News From Northern Thailand(No.2)
NOVEMBER 1998(No.2)
第1号         10 11 12 最終号
筆者の鈴木貞継氏は3月26日逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします(編集者)

ノーザンタイランドへようこそ(第2号)

先月に続きタイの北部を中心に紹介をさせていただきます。私の住んでいるチェンライ県はタイの最北端に位置しています。メコン河の対岸がラオス、陸続きでミャンマーと国境を接しています。そのタイとミャンマーの国境の正式な玄関がメーサイ、小さな橋で結ばれています。
橋の両側には互いの C.I.Q(税関、入国管理事務所、検疫)があり簡単な手続きでミャンマー国のタチレクに渡ることが出来ます。タチレクに渡ってもミャンマーに入った感覚はさほど感じません。
しかし買い物をしてみると驚くほどの物価の違いを感じます。店先には日本の煙草、セブンスターなどが豊富に並んでいます。値段を聞くと1カートンで250バーツくらい、交渉で170バーツで交渉が成立、日本円に換算すると550円、なぜこんなに安いの? 免税で買うより安い、世界中の有名ブランドの煙草があります。
川の向こう側がミャンマー
タイ側の入国管理事務所
 川の向こう側がミャンマー タイ側の入国管理事務所


山岳民族(アカ族)
今回はチェンライ県の北部に多く住んでいるアカ族について書いてみます。アカ族は大きく分けて4種族がタイ国内に生活しています。ロミアカ、ウロアカ、チョブアカ、ウビヤアカの種族です。
アカ族の総人口は3万人以上と云われています。各々の種族は少人数で村を形成し、山を開拓したり、農業に従事したり、近くの街に労働者として働きに出ていたりします。
タイ国内に住む多くの山岳民族は1976年以降はタイの国籍を得てタイ人として身分を保障されています。若い人達はタイの学校で教育を受けてタイ語を完全に理解しています。
しかし山岳民族は多かれ少なかれ差別を受けているのが実状です。にも関わらず誇り高く民族衣装を纏い街の市場で買い物をしたり、農作物を売りに山から下りてきます。
アカ族の性格は温厚で笑顔が耐えません。宗教は精霊信仰(アミニズム)とカソリックが混同しているようです。
アカ族の娘さん
灯籠流しに使う台座
   アカ族の娘さん         灯籠流しに使う台座   


行 事
タイの国内では11月初旬の満月の日に灯籠(精霊)流しが催されます、流される台座はバナナの幹を輪切りにして、バナナの葉で包み、バナナの葉を織り込み周りに飾り付けて、中に花とローソクを立てて、近くの川や湖に水への感謝と祈りを込めて流されます。日本でも精霊流しは各地で行われますが、意味合いが違いますね、これも大乗仏教と小乗仏教の違いでかも知れません。

担当:145,20グループ  タイ国チェンライ県在住  鈴木 貞継  Suzuki Sadatsugu 

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