タイの最西に位置する街、メーホーソン
先月、先々月とチェンマイを紹介しましたが、今月はタイの最も西に位置する街を紹介しましょう。メーホーソンです。この街はチェンマイから直線距離だと150キロほどですが自動車が通ることの出来る5年ほど前に出来た道を走ると237キロ。以前はチェンマイから一度南下してホットと言う街からメーサリェンに向かい再度山間の道路を北上して計360キロ8時間の道のりをバスに揺られて訪れた思い出があります。もちろん空路もタイ航空が毎日朝夕にプロペラ機2便が運行しています。
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| 得度式 |
このようなメーホンソン小さな街ですが、れっきとした県庁所在地で裁判所もあるし刑務所もあります。この街は山間にあって西側の隣接した山の頂上がミャンマーとの国境。住んでいる人達もミャンマー系の人も多くて他のタイの街とは文化の違いを観ることが出来ます。街と云ってもタイの大手の銀行が数件並んでいる大きめの道路がメイン道路で少しばかりの商店が点在している程度でバスターミナルの近くにダラート(市場)がある。衣料を扱う商店の店先にはカレン族が着る貫頭衣が吊されていて明らかに他の街の商店との違いを感じます。街の中心地から徒歩で4−5分のところにワット・チョーンクランとワット・チョーン・カムが隣接して在る。この二つの寺院の建築様式も珍しい屋根が何層にも重なり合って銀色に輝くミャンマー式で見慣れたタイ式との違いを感じます。街で飛び交う会話も種々雑多でタイ語、ミャンマー語を中心にカレン語や他の山岳民族の言葉が交差しています。
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| メーホンソンの寺院、ワット・チョーンクラン |
最近は郊外の景色の良いところに観光客目当ての高級ホテルが数件営業を始めましたが、以前は市街地の中心に商売の為に訪れた人達を相手にする安宿が三軒ほどありました。いまでも健在です。この様なホテルのロビーではミャンマーから持ち込んだサファイやルビーなどの商取引が行われています。また違法な商品では大麻や他の麻薬なども扱われていると聞き及んでいます。商品のほとんどはミャンマーから山を越えて入ってきます。この街には国境を管理する入国管理事務所が存在せず、全てのミャンマーから入ってくる物や者は違法です。先に書いた裁判所と刑務所は街の規模に比べて立派なもので、密入国者や違法な大麻や麻薬所持者で多くの人達が収容されています。中には日本人をはじめ欧米人もたくさん受刑者として拘束されています。
街から20キロほど行ったところに以前写真で紹介した首長族のムラブリやパダウン族の村が観光地として賑わっています。この他には1メートルにも及ぶ神秘の魚が棲んでいる洞穴(タム・プラー)なども観光の対象になっています。この他にも筏下りや子象の訓練センターなどもあります。
265/8, Banmai, T.Maekham, A.Maechan, C.Chiang
Rai, 57240, THAILAND
鈴木 貞継 |
面白いはなし
日本人はキャバレーといえば、殿方の息抜きの場と解釈されるかたが多いと思いますが、世界ではキャバレーといえばエンターテイナーたちがショウを繰り広げて観客を楽しませる所と決まっています。従って観客は御婦人もいればハイティーンの子供達もいるので、面白いのは日本のキャバレーかも知れませんね。でもタイのキャバレーも面白いところです。
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美人!!
タイのキャバレーはショウを演じているのは男性?女性かな平たく云えばオカマさんたち、要するに、元は男性たちです。シャム湾に面したリゾート地で有名なパタヤにも「アルカザ」と「ティファニー」という二軒のキャバレーがありますが、時期によっては予約が必要で観光客で賑わっています。中にはいると日本の劇場と同じで席は舞台の方向に全席が向いていて、ショウの開始前にはソフトドリンクがサービスされます。ショウの内容は唄と踊りパントマイム、ラインダンスなどで約一時間半ほどを充分に楽しませてくれます。始めての人に踊っているのは全員オトコですよと説明したら、ほとんどの人がエッーと驚くほどの美女?揃い。バンコク市内にもキャバレーが在りますが、何処の店も主役も脇役も全員オカマさん
の美女ぞろい。アッ そうか日本にも男性だけで演じる伝統格式高い演芸があるのを忘れていました。
ポスターにはキャバレーショー「マンポ」、20時30分と22時開演と書いてある |
タイは本当にオカマさんの多いところで、タイ人も他人には無関心なので干渉しないせいか、オカマさんたちも肩身が広くて良い意味で自由にかつ職業も千差万別で私の知っている限りでも有名病院の先生やバンコク銀行の幹部職員などもいるし、もちろん食堂や店で働いている方も多い。日本人の私は最初の内は違和感を覚えたものですが、日本のオカマさん達より堂々と自分を主張していて、おおらかに社会にとけ込んでいることが何よりも明るく感じて、最近
は私も成長して、そのような人生の選択もあると認めつつ眺めています。
この原稿がアップされる頃には日本列島も大半が雨期に入っている事で
しょう、皆様が元気に過ごされるように祈っています。
| チェンライより 鈴木 貞継 oxd@loinfo.co.th
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