名古屋市博物館で開催中の「世界大風呂敷展」を見に行った。
世界各国の風呂敷も興味深かったが、
日本でも昭和50年代までは日常的に風呂敷が使われていたことを知り、少し驚く。
ほっかむりに唐草模様の大風呂敷といえば、
今ではリアリティに欠ける泥棒のステレオタイプであるが、
自分が生まれた頃まではある程度のリアリティを持って語られたのであろうか。
前々から古美術に興味があるという自覚はあったのだが、
日本の古い風呂敷のトラッドな様に目を奪われる。
家紋が入っていたり、柄のセンスが良かったり、何だか妙に格好いいのだ。
そんな一方で「もったいない風呂敷」には、そんな格好よさを全く感じなかった。
イトーヨーカドーの婦人ものスカーフ売り場に売っていそうな柄と、
ゴリエがプリントされた柄である。
・・・それこそ勿体ないんじゃなかろうか。
ところで、風呂敷は全てゼムクリップで留められて展示されていた。
あえてコテコテの事務用品を使用する堅実なリユースっぷりに、
もったいない風呂敷以上のエコ意識を感じた。




















