店名「六根浄」へのこだわり
「六根浄」の意味「六根浄」は、『徒然草』の中でも私のお気に入りの段である、 第69段から引用させていただきました。 「六根浄」とは、眼耳鼻舌身意の六根が清浄になること、だそうです。 第69段では、「六根浄」の境地にある偉いお坊さんが、豆の殻で豆を煮ている時に、豆同士の会話が聞こえてきたという逸話で、一見、何てことない荒唐無稽にも見えるお話です。 しかし、私はこのお坊さんが豆同士の会話が聞こえたということに着目しました。 豆が実際に会話していたわけではなく、お坊さんの中に豆同士が会話しているという「訪れ」がやってきたのだと。 お坊さんはお経を唱えたことで「六根浄」の境地へ至ったとしています。 私は良いお酒に出会った時、「輝く太陽の光」「清き水の流れ」「大地の豊穣」のイメージが「訪れ」ます。 私は、良いお酒を飲むこととお経を上げることが同じく「六根浄」の境地へ至る道なのではないかと…恐れながら思っています。 誰しもが「六根浄」の境地へと至れるような、ほんものの良い酒を提供したいと考え、店を「六根浄」と名付けることにいたしました。 |
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