News From Northern Thailand(No.11)
AUG. 1999(No.11)
第1号         10 11 12 最終号
筆者の鈴木貞継氏は3月26日逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします(編集者)

ノーザンタイランドへようこそ(第11号)

タイ王国、王室の話
タイを紹介する上で何より大切なことに王室を語らなければ成りません。タイは現在でも立憲君主国です。タイの王室は他に類を見ないほどの国民に愛される王室で親しみを込めて尊敬されています。簡単にタイの王家の家族について書いてみます。現国王はラマ9世で名前は KIng Bhumibol Adyulyadey、通常はプミポン国王とよばれています。国王は米国のマサチューセッツ州モナークで1926年に誕生されました。
王妃はラマ5世遠縁のシリキット妃
、1932年生まれです。国王のご成婚は留学の国王がアメリカから帰国なされた1950年5月5日で、4人のお子さまに恵まれて現在に至っています。最初に長女、HRH. Princess.Ubol Rattana、born. 5th Apr.1951、彼女はアメリカ人と結婚して王室を離脱して王室との縁が切れましたが最近はタイでのニュースに時々登場されます。次が皇太子殿下 HRH. Crown Prince Maha Vajiralongkorn、born. 28th Apr.1952、ワチャラコーン皇太子で次期国王となります。日本にも何度かお見えになっています。その次が国民にも王室にも海外でも人気の高い HRH. Maha Chakri Sirindhorn、born. 2nd Apr.1955 です。最後は王女の HRH.Princess Chulaphorn、 born. 4th Jul,1957 となっています。

国王は多くの優れた才能をお持ちで特に音楽関係ではご自身でピアノや幾多の吹奏楽器を演奏されてジャズ界の大御所デュークエリントンやルイアームストロングたちとライブで競演されたり、その才能は大方の認めるところです。また科学分野においても幅広くの知識がありタイ国発展のために助力されていると聞いています。
何より国民に慕われる要因としてはタイ全土をくまなく訪問されて、身分を越えた農民への心配りなどが国民の心をとらえていて、過去には決して豊かな国ではなかったタイ国を現在への発展に導いた王様の力を国民が認めている証拠です。タイを取り巻く国々、クメール(カンボディア)、ミャンマー、ラオス、ベトナムなどは政治的な権力闘争によって戦争が勃発し王室が倒されて現在は共産勢力政治になっていて、政治的にも国民の自由は制限されて、経済的にも貧困の危機に接しています、タイも過去に何度かのクーデターなどで危機はありましたが、国王を信望する国民は全てを国王にゆだねて、その危機を脱して段階的に真の民主化を得つつあります。
ラマ9世の国際的評価は−−「働く英知の王」 優れた人格と知性で、国民の熱い支持を得て、タイ王国を超一流の王国国家として維持し続けている。
国王の持っているカメラはキャノンの1眼レフです。型名はクイズです。
誰か教えてー.......外国では国王とか、大統領、国家の象徴階級の人がお札や硬貨、切手などに肖像が使用されますが、なぜ日本では使われ無いのですか? 生きている内は駄目なの?

国際航空路線の新設チェンライから昆明、チェンライから中国雲南省の首都昆明に新路線就航
三月下旬から昆明(クンミン)とチェンライ間に新しい路線が生まれました。航空会社は AENGEL AIR、運航日は 月、火、木、土の週4便。このフライトはバンコク起点でチェンライにストップして昆明まで、機種はBoeing 737, ビジネスクラス8席、エコノミー134席となっています。
  参考資料:チェンライ発 12:20 昆明着 14:55 昆明発 10:15 チェンライ着 11:35
        チェンライ−昆明 片道4,610 バーツ 往復6,140(約2万円)
        ANGEL AIR: Bangkok Office 02(953)0304, 02(953)2261
        チェンライと昆明には時間差が一時間ありますので注意して下さい。
        尚、上記の運行時間は夏期時間で 30th Oct.までとなっています。

雲南省は中国でも一番中国らしい民族文化が残っていて気候も中国と言えば寒い国を想像しがちですが温暖でリンゴや柿、桃、葡萄などお馴染みの果物をはじめ南国の果物まで数多くの果物が一年中街に出回っているようです。また世界の花市場と形容されるほどの花が栽培されていて今年も花のフェスティバルが催されました。食文化の方も日本人には馴染みやすい味で辛さも強くなく昆明料理として知られています。
耳より情報:松茸が雨期の終わるまで豊富に出回っていて沢山食べても安いので驚くそうです。キノコ大好き人間には魅力あるでしょう。


ちょっと面白い話
第5号のこのコーナーでタイの海賊版コンピューターソフトの実体?について取り上げましたが、先月半ばにBSA(海外大手のソフトウェア連合)タイ支部副理事長の発言で面白い数字が出てきましたので書き記しておきます。昨年の海賊版普及率は前年比2%減の82%だったそうです。この数字は世界20位だとのことです。一位はベトナム何と97%、2位中国95%、3位インドネシア92%、何を云いたかったのか?副理事長、要するに経済不況下でもタイは2%の減少を達成した事について「知的所有権の確立が経済発展にとっていかに重要であるか政府が周知徹底した結果」と当局の努力を評価した。BSAタイ支部と取り締まり当局(警察)の関係よほど密接なのかな。上記の2%は当局にたいするヨイショなのかな? ちなみに海賊版普及率が一番少なかったのはアメリカ25%で前年比2%減だそうです。
タイでの取り締まりは1997年にパンティッププラザ(コンピューター会館) Managerが逮捕されて懲役18ヶ月罰金82万バーツが言い渡されただけで、その後の取り締まりは第5号に書いたとおりでパンティッププラザでは逮捕者が無く同所においては違法なソフトは発見できていないそうです。アレー何か変だなー、あの店に飾ってあるソフトは本物なんだー、400バーツでいろいろな便利なソフトが一枚に入れてあって、何処のメーカーがまとめているのかな? ここから真面目な話で今年三月米国通商部(USTR)はタイの海賊版取り締まりが積極的ではないと批判。知的所有権の保護が両国間の貿易における重要な懸案であることを指摘、USTRの報告ではタイ側の知的所有権侵害により、米国企業がこれまでに被った損害額が2億米ドル、またタイの司法機関は侵害者にたいして厳重な厳罰を与えていない傾向があると述べ、通称、制限301条発動の可能性もあるとして現在監視している。




265/8, Banmai, T.Maekham, A.Maechan, C.Chiang Rai, 57240, THAILAND
鈴木 貞継


第5号(1999年2月) ちょっと面白い話

違法ソフトの取り締まり
:バンコクのパンティッププラザでの話。これは六階建てのパソコン会館で百軒以上のパソコン屋さんが入っている。タイはソフトの海賊版のメッカ、英語版、日本語版の Windows 98 も出たばかりの翌週にはソフト屋さんの店先に並んでいる。300 バーツ 日本円で1,000エン、ゥーン安い。私は明日の夕方の便でチェンライに戻るから明日の朝もう一度買いに来よう。翌日になって昨日 Windows 98 を見かけた店に行ったら、ソフト屋さんがみんな閉まっている。そこで早すぎたと思いつつ友人の店でソフト屋さんが開くのを待とうと一階のエスカレーターに乗ったら反対のエスカレーターにはオマワリさんが十数名、何があったの? 側の人に聞いたら違法ソフトの取り締まりだって、、、。空港にて英字の新聞 /Bangkok Post 紙を買って読んでいたら、「今朝パンティッププラザにて指摘された違法ソフトの摘発が行われたが、一件の違法ソフトも無かった」ですって。なぜ店が閉まっていたのかな? いくら払えば情報が得られるのかな?
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