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カウンセラーと精神科医の違いってなんですか? |
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精神科の一般的な治療としては薬物療法ですが、そういった医療行為に当たる事をカウンセラーは法律的に出来ません。
カウンセラーの仕事は、心理療法、精神療法的なものに限られます。
また、カウンセラーに国家資格はないので、社会的な地位も精神科医とは比較になりません。当然収入も低く、臨床心理士の資格を持ち学校カウンセラーをやっている人でも掛け持ちの仕事をしている人が多いと聞きます。 |
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カウンセリングの療法が違うとどう効果が違うんですか?
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心を扱うカウンセリングには主に催眠療法、認知・行動療法、精神分析、クライエント中心療法(来談者中心療法)、日本では、内観法、森田療法などがあります。それぞれの拠って立つ心理学の理論などにより療法も違う訳です。 それぞれ特色はありますが、療法による効果の違いについては、全ての療法に精通しているわけではないので回答を控えます。
重要なのはどれだけ効果があったかで、どんな療法であっても熟練したカウンセラーであればたどり着くところは同じだと考えています。 |
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精神的な病気は自然には治らないのですか? |
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脳そのものに病的なものや傷害があったり、遺伝性の強い精神障害については自然治癒は難しいのではないでしょうか。
しかし、うつ病や心身症、神経症と診断された人で自然に治った人を知っています。治療をを受けていない人達なので、統計が取られることはほとんど無く、全体的な数字は分かりません。
人間には本来自ら生命維持しようとする働きがあります。
肉体的な病気や怪我だってそれを前提に医療は成り立っています。
傷口や骨折は医師が繋げているのではなく、ばい菌入るのを防ぎ変な形に繋がらないよう処置して、自身で皮膚や骨が繋がるのを手助けしているのです。
それは精神の面でも同じです。うつ病などは精神病の分類には入っていませんし、誰でも罹かる風邪のようなものといわれます。風邪だったら体力のある人は自然に治るのが普通です。そうでない人は治療が必要でしょうけど。 |
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カウンセラーによってどの程度効果が変わるのですか? |
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カウンセラーによって効果が変わることはあると考えます。効果がないだけならまだ許せるのですが、却って心の傷を深くすることもあります。
その辺は肉体の病気や怪我を扱う医師と同じです。下手な医師にかかって命を落とすこともありますし、医療過誤も起こります。
同じようにカウンセラーの不用意な一言が、相談者を自殺に追いやったケースだってあるのです。命を預かる医師のように、心の扱いについても慎重でなければならないと考えます。 |
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カウンセリングには長い時間がかかるって聞くけど本当ですか?
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私の場合、長い人で1年かかって身障者1級から社会復帰した人もいますし、一回で良くなる場合もあります。相談者の抱える問題や気質によっても違うと思います。1年以上になると効果ないことを認めざるを得ません。
うつ病などで精神科に10年も通っている人もいますが、カウンセリングをそれほど長受けている人は聞いたことがありません。最も欧米では日常的にカウンセリングを受けているようです。
薬の治療と違い、カウンセリングは即効性がないのも事実です。真面目でせっかちの人にはなじまないかもしれません。薬を飲み一気に症状を止めて仕事をしよう、と考える人が多いのじゃないでしょうか。そういう人に限って、うつ病などになり易いというのも事実なのですが・・・。 |
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秘密や悩みを口外しないという保証は? |
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守秘義務があり、カウンセラーとして、相談者のことや相談内容を口外しないのは最低限の義務です。ただ、絶対に洩れない、洩らさないという保障はどんな業界にもないと思います。NASAや防衛省の例を挙げるまでもありません。
万一の場合には、個人情報保護法や名誉毀損などの法的な処罰,、補償も要求出来ますが、それより何より、表ざたになれば誰からも相手にされなくなるので、カウンセラーとしては致命的です。 |
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カウンセラーとセラピストってどう違うのですか? |
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療法のことをセラピーといいます。心理療法はサイコ・セラピーです。
元々、心理療法をカウンセリングという呼び方をしたのはクライエント中心療法のカールロジャーズでした。彼は心理療法というと、医師達から心理学者が医療行為を行っていると指摘を受けるので、それを避けるためにカウンセリングと称したのではないかと言われています。 |
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悩みは本当に解決してもらえるのですか? |
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人生相談と違って、カウンセリングは悩みを解決することを目的にしていません。相談者が自分で問題を解決できるように援助するのが役割だからです。
カウンセラーはその人が何を恐れ、何を望み、どう生きたいかなど、本当の自分を一緒に見つけるお手伝いをする同行者に過ぎません。
問題の解決はまず自分を知ることから始まります。自分を客観的に見れるようになると周りもありのままに見えるようになります。そこから問題を直視して解決方法を探ることが出来るのです。
困った事があるたびに人の助言どおりに生きていたら、自分の人生はどこにあるのでしょう。 |
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カウンセリングを受けることによって「暗い性格を明るくしたい」などの性格を変えたりすることは可能ですか? |
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蛍光灯のような何時でもどんな状況でも、テンションが高く明るい性格などあり得ません。表面的にそう見えるように努めているか、無神経なだけです。
そんな人がいれば、一度病気を疑った方がいいかと思います。
本当の性格の明るさというのは、物事を前向きに考えることが出来る明晰さを持っことです。自分や自分を取り巻く環境をありのままに直視し、受け入れることが出来てそれが可能になります。
カウンセリングは、精神的に落ち込んでいる人の力になるだけでなく、自分を見つめ直し、前向きに悔いのない人生を生きようとする人のお手伝いもその目的のひとつとしています。 |
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人と話すのは苦手なんですけど、大丈夫ですか? |
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カウンセリングでは理路整然と話す必要は全くありません。
話題を提供したり、相手に質問したりするのであれば苦手だという人も多いと思いますが、話すのは自分のことだけです。思い浮かぶままに自分の言葉で伝えるだけでいいのです。「何から話していいか分かりません」と言いながら、「いつの間にか1時間たっていた」と言われることが結構多いです。 |
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カウンセラーもたくさんいるけど、どんなカウンセラーがいいんですか? |
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心の問題は学識がある、カウンセリングの技術的なものが備わっているだけではうまくいかないことが多いと思います。自分の直感を信じるしかないというのが正直なところでしょうか。
カウンセリングを始めて、信頼関係が築けないようならきっぱり止めるのも大切なことだと思います。カウンセラーから受ける感じやカウンセリングの姿勢なども大事な判断材料だと思います。 |
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「命の電話」などの無料のカウンセリングがあるのになぜ有料ですか? |
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「命の電話」など無料カウンセリングをやってらおられるところに対しては、社会的に多大な貢献をされていると敬意を表します。責任と緊張感を持ってやれるなら、相談者にとっては無料が一番いいはずです。
私の場合は、職業として時間やそれまで積み重ねた経験を提供している以上、対価として料金を頂くのは仕方がないという考え方です。
あえて有料である根拠を挙げるなら、カール・ロジャーズの論文の中にある次の言葉です。自分で支払いが出来ないような人を除いての話ですが、
「収入の水準に適合した料金を支払うことは、それによってクライエントが、どこまで真剣に援助を求めているかを示しうる通路となり、また、他人から援助を受けている間、自尊心を維持するひとつの手段となるであろう。」
〜[ロジャーズ全集第2集(岩崎学術出版社)「カウンセリング」
第9章実際的な諸問題より抜粋]〜
つまり、自分の心の問題にどれくらい費用をかけられるかは、どれだけ真剣に援助を求めているかを知る一つの目安になるということ。
カウンセリングを受けている間、人から施しを受けているという負い目を感じなくていいということ。終わりが来ても対価を支払っているので感謝の念も必要ないということです。 |