Log (Nov 2004)

■2004年12月30日(木)  ─ 年越し蕎麦。 ─

 本日をもって仕事納め。
 気が付いたら、明日は大晦日だ。

 クリスマスのケーキ、正月のおせちと比べると、
 大晦日の年越し蕎麦はそれほどクローズアップされていない気がする。

 まあ、所詮は蕎麦だからコンビニで予約するまでのものでもないか。

 この時期になると、インスタントのカップ麺が安売りになっていたりする。

 年越し蕎麦を食べることの由来については諸説あるようだが、
 一般的なのは「蕎麦のように細く長く」と縁起をかつぐという説だと思う。

 めで鯛とか。

 カップ麺の蕎麦でかつぐ縁起は、何だかインスタントっぽくて軽そうだ。

 そういえば、『ガラスの仮面』の冒頭で、
 主人公の北島マヤが芝居のチケットが欲しくて
 一人でボロボロになりながら年越し蕎麦の出前をするというエピソードがあったが、
 年越し蕎麦を出前で頼むというのは、本当にある話なのだろうか。


■2004年12月29日(水)  ─ カレンダー2。 ─

 30日まで仕事なので、年末年始という実感があまりない。

 今朝、交通機関が年末年始ダイヤになっているのに気付かず、
 危うく遅刻しかけて年末年始を実感する。

 ・・・確か、お盆にも同じことを書いた気がする。

 デジャブ?

 これはもう、盆暮れの風物詩と言ってもいいだろう。

 ***
 カレンダーを買いに行った際に気になったのが、日めくりカレンダーである。

 下のほうに格言なんかが書いてあったりする、
 毎日、1枚1枚ちぎってめくっていくタイプのカレンダー。

 六畳間の木の柱に釘で留めてあるのがよく似合いそうな、
 何となく昭和な雰囲気を漂わせるアイテムだと思う。

 あれを使っているご家庭はどれくらいあるのだろうか。
 販売されている以上、購入する人がいるのだろうと思うが、
 実際に日めくりカレンダーが掛けてあるのを見たことがない。

 日めくりカレンダーに似たもので言うと、
 土産物屋でよく売られている、立方体を入れ替えて日付を変えるタイプのカレンダーがある。

 中学の修学旅行かなんかで、舞い上がって買ってしまった記憶があるが、
 すぐに面倒になって日付を変えるのを止めてしまった。

 ともすれば、月めくりのカレンダーですら、めくるのを面倒だと感じている自分がいる。


■2004年12月27日(月)  ─ カレンダー。 ─

 我が家には、カレンダーを買うという習慣がない。

 毎年、企業や商店で粗品として配られるカレンダーを利用しているのだが、
 今年はどれもデザインが今ひとつだったので、
 ひとつ売り物のカレンダーとやらを買ってみようと思い立った。

 そんなわけで丸善のカレンダー売り場に足を運んだのだが、
 今まで「カレンダーはタダ」なのが当たり前の世界にどっぷりと漬かっていたので
 どうしてもカレンダーに1,000円も払う気になれない。
 いわんや3,000円をや。

 俺の感覚からすれば、カレンダーに3,000円なんてかなりのセレブレティぶりである。

 「たかが日付を羅列した印刷物に過ぎないじゃないか」と釈然としない気持ちと、
 「部屋の印象を左右するインテリアの一部じゃないか」と納得しようとする気持ちがせめぎあう。

 そして、いざ買うとなると、かなり迷う。

 可愛らしい絵柄はちょっとな・・・、しかし風景写真というのもいまいち・・・。
 相田みつをも割とありきたりだし・・・。

 迷いに迷う。

 逡巡するうちに着地点を見失い、結局「今日は何の日」カレンダー(1,155円)を買っている自分。
 何だかすごく足場の悪い場所に着地してしまった気がしないでもない。


■2004年12月26日(日)  ─ ビジュアル・ブックマーク。 ─

 年末年始には、スーパーや飲食店などほとんどの店舗で営業時間が変則になったり、休業したりする。

 いちいちメモを取るのも億劫なので、
 「年末年始営業時間のご案内」を見かける度に携帯のカメラで撮影していたのだが、
 気が付いたらそんな画像ばかりになっていた。

 発想はかなりデジタルだと思うのだが、
 全体的に漂って余りある、このアナログ感はなんだろう。

 カシャ。


■2004年12月25日(土)  ─ ガラガラ。 ─

 年末年始の風物詩といえば、商店街の福引である。

 一般に「ガラガラ」と呼ばれている器具を回して、
 出た玉の色に応じて景品をもらえる例のアレだ。

 商店街で買物をすると、購入金額に応じて抽選券がもらえ、
 抽選券を規定枚数集めることで1回福引ができる、というのがよくあるパターンである。

 ただ、俺はああいう福引で当たりの鐘をカランカランと高らかに鳴らされたことがない。
 参加賞のポケットティッシュか、それに順ずる景品しかもらったことがない。

 勢い、統計や確率の計算が苦手なくせに、
 「あんなの確率的に当たるわけがないんだよ」などとうそぶいてしまう。

 ・・・酸っぱいブドウのイソップ童話か。

 本当は悔しい。

 ところで、福引会場には必ずと言っていいほど
 大量の抽選券を持って10回以上も血眼になって福引をするおばさんがいるが、
 福引をしたいがために買物したんじゃないかと思わずにはいられない。


■2004年12月24日(金)  ─ 加湿器を巡る思索。 ─

 今冬から、職場に加湿器が設置されている。
 暖房によって乾燥した空気に、加湿器が適度な潤いを与えてくれている。

 加湿器の噴出口は、見ていて飽きない。

 昔、コップの水にドライアイスを入れて、
 たなびきながら広がるスモークをただじっと見つめていたのを思い出す。

 形のないものを眺めていると、何だか時間を忘れる気がする。
 これって、もしかしてセラピーなのか。

 乾いた心まで潤す加湿器。

 ***
 最近は、USBメモリでディズニー仕様のものが販売されたりしている。

 いかにもビジネスユースなデザインではなく、あえて可愛らしいデザインを採用することで
 今までとは違った顧客層を開拓しようということかも知れない。

 だとしたら、USB加湿器にも同じことが言えないか。
 可愛らしいデザインのUSB加湿器に商機があるような気がする。
 機関車トーマスの形をした加湿器とか、マーライオンの形の加湿器とか。

 マーライオン型のUSB加湿器があったら、多分買わずにはいられない。

 \15,000までは出す。

 イーレッツさんあたり、作ってくれないものか。


■2004年12月23日(木)  ─ 2時間ドラマ。 ─

 「2時間ドラマの帝王」こと船越英一郎が、
 入浴中に大きなクシャミをしてギックリ腰になっていたらしい。

 ・・・どれだけ反動をつけてクシャミしたんだ。

 ***
 2時間ドラマと言えば火サスであり、
 火サスといえばクライマックスの断崖絶壁である。

 誰が始めたのかは知らないが、すっかり定番だ。

 素人が断崖絶壁にくると、決まって火サスごっこを始めそうになるくらい
 日本人のDNAに深く刻み込まれている。

 多分、インド映画が何かと踊りまくるのと同じなのだろう。
 そういう、理屈じゃない感じってあるかも知れない。

 疑問を持った人間の負けだ。

 本放送は見ないのに。


■2004年12月21日(火)  ─ エアダスター。 ─

 ***
 朝から晩まで、それこそ絶え間なく仕事上のトラブルが相次いだ一日だった。

 潜在バグが発見され緊急の修正が入ったり、
 バッチ処理が外部要因により途中で止まり、データ復旧を頼まれたり、
 職場の大掃除中に後輩がハブの電源を抜いてネットワークが寸断したり、
 それこそ『渡る世間は鬼ばかり』並みに次から次へと問題が巻き起こった。

 まあ、たまにはそんなTHE 虎舞竜な一日もある。

 明日はきっと、タガが外れたような幸運の連鎖があるはずだ。

 ***
 昨日から、ぼちぼちと職場の大掃除をしている。
 窓を拭いたり、引き出しの中のいらない資料を整理したり。

 そんな大掃除の一環として、
 パソコンのキーボードの隙間に溜まったホコリや細かいゴミを掃除するためにエアダスターが支給された。
 強力なエアー噴射でゴミを吹き飛ばす、スプレータイプのあれである。

 注意書きには「※振らないでください。」と赤字で大きく書いてあり、
 読んで理解はしているつもりなのだが、どうしても無意識に振ってしまう。

 つい。

 「スプレー缶は振る。」
 パブロフの犬並みの条件反射だ。


■2004年12月20日(月)  ─ クリスマスブーツ。 ─  絵びばで。

 そんなこんなでクリスマス、である。
 街にはイルミネーションが煌めき、
 2ウィークアキュビューのような愛が溢れる季節。

 バブルはとっくの昔にはじけたが、
 何だかクリスマスだけは未だバブルの夢から醒めていない印象が強い。

 ン万円の高級ホテルのクリスマスディナーに、
 ン万円の芸能人のディナーショー。

 昨日まで、飲み放題の忘年会で薄いサワーや発泡酒を飲んでいた人間が、
 値段も分からない赤ワインやらドンペリを傾けている不思議。

 ***
 ところで、毎年クリスマスの時期になると、スーパーなんかで
 ブーツ型のパッケージに入ったお菓子の詰め合わせを売っていたりするだろう。

 あれを見るたびに思うのだが、
 あれは果たしてクリスマス仕様といえるのだろうか。

 何しろ、中身は「うまい棒」やら「コメッコ」、「どんどん焼き」だ。

 銀と赤をあしらったブーツにきらびやかなリボンで飾ってみても、
 やはりそこは所詮駄菓子、安っぽさは禁じえない。

 クリスマスとは無縁な下町情緒がそこにある。

 クリスマスブーツ。

 むしろ、あのクリスマスブーツは、バブルの夢から目を醒ますための
 サンタクロースからのプレゼントなのかも知れない。


■2004年12月19日(日)  ─ ビリヤード。 ─

 ビリヤードを一度やってみたいと思っていた。

 何だか大人の遊戯っぽくはないか、ビリヤード。

 口元に不敵な笑いを浮かべつつ、キューの先端にチョークを付けるようなイメージだ。
 どことなく暗黒街の背徳の香りが漂っている気がする。

 実際やってみると、ブレイクショットで手玉をポケットに落としたり、
 手元がぶれて手玉を突けなかったりと、
 初心者らしく、かなりのへっぴり腰ぶりだった。

 それは、どことなく温泉街の硫黄の香りが漂ってきそうな、
 限りなく温泉卓球に近いビリヤードであった。

 テレビで放送される大会などでは、
 正確なショットで面白いように玉をポケットに落としていくのが爽快であったりもするが、
 実際に自分でやってみると、全く思うにまかせない自分のダメっぷりが、かえって爽快だ。

 神がかり的。


■2004年12月18日(土)  ─ ラーメン。 ─

 来年2月に、名古屋・栄にラーメンのテーマパークができるらしい。

 路面電車や街灯を配置して、昭和の雰囲気を出す計画なのだそうだ。

 横浜のラーメン博物館にしてもそうだが、
 何でラーメンを題材にしたテーマパークって
 どこも昭和30年代の町並みを再現するのだろうか。

 たかがラーメンを食べるのに、なぜノスタルジックな脚色が必要なのかが分からない。

 テーマパークとして、競合他社とどこで差別化を図るつもりなのかは知らないが、
 俺は別に「寿がきや」で満足だ。

 スーちゃん。


■2004年12月17日(金)  ─ もう金曜日か。 ─

 ***
 月曜日の疲れを引き摺ったまま、金曜日を迎えている。

 まるで高い金利で借金した利息のように、
 毎日毎日、雪だるま式に膨れ上がる疲労感。

 あやうく自己破産しかねない。

 脱出。

 仕事は計画的に。

 ***
 ろう人形は精巧であれば精巧であるほど気味が悪い。

 マネキンに恋をした青年と、動き出したマネキンの織り成すラブストーリーはあるが、
 ろう人形が動き出したら、きっとオカルトホラーにしかならない。

 歴史上の偉人や映画スターをかたどったろう人形を作るようになった経緯は知らないが、
 ろう人形というと、「江戸川乱歩の世界」というイメージがある。

 キーワードを挙げるなら、「淫靡」かつ「倒錯」。

 天井裏で歯車とか回っているイメージだ。

 しかし、既に21世紀になったというのに、
 未だに人形の素材がロウってどういうことなのか。

 実は巨大なロウソクだったりすると面白いのだが。


■2004年12月16日(木)  ─ 雑記。 ─

 ベッカム夫妻に続き、今度は浜崎あゆみ。
 最近のトレンドはろう人形か。

 ***
 エラーの原因が分からなくて、数時間悩んでいた。

 プログラムの一字一句をチェックして、ようやくエラーの箇所を特定した。
 うっかりミスだった。

 原因が判明し、しかもそれがうっかりミスだったと分かると、
 何だか急に、原因究明にかけた数時間が勿体無いようにも感じるのだが、
 きっとそれが経験とかカンと呼ばれるものになっていくのだろうと何となく思った。

 ***
 「こんな面白い形の野菜が採れました」というニュースって、
 必ずといっていいほど毎年一度や二度は見かける気がする。
 別に、今さら面白がるようなネタでもないと思うのだが、なぜ報道されるのか分からない。

 女体のような形をしたダイコンとか言われても、「だからどうした」と思ってしまう。

 いい年をした大人が、そんな悶々とした中学生男子のような視点で
 ものを見るというのもいかがなものか。未だ思春期か。

 言ってしまえば、壁のシミが人の顔に見えるのと同じようなものだろう。

 出オチ。


■2004年12月14日(火)  ─ 名前。 ─

 レタスに含まれる眠りを誘う成分の名前が
 ラクッコピコリンであるというのは割と知られている。

 どういう経緯で名付けられたのかは知らないが、斬新な擬音のような名前だと思う。
 系統として「クックドゥールドゥー」に近くはないか。

 似たような例を挙げるなら、「ピロリ菌」であろうか。
 何しろ「ピロリ」だ。
 ともすれば可愛らしさすら漂う響き。
 とても胃潰瘍の原因になるとは思えない。

 「生きて腸まで届くピロリ菌入りヨーグルト」とかあったら、間違えて購入しかねない。
 うわべの印象に惑わされることなく、本質を見ることが重要だ。

 いや、そんなことを言いたかったわけでもないのだが・・・。落としどころを間違えた。

 ***
 O157に関する訴訟でカイワレ業者が勝訴したニュースを見ていたら、
 「日本かいわれ協会」の談話が載っていた。

 日本かいわれ協会・・・。
 「日本」と「協会」の間に挟まれる単語に意外性があればあるほど、何だか脱力する。

 他に何かないかと探してみたのだが、一番琴線に触れたのはこれだ。

 社団法人「日本鳩レース協会」

 ***
 私信。

 おめでとう。


■2004年12月13日(月)  ─ ルービックキューブ。 ─

 1時間に42個のルービックキューブを解いて世界記録を樹立した人がいるらしい。

 この羨望の情が欠片も浮かばない称号はどうだろう。むしろ失笑が浮かぶ。
 テーマに全く興味がない回の「テレビチャンピオン」を見るかのようだ。

 うーむ。

 しかし、ルービックキューブとはまた懐かしい。

 20年以上前のブームの頃にはウチにもあった気がするが、
 そういえばまともに解いた覚えがない。

 いつも、2〜3面合わせたところで何だか面倒くさくなり、
 最後はピースをばらして6面を揃えたものだ。

 そういうプリミティブな、よくいえば形式にとらわれない発想は、
 多分、今の俺にも脈々と受け継がれている。

 数学的センスこそ養われなかったが、
 まさしく小手先の問題解決手法を養ったといっていいだろう。

 まあ、そういう面でも知育玩具といっていいのかも知れない。


■2004年12月12日(日)  ─ 大掃除モード。 ─

 ***
 部屋の隅に積んであった雑誌を束ねていたら、
 いつの間にか大掃除を始めていた。

 そういう、「スイッチが入ってしまう瞬間」というのは誰しも経験があるだろう。

 金鳥のサッサを何気なく手に取った瞬間。
 大掃除モードへのスイッチングは本人が気付かぬくらいスムーズに行われる。

 スイッチ・オン。

 ***
 インスタントコーヒーをよく飲む。
 飲み終わると、当然空き瓶が残る。

 最近の瓶は、リサイクルしやすいようにラベルが剥がしやすくなっているものが多い。
 簡単に、しかもきれいに剥がれるのだ。

 きれいにラベルを剥がした空き瓶を眺めてみる。
 思わず何か使い道はないかと考えてしまう。

 『オレンジページ』に影響された主婦あたり、
 デコパージュなんか施して、ちょっとステキなインテリアにしてしまいそうだ。

 少し考えてみたが、使い道が思いつかないのでリサイクルに回すことにした。

 ***
 大掃除で押入れの中を見ても思うのだが、
 今となっては何でこれを取っておいたのか分からないというものを、
 後生大事に仕舞い込んでいることが多い。

 「捨てる」ということは、文字通り取捨選択を行うということなのだなと再認識する。

 ついでに、「とりあえず取っておく」が通用するほどウチは広くないことも合わせて再認識する。


■2004年12月11日(土)  ─ 年末の雑感雑記。 ─

 ***
 今年も残すところ、あと3週間か。
 そう思うと、何だか意味もなく焦る。

 ***
 オレオレ詐欺の新名称として、警察庁が「振り込め詐欺」という呼称を使い始めた。

 何だろう、この語呂の悪さは。
 まず間違いなく一般には浸透しないだろう。

 そういう意味では、「オレオレ詐欺」というネーミングはキャッチーだった。

 どうせなら、もっとゴテゴテと漢字で飾り立てた名称にした方がよくないか。
 「業務上過失傷害」とか「威力業務執行妨害」とか、ああいう感じで。

 「偽計情願振込詐取」とか、いかにも法律用語にありそう。

 ***
 クリスマスも近くなると、
 ベランダをピカピカさせるご家庭がチラホラと出てくる。

 頑張るね。

 ところで、あれは室内から見て楽しむためのものなのか、
 道行く人に見せるためのものなのか、どちらなのだろうか。

 布団を干すとき邪魔だろうなあとか、余計なことばかり考えてしまう。


■2004年12月8日(水)  ─ 理解しかねるモノたち。 ─

 「今日の名古屋は、平年より2℃ほど暖かい朝を迎えました。」とか言われても、
 寒いものは寒い。

 ***
 変わり雛、変わり羽子板、熊手など、
 世相を反映した事物をモチーフにしたという点だけが売りの行事は枚挙に暇がない。

 しかし、扱う題材は、冬のソナタ・アテネ五輪・イチローと、
 どれも似たり寄ったりなので新鮮味がなく、横並びの印象は否めない。

 それぞれの部門で同じようなものを別個に作るというのは、
 何だかお役所っぽい。

 ***
 都内の百貨店が、来年の福袋として韓流福袋を売るそうだ。
 中身は「冬のソナタ」のペ・ヨンジュンっぽいコーディネートの服で、お値段2万円。

 百貨店側は、女性が夫に買うことを期待しているらしいが、
 ペ・ヨンジュンファンはまず絶対に買わないだろうし、一般客も手を出さないと思う。

 俺には宴会芸の小物としての使い道くらいしか考え付かないのだが、
 何か勝算があると言うのなら、是非とも拝聴したいものだ。

 コスプレ?


■2004年12月6日(月)  ─ 最先端とノスタルジー。 ─

 ***
 仕事で、オンライン即時決済のプレゼンを聞いた。
 簡単に言うと、ATMで振込するような感覚で、インターネット上で振込を行うサービスだ。

 メディアでは様々な形で取り上げられてはいるが、
 それほど身近には感じないサービスのひとつではあると思う。

 プレゼンの常として、
 「顧客の利便性」だの「開発コストが安い」だの「開発期間が短くて済む」だのと
 メリットばかりを強調したプレゼンではあったが、
 「障害時の対応」とか「障害時の責任範囲」といった
 運用上の問題になりそうな点を何点か質問しても、何だか歯切れの悪い回答しか返ってこなかった。

 ン十万、ン百万のカネが動く以上、求められるのは利便性ではなく安全性だと思う。

 開発に携わるのは面白そうだが、自分が使うかと言われれば時期尚早だ。

 ***
 昨日、時間つぶしに本屋でブラブラしていたら、
 「新書・文庫」売場の隣が「児童書」売場だった。

 すっかり忘れていたが、そう言われてみれば
 世の中には「児童文学」というジャンルが確かに存在していたのだ。

 椋鳩十や宮沢賢治、新見南吉あたりは大人になるとなかなか手に取ることがない。
 今の子供にも、シャーロック・ホームズや江戸川乱歩なんかは人気なのだろうか。

 児童書売場には、ありし日の思い出が眠っている。

 親が児童書を子供に買いたがるのは、
 自分がノスタルジーに浸りたいがためでもあるのかも知れない。

 浪漫。


■2004年12月5日(日)  ─ お歳暮。 ─

 もちろん俺なんかに送られてくることはないのだが、お歳暮の季節である。

 「お歳暮」という風習は、
 そろそろレッドデータブックに載ってもおかしくないと思う。

 親に贈られてきたお歳暮を見ると、最近はカタログギフトが多い。
 いくつかの選択肢から選べるというのは便利ではあるが、
 何となく心がこもっていないような気がしてしまう。

 ところで、カタログギフトの価格帯を値踏みするのが最近のマイブームだ。

 値踏み。

 ・・・自分で言うのもなんだが、下衆な趣味だ。

 感謝の気持ちはプライスレス。


■2004年12月4日(土)  ─ 辛い part2。 ─

 火が、火が。

 カプサイシンは、粘膜の弱い部分に容赦なく攻め込んでくる。
 侵し掠めること火の如く、動けぬこと山の如し。

 あえてプログラマとして言わせてもらえば、
 「俺」という名の関数に"唐辛子"というパラメータを渡したら、Falseが返ってきた。
 そんな感じだ。


■2004年12月3日(金)  ─ 辛い。 ─

 異動で自社に戻った同僚の仕事を引き継いだら、何だかやたらと忙しい。

 仕事を、いつもより余計に回しております。
 それでもギャラは同じです。

 染之助の気持ちが、今なら少しだけ分かる気がする。
 辛かったんだね、染之助。

 ***
 かねてより、一度トムヤンクンを食べてみたいと思っていたので、
 会社帰りに、後輩とタイ料理を食べに行った。

 トムヤンクン。 ←気球を付けたら飛んで行きかねない佇まい。

 パクチーやレモングラスの香りがダメだという人もいるが、俺は割と平気だった。

 トムヤンクンの他にもいくつか注文したのだが、とにかく辛い。
 日本人は、唐辛子のジリジリとした辛さに慣れていないのかも知れない。

 辛い。

 最初はむしろ素材の甘さを感じるのだが、
 喉元を過ぎたあたりから、じわじわと容赦なくカプサイシンが襲ってくる。
 懐メロでいうところの、「♪かわいい振りしてあの娘、割とやるもんだねと」である。

 私、待つわ。いつまでも待つわ。ウーロン茶を。

 「これは辛くないだろう」と思って頼んだ春雨のサラダに、刻んだ唐辛子がたっぷりとまぶしてあった。
 しかも、頼んだ料理のなかで、それが一番辛かった。

 砂漠でオアシスを見つけたが、それが蜃気楼だったときの衝撃はきっとこんな感じだ。

 結局、唐辛子を全部脇に除けて食べたのだが、
 何だかピーマンが食べられない小学生みたいだと思った。


■2004年12月2日(木)  ─ 流行語大賞。 ─

 ***
 今年の新語・流行語大賞は「チョーきもちいい」だそうだ。
 いや、それはどうなんだ流行語大賞。

 毎度のことながら、中途半端に硬派で、中途半端に軟派。

 流行語大賞は、何だかノンアルコールなイベントだと思う。
 ノンアルコールビールを飲んで騒いでいるような、ちょっとムリ目な高めのテンション。

 素面のお祭り騒ぎほど痛々しいものはない。

 受賞者の顔ぶれを見ても、
 無礼講なのかそうでないのか分からない、会社の忘年会のようだ。

 普段実直で真面目な課長が、頭にネクタイを巻いて踊っているような、
 そんなつっこみがたい雰囲気を、毎年毎年感じている。

 ***
 ティー○ッ○。

 俺は、@「ティーバッグ」がデファクト・スタンダードだと信じている。



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