1月に出会った音楽たち



●1月7日(土)今年はネットショッピングでスタートです。計4713円でしたわ。
どこの電線だろうねぇ?(洋)WHAT TIME DOES YOUR TRAIN LEAVE TODAY? / gaston
これは帯見て気になったので買ってみたよ。ドイツの5人組のインストロックバンドだそうな。国内中古盤を995円で購入です。1stアルバムのようです。ライナーにも書いてあったけどドイツっぽい音ではないかも。ドイツにはKRAFT WORKなんかのテクノやMOUSE ON MARSなど電子音のイメージがあるけど、このバンドは生演奏による音だしね。ベース、ドラム、ギター、ヴィブラフォンって編成でね。曲によってサックスなども加わりますわ。元々ダブルベースにドラムといったトリオから始まってるせいか、同じくリズム隊に特徴あった初期TORTOISEを彷彿させるところはあるなぁ。尺も短めで軽快に聴かせる構成力もあるし、いいバンドだと思いますわ。好きな音です。
シンプルにマイクの前で・・(洋)THE ASTRONAUTS ARE SLEEPING 2.0 / her space holiday
2003年作の5枚目、THE YOUNG MACHINESからさかのぼって聴いていっておりますわ。これは2枚目になるそうな。国内見本盤を785円で購入です。もともと2枚組として制作したものを2つのレーベルから1枚ずつに分けて発表し、さらにはその2枚から曲を厳選して1枚にした日本編集盤となるそうな。ややこしいですが。当時の機材の関係もあって、エレクトロニカ色よりもギターの音色が目立つかな。宅録の素朴な温かさなんかが逆に良く出てるような気はします。ドローンとした鍵盤の響きがサイケデリックでドリーミーな世界観を作り出してますわ。後の作品と大きく印象が変わるわけでもないので、方向性が定まる原点だったのかなとも思いながら聴きましたわ。
一通りバンドセットだねぇ(洋)NOW HERE IS NOWHERE / SECRET MACHINES
おととしのサマソニで見てすごくよかったので買おうと思ってたらこんな時期になったなぁ。国内見本盤を575円で購入です。NYで活動するトリオですわ。古くはピンク・フロイド最近ならフレミング・リップスやスペースメン3にも近いサイケでスペーシーな音でありながらすごく壮大な音に感じるのは、力強いドラミングによるグルーヴのせいだろうなぁ。ライナーでも比べられてるレッド・ツェッペリンなんかを彷彿させますわ。1音1音がものすごくロックを主張してる気がします。鍵盤の使い方や空間の作り方も絶妙だわ。実にかっこええです。全体を通して明るめでポップな部分すらあるんだけど、元々はもっとダークな音も奏でてたらしいね。そちらも実に気になるものだねぇ。
シンプル黒模様。(洋)FIRST IMPRESSIONS OF EARTH / THE STROKES
1stはガツンときて、2ndはあんまりしっくりこなかったのに最近いいなぁと思ってたり。そんなバンドの3rdだねぇ。国内中古盤を1835円で購入です。なにやらピンバッチ入り。1曲目聴いた瞬間に変わったな〜、抜けたなぁって思いました。音がすごくクリアになって勢いがあってね。アルペジオをたくさん用いたギターフレーズも、力強さに驚いてしまったベースフレーズもかっこええし。よりアグレッシブになっているけど同時にポップさもより際立ってますわ。メロトロンと歌だけの曲があったり、どんどん多彩に変化・進化していってるけど、1stから一貫して変わらないストロークスらしい音が鳴っていると思います。醒めた印象だったバンドが衝動を表面化したって気がするなぁ。
リアルキングコング。かっこええ。(洋)Jazz Life Vol.2 / V.A(DVD)
なにやらジャズの廉価盤DVDがシリーズで出てるようですな。これはART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS目当てに買ってみたよ。国内中古盤を523円で購入です。個人的にジャズの中ではハードバップと呼ばれる音が凄く好きなのです。なんだか性急で火の出るような熱い演奏が最高だなぁと思うし。ちょうど映画をやるキングコングのような顔したアートブレイキーさんが後方でどっしり構えて、各プレイヤーのソロが順々に展開されてて素晴らしくかっこよかったなぁ。アートブレイキーさんの各プレイヤーを引き立てるドラミングも最高ですな。一番目立ってたのはマルサリスさんかな。もう一組MIKE MAINIERI GROUPという方々が収録されてました。こちらはヴァイヴ奏者を含むフュージョンになるようだけど、俺にとっては掘り出し物でした。元々フュージョンからジャズ聴きだしてるし、THE DYRAN GROUPとかのヴィブラフォンも大好きだし。予想以上に激しい演奏も聴けたし(リズム隊も最高!)、しっとりした演奏も夢見心地になれたしね。




●1月8日(日)柏に焼き鳥屋開拓行ったついでにユニオンへ。計2320円でしたわ。
一人でがんばるねぇ、写真的に(洋)THE HUTSLE / G.LOVE
最近ジャック・ジョンソンがすごくいいなぁと思ってて。そんなジャック・ジョンソンとも親交深い方なので。国内中古盤を1160円で購入です。だいぶ前から名前は知ってたけど、たくさんのアルバム出されてるのね。アップライトベース(クール!)とパーカッシブなドラム、そしてアコギによるフォーキーでブルージーな演奏にヒップホップのような歌が乗ってますなぁ。ファンクっぽいものやレゲエのエッセンスがあったりもするのね。モノクロの、このジャケどおりのイメージの音だねぇ。ドライで渋みもあるけどロックしてて楽しくもあり。Gさんに起こった別離についての曲が多いけど、大まかに言えばすべて愛を歌ってるのね。お酒呑みながらマタ〜リ聴くのに心地よい音だなぁ。
ニット帽似合いますなぁ(洋)ONE TREE / MISHKA
上記とほぼ同じ理由、というか同じようなヴァイヴを音だといいなぁと思って。国内中古盤を1160円で購入です。アコギ主体で、レゲエやフォーク、ダブなんかの要素もありますなぁ。オーガニックなグルーヴのある、いい意味で緩い音で、予想通りのグッド・ミュージックでした。穏やかな波間で戯れてるような自然の光景が浮かぶなぁ。どこか悟りを開いてるような、大らかさがよく現れた歌詞も素敵です。何度か登場する「ジャー」って何だろう?自然の神とかそんなんかなぁ?思えばジャック・ジョンソンよりも先に出てきてる人でしたな。1stアルバムから世界観もぜんぜん変わってないようだし、ぜひ聴いてみたいものだなぁ。売れなくてもいいので、単純に楽しみたい音だなぁ。




●1月14日(土)今年のライブは(も?)渋さから。物販でCDも。2500円ですわ。
(LIVE)
渋谷 O-East / 渋さ知らズ
今年も渋谷の渋さ知らズからライブ観戦のスタートとなったなぁ。寒く乾燥した日がずっと続いてたのに、すごい雨降りだったねぇ。友人とまずは軽く飲み屋で焼き鳥かじってから向かいましたわ。向かう頃には小振りになってよかったけど。
ほぼ定時に始まったライブは、まずMCである渡部氏の頭蓋骨骨折ネタ映像から入りましたわ。サイトによると、どうやらホントに転んで骨折したみたいですな。残念だけどしかたないね〜。ということで今回は参加されなかったですわ。まず去年同様に2階からホーン隊が降りてきました。前回は目の前にきて立ち止まって演奏してくれたけど、今回はあっさり舞台にいっちゃったねぇ。今回はダンサーさん(ペロさん、さやかさんと白塗りさん男女2人ずつ)もあわせて30人ちょいって感じだったかな。ステージではCDジャケットのアートワークでもおなじみな、スズキコージズキン画伯によるライブペインティングも行われてて、見事な龍が描かれてたなぁ。海外巡業の映像がバックでは流れていて、「股旅」のときなんかは渡部さんがひたすらいろんなところを走り回ってる映像流れてて面白かったです。勝井さん、太田さんと二人のヴァイオリニストもいたし、スガダイローさんのピアノは今回も凄まじすぎでした。ちょうどステージに背をむけて弾いてるところがよくみえたのでよかったなぁ。魅入ってしまいましたわ。
後半でカルメン・マキさんが出てきて3曲ほど歌ってくれたけど、声量あってすごかったなぁ。プログレ大好きだった我が20代前半(暗いねぇ)、カルメン・マキ&OZやブルースクリエーション大好きだったのでなんかうれしかったです。最初外人かと思ってしまったなぁ。そのときの記憶そのまんまの声だったので、名前聴く前にわかりましたわ。あとは途中でチェックのコート着たおっちゃん出てきて、出てきたと思ったらそのまま去っていって、最後の「本田工務店のテーマ」のときは変な手振りで歌ってたけど歌うタイミング間違えたのか最初とめられてたし・・・。謎。ライブ終了して会場でたところで、そのままの格好で傘さして突っ立ってたねぇ。
終わってみると3時間弱。MCの渡部さんがいないので最初のほうは寂しいなぁとちょいと思いましたが、別に問題なしだったねぇ。後半はいつものように盛り上がりまくりだったしね。年初めに元気もらってよかったなぁ。ペロさんやっぱりセクシーでええなぁとも思いました。今年もまたいける限りライブいってしまいそうだなぁ。
牛?猛牛?(邦)渋全 / 渋さ知らズ
つい先日発売されたもので、ライブ会場でもたくさん売ってました。ポスターつきで。avexからでるとは。新品を2500円で購入です。新曲や未発表テイクなんかがたくさん詰まってますわ。新曲「ニューゲート」はライブでも1曲目に演奏されてましたなぁ。個人的にはクリムゾンの「21世紀の精神異常者」のインストパートを思い出すなぁ。新録音された「渚の男」「阿呆の王」なんかはすごく生まれ変わったなぁと思います。「火男」「Pチャン」は渋旗音源のリマスタリングかな。どの曲も迫力が大幅にアップしてて興奮するねぇ。ライブでもしっとりとした歌と演奏を聴かせてくれる「ひこーき」は感動的な曲で大好きです。ライブを思い出しながら堪能しましたわ。最高です!




●1月17日(火)アルシェにて何度か買おうか迷ってたけど、やっぱり。計1400円でしたわ。
かっこえええモチーフだね(洋)The Ensemble of Tejakula Village / GAMERAN GONG KEBYAR
実はガムランってたくさん種類あるよね。そんな中でも激しさもよろしいガムラン・ゴン・クビャールを。国内中古盤が500円だったしね。ゴン・クビャールの発信源である、テジャクラ村の方々による演奏ですわ。轟鳴と炸裂のガムランって邦題どおりの凄まじく激しい音だったなぁ。ものすごい激しく素早い演奏なんだよね。高音でめまぐるしく変化する金属音もあれば、低音でリズムキープをつかさどる金属音もあり。写真を見る限り何がなんて楽器だかよくわかりませんが、すべて打楽器っぽいですわ。打楽器の作り出す呪術的で激しい音ってトランス状態になれて好きですわ。その凄い音が実際は舞踏と一緒になってるってのがまたすごいよね〜。生でみたいよ。
こいつがキンコンなってるんですな(洋)Gamelan Gong Kebyar of "Eka Cita", Abian Kapas Kaja
これまた上記と同じ理由で買ったものだわ。炸裂のゴングって邦題も好きだし。国内中古盤を900円で購入です。値段は上と逆だったかも?もはやたくさんガムランCD聴きすぎて、聴いたことあったかどうかすらわからなかった(ライナーもなんか読み覚えがあるような文章)けど、3曲目の歌(というより語り)いりは明らかに聴いたことなかったねぇ。どの曲も素早い展開のあるミニマルテクノを聞いてるようでもあり。人力トランスのROVOなんかを聴いてる感覚と個人的には近いなと思ってたりします。どちらも超絶技巧だしね。どんどん受け継がれて鍛錬と進化を繰り返してきたガムラン演奏。激しいリズムに身を任せていると陶酔できて心地よし。酒と一緒に飛ぶさ。




●1月19日(木)お昼休みにぶらっとブックオフへ。計2350円でしたわ。
太陽と海、いいねぇ(洋)DONAVON FRANKENREITER
最近のスロウミュージック(だったっけ?)って流れの中で、ジャック・ジョンソンさんなんかと一緒に紹介されてるし。国内中古盤を1350円で購入です。ハワイのジャックジョンソンさん宅でGラヴさんや気の会う仲間達と一緒に楽しく作られた1枚みたいですわ。音楽的にもジャックジョンソンさんたち同様に、アコギ主体の温かい音楽だなぁ。ほんと伸び伸びと自然体でリラックスした空気が流れてて素敵だわ。曲やプロデュースがいいのももちろんだけどね。と思ってたら最後にライブ演奏がボートラに入ってて、こちらは終盤からジャム演奏っぽい展開に変化して、躍動感にあふれてて素晴らしかったなぁ。アルバムを通してあふれる自由な空気に憧れてしまいますわ。
いろんなこと考えてますなぁ(洋)PHRENOLOGY / THE ROOTS
去年のサマソニの映像見て良さに気づいて、買ったアルバムも素晴らしかったので、見つけたら即買いしてしまったなぁ。国内中古盤を1000円で購入です。これはスタジオ録音盤としては5枚目、通算6枚目になるアルバムみたいです。生演奏ベースにサンプリングや打ち込みも混ぜたヒップホップって路線は、最新作とも変わってないですなぁ。前々作と比べればMCが二人脱退しギターが一人加入して作られたもののようですな。元々演奏バンドとして素晴らしいと思って聴いているので、インストパートが充実した曲(10分超のWATERなど)がすごく良いと思ったよ。MCが減ったことには寂しさは感じなかったなぁ。豪華な客演もいっぱいあるしね。ジャケもいいなぁ。




●1月29日(日)お昼にユニオンで買い物。計2310円でしたわ。
どことなくニューウェーブっぽいな(洋)RADICAL CONNECTOR / MOUSE ON MARS
買おうと思ってたらすっかり忘れてました。もう1年以上前に出てるんだねぇ。国内中古盤を1680円で購入です。通産8作目になるそうな。これまでの作品のように全編インストかと思ったら、全曲しっかりとした歌物に変化してましたわ。ちょいと意外だったなぁ。男女2人のボーカルが参加していて、1曲目なんかの多重コーラス聴いてたらステレオラブも少し思い出したよ。アルバムを通して声はヴォコーダーで加工されている比率が高いけどね。複雑な電子音で構築されたトラックは相変わらず面白くて好きだなぁ。それが歌物になったことでさらに聴きやすくポップに響くようになったなぁ。新たな方向性を打ち出した力強い一歩となるアルバム、となるのかもね〜。
よくみりゃ髪の毛、カキだな(洋)THE GRAND PECKING ORDER / OYSTERHEAD
PHISH好きとしては各個人のソロ作とかも気になりますわ。これはトレイさんとレス・クレイプールさんとスチュワート・コープランドさんによるバンドだねぇ。国内中古盤を630円で購入です。PRIMUSはちゃんと聴いたことないのでなんともいえませんが、それぞれのよさがブレンドされた面白い音楽だったなぁ。ジャム要素強い演奏だけど、どこかポップにまとまってもいて。レスさんの面白いベースラインがすごく耳に残ったなぁ。レスさんが歌うかトレイさんが歌うかによってもまた印象変わりますわ。もっと演奏主体かと思ってたら歌物としても楽しめましたわ。そのあたりはPHISHに感じるよさでもあるかも。面白い組み合わせだしもっと聴いてみたいものだなぁ。




●1月30日(月)会社近くの穴場的レコ屋にて。1480円でしたわ。
通路の先は光ってますなぁ(邦)STILLING, STILL DREAMING / THE BLUE HERB
これはおととしにライジングサンでライブ見てから買おうと思ってたんだけど、こんな時期になってましたわ。ようやく。中古盤を1480円で購入です。2枚組ですなぁ。ライブではトラックが凄くクールでかっこよくて、本拠地である札幌のことを強い言葉で歌ってる(というよりポエトリーリーディングって言い方がしっくりくる)のが印象に残ってました。アルバムもその印象どおりで素晴らしかったです。実際ライブでも聴いた曲もあったし。韻を踏んでいるだけではない言葉の選び方や札幌であることのアイデンティティの出た内容もいいんだけど、それよりもアブストラクトでメロウに響くトラックメイキングが好きです。軟弱さのない真摯でクールなヒップホップなので好きですわ。








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