資格攻略法


マンション管理士

新設の国家資格として注目されている『マン管』。
しかし、名称独占資格という要するに”名乗れるだけ”の資格のため、
その価値については未だに未知数。
出題傾向や合格ラインについてもムラがあり、非常に読みにくい。
合格の方程式は確立していませんが、
ここでは、平成14年度に合格した体験をもとに
どうすれば受かるのかを考えていきたいと思います。




**ACCESS**
(財)マンション管理センター 試験部


Part 1 テキストは何を買うか

 マン管には、残念ながら宅建ほど完成度の高い基本書は、まだ存在しません。
 従って、基本書だけではなく、「民法」と「建物の形質と構造」用にサブテキストを用意して下さい。
 基本書は、
 が、なかなか良いそうです。
 わたしの場合は、かなり程度の悪い基本書を買ってしまったので、ほとんど役に立ちませんでした(笑)。

 続いてサブテキストですが、まず「民法」。
 「民法」用には宅建試験用のテキストを買って下さい。
 上の二冊のうち、どちらかがいいでしょう。
 既に『これだけ!!宅建』で宅建に合格した人か、或いは既に法律に詳しい方は『らくらく宅建塾』がオススメです。
 それ以外の方は、ぜひ『これだけ!!宅建』を読んでみて下さい。
 『これだけ!!宅建』は”法の精神と心”を養うことに力点を置いて書かれており、この力が試験では非常に役に立ちます。
 マン管は試験回数が浅く、出題範囲にムラがあるため、わたしのときも予想外の未知の問題に数々遭遇しましたが、”法の精神と心”のおかげでかなりの問題を正解をすることができました。

 「建物の形質と構造」用のサブテキストは、  が、オススメです。
 「建物の形質と構造」は、出題数が多く、出題範囲も広いため、非常に難関です。
 この本は、イラストがたくさん載っていて分かりやすいので、できるだけこれを読んでインプットしておきましょう。
 この分野はいったいどこまでやれば成果に繋がるのかが分かりくく、暗中模索で勉強をすすめなければなりません。
 最終的には”法の精神と心”に頼らざるを得ないのですが、できるだけテキストに触れておくことによって勘の精度を高められるのではないかと考えられます。


Part 2 テキストの読み方

 まず、民法のサブテキストからはじめることをオススメします。
 法律の基本は民法です。
 民法を勉強することで、法律の感覚を養うことができます。
 既に民法に詳しい方は、復習として『らくらく宅建塾』の民法編をざっと一読しましょう。

 民法を基礎から勉強する必要のある方は、『これだけ!!宅建』の民法編を読みましょう。
 読み方は、資格攻略法「宅地建物取引主任者」の「基本書の読み方」を参照して下さい。

 民法を読んだら、いよいよマン管の基本書を読みましょう。
 『マンション管理の知識』を2回〜3回ぐらい読んで下さい。

 最後に、「建物の形質と構造」のサブテキスト『イラストでわかる二級建築士用語集』です。
 これは、適当に斜め読みして下さい。
 本当に建築士の勉強をしているような人なら別ですが、普通はみっちり読み込もうとしてもとても飲み込めません。
 絵を見ながら、パラパラと眺める。
 とりあえずこれだけで十分です。
 ただし、問題演習で「建物の形質と構造」の問題をやったときには、しっかりこのサブテキストの項目も押さえるようにして下さい。

Part 3 問題演習のやり方

 問題集としては、
 これを買うようにして下さい。

 マン管は宅建ほど基本書にも頼れませんし、この問題集にしても、実のところ実際の試験問題をどこまでフォローできているかは甚だ不安だったりもします。
 実際の試験では予想外の出題があるものと思わなければなりません。
 では、どうやってそれに対処するのか?
 実は、基本をしっかりやることが一番の近道なのです。
 では基本とは何か?
 これは、問題演習を繰り返ししっかりやるということに尽きます。
 確かに、問題集には載っていない問題が出てくる可能性が高いわけですが、それでもどちらかと言えば問題集の範囲でフォローできる問題の方が多いはずです。
 不確実な難問の出題が多いほど、基本の問題で確実に正解を出せる力が重要になるわけです。

 さて、ここから先は宅建の問題演習とも共通しますが、問題演習で解答が分からないときに諦めないでください。
 知らなかったり覚えてなかったりしたことでも自分なりに内容を考えて、とにかく考えを巡らせるようにして下さい。
 一見して「数字を覚えていなければ分からない」ように思える問題でも、「それはどういう意図があっての数字なのか」「だとすればどれぐらいがふさわしいのか」など、とにかくあがきにあがいてください。
 そうすることで、正解を出せても出せなくても、実際の内容を深く理解し、鮮明に記憶に残すことができます。
 また、こうすることで未知の問題を”法の精神と心”で解くという力に磨きをかけることができるのです。

 解説は必ずすべて読んで下さい。
 あと、「理解できていなかった」箇所がある度にテキストを読み返し、その部分とその前後を読み直して理解するようにして下さい。
 次の問題に行く前に、その問題を正解することができ、なおかつすべての内容について完全に理解できていた場合には、問題のチェック欄に、○を書いておいて下さい。
 少しでも「理解できていなかった」箇所があった場合には、たとえそのときたまたま正解できていたとしても△を書くようにして下さい。
 間違えた場合は、×を書いて下さい。

 問題は何回でも繰り返し解いて下さい。
 どういう問題だったかとか解答が何だったかとかは、少し時間が経ってしまうと、すっかり忘れてしまいますから、安心して(笑)繰り返しましょう。
 問題を覚えるのではなくて、出題されていることの内容を理解できるようになることが目的です。
 しっかり取り組んでいけば、問題は忘れてしまっても理解は残りますから、安心して下さい。
 ○が二連続になれば、その問題はもう完璧ですから、今度からはその問題は飛ばしてしまいましょう。

 それでは皆さん、がんばって受かりましょう!

(この頁終わり)


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