News From Northern Thailand(No.4)
JANUARY 1999(No.4)
第1号         10 11 12 最終号
筆者の鈴木貞継氏は3月26日逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします(編集者)

ノーザンタイランドへようこそ(第4号)

サワディー ピーマイ
サワディー ピーマイ(新年おめでとう)本年も宜しくお願いいたします。
ムラブリ族の娘さん達

森の精霊 ムラブリ族
今回は極少数民族のムラブリ族をご紹介いたします。ムラブリ族は前回前々回とご紹介したアカ族、ヤオ族達に比べて本当に少なくなった民族の一つです。タイ国内には現在120人ほどが確認されています。もともとはミャンマーのシャン高原付近が彼らの故郷だったと云われていますが、本当の所はわかりません。
ムラブリ族は「森の精霊」と呼ばれています。特徴としては他の山岳民族のように焼き畑農業などの農耕で生活する様式はなく、森林にある木の実や野性の芋、虫や小動物を捕って来て食する自由採取生活を基本に暮らしてきましたる暮らしてきました、との過去形表現はタイ国内に住むムラブリ族を対象にしたもので、ミャンマー国内に住むムラブリ族に対してではありません。タイ国内のムラブリ族の村は一つだけで北部のメンホーソン県にあります。本来はムラブリ族は定住の地を持たずに数日すると移動して別の場所へと移動していました。現在はタイ政府の擁護によってミャンマーと国境を接するメンホーソン県の中に土地を与えられて農業に従事したり、観光客たちの写真モデルや土産物屋を営みながら他の山岳民族に比べて豊かな生活を営んでいます。ムラブリ族の女性の比類無き特徴は一年に一個の首輪を取り付けていきますので成人する頃には首が長くなっています。ムラブリ族は衣服を纏わないと私は聞いていましたが写真の娘さん達は衣服を着ています。しかし上に着ている衣服はカレン族の衣服に似ています。あくまでも私の想像を脱しませんが、多くの観光客などの前に出るようになり必要に応じての策では無いでしょうか。こうして都会の文化が徐々に山奥まで浸透して少数民族が持つ生活文化は崩されて次第に失われていくことに何らかの歯止めが必要になっているのでは無いでしょうか?。

情報:チェンマイからメンホーソンまで一時間に一本くらいの割合で定期バスが出ています。所要時間は北回り南回りともに8時間くらいで料金はエアコン付きで200バーツほどです。飛行機はバンコクからとチェンマイから飛んでいます。フライト時刻については変更もありますのでタイ航空に問い合わせてください。

続・仏教とタイ
先月号の続きになります。上座仏教の戒律はたいへんにきびしい。227条の戒律があり、高僧から修行僧、少年僧までがそれを守っている。この中に特に厳しい4戒がある。「生き物を殺傷してはならない」、「物を盗んではならない」、「性交渉をもってはならない」、「嘘を付いてはならない」の4戒律である。このうち一つでも背いたならば、国民に心から敬われている仏僧としての地位と名誉を失うことになる。一方、大衆はこの厳しい戒律とは無縁の感さえするが、寺院や仏僧に対しての寄進や施しは、競い合うほど熱心に行われている。人々は徳を積む儀式を頻繁に行うことによって、仏教で云う輪廻、つまり、前世、現世、来世という三世の死と再生の繰り返しのなかで、来世は現世より良くなるようにと願う。またいつの日か、この輪廻を断ち切り、苦の世界を越えようとしているのかも知れない。これは解脱と呼ばれ、この涅槃の境地に至ることが人生の理想とされている。仏教は一般民衆の生活に密着していると同時に、国家的な支持をえている。タイに於いての仏教は国教である、現在の国王が最高の仏教擁護者となっている、国王プミポン・アドンヤデート・陛下はチャクリ王朝の9代目にあたりラーマ九世となる。タイの人々にとって国王陛下の地位は「神聖にして冒すべからずもの」とされている。子供は物心つくころから、近隣の寺院の僧侶や両親から「偉大なる国王陛下」のことを教えられ、また初等義務教育の6年間には、教師や目上の人から事あるごとに、「慈悲深く寛大なる国王陛下と王妃」の話を聞いて育っていく。
上記のタイにおいての仏教と王家、そして民衆の関わり合いについての善し悪しは読者なりの判断があると思いますが、現在のタイに於いては無理のない自然な関係を筆者は感じています。
ワット・ラジャ・プラナ(アユタヤ)
次は、ちょっと面白い話です。読みたい方はここをクリックして下さい。











































ちょっと面白い話

お寺が売春宿?: タイの南部にナコンシータマラート県という所があります。今回は、そこの某お寺さんで起こった話です。この寺の境内で売春行為が行われているとの噂が持ち上がり、困ったことに寺の住職が元締めだ、との事。某新聞社がこれを聞きつけ早速取材に。それに対して住職の話では、寺で売春が行われているのは事実だが、この住職は自分は元締めではない。たまたま住む家の無い貧乏人に境内を提供したところ、いつの間にか夜の姫君達が住み着き夜毎客を連れ込むようになった。そこで立ち退きを命じたところ、住職が元締めだとの噂を流されて困っているのですと弁明。しかし一番困っているのは若い修行僧たちで夜な夜な遠慮なく聞こえてくる喘ぎ声に悶々として毎日が寝不足気味、修行に身が入らないそうです。やはり坊さんも人間ですから、カワイソウ。


おいくらかな?: 最近タイでも煙草のポイ捨てが禁止になった。うっかりポイ、御用!御用! この場合は正規に払えば2,000バーツ。他の人に視られないように渡すと、タイ人の場合100バーツ、外国人の場合200、日本人の場合500以上は覚悟してください。エっ理由>日本人は金持ちだからですって。ハイ
交通違反の場合:まず俺は外国人(パスポートを見せる)ニコニコ、話が分からない、200バーツを素早く渡す、岡っ引きもニコニコ、サヨナラ。
マリファナ:吸っただけ。本当?ハイ 片手かな500 じゃないよ、その上ね、なに、これは、吸っただけじゃなかったの、また一桁あがっちゃった。だめだよ逆らっちゃ、しょうがないなぁ裁判所行き、罰金は1000だけど執行猶予2年 VISA が下りないよ。
その最中に踏み込まれた:よかったよかった、相手が14才だったから、13才だったらちょっと問題になるね。
裏本&裏ビデオ:たいていはお互いにニコニコ、岡っ引きの機嫌が悪ければ没収らしい、でも売るほど持っていると200バーツ以上の罰金らしい、でも外国人の場合はニコニコが相場らしい。
ヘロイン:「勘弁ならねー」だそうです、少しでもダメ、少なくても5年の独身寮、日本と違って食事も環境も人の住めるところではない、ここの独身寮は蚊取り線香もくれないので熟睡できないどころか毎日高熱が出るそうです、でも熱で済めば何より、500グラムで一生独身、それ以上は仏様として手を合わせてもらえる、そうです。あーあー怖い。

正月からチョットふざけすぎだったかな
担当:145,20グループ  タイ国チェンライ県在住  鈴木 貞継  Suzuki Sadatsugu 

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