Log (Jul 2004)

■2004年7月31日(土)  ─ 臭い未来。 ─

 >>“香り”を配信するWebサービス実験

 もし「香り発生装置」が普及してパソコンに標準装備されるようになったら、
 そのうちに「臭うウィルス」が出てくると思う。

 考えただけでもかなりシュールだ。

 何の前触れもなくパソコンから漂ってくる、くさやのニオイ。
 もう仕事どころの騒ぎじゃない。

 臭いウィルス。

 五感の薄れがちな電脳世界において、嗅覚への攻撃というリアリティ。
 まさにヴァーチャル・リアリティ。
 データを壊されるといった実質的な被害よりも、何となくダメージは大きい。

 駆除しない限り、いつまでもくさや臭。
 どんどんネットワーク上に広まっていく、くさや臭。

 くさやのニオイならまだしも、ツンとキツイ足のニオイだったりしたら、
 オフィスに嫌な雰囲気が漂いそうだ。
 データのみならず、人間関係をも破壊するトリッキーなウィルス。

 科学技術の発展の光と影。人類にとって、諸刃の刃。
 静かに警鐘を鳴らしておこうと思う。


■2004年7月30日(金)  ─ 遅く起きた朝は。 ─

 珍しく寝坊をした。

 むっくりと起き上がり、何気なく時計を見やると、
 いつもならとっくに家を出ている時間。

 燃え尽きた。

 ぐんぐんと血圧が上がるのが分かる。
 脳に、血液が流れ込んでくる。
 頭の回転速度が急激に上昇し、上昇し過ぎて頭が混乱する。

 頭の中で情報が処理しきれない。バッファオーバーフローしている。
 今なら、タスクマネージャで「応答なし」になるアプリケーションの気持ちが分かる気がする。

 ドラクエでメダパニにかかったらこんな感じなのかも知れない。

 いっそ大幅に寝過ごしてしまえば諦めもつくのに、
 どうして俺という人間は微妙に間に合うかも知れないグレーな時間に目を覚ますのか。
 ゲノムか。ゲノムがそうさせるのか。

 「午前半休でもとろうか」などと、こずるい回避策が頭をよぎる。
 ゲノムか。ゲノムがそうさせるのか。

 そんな遺伝子、組換えてしまいたい。


 結局、奇跡的に始業時刻ギリギリに間に合った。

 「やればできる子なんですよ。」
 中学の頃に言われたようなフレーズを、何となく思い出した。


■2004年7月29日(木)  ─ ラジオ体操。 ─

 小学生の夏休みといえば外せないイベントは朝のラジオ体操だが、
 朝6時半というのは早過ぎると思う。

 子供はともかくとして、
 地区の子供会等の役員をされている方は、さぞ大変なことだろう。
 などと、ピンポイントに一方的なシンパシーを寄せてみる。

 そういえば、朝のラジオ体操といえばラジオ体操第1だが、
 中学校に上がった途端、ラジオ体操第2しかしなくなる。

 あれは何か意味があるのだろうか。
 もしかしたら、第二次性徴に関わる何かがあるのかも知れない。
 確かに、腕と脚を曲げ伸ばす体操なんかはちょっといわくありげだ。

 ガニマタ。

 ラジオ体操第3なんかあったら、そりゃもうエライことになっていると思う。


■2004年7月27日(火)  ─ きっとセミ星人。 ─

 この時期、セミの低空飛行は脅威だ。

 目線の高さで黒い物体が飛んでくると
 思わずビクッと反応してしまう。
 ジージー鳴きながら飛んでこられた日には、なおさらだ。

 ゴキブリと並んで、「飛んでくるとビックリする昆虫」のトップランナー。

 セミとの遭遇。

 短い成虫の生を全うし、あちらこちらでひっくり返って固まっている死屍累々も、
 H.G.ウェルズの『宇宙戦争』のラストで、
 火星人がバタバタ倒れて死んでいるのを彷彿とさせる光景だ。

 あの奇抜な風貌といい、奴ら実は宇宙人なのかも知れない。
 「アメリカ東部で17年ゼミが数十億匹の大発生」とかいうニュースを耳にするにつけ、その思いを強くする。


■2004年7月26日(月)  ─ アイドルタイムの与太話。 ─

 高校の生物の授業に必ず出てくる遺伝の法則。

 それを発見したメンデルは、
 何年もかけてエンドウ豆を交配し、「優性の法則」と「分離の法則」を導きだしたという。

 言っては何だが、ヒマ人だと思う。
 日向と日陰にヒマワリを植えて、成長の違いを観察する小学生みたいだ。

 数年間エンドウ豆を栽培している間に、
 水やりをサボって枯らしてしまったり、
 小腹が減ってついつまみ食いしたりした。
 などというエピソードが残っていたら面白いと思う。

 そんなメンデルなら、シンパシーを感じずにはいられない。
 すこぶる一方的なシンパシーだが。


 今日は珍しく手持ち無沙汰な時間があったので、98マシンのデフラグをした。

 Windows98のデフラグは、まとめて最適化が進行するときのカタルシスが爽快なので、
 ついつい時を忘れて見とれてしまう。

 モチベーションのないヒマ人のすることは、本当に役に立たない暇つぶしであるなあと思った。


 ついでに言うと、「左手の法則」で有名なフレミングも個人的にはヒマ人であって欲しい。

 こんなポーズ考えるのは、きっとヒマ人。


■2004年7月25日(日)  ─ 魅惑のおこし太郎。 ─

 全く自慢にはならないが、朝に弱い。

 土日は特に。
 特別な予定でもない限り、昼過ぎまで寝ている。

 折角の休日。
 勿体無いような気もする。

 そんなお寝坊さんにピッタリな商品が自動起床装置「おこし太郎」

 テレビショッピングならそういう流れだろうか。

 どう見ても無骨な布団乾燥機みたいだ。
 ネーミングが「すし太郎」っぽくて、ちょっとぐっとくる。
 ついでに言うなら、時間セット装置が時限爆弾のそれっぽくてビビッドだ。

 10万円近く払って、
 手に入るのが時間通りの起床と、場所をとりそうな布団乾燥機もどき。

 何というか、ブルジョワ。
 よく分からないが、セレブってこういうことなのか。

 横に弓なり。

 ただ起床するだけなのに、あの大掛かりなギミック。
 何となく「宇宙家族ジェットソン」を思い出した。

 ハンナ・バーベラの描いた未来が到来か。
 さすが21世紀。


■2004年7月24日(土)  ─ テレビ消灯時間。 ─

 24時間でも27時間でもどっちでもいいのだが、
 どうせなら通常編成でお願いしたい季節がやってきた。

 毎回、やってる意味や意義が分からないが、何か需要があるから続いているんだろう。

 いつの間にか24時間テレビでタレントを走らせるのが
 サライの大合唱レベルの定番になっている。
 既成事実になっているようだが、あれは何なのか。

 間寛平が走っていた頃は必然性もあったかも知れないが、
 最近は何で走っているのか分からない。
 山田花子にしろ杉田かおるにしろ、何をモチベーションに走るのだろう。

 要所要所でマラソンの実況中継でも入れないと進行が持たないのだろうか、
 などと、見もしないくせに余計な心配をしてみる。

 確かに、話の展開には縦軸と横軸が必要だ。
 この場合、タレントによるマラソンというのは番組を1本貫く縦軸になり得る。
 横軸は全国のキー局をつないだネットワークといえるだろう。

 そういう意味では、フジ系列の27時間テレビには縦軸がないと思う。
 普段は1時間のバラエティ番組を27時間延々とやります、ということだろう。
 24時間テレビの「感動させるぜ」という意気込みも、それはそれで暑苦しいのではあるが。

 足して2で割ればちょうどいいのかも知れない。

 テレビ消灯時間。


■2004年7月22日(木)  ─ 憧れの社員食堂。 ─

 昼はいつも外に食べに出るのだが、こうも暑いと外に出るのも億劫になる。
 かといって、揚げ物主体の弁当は勘弁こうむりたい。

 こんなとき、社員食堂があったらなあと思う。

 社員食堂。
 それは、俺の永遠の憧れ。

 子供の頃に見たバブリーなドラマに刷り込まれたのか、
 就職するまで、どこの会社にも社員食堂があるものだと思っていた。
 カフェテリア方式で、セルフサービスで。
 ローカルな例をあげるなら、「ザ・めしや」のような。
 もっとパブリックに言うなら、こ洒落た学食のようなイメージ。

 社員食堂がいかにマイノリティであるかを理解したときは、
 盗んだバイクで走り出すくらいの勢いで社会に幻滅したものだ。
 行き先は分からないが。

 兵庫にある客先の工場を訪問したときに、社員食堂に案内されたことがある。

 体育館か講堂のような建物に、整然と長机とパイプイスが並び、
 ステンレスのラックには3種類くらいのメニューがこれでもかと用意されている。
 ご飯はおかわり自由。

 恍惚。

 そりゃもう恍惚。

 長年夢見た光景が目の前に広がる。
 我ながら安っぽい夢だ。

 きっと、「隣の芝は青く見える」というのはこういうことを言うのだろうと思いつつ、
 今日も定食屋の日替わりランチに箸を伸ばす。


■2004年7月21日(水)  ─ 土用の丑に胃もたれ。 ─

 夏になると、毎年毎年「今年が一番暑い」と感じる。
 去年の暑さなんか喉元を過ぎて覚えてはいないというのに。

 しかし、今年の夏は本当に一番暑いような気がする。
 関東では最高気温の記録を更新したりしている。

 傍若無人、遠慮のない暑さ。
 熱狂の加減でいうならフーリガンだ。


 今日は土用の丑の日だというので、昼はちょっとフンパツして鰻を食べた。

 何で土用の丑に鰻を食べるかについては諸説あるようだが、
 食べてみて思ったのは、鰻って結構脂っこくて重い。
 これを平らげることができるか否かが既に分水嶺なのではないだろうか。

 ずっしり感。

 滋養はあるけど胃にもたれるというアンチノミー。
 暑さに負けないスタミナをつける以前に、鰻の重さに負ける意味のなさ。

 負けるな、俺の五臓六腑。
 負けるな、俺の自律神経。


■2004年7月20日(火)  ─ あの夏の日のメモワール。 ─

 小中学校なんかはそろそろ夏休みだ。
 1ヶ月以上のバカンス。きっと今頃、小中学生はウハウハだ。

 羨ましいような気もするが、
 今や1ヶ月の休暇なんかもらったら、何事もなく社会復帰できる自信がない。
 大人にはある程度の制約や不自由が必要なのか。

 小学校の頃、終業式の日には
 道具箱やらヒマワリの鉢やら上履きやら工作やら、普段学校に置いてあるものを
 残らず家に持って帰らなければならなかった。

 数日前から少しずつ持ち帰ればいいものを、
 毎年毎年、最終日に大荷物を抱え、汗だくになって帰るような子供だった。
 よりにもよって、半ドンで一番暑い時間帯に下校。
 小学校6年間では、結局そういう計画性は身に付かなかった。

 ヒーコラヒーコラバヒンバヒン。

 そういえば、前の会社を辞めたときも、
 最終日に大量の本やら文具類を紙袋いっぱいに詰めこんで帰った。
 成長がみられない。

 ・・・今にして思えば、いらないダンボールか何かをもらって、
 それに詰めてコンビニから宅配便で送ればよかったのではないだろうか。

 元来の計画性のなさから目を背けた欺瞞ではあるが、
 もし次にそういう機会があったら、
 そのときは大人に許された自由をもう少し享受してみようかと思う。

 ***
 ケンタッキーフライドチキンのCMで、
 夏休みに子供2人で電車を乗り継ぎ、田舎の親戚の家に行くCMがある。

 お土産に、街で買ったサマーバーレルを持っていくのだが、
 炎天下に何時間も晒していたら、傷むと思った。

 こういうイメージ先行のCMはどうかと思う。


■2004年7月19日(月)  ─ BBフェスタに行ってみた。 ─

 BBFesta

 アット・ニフティのBBフェスタが名古屋にやってくるというので、
 栄のナディアパークに行った。

 お目当ては「フレッツ」でも「IP電話」でも「ココログ」でもなく、「デイリーポータルZ」
 BBフェスタの何たるかを見事に無視。
 何だか食玩が欲しくてお菓子を買う子供みたいだ。

 会場に入ったら、「デイリーポータルZ」コーナーに直行しようと思ったのだが、
 すぐに見つからなかった。
 会場全体を見渡せる位置に移動して、ゆっくり眺めてみたところ、
 ステージ脇の物販コーナーに隣接して、ひっそりと出展していた。

 隣接というか、完全に飲み込まれていた。
 M&Aでいうなら、吸収合併。

 他のコーナーが、「ココログ」や「IP電話」の体験コーナーなのに対し、
 缶ポックリ、ビニール傘、バウムクーヘン、シークレットシューズetc...。
 異質だ。
 砂漠の中のオアシスというか。蜃気楼みたいな点も含めて。

 コーナー自体の毛色も違えば、コーナーに来るお客さんも毛色が違う。
 皆、俺と同じく明らかに「デイリーポータルZ」目当て。
 異質な賑わいに、「類は友を呼ぶ」ということわざが頭をよぎる。

 サイン。

 今さらながらに、自分がいかに「デイリーポータルZ」好きなのかを知った。


■2004年7月18日(日)  ─ 健康診断の結果。 ─

 先月末に受けた健康診断の結果が返ってきた。

 あまり精度は高くなさそうな検査ではあったのだが、
 果たして裸眼の視力が左右ともに上がっていた。
 およそ目にいいことなど何もしていないのに。

 視力回復。 (ランドルト環:視力検査に用いる記号)

 前回の検査がいい加減だったのか、今回の検査がいい加減だったのか。
 「両方適当だった」に3000点。
 倍率ドン。さらに倍。

 総合判定では、「今回の検査では、異常は認めません。」と言い切られているのだが、
 俺は別の意味で、今回の検査に異常を認めたい気がする。

 問題ないと言われて、逆に不安になる健康診断。


■2004年7月17日(土)  ─ 昭和が遠くなる。 ─

 >>「サンワリ君」連載38年、漫画家・鈴木義司氏が死去

 小学生の頃に毎週見ていたせいか、
 鈴木義司氏というと、やはり「お笑いまんが道場」のイメージが強い。

 蝶ネクタイを締めて、富永一朗氏の描いた「土管に住み着く鈴木義司」の絵に半笑いする。
 そんなイメージ。

 「お笑いまんが道場」は俺にとって、ある意味「昭和」の象徴でもあり、
 「昭和」を語る上では欠くことのできないファクターだ。
 そして、俺にとっての「お笑いまんが道場」は、
 「だん吉・なお美のおまけコーナー」よりも、「土管に住み着く鈴木義司」だった。

 ・・・これを三段論法にすると、「昭和の象徴=土管に住み着く鈴木義司」になるが
 多分、それは違うと思う。レトリックの落とし穴。

 しんみり。

 また少し、昭和が遠くなった気がする。

 ご冥福をお祈りします。


■2004年7月16日(金)  ─ 梅肉 IN THE SUMMER。 ─

 最近は暑くて食欲も減退気味だったのだが、
 今日の「梅肉添えみぞれトンカツ」のランチプレートはスイスイと箸が進んだ。
 むしろウェルカム。

 「そうか、梅肉か!」と思わず膝を打つ。
 レッツ、クエン酸。

 帰りに、スーパーでねり梅を購入。
 今年の夏は、梅肉で乗りきろうと思う。

 これで夏バテ知らず。


■2004年7月15日(木)  ─ 地味にショック。 ─

 B0サイズ(1030×1456:B5用紙を32枚並べた大きさ)の紙のことを、
 「B紙(ビーし)」と呼ぶのは方言だと聞かされる。

 全国共通の普通名詞だと思っていた単語を言下に否定されると、地味にショックだ。

 常識が、ぐらぐらと1/f ゆらぎ。

 B紙。

 関西では「B紙」とは呼ばないらしい。
 他に何か呼び方でもあるのか。

 何と言われようが、俺は「B紙」と呼び続ける。


■2004年7月14日(水)  ─ 7月のリリカル。 ─

 朝起きると、体が重い。
 のっぴきならない寝覚めの悪さ。

 生ぬるい空気と、重い倦怠感が一緒になってべったりとまとわりつく。

 半ば朦朧とした緩慢な意識を、
 はしゃぎすぎの朝日と2回目の目覚ましのベルが急かす。
 それでも、ただ扇風機の風に当たりながら、動けずにいる。

 まだ暑さに慣れていない、7月の朝。

 昼。
 反射して煌く10万ルクスの光線が、黒いアスファルトをじりじりと焦がす。
 急激に上昇する気温と、それに反比例するように下降するテンション。

 思考とキータッチの同期がとれない。
 きっと、俺の今の神経回路はナローバンドのような回線速度に違いない。

 何の前触れもなくやってきた猛暑に戸惑いを隠せない、7月の昼下がり。

 サンシャイン。

 夜。
 昼間に熱を吸収したアスファルトが、ゆっくりと大気に熱を放出する。
 きっと都会でも地熱発電はできると確信する。

 静寂を破るかのように、空気の読めないセミが遠くで鳴いている。

 何度も寝返りを打つが、じっとりと寝苦しい。
 生ぬるい空気と、倦怠感が忍び寄る。


 そして、7月のエンドレスループ。


■2004年7月13日(火)  ─ 3分クッキング。 ─

 今日は、ご家庭で簡単に、しかもお安く味わえる名古屋名物のご紹介です。

 まず、材料はこちら。
 材料。

 では、作り方のご紹介です。

  @ピアットうなまぶしご飯を電子レンジで3分間加熱します。

  A加熱している間に、薬味のネギを小口切りにします。

  B温めたピアットうなまぶしご飯に付属の海苔をふり、小口ネギとわさびを添えてできあがり。


 ひつまぶし。
 インスタントひつまぶし(カロリー:339.5kcal)


 手間がかからないので、最近の夜食は専らコレだ。


■2004年7月12日(月)  ─ 付加価値としてのマイナスイオン。 ─

 何だかんだで増えてしまうのがクレジットカードだ。

 クレジットカードなんて1枚あれば充分なので、
 使わないカードは破棄したいなと思いながら眺めていたら、
 1枚、マイナスイオンを発生させるクレジットカードがあった。

 マイナスって。

 財布の中にマイナスイオン。
 財布に入れっぱなしの状態で、効果があるのかは疑問だ。

 マイナスイオンは数年前に一時期流行って、
 猫も杓子もマイナスイオンを発生させていたのを、割と白い目で見ていたものだが
 まさかクレジットカードにまで波及していたとは。

 マイナスイオンが発生するというのは、
 クレジットカードの付加価値の方向性としてどうなのか。

 付加価値の迷走。


■2004年7月11日(日)  ─ カントリーマアム。 ─

 カントリーマアムが好きで、よく買って食べている。

 不二家のホームページでは、
 カントリーマアムを使ったレシピが紹介されているのだが、
 折角、アーリーアメリカンで素朴なカントリー風クッキーを再現しておきながら、
 あえてそれをモダンにアレンジするというのは、本末転倒な気がしてならない。

 木に竹を接いでいるような感じ。

 しかも、生クリームを泡立てたり、冷蔵庫で4時間近く冷やしたり、
 ひと手間どころの騒ぎではない。

 そのままでも十分おいしいだろう、カントリーマアム。

 こういう新しい食べ方の提案を見る度に、
 「オロナミンCと卵を混ぜてオロナミンセーキ」的な提案ばかりで、
 多分やる人少ないんだろうなあと思う。

 GOLD。


■2004年7月10日(土)  ─ QRコード。 ─

 @

 A

 B

 QRコードというのはデンソーウェーブが開発した2次元バーコードで、
 携帯電話のカメラ機能で撮影すると自動的に該当するURLが携帯電話に入力される。

 俺は携帯電話でネットしないし、
 そもそも端末がQRコードに対応していないので試したことはないのだが、
 あれはどこまで普及しているのだろうか。

 物珍しさから試すことはあっても、積極的に日常で利用することはなさそうな印象。

 多分、公共交通機関でのQRコード付き広告はそのうち問題になるんじゃないかと思う。


■2004年7月8日(木)  ─ 夏色。 ─

 空は夏の色。
 抜けるような青と、入道雲の白いコントラスト。

 職場のクーラーは動いてはいるのだが、容赦なく照りつける太陽が気温を押し上げ、
 室温を下げるそばから相殺していく。
 昼休み終了のチャイムも、心なしか諸行無常の響き。

 じっとりと汗ばみつつ、キーボードに向かう。
 ・・・はかどらない仕事。

 手元の資料が汗で手にくっつく。
 学生時代の期末テストを思い出した。

 クーラーも扇風機もない教室で、
 汗でふやけた答案用紙がシャーペンの先で破けたりしながら、
 纏わりつくような熱気のなか、迫り来る時間と戦いながら問題を解いたあの日。
 もう二度と戻らない、青春の日々。

 青春の日々は戻らないが、いつだってあのときの気持ちに戻ることができる。
 そう。今だって。

 Oracle反抗期。

 ♪
 この細い細いうら道を抜けて 誰もいないさびしい夜の職場見ながら
 納期の尻にひとりで ゆっくりゆっくり火をつける

 ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく


■2004年7月7日(水)  ─ ご当地選挙キャラ。 ─

 今まであまり意識したことはなかったのだが、
 自治体のいくつかには投票を呼びかけるためのキャラクターが存在している。

 あくまで行政が選んだキャラクターなので面白みはあまりないのだが、
 逆に、そのあまりの外しっぷりに腰が抜けた。  (「明るい選挙推進委員会」

 特に、愛知県の「イッピョウくん」と香川県の「いっぴょうくん」は、
 姿形・ネーミングといい、開き直りも甚だしいキャラクターだと思う。
 何があったんだ。ヤケでも起こしたのか。

 いける。

 投票を呼びかけるキャラクターなのだから、
 無闇に可愛らしいだけというのも意味はないとは思う。
 しかし、選挙のイメージを向上し、ひいては投票率を上げようと思うのなら、
 もう少しキャラクターに魅力と愛着を与えるようなこだわりが欲しい。


■2004年7月6日(火)  ─ 七夕。 ─

 最近は笹の飾りも目にすることが少なくなった。
 最後に七夕をやったのは、小学校だっただろうか。

 七夕は、1年のうちで最も盛り上がりに欠けるイベントだと思う。
 クリスマスやバレンタインデーなんかと比べると、今ひとつ精彩に欠ける印象は否めない。

 「25メートル泳げるようになりますように」
 「テストでいい点が取れますように」
 そんなぬるい願い事を記した短冊が笹竹に揺れるというのが、俺の七夕のイメージ。

 クリスマスもバレンタインも、セールとセットになってるから盛り上がるのであって、
 もともとバーゲンシーズンと重なるというのが、
 七夕が今ひとつメジャーになりきれない要因なのかも知れない。

 などとどうでもいいことを考えていたら、不意にこんなのが浮かんだ。

 七夕ぱんだ。 「七夕ぱんだ」:七夕の普及を目論む、ちょっとワルぶってるパンダ。

 ソニーマガジンズあたりが上手いことプロモーションすれば、
 結構いい線までいくような気も、しないでもない。


 ところで、仕事が溜まっている。
 実際のところ、パンダのキャラ設定とか考えている場合でもない。

 「納期までに仕事が片付きますように」


■2004年7月5日(月)  ─ 運試し。 ─

 自動販売機に200円を投入。
 120円の缶コーヒーを買う。
 お釣りが10円玉8枚で戻ってきたら、俺の負け。

 パチンコも競馬もしないのだが、こういうセコい運試しはよくやる。

 強運をくれぇ。

 ・・・このところ、連戦連敗。

 あンた、背中が煤けてるぜ。


■2004年7月4日(日)  ─ SPY。 ─

 ♪
 しゃれになんないよ なんないよ
 悪い夢ならば
 早めにさめてと
 呪文のように叫んでる

 真実を知ることが
 こんなに辛いなら
 僕はスパイウェアなんかいらない

 スパイ。

 最近、スパイウェアが問題になってきているようなので、
 フリーのスパイウェア除去ソフトをインストールして実行してみた。

 知らない間に、かなり諜報活動されていたようだ。
 全部駆除したので、気分もメモリもサッパリ爽快。

 どうでもいいが、「スパイウェア」って何か黒い全身タイツを想像させる響きだと思う。


■2004年7月3日(土)  ─ ためになる書籍。 ─

 ***
 後輩がオラクルマスターの問題集でオススメのがあったら教えて欲しいというので、
 昨日の会社帰りに後輩と本屋に寄った。

 資格コーナーの手前に、SE関連の書籍が平積みで売られており、
 そのなかに『SEのフシギな生態』(きたみりゅうじ・著 技術評論社)があった。

 「この本、面白くてためになるよ。」と何気なく薦めてみたところ、
 かなりお気に召した様子。
 15分ほど真剣に読みふけっていた。

 今いいとこなんです。

 結局、問題集と『SEのフシギな生態』の2冊をお買い上げ。
 「この週末から勉強を始める!」と息巻いていたが、
 鉄板で『SEのフシギな生態』を読んで終わるはずだ。

 ***
 「脳内エステIQサプリ」というクイズ番組を見た。
 ノリといい、クイズの質や番組の傾向といい、
 司会が伊東四朗ではなく板東英二だったら、間違いなく「マジカル頭脳パワー」だ。
 フォーマットセールスでもしたのかと思った。

 その後、「世界!ふしぎ発見」を見る。
 おなじみのメンツによる、おなじみのやりとり。
 十何年変わらない、この先も変わりそうにない、「笑点」のような磐石さ。

 きっと、「世界!ふしぎ発見」には中高年層が求めているものが
 過不足なく含まれているのだと思う。

 アイドル大河ドラマで道を見失っているNHKは、「世界!ふしぎ発見」の磐石さに学ぶべきだ。


■2004年7月2日(金)  ─ テストデータ。 ─

 ソフトウェア開発に携わる会社ならどこでも、
 大抵はシステムのテスト用にテストデータを登録している。

 本番のデータを流用するのは問題があるので、
 お客さんにテストデータを用意してもらえない場合は1件1件登録していくのだが、
 顧客マスタのような人名などを管理しているデータベースには、
 開発に従事している担当者の名前や芸能人、架空の名前を登録することが多い。

 仕事をするフリをして、ぼーっとテストデータを眺めていたのだが、
 咄嗟に思い浮かんだ人名を登録する傾向が強いようで、
 個人の趣味が出ていて面白かった。

 浜野あさりは懐かしい。

 ちなみに、俺に任せると「あああああ」だの「あいうえお」だのといった適当な名前が
 大量に登録されるので注意が必要だ。



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