カウンセリング体験談 T  

 
現在もカウンセリングを受けていただいている方の体験談です。
詩、小説などを主とした執筆を生業としておられ、多くの著書も出版しておられます。
幼少の時から児童虐待、身体的疾患などで生死の境を体験されたり、その後も躁うつ病などの障害を抱えて、現在も精神科の治療を受けておられます。
 学生時代は哲学を専攻されただけあって、自分を生きるという点においても貪欲にその本質を追求されています。だから、私に対しても媚びへつらうことなくご自分が感じられたことをお話しいただけたと確信しています。ここにその全文を、原文のままご紹介します。

  【注・・・現在とは2004年体験談作成当時のこと

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    人生という森の長い旅路の、心優しき同行者

                                  橋本 山吹(30代 既婚 女性) 

 
わたしは躁うつ病で、精神科に通っています。かかりつけの病院ではカウンセリングを
行っていないため、自分に合うカウンセリングルームを探していました。

 わたしは心身に障害を持っているため、あまり遠くの相談機関に通うことはできません。たとえ家から近いところであっても、その日によって体調の波があるため、決められた日時に通うことさえ苦痛に感じることがあります。それで、自宅でリラックスして受けられる、電話カウンセリングを検討することにしました。

 面接・電話を含めて、いくつかのカウンセリングルームを試してみました。行政機関が運営している公立のものや、大学の心理学講座のもの、個人でやっているものなど、いろいろな機関にかかってみました。それでも、自分に合ったところはなかなか見つかりませんでした。

 よく言われることではありますが、カウンセラーとクライアント(来談者)の関係には、理屈抜きの「相性」というものがあるように思います。自分が「何となく、このカウンセラーはいやな感じだな、話しにくいな」と感じてしまったら、どんなに立派な学歴があっても、そのカウンセラーはあなたに合わないのでしょう。「話しやすい」「気が合う」という要素があってこそ、他人には話しにくいような悩みも打ち明けることができます。くれぐれも、カウンセラー選びにあたっては、あなたの「直感」を信頼してください。

 また、カウンセリングには、その依って立つ心理学によって、さまざまな流派があります。中には新興宗教やオカルトまがいのものまであるので、気をつけたいものです。カウンセラーが学問的にきちんとした心理学を勉強していて、学問として確立された心理学の理論にもとづくものを、ぜひおすすめしたいと思います。


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