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兵庫県淡路島尾崎のニベ/カレイ |
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平成10年度全日本サーフ兵庫・大阪協会合同納竿大会 98年11月29日 |
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レ インボーキャスターズ 板東 健司氏 |
今日は毎年恒例の全日本サーフ大阪・兵庫協会の合同納竿大会。両協会員が淡路島・小鳴門一帯に一同に会し、午前0時から午後12時までの釣りを皆で楽しむ日である。参加者はおよそ600人といったところか。
昨年は仕事のため参加できなかった私であるが、今年は仕事の都合もつき、なんとか淡路の地を踏むことができた。釣り場はクラブの会長のアドバイスもあって、このところクラブ員が実績を上げている一宮町の尾崎漁港に決定した。今回、直前になって大阪協会のクラブに所属するゆあさ氏とそのクラブメートとも竿出しできることになり、釣果はともあれ楽しい釣りができそうである。
さて、午前0時になるまでは、駐車場でゆあさ氏らと自己紹介や釣り談義に花を咲かせ、スタート時刻になっってから波止へ向かう。各々3本づつ竿をセットし、思い思いのポイントへ投入。仲間内ということもあって、特にどこからどこまでということは決めず竿を交えることとして、三脚も共有で使用した。
予想はしていたが、それにしてもエサ盗りのフグが多い。ゆあさ氏も同じ感想である。2本針仕掛けを使用しているが、フグにかじられたハリスの交換が実にメンドクサイ。ズボラな私は、下針のほうをケプラー10号のハリスに交換し、上針に青ムシの房掛け、下針にマムシを付けて投入することにした。釣り開始から、左から右へと引き潮がゆっくり流れている。
スタートから一時間弱して、PE2号で遠投していた竿にはっきりしたアタリ。ガンガンと竿先を叩く、イシモチのアタリである。大アワセをしてリールを巻くと確かな重量感。喜ぶのはまだ早い、アナゴかもしれないし…。はじめは重いだけであったが、手前に寄ってきてからはグングンしめ込んだ魚の正体は…やはり大型イシモチであった。ゆあさ氏のアシストでタモ入れも決まり、波止上でメジャーをあてると50cmに数ミリ足りないサイズ。青ムシのほうに食ってきた。これですっかりゆあさ氏にも気合が入ったようで、フグに負けずに投げ返しを続けている。しかし、群れが小さかったのかアタリはそれっきりで竿先は沈黙したままとなった。
午前3時前になって、波止上の釣り人の動きがあわただしくなった。あちこちでイシモチが上がり始めたのである。エサを交換するために下を向いていた時、「板東さーん!」とゆあさ氏の声。見ると、テトラにのったゆあさ氏が大きく竿を曲げている。急いでタモを持ってテトラを駈け降りると、先程と同等の大型イシモチが姿を現した。慎重にタモ入れして波止に上げ、ゆあさ氏所有の立派な測量器ではかると、やはり50cm弱ある。
前週、育波でイシモチを取込み寸前でバラしていることもあり、本当に嬉しそうな表情を見せるゆあさ氏であった。
これであとが続くかと思われたが、アタリはそれっきり。再びフグの猛攻が始まった。共にイシモチを1匹づつ釣り、あとは明けてから相棒となるカレイかアブラメを釣れば検寸に出すことができる。(カレイ・アブラメを含む全サ大物対象魚の2匹長寸。ただしスズキ・エソ以外)
このまま投げ続けると昼までエサがもたないと判断し、竿を全て上げて夜明けまで一服することにし、ゆあさ氏とミニOLM。ゆあさ氏はオモリを自作しているようで、ナツメやオタフクオモリを利用して工夫をこらしており、どれもこだわりの逸品という感じであった。またエサも、マムシ、青ムシ、ユムシの他にキビナゴも持参されていた。マゴチ狙い?とも思ったが、ゆあさ氏曰くイシモチ用とのこと。(わたしゃキビナゴでは、太刀魚しか釣ったことおまへん。)ゆあさ氏はまた、りんくうの近くに職場があることもあってその近辺への釣行もされているようである。「板東さんも大阪に職場があるなら、泉南へ引越しされては?」と言われたが、わたしゃ泉南で30cm以上のカレイを釣ったことがありまへん。引越しするならエサ屋が近いところがいいですけど…。
そんなこんなで話をしているうちに夜明けとなり、相棒を探してキャストを繰り返す。しばらくして、育波からクラブのK副会長氏とI氏も乱入してきて、ますます気合が入る。2人はイシモチにあぶれたらしく(育波もフグが凄かったとのこと)、カレイを狙って移動してきたのである。
夜明後の好時合にも拘らず、カレイ・アブラメからのシグナルは全くナシ。大盛況だった波止からも、夜のうちにイシモチを手中にした人々が続々と他へと場所替えのために移動していった。
私はとりあえず、海中に黒く見えるシモリを直撃して20cm弱のクジメをGET。これでなんとか検寸はOK。あとはカレイの食欲(時合?)待ちである。ゆあさ氏はというと、少し離れた場所で釣っているクラブメートがカレイを釣ったとの情報を受け、荷物をまとめてそちらへ歩いて行かれた。
午前9時頃、30m付近に近投していた竿が小さくオジギした。しめしめと思いながら、アワセをしてリールを巻くとオモリが潜行したまま寄ってくる。まもなく、カレイが海面に姿を現したと思ったら、ナントそのまま、テトラへ突っ込んで行くでは!なんとか前に出て引きずり出し、波止に上げて測ると25cm弱。少しステップアップした。
まあ、今日はこれでいいか、等と考えながらもノンビリ竿を振っていると、他の釣り場からは大型カレイが上がったという情報が続々と入ってきた。これで少し気合を入れなおし、流れが少し緩んできたこともあって、再び遠投で攻め始めた。
K氏と話をしながら竿先を眺めていると、真ん中の竿にアタリ。そのまま置いておくと、隣の自分の糸と交差した。カレイがエサをくわえたため、オモリが止まった?
糸フケを取り、大アワセをすると、ズッシリとした重量感が手もとに伝わる。が、リールを巻いていると、本日の日替わり名物(?)のビニール袋が道糸に付いている。「おかしいなあ、アタッたはずやけどなあ?」更に巻いていると、10m沖で黒い魚体が浮かびあがった。「カレイやないか!」隣で見ていたK氏が叫んだ。テトラを駈け降りるが、先程と同じく、カレイが手前のテトラに突っ込んだ。ヒヤリとしたが、これまた引きずりだして今度はK氏にタモ入れしてもらう。メジャーをあてると37.5cm程。時計を見ると納竿まであと1時間といったところ。本当にラッキーだった。
携帯電話で少し離れているゆあさ氏に報告すると、ゆあさ氏もアブラメを釣ったらしく、これで共に検寸に出すことができることになり、たいへん嬉しくなった。
午後からの検寸の結果、ゆあさ氏ともども上位に入賞することができた。あとから聞いた話だが、夜明け後もそして昼前も大型のイシモチが結構釣れたとのこと。最後の最後まであきらめは禁物、とつくづく感じた大会であった。
[釣りデータ]
1998年11月29日
0:00-12:00
兵庫県津名郡一宮町尾崎
サーフリーダ425BXT パワーエアロ6000
遊動プロサーフ33号 道糸4号
イシモチ 49.5cm
マコガレイ 37.5cm 24.5cm
クジメ 20cm
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