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UPDATE 2003.8.20
ヤフーオークション研究(短報)
「日本代表対ナイジェリア戦2003」(8/20国立)チケットの売買の解析
第五報

今回の「ナイジェリア戦」の取引合計はチケット10.100枚分!
  観客の4,5人に一人がヤフオク経由で座席を入手!?
川越シマリス研究所 所長
はじめに

ヤフオク研究「キリンチャレンジ2003・ナイジェリア戦」(8月20日・国立)の第五報をお届けします。今回の報告も結果を中心とした「短報」でお届けします。

この最後の二日間は静かな展開でした。今年のアルゼンチン戦(6月・大阪長居)のように最後で高騰もせず、また先日のパラグアイ戦(6月・埼玉)のような暴落も無く、ほぼ横這いの相場のままヤフオクの取引は終了しました。

出品数は試合一週間前の先週の12日(火)、13日(水)をピークに漸減し、先日の16日(土)、17日(日)に二度目の小さなピークを迎えて以後は激減しました。
出品数が減ったこの試合前二日間の相場は、出品数が少ないにも関わらず、良席を除いてさほどの高値にはなっていません。試合前日19日(火)の夜こそ、直前の駆け込み需要でカテ4で極めて異常な高値を付けていますが、それも数件であり全体としては高騰とは言えませんでした。

今回の「ナイジェリア戦」のヤフオクを簡単に総括しますと、取引(落札)された出品の件数は、我々が収集しただけで「予約番号」の出品が約1.490件、「チケット」の出品が2.300件で、合計3.790件でした。
予約番号はチケット枚数にして約5.570席分であり、チケット(実券)は約4.540席分になります。両方を合わせるとチケット枚数にして10.110席分です。実際には再転売もあるでしょうし、今回の販売実数も判りませんが、あの大きな国立のスタンドの観客の4,5人に一人はヤフオク経由でチケットを入手しているという計算になります。毎度ながらこれは驚くべき数字です。

これを昨年のアルゼンチン戦(11月・埼玉)と比較すると、この時は「予約番号」の出品が921件(3.700席)であり、「チケット」の出品が3.148件(約8.100席)で、出品合計が4.069件でした。チケット枚数にして11.800席分です。今回のナイジェリア戦は、それに近い数字という訳になります。
ただし昨年の代表選は、一般発売から試合までの期間が今の倍の約4週間もありましたから、その点を考慮して比較する必要があると思います。

数字を比較して頂くと判りますが、今年になってからのヤフオク上でのチケットの取引の特徴は、「チケット(実券)」での取引より、「予約番号」での出品が増えて来たことです。
ヤフオクへの「予約番号」の出品は、チケットとは異なりリスクが少ないのが利点です。仮に相場が値下がりしても損が無く、チケットの発送の手間もかからず、また何よりチケット購入のための資金を必要としないのです。
プロの「業者」よりも利益を求める個人や、素人のチケットゲッターの方々がここまで増えてしまった現状では、今のシステムが無くならない限り、この予約番号売りの傾向は変わらないと思います。

それでは試合日朝までの直前2日間の「ナイジェリア戦」の全取引を報告します。


対象と方法

現在出品中のヤフオク上の代表戦(ナイジェリア戦 8月20日・国立)の「チケット」の取引と「予約番号」の取引を全てウオッチリストに記録し、それぞれの出品のオークション終了後にその落札価格と終了時間を記録します。チケットについては、説明のあるものは商品の詳細、座席の位置、取引の方法、出品者についての情報などを記録します。
研究の期間は、先行販売の申し込み開始の7月22日(火)から試合当日の8月20日(水)の朝までです。
本報告は速報の第五報(短報)です。本報では8月18、19日分(試合当日の8月20日朝6時)までの「チケット」の全取引データを集計しました。
チケットの定価はカテ1が7.000円、カテ2が6.000円、カテ3が4.500円、カテ4(一般)が3.000円です。


結 果

先行発売から試合当日朝までの「ナイジェリア戦2003」(8月20日国立)取引の集計

チケット落札価格の推移(8月20日朝6時まで)


以下は各カテごとの「チケット落札価格の推移」です。今回の報告分(8月18日と19日分)は、濃いポイントで表示し、前回までの報告分(8月17日分まで)は薄いポイントで表示しています。

カテゴリー1
Fig.1
カテ1の出品は極端に減っています(Fig.1)。18日の終了分が5件であり、19日夜は1件の取引しかありませんでした。20日朝の時点でもまだヤフオク上には数十件の出品が残っていますが、いずれも即決か早期終了を期待した出品です。
試合前2日を切ると振り込み確認後の発送は難しく、前日の取引行こうは多くが直接手渡しでの取引をせざるを得ません。
この時期の取引は双方にリスクがあり、非常に難しいものとなりますが、チケットを無駄にはしたく無いのでぎりぎりまで取引を試みることになります。
毎回ウオッチしていますので判るのですが、最後の最後の取引はだいたい試合当日の午後3時頃まで認められています。

ちなみにこの最後の二日間で最高値をつけたのは、メインスタンド2入口前段Q列のペア二枚で35.000円という即決での取引(18日)でした。


カテゴリー2
Fig.2
カテ2の出品も減っています。18日の出品終了が23件、19日が10件でした。定価割れは無く、極安値での落札が減ったことで落札値平均はやや上昇しています。
この両日は即決での取引が増えていますが、即決での落札は全て平均より高値で終了しています。最も高値で落札されたのは18日の取引であったバックスタンドの18入口前段B列のペア33.200円(3枚で49.800円)でした。
また試合前日の19日には、バックスタンド後段O列がペアで何と32.000円で落札されています。他にも同等の席の出品があるのですが、この出品は朝の10時と早い時間の終了だったのが幸いしたのかも知れません。

カテゴリー3
Fig.3
元々発売枚数の少ないカテ3の出品は最後まで少ないものでした。18日の終了が5件、19日の終了はゼロでした。
この最後の二日間は、とても良席とは言えない席に高値が付いています。8入口の後段L列のペアで20.500円で落札されていました。

カテゴリー4
Fig.4
カテ4のみが最後に値上がりしました。18日が41件の終了で平均落札値も上がり7.800円となり、試合前日の19日の終了がわずかに8件でしたが、この8件が最後の最後に高騰しました。

この試合前日19日の終了分を全てあげると、6.000円(1枚:21時59分)、9.750円(2枚:22時01分)、9.400円(4枚で18.800円:23時25分)、16.000円(1枚で8.000円:23時35分)、16.500円(2枚:24時00分)、9.000円(1枚で4.500円:24時08分)、9.750円(2枚:24時16分)と続いています。

そしてこの夜の最後のナイジェリア戦の取引で、とんでもない落札がありました。カテ4が何と1枚15.500円という高値をつけたのです(3枚で46.500円:24時32分)。定価(3.000円)の5倍以上の値段です!
このカテ4の3枚は業者の方の出品で、開始価格は3.000円(18日未明の開始で入札合計29件)でした。
後 記

本報は、詳しい解析を後にまわした結果のみの「短報」とさせて頂きました。
今回のナイジェリア戦のヤフオクは、最後の19日の夜に幾つか高値での取引がありました。やはり交通アクセスの良い「国立」での試合ということもあり、会場観戦を直前に決めた方がいらっしゃったのでしょう。やはり交通の便が良い会場はありがたいです。


追 記

さあいよいよ試合当日です。ナイジェリア代表は試合当日の今日来日する選手もいるということです。まさか今頃、秋葉原で買い物などしていないでしょうね!大丈夫なんでしょうか・・・!?
そんな相手に我が代表!今日は快勝してくれると信じています。2,3点入れて下さい。まあそんな簡単とは思いませんが・・。我が研究所の場所取りですが、カテ2のバックスタンド・ホーム側、22入口界隈です。見かけたら気軽に声をかけて下さいね。・・といっても判らないですね。(笑)(所長)