実録・奮戦記
速読
もしも本を速く読むことのできるスキルがあれば
何かと役に立つに違いないと思い、挑戦してみることにしました。
「果たして、本当に速く読めるようになるのか?」
「いったいどれくらいまで速くなるものなのか?」
わたしが自ら実験台となってトレーニングの進捗状況を
掲載していきますので、ぜひお楽しみに!
Part 1 通信講座に申込む
2004/04/18
たまたま、テレビで速読を取り上げている番組(
世界バリバリ☆バリュー)を見たのですが、
ぶったまげました。
若手お笑い芸人のコンビが速読の短期集中講座を体験するというこの企画。
もともと彼らはあまり本を読む習慣のある方ではなく、最初の読み方はかなり
たどたどしいものでした。
それが、トレーニングを重ねるうちにどんどん上達していき、その集中講座の終わりには、
「ペラッペラッ」
と、
2、3秒でページをめくっていくというレベルに到達していました。
すごい…!
これが本当ならやらない手はない。
これだけ速く読めるようになれば、資格などの勉強はもちろん、仕事でもきっと役に立つに違いない。
考えてもみれば、これほど
汎用性の高い便利なスキルはなかなかないように思われます。
しかし、
速読って何故かメジャーじゃない。
周りで、
「速読やってる」
とか、
「速読っていいよ」
とかって、あんまり聞いたことがありません。
それどころか、逆に、
「あやしい」
とか
「眉唾だ」
とか…。一般的にはどうもマイナスのイメージの方が強いようです。
これって実際のところどうなんでしょうか?
じゃあ、
とりあえずやってみればいいじゃないか、
と。
まずはネットで速読の本や講座などをいろいろと調べてみました。
で、調べてみてまず分かったのは、どれもパッと見には
確かにあやしい(笑)ということでした。
○○方式とか○○メソッドとかっていう、もっともらしいネーミングとか。
うたっている文句が、あやしげな自己啓発セミナー風だったりとか…。
あと、おしなべて受講料などが高い。
実際のところは分かりませんが、基本的に速読自体に好意を持っているわたしでさえ、
ちょっとひいてしまいました。
このまま主催者側の情報だけを見ていてはまともな判断がつかんと思い、受講者などユーザー側の情報を得ようと「2ちゃんねる」にアクセスしてみましたが、これがまた
思いっきり逆効果でした。
誹謗中傷、罵詈雑言、信憑性のない情報の雨あられ。
まったく辟易としてしまいました。
で、結局のところどうしたのかというと、
ユーキャンの通信講座を受けることにしました。
決め手は受講料の安さ(38,000円)とCMをやっているというユーキャンのネームバリューでした。
さて、そういうわけで申込みをして数日後、さっそく教材がやってきました。
Part 2 BTRメソッド
2004/07/09
さて、この速読講座。
「BTRメソッド」というんですが、これはBasic Training Readers method(読書をする人のための
基礎トレーニング法)という意味で、実はぜんぜん特殊な技術じゃなかったりするんです。
具体的には3段階のトレーニング方法がありまして、これは以下の通り。
- 認知視野の拡大
- 読書内容への集中
- 読書トレーニング
「認知視野」というのは、文字を認識できる視野のこと。これを広げる
「筋トレ」ようなトレーニングが、まず基礎としてあるわけです。
それから、認識した文字情報を素早く理解していくためのトレーニングが、
「読書内容への集中」。
そして、実際の読書での実践トレーニングが、
「読書トレーニング」です。これには、具体的には例えば
「倍速読書トレーニング」というものがありまして、これは1分ごとに読書スピードを強制的に2倍、4倍と上げていくものです。
つまりこれは、
「突然1万字が読めるようになる」
というような
「特殊な技術」を目指すものではなく、読書をするのに必要な基礎的な技術をひとつひとつ地道にトレーニングしていき、
「2倍、4倍と少しずつ速い読書スピードに慣れていこう」
というものなわけです。
なるほど、これなら何とか出来そうな気がします。
教材は、まずCDが4枚。すべてのトレーニングはこのCDの指示に従って行います。
「トレーニングシート」が8枚。これは、「認知視野の拡大」のために使うものです。
それから、トレーニングテキストが8冊。
以上がメインのものになりまして、これらに加えて導入用のビデオ、マンガ版の導入ガイド、記録帳、ガイドブック、トレーニングの進め方、進度確認テスト、トレーニング用の書籍(小説)が3冊です。
なかなかのボリュームで、ダンボールにこれらが詰まったものが届いたときには、さすがに驚きました。
さて、通信講座のカリキュラムは、プログラム0、プログラムT〜プログラムWまで。全55回、総計時間49時間です。
間隔を空けずに、できるだけ続けてトレーニングをしていくことがコツだとのこと。
とにかく頑張って地道に続けてみたいと思います。
Part 3 継続が力…しかし、それが難しい
2004/07/09
速読講座を始めて早くも3ヶ月近く経ちました。
カリキュラムの進捗状況ですが、ようやっとプログラムUが終わったところです。
情けない話、進み具合は
まったく芳しくありません。
やっぱり、
「筋トレ」みたいなものですから、本当は間隔を空けずに毎日コツコツと続けていくことが大事なんですが、これが現時点までのところは
全然ダメだったわけです。
さて、トレーニングを始めてからの読字数の推移ですが、
04/16 プログラム0 : 765字/分
04/21 第1回進度確認テスト: 798字/分
07/08 第2回進度確認テスト:1280字/分
以上の通りです。
少しずつですが一応向上しています。これは、プログラムUの
倍速読書トレーニングのおかげです。
初めのうちは、倍速読書についていけず、ひいひい言っていたのですが、やっていくうちにだんだん速く読むコツのようなものが体感できてきました。
考えてみると、今までは文章を読むとき、本当は字面を見るだけで読み取れるはずなのに、必ず頭の中で
「音読」して読んでいました。
ところが、倍速読書だとその
「音読」をしている暇がない。自然と
字面を見るだけで読み取っていかざるを得なくなるというわけです。
しかしながら、どうしても
「音読」で言葉を反芻して理解していく癖がついてしまっていて、それに慣れ親しんでいるので、字面を見るだけでどんどん送っていってしまうと、なかなか
「音読」と同じレベルの理解度を得ることができない。また、スピードを上げていくとなかなか頭の中に入ってこない。
と、このへんは、ダイナミックに読み取る力であったり、言葉をイメージする力であったり、もろもろの基礎力を鍛えていくことで、理解度とスピードを向上していくことができそうだと、改めて各トレーニングの意義を思い知らされました。
そんなわけで、
確かな手応えを得て、それぞれのトレーニングの必要性を実感として掴んだプログラムUだったのですが、途中で何度か大きなブランクを空けてしまい、全15回のトレーニングを終えるまでに
2ヶ月半という時間がかかってしまいました。
読字数は確かに伸びたのですが、決して満足いくようなものではありませんでした。
やはり、もっと連続してトレーニングをしていかないといけない、と。
これから、プログラムVに進むわけですが、
これからは毎日着実に取り組んでいこうと気持ちを新たに引き締めているところです。
ちなみに、プログラムUを始めてからは、普段、新聞や本などを読むときに、
「音読」をしないように心がけています。特に新聞は、記事によってはざっと目を通すだけで良かったりするので、倍速読書の練習にしています。難解な時事用語が並んでいたりするので、なかなか歯ごたえもあっておもしろいですね。
あと、本もよく読むようになりました。大雑把に読むというスキルが身についてきたので、読むことへの抵抗感がなくなってきたように思います。
(Part 4につづく)
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