10月に出会った音楽たち



●10月1日(日)ライブ前だったし某さんからレンタルしたよ
何の○だろね?(洋)THE SILENT FORCE / WITHIN TEMPTATION
これは車の中でかかってるのを聴いて気になりましたわ。そしてラウドパークにも出演するし、予習もかねて某さんからレンタルです。ゴシックメタルですな。80人のオーケストラと合唱隊もフューチャーしたシンフォニックで荘厳な音世界は、以前持っていたTHERIONやシンフォニック・プログレのパー・リンド・プロジェクト(名前若干違うかも?)なんかも思い出しましたが、透明感あふれる女性ボーカルと印象的な分かりやすいサビメロが、ぐっと身近な音楽にしてると思いましたわ。もちろんEVANESCENCEにも近い部分はありますわ。DVDでライブの模様を比べてみたんだけど、こちらのほうが大仰な感じはしたなぁ。ラウドパークで時間があればぜひ見てみたいなぁ。




●10月4日(水)今月もネットショッピングです。4086円でしたわ。
何の拡大だろ?(邦)PHYSICAL FICTION / Tatsuya OE
この方はどの作品買っても今のところハズレなし。やや古いアルバムみたいだけど聴いたことなかったので未開封見本盤を995円で購入です。2003年発表でこの名義はこれだけ、なのかな?他の作品と違ってメロディがほとんどないですわ。工業製品が作動してる音のようなインダストリアルな質感たっぷりの音で、強烈なリズムパートがあるわけでもなく淡々としてるといえばしてるかも。キャプテンファンク名義のアッパーで楽しい作品とも、OE名義の生音も大事にした硬質な音とも違うけど、その合間にある音っちゃ音な気はしましたわ。この作品ぐらいから快楽的というよりはぐっと芸術的になっていってるような。シンプルでひとつ筋の通った作品でしたわ。
いいおじいちゃんだ(邦)スピリチュアル ユニティ / 登川誠仁
ソウルフラワーモノノケサミットなどで名前を知って、こないだのゴーストヒッツでも曲を聴いて気になったので、見本品を943円で購入です。ソウルフラワーユニオンも数曲で参加しており、中川氏はプロデューサーも兼ねてますわ。登川氏によるオリジナルの楽曲と数曲の沖縄古来の歌で構成されていて、もちろん沖縄の言葉で歌われております。モノノケサミットにしてもそうだけど、昔は聴いてられなかった日本らしい大衆音楽(とでも言ったらいいのかな)が、いつ来ても飽きないほど聴けてしまうのは、表面的な部分ではなく日本人だからこそ訴えかけてくるものがあるのかなぁ。登川氏および率いるバンドの力強い歌声と演奏もそんな力を存分に持ってますわ。
ラジオ犬(洋)CRAZY ITCH RADIO / BASEMENT JAXX
これまたどのアルバムも素敵でテンションあがる方々ですわ。新作の国内見本品を1310円で購入です。これが4作目だわ。バラエティにとんだ楽曲に統一感を持たせるのに困っていたところ、ザッピングして楽しむラジオ番組をコンセプトにすればいいってことで吹っ切れて作られた作品だわ。大仰なオーケストラのインストから始まってバンジョーの効いたポップな曲、ファンフォーレチョカリーアを彷彿させるブラスの入る曲など聴いてて楽しい曲満載ですわ。歌ものも多く、歌詞もクラブの女性の会話風なものなどユニークでよかったですわ。統一感がなくなってることもなく、ベースメントジャックスらしいハウスビートをベースに、一気に聴き通せる一時間でしたわ。
よくみると魚と人(洋)TOG E GO BOG E / KiLA
これはこないだ渋さのライブチラシか何かで名前知って気になってしまったのですわ。中古品を838円で購入です。これは98年作の3作目だそうな。フィドルやフルートそしてアコギの奏でるアイリッシュ/ケルト独特のウェットで物悲しさのある伝統的なメロディと、アフリカンビートや現代のロック的な展開が混ざり合ってますわ。ちょっとサブライムも浮かぶレゲエっぽさのある曲や、打楽器炸裂しまくりのすごくロック的な激しいビートに展開する曲もあり。アシュレイ・マックアイザックなんてケルト・ミクスチャーなアーティストを持ってますが、そこまでダンスミュージックに接近してはいないにせよ、近い自由な感性でバンドとしての音を鳴らしてるグループだなと思いましたわ。




●10月5日(木)5のつく日はいかないとのアルシェにて。券がたまって3000円引きで2410円でしたわ。
顔はこんでるよ(洋)AMPUTECHTURE / THE MARS VOLTA
毎度凄い作品を産みだしてくれる2人の3rdアルバムですわ。新品を1140円で購入です。レッチリのジョンさんもリズムギターとして全面参加してるそうな。これまでと方向性は大きく変わらず、描きたい世界をフォーマットに捉われず力強く描いてますわ。その結果の長尺曲だろうね。フルートやサックスも以前よりぜんぜん入ってる気もするし、今までよりも「バンド」としての、まとまりある音になってると思うなぁ。とてもエモーショナルで真摯に音楽を創造してる方々だなぁと思います。カテゴリーではなく真の意味でプログレとしかいいようのない、すごくテクニカルで複雑で情報量多い、マーズ・ヴォルタならではの音で、一度で理解することはできないな。引き込まれるよ〜。
なんかいろいろ(洋)ST. ELSEWHERE / GNARLS BARKLEY
今年のフジロックに出てて知ったのですわ(見てないし行ってないけど、雑誌で)。国内中古品を530円で購入です。曲担当のデンジャー・マウスさんと歌と詞担当のシー・ローさんが架空の存在GNARLS BARKLEYを立ててやってるユニットになるようだわ。どの曲も3分前後と短く、曲ごとにいろいろ表情が変わるよ。音楽性としては悪友らしいOUTKASTが近いなと思うけど、ある意味もっと下世話でポップな印象だわ。自殺願望、化け物(オチあり)、死体愛好家、風水などを歌った歌詞もユーモアがあっていいし、シー・ローさんのソウルフルな歌声も素敵です。ボートラ(CRAZYのインスト)を聴いてるとプログレっぽくも聴こえたよ。コスプレもするライブがすごく気になるなぁ。
マジックハンド(洋)lift yr. skinny fists like antennas to heaven! / godspeed you black emperor!
何度も買おうか迷っては何でか買ってなかった作品。好きなタイプなのにね。中古品を740円で購入です。これは2ndにあたるのかな。20分強の曲が4曲で2枚組90分の超大作。冒頭静かなフレーズから祝福的なストリングスに発展したところで、今作はよりシンフォニックに明るくなったのかなとちょっと思いましたが、早合点でした。映画のような語りのパート、静謐でミニマルなフレーズの反復、MOGWAIやHOPE OF THE STATESも浮かぶ幽玄さを保ちながら徐々に盛り上がりを見せる轟音パート、初期PINK FLOYDも浮かぶサイケ感も携えてますわ。ゴシックであり、プログレであり、精神的なパンクでもあり、張り詰めた緊張感に支配される素晴しい音でした。超名盤!




●10月7日(土)友人のお迎えがてら柏のユニオンへ。計4410円でしたわ。
かっこええ羽根ペンだね(洋)FUNERAL / ARCADE FIRE
去年のサマソニ出演(見たかったけど見逃した!)のときからいつか買おうと思って伸び伸びになってたのでした。ようやく国内中古品を1470円で購入です。カナダの方々で、曲によってメンバー編成や楽器が変わるのはBROKEN SOCIAL SCENEとも似てますな。実際音楽としても似てる部分はあるなぁ。曲によってストリングスも配したメランコリックだけどちょっと希望も感じさせる部分や夢見がちなメロディもあるオーケストラルポップといえるかな。ハンドメイドな暖かみも感じさせて、THE FLAMING LIPSやTHE POLYPHONIC SPREEも浮かびますわ。リズムなんかにニューウェーブからの影響も感じられる部分があるなぁ。予想以上にポップだったけど期待通りだったな。
なんの目だろ?(邦)FULL OF ELEVATING PLEASURE / BOOM BOOM SATELLITES
気になって買わずにいるうちに新作まで出ちゃってました。国内中古品を1470円で購入です。これが4枚目になるのかな。ロックをキーワードに作った作品だそうな。これまでの作品もロックっぽいなと思ってたので、楽曲の印象は大きく変わらないものの、ゴスペルコーラスを取り入れて一段とスケールも大きくなってましたわ。映画「アップルシード」のメイン・テーマなどすごく大衆に馴染む曲も収録されたのは大きいし、実際にいい曲なんだけど、素晴しいライブで先に体験してしまってるだけにのっぺり聴こえちゃいました。歌声もしかり。そこが歯がゆい気もするけどしかたなし。とはいえ作品としては世界標準の良作といえると思うなぁ。またライブが見たくなりますわ。
ガイコツじゃないの(洋)closer to heaven / slightly stoopid
この方々もサマソニの映像で知ったんだったなぁ。こないだ買ったアルバムもよかったです。国内中古品を1470円で購入です。これは4枚目のアルバムになるようですな。サブライムのブラッドさんに認められたように直系の音だねぇ。アコギを主体とした曲が多く、ブルース、パンク、ファンク、ダブなんかの要素を感じる楽曲は時としてGラヴさんのようでもあるなぁ。いずれにしてもカラッとさわやかで、ビーチでアルコール片手にユル〜ク聴いたら気持ち良さそうです。ピースフルに横ノリでユラユラとね〜。反面、ジャケットは一見メタルっぽくもあるけど、よくみたらサーフボードにクサにギターそして生まれ育った工業団地と、サブライムを暗示させるものって気がします。




●10月14日(土)新たな秋フェスの誕生だね〜。その一日目
(LIVE)
幕張メッセ 9・10・11ホール / LOUD PARK 06 day.1
今年またフェスが誕生ですわ。こないだサマソニ終わったばかりな気もするけど、今度は秋フェス。たくさんのアーティスト見られるのでフェス大歓迎です。名前の通りメタル系アーティストが大挙出演して激しい音をならすフェスですわ。今日明日の二日間で開催するフェスですわ。会場についてみるとリストバンドの引き換えの為の行列ができてました。1日券のほうが列が短いのをみると、ほとんどの方が二日参戦のようですな。会場内に一度入ると出ることができないです。どうやら一日券の方にはリストバンドがないようで(コスト削減?)、そのあたりが絡んでるんでしょうな。
そんなリストバンドの交換に手間取って会場に入ると、最初のバンドであるFLYLEAFが始まっていました。会場は三ステージあり、BIG ROCK STAGEとGIGANTOUR STAGE(2日目はTHE UNHOLY ALLIANCE STAGEという名前になる様子)が並びあう形であり、片方のステージが終わったら片方のステージが始まるといった感じで進行してました。以前のSONICMANIAってイベントと同じような感じだけど、今回はそのときのような変な導線もなく見やすかったです。それとは別に飲食フロアを間にはさんでULTIMATE STAGEがありますわ。で、そのFLYLEAFはBIG ROCK STAGEにて始まってました。華奢にも見える女性ボーカルが女性らしい声でヘヴィ・ロックを歌っていました。ところどころデス声にも近い絶唱を織り交ぜながらね。曲としてはリンキンパークとかに近い感じかな。音のバランスもいいし、曲にもいいフックもあるしで楽しく聴けましたわ。30分ほどのステージであっという間に終わってしまったなぁ。
FLYLEAFが終わってまもなく、GIGANTOUR STAGEでANVILが始まりました。ずいぶん長いこと活動してるバンドですな。ひとまず呑みたかったので一度飲食ブースへ。コレといって目新しいものはない飲食ブースでしたわ。いつもある店だなって感じ。氷結を呑んで戻ると、ANVILのステージが続いてました。なんだか懐かしいなって感じのスラッシュメタルともいえる音でしたわ。メンバー全員ええ歳になられてるようですが、中でも人のよさげな顔したドラムさんは、床屋の主人か売れない車のディーラーって風貌に見えましたわ。
ANVILのステージ中から逆のBIG ROCK STAGEで待っていて、一つ目のお目当てでもあったOPETHを見ましたわ。プログレにも通ずる長尺で複雑な曲展開を持つバンドですな。音のバランスもよく、静と動のコントラストもキレイでした。メロディはけっこうダークな感じだし、盛り上がるというよりは聴き入る感じで、こないだのTOOLのライブを見てる感覚にも個人的には近かったなぁ。
このあとひとまず腹ごしらえに麦とろ飯を食べましたわ。可もなく不可もなく。食べてから戻ってみるとHARDCORE SUPERSTARがやってました。あんまり真面目にみてないけどバッドボーイロックンロールだな、なんて感想を持ったよ。(勝手にだけど)想像してたより声がハスキーだなと思いました。
そのあとひとまず早弾き見てみたかったDRAGON FORCEが始まりました。思ったとおり二人のギターの早弾き大合戦です。もはや曲芸です。様式美系のスピードメタルになるのかな?曲の合間にこれでもかってぐらいソロ合戦があったなぁ。個人的にはそんなにソロはさまなくてもいい気がします。ただドラムがマシンガンのように叩きまくってて格好よいのだけど音がでかすぎて、ギターの音もあんまり聴こえなかったなぁ。もうちょいバランス考えてもよかった気がします。あんまり聴こえないギターながらもソロ合戦見てるうちに思いっきり飽きてしまって(一緒に行った友人に聴くと、どうやらこのあとマシンガンギターやドラえもんギターがでてきたらしい)、ULTIMATE STAGEに移動してみました。そこではZEROMINDというバンドが演奏中でした。レイジやKORNに通ずる激しい音に2人のラップが乗る感じで、今はよくあるタイプだなぁとも思ったんだけど、そのモダンな要素が実にこのイベントでは新鮮に聴こえた気もします。お客さんは少ないけど一緒にピョンピョン飛び跳ねてる人はたくさんいたなぁ。
友人と物販をまわって戻ると、GIGANTOUR STAGEでBACKYARD BABIESが演奏中でした。このバンドはSLIPKNOTの代わりにソニックマニアに出てましたな。その頃と特に風貌に変化なく、これまたバッドボーイロックンロールを奏でていましたわ。これも途中からだったし、あんまり印象に残ってなかったりして・・。
続いては今日のお目当ての2つ目であるCATHEDRALが始まりました。メンバーは俺が聴いていた数年前と変わってなかったなぁ。曲もその頃の曲が大半で一緒に歌うことができましたさ。マイクをくわえて手を広げたり、マイクコードで首つってみたりするリー・ドリアン(風貌がオジーに似てきた気がする)の怪しい動きと、ドーミィーで重たいリズムが最高でした。ここのドラムさんすごくうまいと思うな。タメの作り方や力強さがいいな。大好きな2ndアルバムからも曲をやってくれて鳥肌立ったなぁ。ようやくこの辺でメタルの血が騒ぎましたわ。
このあとビールを飲んで戻ってくるとDIR EN GREYが演奏してました。海外で認められてるらしいね。モダンな要素もとりいれた激しい演奏はよかったんだけど、どうにも歌が弱い気がしたなぁ。部分部分デス声と通常の声を使い分けてるようなんだけど、その普通の声がねぇ・・なんかビジュアル系だもんなぁと思ってしまうのです。
このあと、これまたお目当てであったARCH ENEMYが始まりました。女性ボーカルが普段しゃべるときは普通の女性の声なのに、歌いだすとものすごい咆哮を聴かせてくれましたわ。地声と使い分けることなくオールデス声ってのもいいですな。このバンドもツインリードが聞けたりするんだけど、すごく泣きのメロディを奏でるのですきなのです。このバンドのときもドラムの音のバランスが悪かった気がするよ。合間にも泣きのギターソロがあったなぁ。最後は以前持っていたアルバムの〆の曲をやってたなぁ。盛り上がった末に突然哀愁のギターソロに展開する曲。これが聴けただけでも満足だったです。
そのまま次のバンドであるANGRAを見ました。昔のクラシカルなスピードメタルって印象とまったく変わっていて、友人の言っていたようにテクニカルなプログレメタルっぽかったです。6弦ベースがかっこよかったです。3曲ほど聴いて、このバンドもギターソロたくさんあるなぁとげんなりしてしまったので、ULTIMATE STAGEでUNITEDをみましたわ。ほぼ地元の柏のデスラッシュシーン(今もあるのかな?)にも関わりあるバンドだしね。直球ど真ん中のゴリゴリしまくったハードコア・メタルの音でしたわ。はじめてみたけど実にかっこよかったです。このあとの韓国公演も成功してほしいものですな。
そのあとスラッシュ四天王と呼ばれたANTHRAXが黄金期のメンバーになって出てきました。スコット・イアンはいつみても風貌変わらないですな。楽曲はたいして知らないんだけど、なんだかこれまた懐かしいなぁとも思えるスラッシュメタルが聴けましたわ。リフのカッコええ曲があって気になりましたが、もっと気になっていたNAPALM DEATHを見に行きました。これが思いのほかかっこよすぎ。ふらふらと歩き回りながら絶唱するボーカルと、うそのように叩きまくるドラムに圧倒されたなぁ。歌が始まると終始ブラストビート。でも曲の終わりはかっちりきまってたのが印象に残ってるなぁ。3秒の曲もやってくれたし、本日のベストアクトに決定です。
そして最後にこの日のトリであるMEGADETHを見ました。メンバーはムステインさん以外はぜんぜん知りませんわ。やった曲はヒット曲オンパレードでしたわ。「WAKE UP DEAD」やったかと思えば「SEA WOLF」やったりと新旧織り交ぜてね。でもそれは以前エレフソンさんとマーティーさんがいる時代に見たことがあったし、ムステインさん以外のメンバーに思い入れもないので、テキトーなところで切り上げて呑みに行って一日目が終わったのでしたわ。




●10月15日(日)体力勝負のフェス2日目ですわ〜
(LIVE)
幕張メッセ 9・10・11ホール / LOUD PARK 06 day.2
前日の感想を書き上げて、眠りについたのが午前3時過ぎ。そしてまた参戦するために目覚ましで起きたのが7時すぎ・・。目覚ましなければあと3時間は眠り続けた気がします。そんな眠さと疲労感も残したまま、栄養ドリンク飲んで会場向かいましたわ。時間通りつきましたわ。ひとまず揚げ餅かじって氷結呑んで気合を入れましたさ。
会場内に入るとBIG ROCK STAGEですでにAS I LAY DYINGが始まってました。が、まずはトイズファクトリーのブースにいってアンケートに答えてサンプラーCDをゲット。その横ではキャンセルしてしまったコルピクラーニとかいうバンドのコメント付きCDがもらえたはずなのに気づかなかったです。後で友人に「なんでもらわないの」と責められました。知らんもん。で、その始まっていたAS I LAY DYINGはメロディックデスともいえるんだけど、モダンヘヴィネスな音も聴いてきてるんだろうなって音でした。ボーカルさんは野太いデス声で、どことなくWWEの怪人、アンダーテイカーに見えました。トップバッターとしてすごくよかったと思いますわ。
続いてはTHE UNHOLY ALLIANCE STAGEでBLOODSIMPLEが始まりましたわ。ちなみに昨日と名前の変わったステージですが、どうやら各日の大トリアクトの現在行っているツアーの名前からきてるようです。髪の長いドレッドのボーカル、モニターでドアップになってよく見ると鬼のお面かぶってました。爆笑。1曲目でとったら短髪の人でしたが。このバンドはメタルというよりハードコアの印象強かったなぁ。バンドの佇まいもんな感じだった気もするけど。少し複雑な展開もちょこちょこ挟みながら突っ走ってました。この2つ見ただけで本日のほうが素晴しい一日になりそうだと思いました。
そのまま隣のステージでWITHIN TEMPTATIONが始まりました。唯一予習してました。荘厳なSEから始まり、CD並にキレイな音で再現してる、そんな印象も受けましたわ。オペラチックなコーラスもサンプリングして使ってました。何よりも女性ボーカルを際立たせる音作りだった気もしますわ。すごくホーリーに響き渡る歌声に酔いしれましたわ。ひたすらゴシックで美しいステージでよかったです。癒されましたわ。
そんな癒された後は隣のステージでLAMB OF GODを見ました。ウォールオブデスとか言われてるらしいですな。始まる前からバンドを呼ぶコールが炸裂して人気の高さをうかがわせてました。楽曲はこれまたモダンヘヴィネスを通過したハードコア寄りの音だなぁと思いました。で、最後にそのウォールオブデスといわれる理由がわかりましたわ。突然客席の真ん中ぐらいにぽっかりサークルが出来たかと思ったら、左右にまっすぐに隙間があきました。その隙間をモッシャーがいったり来たり暴れまくり。その光景の面白さに写メとる人がたくさんいたなぁ。盛り上がりはこの日一番だったんじゃないかな。トイレの流しに血がついてたけど誰かこのモッシュあたりで怪我したんかねぇ?
タイムテーブルみてると、どうにもお食事タイム作れない気もしたんだけどひとまずここで氷結とカツサンドを食べて休憩。終わって戻ってみるとUNEARTHが演奏してました。典型的なメロディックデスだった気もします。この辺りまで聞いて、今日は音のバランスが前日と比べて格段によくなってると思ったよ。前日よりハードコアやデスメタル系が多くてさらにうるさくてもいいはずなんだけど、ぜんぜんうるさいなぁとは思わなかったし。
その後お目当てであったMASTODONを見ました。が、なんでか人少ない・・・。すごくいいバンドなんだけどねぇ。ライブ中に増えるかと思いきやそうでもなく。みなさん休憩にあてられたんでしょうか?複雑な展開もあり緩急自在の楽曲を高い演奏力でこなしてましたわ。音のバランスもよくて実に素晴らしかったんだけどねぇ。もっと盛り上がると思ってたのが意外だったなぁ。
このあたりで徐々に疲れが出てきました。睡魔となって襲ってもきたのでフラフラ外にでてはリフレッシュしたり。そのままULTIMATE STAGEでTHE BLACK DAHLIA MURDERを見ましたわ。デスメタルとグラインドコアの中間みたいな音に聞こえたなぁ。太ったボーカルさんがデス声とブラックメタル的金切り声を使い分けて歌ってました。器用なもんだな。ナパームデスにも近かったかな。このバンドを見ながら睡魔と格闘して歩いてステージを行き来しました。で、同じ時間にやってたHATEBREEDも見ました。こちらも野太いデス声ながらハードコア的要素が高いなぁと思いました。実に盛り上がっててモッシュや高くかかげらる拳を後ろから眺めてたら楽しかったです。楽曲は個人的にはそんなに好きでもないですわ。
その後これまた見てみたかったIN FLAMESが登場しました。このバンドは3rdぐらいまで聴いてたんだけどね。最新作はスウェーデンで一位とったらしいですな。聴いていた頃に比べると若干モダンな要素も増えた気はするけど、ある意味ポップで普遍的なメロディ鳴らすバンドになってたんですな。そんな中でも初期の曲を織り交ぜてやってくれましたわ。特別すごいソロとかないんだけど、個人的にはソロを求めてないし、楽曲のよさで聴かせてくれるのでうれしかったなぁ。合間にさらに気合入れるためにスミノフアイス呑んでましたわ。
続いては去年TASTE OF CHAOSでも見たKILLSWITCH ENGAGEを見ました。TASTE〜のときは4人編成でけっこうシリアスな音というか真面目なライブって印象も受けたんだけど、今回は前回出られなかったギターさんが復活しての5人体制。そのギターさんが実にいい味だしたすっとぼけキャラで楽しいライブに印象が変わってたよ。こんなにメロディックデスっぽい音だったかなぁとか改めて思ったなぁ。いい意味で裏切られた気がします。よかったよ。
そのあとCHILDREN OF BODOMを見ました。友人からネオクラシカルデスだと言われてました。ギターとキーボードがバカテクだともね。実際その通りでした。ギターとキーボードのクラシカルな早弾きソロ合戦。楽曲も悪くなかったです。が、だんだんそんなソロ合戦がテクの披露合戦に見えてしまって(それも悪くないんだろうけど)、徐々に拒絶したくなってきました。あとは2日間メタル漬けとい環境にもだんだん拒絶反応が現れ始めました。俺はメタラーになりきれないなと確信した瞬間でしたわ。ということで一人休憩に。やっぱり外で気分転換したりストレッチしたりして披露をごまかしてました。そのあと友人と合流して休憩しようと持ちかけました。DIOやNEGATIVEの音だけ聞きながらぼ〜っとしてることもできたんだけど、体の疲れとメタル疲れがピークに。音のあんまり聴こえない2階のロビーで1時間ほど、最後の大トリであるスレイヤーを待ちましたわ。
予定時間5分前ほどに戻ってみると、かなりの人でごった返してました。予定時刻ほぼ同時に暗転しSLAYERが登場しました。怒号のような歓声と無数のメロイックサイン。見てて気持ちよかったなぁ。目の前にいた人も狂ってました。で、まずは音がすばらしすぎでした。今までのバンドなんだったんだ?ってなぐらいまったく違う音。どの楽器もクリアに聴こえてくるし。トム・アラヤが白髪髭面の仙人みたいになってて驚きましたが、声も良く出てたなぁ。ケリーキングはいつみても風貌変わらないですな。楽曲は・・・名前ぜんぜん覚えてなくてなんとも言えないけど知ってる曲多かったです。数曲歌ってはMC。けっこうしゃべるのね〜。気がついたらあっという間に終盤でした。俺はその時点で満足だったし、混むのもいやだったんで一足お先に反省会会場、さくら水産へ。
2日間メタル漬けのフェスがこれにて終了でした。1日目の音の悪さは思い出すと醜いな。ライブの内容も2日目のほうがはるかによかったなと思います。個人的には2日間メタル漬けってのはかなり厳しいなと思う部分もありました。メタル嫌いになるんじゃないかと思ったりもして。とはいえフェスとしては素晴しい試みだったとも思います。個人的には1日開催、もしくは土曜の朝からオールナイトで日曜朝まで、なんて日程でやってくれると体も休められて助かります。終わって耳鳴りがやまないフェスだったよ。行った勲章だけどね〜。
(CD)
ラウドパークでは会場でサンプラーCDをいくつかゲットできました。帰りに会場外で配ってたインディースメタルバンドもいれると全部で5枚ほどになったよ。その中でアンケートに答えてもらったトイズ・ファクトリーのCDはひとつのラジオ番組風に作られてました。70分を越える収録時間でMCによるバンド紹介からフルサイズの楽曲収録、はたまた各コーナーの合間にレーベル内の新譜のラジオオンエア用のCMまで入ったり。凝ったつくりでよかったし、IN FLAMESやCATHEDRALが聴けてよかったですわ。ロードランナーで配ってたサンプラーCDも気になってたTRIVIUMやSTONE SOUR、CRADLE OF FILTHなど10アーティストの楽曲がフルサイズで収録されてるお得な一枚でした。実にありがたいな〜。




●10月28日(土)ユニオン10%オフと勘違いして買いまくり。ひとつも10%オフじゃなかった。計9555円。
ちょいとパロってますな(洋)On The Cover / THE STRING CHEESE INCIDENT
こないだのフジロックでは2ステージやってましたな。見たかったよ〜。そんなバンドがいろんなカバー曲をライブでやったものを集めたものだね。国内中古品を1365円で購入です。東京でのライブからもエアロスミスの「Walk This Way」やイーグルスの「Hotel California」が、他にもツェッペリンやボブ・マーリィにスティービィー・ワンダーなどいろいろ幅広くやってるんですなぁ。原曲に忠実なものもあれば、だいぶアレンジを加えてるものもあり。半分は原曲を聴いたことがないこともあってか、普通にTSCIの曲に聴こえました。原曲を知ってるものは原曲と比べるのも面白くて、さらにはどれも大らかで明るくて暖かみのあるTSCIらしい曲に生まれ変わってるなぁと思いました。
万華鏡?(洋)A COLORES / TRISTEZA
帯をみて、サイケデリック、エクスペリメンタル・ドリーミー・サウンドなんて言葉で買うこと決定。国内中古品を1680円で購入です。これが3rdになるようですな。聴いてみると帯の言葉そしてジャケットも正しかったです。2人のギターと鍵盤がメインとなって、美しいインストを聴かせてくれました。パンクコーナーにあったのはバンドの出所がパンクなのでしょうか?メランコリックで浮遊感のあるゆったりとしたメロディは、ダークな色合いながら絹のようななだらかさがありますわ。静かな熱情が、徐々に深く深く浸透していく音楽、そんな気がします。たゆたう、夜、希望、そんなフレーズも浮かんだよ。穏やかな気持ちになれる一枚でした。ALBUM LEAFもぜひ買おう。
人にまざってなんだか化け物も・・(洋)CRIPPLE CROW / DEVENDRA BANHART
今年のサマソニ一日目、ビーチステージで見てその日一番の楽しさを味わったよ。シチュエーションも含めてね。そんなバンドの国内中古品を1890円で購入です。バンド名かと思ってたら個人名だったみたいだねぇ。これが4作目になるそうな。ほとんどの楽器もデヴァンドラさんが弾かれてるそうです。不思議な魅力あるフォーキーなサウンドは、昔の白黒映画で鳴ってそうな音楽を思い出したり、時にビートルズのようでもあり、聴いてるといつの時代の音楽かよくわからなくなってきますわ。フラワームーブメントの頃のような風貌も含めて、ライナーにあった秘境って言い方は確かに近いかも。ボーナスディスクも含めて29曲約100分、不思議な旅に出た気分になったよ。
町に全裸ピンクさんあらわる(洋)(what it isnt) / guererro × gonzales
ゲレロさんの作品にハズレはないので、見つけたら即買いです。国内中古品を1050円で購入です。ほんとは解説とかついてたのかな?何もないけど。ゴンザレスさんがすべての詞を書き、ゲレロさんがすべての曲を作ってるようです。ゴンザレスさんのポエトリー・リーディングに合わせて、ゲレロさんが詞のような淡いトラックを聴かせてくれます。ジャジーな味わいある独特のギターワークはそれほどなくて、音数も少なくシンプルに詩を引き立ててる、そんなトラックが多いけど、やっぱりゲレロさんらしいドープな曲だなとも思います。曲によっては詩だけを聴かせる曲もあるので歌詞・対訳が欲しいところだけど、町の雑踏のSEやジャケ写が内容をあらわしてる、かな。
内臓、やられてるねぇ(洋)THE EXQUISITE DEATH OF / SAXON SHORE
Sigur Rosとも比べられていた帯を見てたら買わずにおれんかったです。国内中古品を1890円で購入です。若きアメリカの方々でこれが3rdにして国内盤初登場。デイブ・フリッドマンのプロデュースだわ。これが期待をはるかに上回る出来。大音量で聴いて昇天しました。いくつも重なる激しくも物悲しい轟音ギターと透明感あふれて非常に美しくアンビエントな鍵盤ワーク。そしてデイブさんの素晴しいプロデュース(ホントにいい仕事してる!)によって最大限に引き出されたウォール・オブ・サウンド。静と動の波のような音というより、頂点に向けてどんどん盛り上がって美しくバーストする音、そんな感じかな。美しき轟音の洪水におぼれそうになる約50分。至福でしたわ。
どこからの景色だろう?(邦)SELL OUR SOUL / THE BLUE HARB
ライブで知って、作品買ったら素晴らしかったので買おうと思ってました。ようやく。国内中古品を1680円で購入です。2002年に発表された2ndアルバムなんですな。前作同様に北から発信される強い意思のある言葉、そしてたとえ言葉が乗らなくてもドープなアブストラクト・ヒップホップとして聴けるトラックもすばらしいです。楽しく聴くというより、詩と音を聞き漏らすまいとじっと聴いてしまいます。どの曲も甘さも妥協もないクールでハードボイルドな印象があって、確固たる世界観を作り出してるなぁ。中でも10分を大きく越えて語られる詩「路上」などは物悲しい結末を迎える青春映画のような絵も浮かんだよ。なんかストイックな侍にして吟遊詩人?そんな気もしたりね〜。




●10月30日(月)amazonのマーケットプレイスにて。2206円だったよ
なんだかサイケな4つの円ですな(洋)ZAIREEKA / THE FLAMING LIPS
名作「The Soft Bulletin」の前にでたアルバムですな。国内盤EPに音源収録されてましたが素晴らしかったので。輸入盤新品を2206円で購入です。4枚を同時再生して一つの曲になるCD。ホームシアター、コンポ、PC、妹のCDラジカセで挑戦しました。どうしてもずれてくるけど微妙に調整して。これは聴くというより文字通り音を楽しむすごい体験でした。シンセオーケストラ、歌声やハーモニー、様々なSE、ノイズなど、いろんな音が四方八方からやってきて響き合ってました。ひとつひとつの音はそんなに大きくしてないんだけどノイズや犬の鳴き声の共鳴なんかはすごいでかい音になったよ。曲はSoft Bulletinからややポップさを抜いた感じかな。体験できて実によかった!








前のページに戻る