかでも10曲目なんかはジャムの要素や実験的要素の強い大曲で素晴らしくかっこええです。それがこのバンドらしさなのかな〜。ボートラのインストもいいので国内盤オススメかな〜。
日をあびる人々(邦)Sunset / AIR
ずいぶn久しぶりに出してくれた待望のシングルですな。ここからリリース続くみたいだけど。うれしいな。見本盤を315円で購入です。タイトル曲Sunsetはアコギとチェロ?の音の美しい緩やかなナンバーで、すごくリラックスした自然体のAIRが楽しめる曲だなぁ。さよならルララも同系統の音といえるかな。Sunsetのほうがポップなサビがあってね、こちらはもっと穏やかな音で。両曲ともアルバムOneからの実に自然な流れを感じさせる音だし、ジャック・ジョンソンやジョン・バトラートリオ(AIRすごい好きみたいだし)を彷彿させるオーガニックな音でもあるねぇ。元々AIRの持ってる1面だと思うけど。サマソニ東京のビーチステージでも聞きたかった音だなぁ・・・。
なんか音の現れてるジャケ(洋)HEY HEY MY MY YO YO / JUNIOR SENIOR
前作は凄く楽しくなる音の詰まった1枚だったよ。サマソニは入場規制でみれなかったし。そんな2人の2ndですわ。国内見本盤を997円で購入です。1stに比べるとムーディーな音にはなってるけどやっぱり楽しくなれるいい音ですわ。1stよりも楽曲の方向性も統一されてるなぁ。きらびやかなシンセ音はさらに強まってて、女性コーラスやボーカルを多くフューチャーしたソウル・ミュージックの要素が強い音だわ。同時にビートルズなんかも浮かぶポップなメロディが楽しめますわ。聴いてると、なんだかイベントライブなんかの合間にあるDJタイムをフロアで楽しんでる気分になったよ。どこか懐かしさもある素敵な音です。なんだかほっこり幸せになれるなぁ。




●9月20日(火)会社の身近にいたメタル好きさんより借りたわ。
みんな鋼鉄だねぇ(洋)METAL WORKS 73-93 / JUDAS PRIEST
目の前にいていつもしゃべってた事務員さんが実はメタル大好きで。思わず借りてしまったベスト盤2枚組。20年のまとめとはすごいねぇ。最近はロブさんがボーカルに戻って来日もしてましたなぁ。インナーのアルバム一覧みたら、以前ほとんど持っていたことに気づいたよ。借りた目当てはペインキラー聴きたかったんだけどね〜。最近壊れるとカラオケで歌うペインキラー。この曲だけ激しさが一段と増してますなぁ。鋼鉄度もアップ?他の曲はいかにもブリティッシュ・ヘビーメタルって感じがするねぇ。レインボーやアイアン・メイデンも思い出してしまったよ。当然のことながら聞き覚えある曲ばかりだねぇ。懐かしい。メタル魂が復活してきました。ベース弾こう。




●9月24日(土)久々(な気がする)のユニオンと、西荻窪のマーブルディスクみたいな店で。計2859円だわ。
骸骨ヤキソバ食うてはるわ(邦)YAKISOBA / マーガレットズロース
HPみたらディスクユニオンで売ってることに気づいたCD-R作品。前にユニオンはなかなかCD置いてくれないなんて大ちゃん言ってたんだけど、状況変わったのかな?5曲入りを525円で購入です。1曲目がファンク色のつよい曲でなんか新鮮だなぁと思いましたわ。どの曲もやっぱりズロースの世界だなぁと思いますわ。ギターもベースもドラムも特に音色が違うわけでもなくいつもの音色だし、歌い方やコーラスの入り方もズロースらしいなぁと思います。もちろん平井さんの詩世界もそのままでね。ほんとまっすぐ素直なバンドだなぁと思います。日常のひとこまをきれいな日本語でいつも歌うなぁ。いつかライブも見に行かないとなぁ。俺もバンド頑張らないとなぁ。
かっけえバンド名とロゴだね(洋)BULLET FOR MY VALENTINE / BULLET FOR MY VALENTINE
東京サマソニで目当てにして待ってたのに、ドラムさん高熱でキャンセルになってしまって残念だったバンドだわ。大阪サマソニのライブ映像やロッキング・オンのサンプラーで聴いても好きな音だったので買ってみたわ。エンハンストでPV入りの日本デビューEPだわ。中古品を1134円で購入です。流麗にメロディを紡ぐツインギターに力強いリズム隊、歌い上げるボーカルとスクリームに気分が盛り上がりますなぁ。メタル色が強いけどそれだけじゃなく、メロデス風味やエモの要素も感じますなぁ。楽曲がほんと素晴らしいと思うわ。プロデューサーがカーカスやマシーンヘッドを手がけられた方だというのはよくわかる音だなぁ。間もなくでるアルバムに期待大だわ。
新しいのににじんじゃって・・(洋)WITH TEETH / NINE INCH NAILS
こちらはサマソニで期待を裏切ることなく素晴らしいライブを見せてくれたトレントさんのバンドですなぁ。前作から6年も経ってたとは。とはいえ毎サイクルは大体そんなもんだったりするんだね。国内見本盤を1200円で購入です。前情報で吹っ切れたアルバムだとは認識してましたわ。サマソニでもエネルギッシュで激しい姿を見てたし。で、聴いてみると大きく印象は変わらないものの、生々しい音になってますなぁ。歌詞を読んでると、自分の内面を見つめた末に弱さを晒してどうでもいいやと吹っ切れてますわ。声にもそれが良く現れてると思うなぁ。気分が高揚する音というよりじっくり聴き込んで考えたい音だなぁ。また新たなスタートをきる狼煙のようなアルバムかな。




●9月27日(火)健康診断の帰りに寄り道ユニオンにて。1680円でしたわ。
夏らしいなぁ(邦)Endress Summer Record / NATSUMEN
サマソニに出てたことは知ってたけどノーチェックで、あとで映像みてかっこよくて買いたくなってたところで発見です。中古盤を1680円で購入です。以前CDも持ってて好きだったBoaTのASEさんが中心となったグループでAINEさんもギターで参加してるし、BoaTが中心なのかな?サックスなどもメンバーにいるインストバンドとなったようです。BoaTのときもカオティックな部分があったけど、今のバンドにもそれはあって、さらにジャズやロック、プログレなどが渾然一体となった音楽性でかっこええですわ。ロック・ハードコア色の強いJAGA JAZZISTって気がしないでもない感じのかっこよさです。クリムゾンっぽくもあるしね〜。切なさもあるのがいいなぁ。ライブ見たい!




●9月28日(水)逃れられないネットショッピング。計5376円だわ。
楽しいおじさんたち(邦)電気グルーヴとかスチャダラパー / 電気グルーヴ×スチャダラパー
今年のフェスにもいくつか出てましたなぁ。スチャダラパーだけなら買わないんだけど、大好きな電気が一緒だし、フェスの映像みてたら楽しかったので買ってみたわ。見本盤を1554円で購入です。何気に最近の音楽いろいろ詰め込んでやられてますなぁ。エレクトロ・クラッシュみたいなんやら、HIP HOPのディスり合いやら、別に馬鹿にしようとかじゃなく楽しくユル〜クやられてるんだろうなぁ。歌詞がTwilightは普通だけど、あとは脱力して笑っちゃうようなのばかりで面白かったなぁ。瀧さんとANIさんのいじられ方が好きです。最後はしっとり演歌調歌謡曲で終わったりとやりたい放題で、ドリルキングアンソロジーと同じ感覚で聴ける、かな?ユルさがいいなぁ。
街を食おうとしているの?(洋)Z / MY MORNING JACKET
サマソニで以前みたし、今年はフジにやってきてましたなぁ。きっとかっこええライブだったんだろうなぁ。そんなバンドの2ndかと思ったら日本未発表があるので3枚目?4枚目?ですなぁ。国内見本品を1344円で購入です。前作が豪快なアメリカン・ロック色強くてサイケデリア色もある音だったのに比べると、こちらはさらにフレイミング・リップスのようなエクスペリメンタル色も感じるし、ポップな曲もあるし、豪快で熱いロックもあり、とさらに振り幅広くなってますわ。ピンク・フロイドが浮かぶ部分もあったし。音がカチッとキレイでリヴァーヴがすごく美しく効いてるなぁ。キーボードの音が前作より効果的で、多幸感のある曲も増えてて素敵だわ。幽玄に終わるボートラも最高!
穏やかだか荒れてるんだかわからん海面(洋)OUT OF EXILE / AUDIO SLAVE
元レイジのメンバーとサウンドガーデンのクリスさんによるバンドですなぁ。以前のバンドと違うかっこええ音を聞かせてくれてた1stも好きだったので。国内見本盤を1134円で購入です。1年半以上もライブを続けて本当のバンドになったとメンバーも言ってるように、前作よりもすべてがナチュラルに響いてきてるなぁ。馴染みやすくてノリのええ楽曲も凄く増えたなぁ。個性もでまくりで、トムさんの特徴的なギターワークも炸裂しまくりだったわ。ティムさんの弾くかっこええリフ聴いてるとベース弾きたくなってくるし。ブラッドさんのカチッとして力強いタムロールも印象に残ったし、憂いと渋みを併せ持つクリスさんのボーカルも活きてるし。バンド効果って素晴らしいですなぁ。
燃えかけマッチ(洋)Harmony No Harmony / Million Dead
前作はいいんだか悪いんだかわからないプロデュースもあって、荒々しさ全開だった気がするけど、だんだんかっこよさに気づいて。最近よくベースで弾いたりしてました。そんなバンドの2ndの国内見本盤を1344円で購入です。性急さと荒々しさの目だった1stに比べると、印象は大きく変わらないもののポップなメロディや荘厳なコーラスの入る曲、しっとり聴かせる曲など美しいメロディもアップしてますわ。音の分厚さよりも繊細さを選んだような引き気味のプロデュースも、メランコリックなギターフレーズに淡さを加味してる気がしたり。やや弱いボーカル含めてCOALTER OF THE DEEPERSなんかも浮かんだなぁ。でも残念ながら解散とは・・・。頑張って欲しかったよ。








前のページに戻る