モータ200V三相化、ベルト駆動に改造
オリジナルモータを使えば、プーリを2個作るだけで
簡単に改造出来ます
ギヤ駆動方式は騒音に問題が有るので、Vベルト駆動に改造
します。
ついでに100V直流600Wブラシモーターから三相200V400W
モータに付け替えます。 ヘッドサイドに付いていたものを
ヘッドの上に移動します。この方がバランスが良さそうなので。
重量的には少し重くなるくらいだと思います。

有り合わせのアルミ材でマウント部を作りました
ベルトテンション用にモーターを前後に15mm移動出来るように
作ってあります

モータはヤフオクで落札した富士電気製(中国産)フランジ形
モーターベースの製作。  フライスの練習を兼ねて作る

ヘッドへの取り付けは6mmのボルト4本です
モータースライド部は8mmのボルト
プーリー製作
キー溝彫り
キー溝彫りバイトの作り方
モーターが前後に移動出来るようにモーターベースの
ネジ穴は15mmの長穴です
モータープーリーから作る
VベルトのV角は40度なので真剣バイトを加工して姿バイトを
作って置きます。 95mmの砲金が有りましたので此を使う
姿バイトは切削抵抗が大きいので一気には削れませんので
いろいろなバイトを使い荒削りをしてから姿バイトで形を整える
バイトは良く研ぐこと。それでもビビリが出るので手回しで切る。

モーターシャフト穴まで一気に削る。振れを無くすため。
チャックの掴み代は旋盤とフライスで削りました

M型Vベルトを使用したのでベルト巾は10mmです。
ベルトの断面は40度ですがプーリーが小さくなるほどベルトの
角度は小さくなり(下の方に歪みが出て)、50〜70mmのプーリー
の場合は34度が良いそうです。
詳しくはJIS規格で調べて下さい
ベルトの掛け替えで低、高速の切り替えが出来るように2段プーリーにする

低速用 モータ 50mm 主軸 80mm  1070rpm
高速用 モータ 75mm 主軸 55mm  2330rpm
モータースピンドル先端に5mmのネジを切る
モータープーリーを取り付けて、主軸プーリーを作る位置を
調べる。 適当に作ってしまうとあとで面倒な事になります
プーリーの平行度の調整はモータープーリーでおこなう。
主軸ドライブギヤの取り外し。
Cリングで止めて有るので専用工具で外す
ここで設計ミスに気が付く!

プーリーの穴径が35mm有り、55mmのプーリーを作ると
プーリーの谷径は35mmになり、径の小さいプーリーは
作れ無い事に気が付く!

設計変更して主軸は70mm一つにする。

モータープーリー径55 主軸70  1340rpm
モータープーリー径75 主軸70  1830rpm

主軸プーリーは70mm一つになりました
キー溝をまだ彫ってないので固定キーなしでベルトを付けて
回してみました
静かです!!。
プーリーの平行度を合わすのはモータープーリーの
ボブを削ったり、座金を入れて調整する。
自作キー溝彫りカッターです
フライス盤のドリルチャックに付けて、スピンドル
上下ハンドルで押し切りをします

チップの素材はドリルロッド、ホルダーは快削鋼
キー溝の巾が8mm、チップの巾が5mm、最初は5mm巾
で彫って左右に1.5mmずつ巾を広げます。
ドリルチャックが回転すると具合悪いのでスピンドルスリーブに
空いている穴に詰め物をしてスピンドルが回転しないようにします

奥に見えるのはチャックの引きネジです。
完成です!
モータープーリーの穴径が14mmなので
チップホルダーを作るときには、考慮して下さい

10Φでもギリギリでした(^^;
モーター換装、プーリー制作はこれで完成です。

初期の目的である騒音の軽減は、予想を大きく
上回る成果でした
夜でも1000回転、OKです。 切り込み量を少なくすれば
切削音も軽減出来るので夜の工作が多いアマにはお勧めです