News From Northern Thailand(No.7)
APRIL 1999(No.7)
第1号         10 11 12 最終号
筆者の鈴木貞継氏は3月26日逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします(編集者)

ノーザンタイランドへようこそ(第7号)

 今回は最初にタイの正月について紹介いたします。タイには三回の正月があります。一月一日、これは日本でも世界中のあらゆる国でも祝われる正月で一番ポピュラーな正月ですね。タイの二回目の正月は中国の正月(中国陰暦)元日、今年は2月16日でした。タイ人の多く住むバンコクのヤワラー(中華街)はもとよりタイ国最北端の街チェンライ県メーサイには多くの中国系タイ人が住んでいるので華やかに繰り広げられる獅子舞や爆竹の音が交差して異国情緒に浸ることが出来ます。そして最後は4月13日を中心に約十日間ほどタイ人の最大正月ソンクラーンです。この時期は乾期もそろそろ終わりに近づき気温も一番暑く学校は一月ほどの夏休み、農家では前年の暮れに植えた稲を刈り取り一息つくときです。陰暦四月、太陽は黄道タイ12宮第一の白羊宮にはいる時をソンクラーンと云って正月と云うそうです。難しいことはさておき国民は僧侶への布施を済ました後は楽しみの「水かけ」本来は目上の人に尊敬の念を込めて「水は吉慶をもたらす天の恵み、その水をかけられれば幸いが来る」との意味をもっているが、そんな意味はどうでも良く、通行中の見知らぬ人にもバケツ一杯の水を振る舞われてしまう。怒ってはいけない、尊敬の念と水をかけられた人への多幸を祈ってのシャワーですからね。この祭りの一番盛んな街は古都チェンマイです。この時期にチェンマイを訪れた人は大切なパスポートや現金はビニールの袋にいれて街を歩かなければ、あとで後悔します。
古都城壁付近で遊ぶ子供達

 今回は古都チェンマイについて書いてみます。チェンマイは「北方の薔薇」と 称されています。タイ国第二の都市でありながらバンコクとは全く異質な街です。街の中心部では毎夜ナイトバザールが開かれています。バザールでは近隣の山岳民族が作った民芸品やお土産用のTシャツ、コピー品の時計などが所狭しと舗道に並び歩くのも困難なくらいです。ここでは定価などが表示されていないために買い物は売り手と買い手の交渉です。売り手は最初に相場よりかなり高くふっかけてきます。そこで買い手は値切る、最終的には妥当な値段で交渉成立になります。ちょっと面倒な様な気がしますが、これは売り手側も買い手側も楽しみの一つと解釈して下さい。時によっては半額以下の値段で購入可能かも知れません。この様な交渉が苦手な人はデパートで買い物した方が良いでしょう。遊び感覚で買い物、騙されることも多々ありますが、これも旅行の楽しみの一端かも知れません
チェンライ郊外メーリム地区の象訓練所

チョット面白い話
(1)チェンマイには多くの日本人が住み着いています。古くは玉本さんなども含まれますが。今ではチェンマイから40キロほど離れは地域にランプーン工業団地があります。そこには世界の大きな会社が進出しています。ご多分漏れず日本の会社も多く進出していますので、そこに働く日本人や旅行者をあてにした日本料理屋さん、カラオケ店なども、その一つです。そこで驚いたのはカラオケ店の名前ですが、「ORIVIA」この名前が多くて、そこでORIVIAの一軒の経営者に聞いたところ、他の店は全く関係ないとのこと、てっきりチェーン店かと思いました。(トゥクトクの運転手さんにORIVIAと告げても希望の店には行き着けないよ)
(2)最近タイのテレビCMでドイツの最高級車MB社が美人タレントを起用して会社のサービスを宣伝しています。その宣伝の中で「当社はタイ国内の何時でも何処にでも24時間サービス体制を確立しています」との事だったので、筆者は乗ったこともないMB社の自動車会社に意地悪にも夜中11時をまわった頃にサービス課に電話を入れたら、なかなか応答がない。暫くして夜警さんが電話に出たので「故障したんですが」夜警さん曰く「サービス課の人は夕方サービスに出かけました」そこで空かさず何時戻りますか?と訪ねた「明日の9時には戻ります」良く訓練されている、マイッタ、マイッタ。
(3)日本は桜の季節ですね。私も今年は久しぶりに私も桜が観られそうです。三月初旬から四月初旬まで日本の土を踏めそうです。そこでMailでの質問が若干遅れてしまいますが悪しからず。<編集者 注>この後、とんだハプニングがあって日本に来られなくなっちゃった。本人がっかり。もっとがっかりしたのは日本で待っていたさる色男。何故か?!−−本人+1名も来られなくなったから−−判るかな?!
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