Log (Sep 2006)

■エステ。

 出先でちょっと時間が空いたので、
 すぐ近くに並べてあったフリーペーパーを手にとってパラパラ眺めていた。

 フリーペーパーの後ろの方には、エステ関連の情報が掲載されていることが多い。

 エステには無縁なので普段は読み飛ばすのだが、
 暇だったので内容に目を通してみる。

 よく知らなかったが、最近のエステは凄い。
 ソルトマッサージ、チョコレートパック、海藻ジェルパック、スチームサウナ・・・。

 ・・・何だか「注文の多い料理店」みたいだと思った。

 さあさあお腹へお入りください。


■衣着せぬ。

 普段から、割と歯に衣着せぬ物言いをする。

 歯に衣着せぬとは言っても、確信犯的な側面もあり、別に相手の気分を害することを
 言うわけではないのがせめてもの救い(?)ではあるのだが、
 三方ヶ原の戦いで敗れた徳川家康が浜松城に逃げ帰る際に馬上で脱糞し、
 「これは腰につけた焼味噌じゃ」と言ったという逸話を例にとるなら、
 「いや、それウンコじゃん」としれっと言って即刻打ち首になるタイプである。

 戦国時代に生まれなくてよかった。

 いや、そうではなくて、平成の世に生きていたとしてももう少し気をつけろよ俺、
 という話である。

 今日は真面目な会議でうっかり口を滑らせて、えらい目に遭ったのだ。

 アンデルセンの童話「裸の王様」では
 最後に子供が「王様はハダカだ!」と叫ぶところで終わるが、
 多分その後で、その子供はえらい目に遭ったんじゃないかと、何だか一方的にシンパシーを感じる。

 それなりに反省はしている。


■手。

 カイロピロー「ね手み手いやし手」

 ネーミングもさることながら、ビジュアルもフォトジェニックである。

 「粘土で手の形を作る」といった内容で、
 中学校の美術の教科書に載っていそうな感じがする。

 もしくは、懐かしの「ハンマープライス」か。

 いずれにしても、ネーミングに恥じない胡散臭さが堪らない一品である。

 微妙。


■地味にショッキング。

 更地で見かけた立入禁止の看板。

 立入禁止。

 「あぶないからはいってはいけません!」とあるが、
 それを持っているのはクマのぬいぐるみである。

 一般的に、こういう場合のアイコンというのは
 ヘルメットを被った工事現場の作業員であることが多い。

 工事現場に作業員ならば必然性もあって納得もできるが、
 クマのぬいぐるみと工事現場には何の脈絡もないので、
 ファンシーさよりもむしろ、非日常で不気味な印象すら感じる。

 「はいってはいけません!」とあるが、逆に近付きがたいものがある。

 ***
 最近、無印良品の店頭から「ひよこ豆のカレー」が消えたことに、地味なショックを隠せない。

 ショック。


■木目調。

 monacca-bag。

 Yahoo!のトピックスで見て、思わず衝動買いしてしまった木のかばん「monacca-bag」。
 スギの間伐材を使用して作られているらしい。

 衝動買いとはいえ、購入に至るまでには
 「カゴに入れる」→「レジ画面へ進む」→戻るボタンというルーチンを3回ほど繰り返した。

 「欲しい」という欲求と、「別に今の鞄でも不都合はない」という理性のせめぎあいである。
 普段であれば理性が勝つのだが、今回は結果的に欲求が勝利を収めた。

 何と言っても木目調である。
 木目調ならば仕方あるまい。

 ・・・根拠もなしに、そう主張できてしまう存在感である、木目調。

 iMacの影響で一時期何でもかんでもスケルトンにして売り出したときのように、
 このカバンがきっかけで何でもかんでも木目調になったら面白いと思う。木目調ブーム。

 木目調の携帯電話とかノートパソコンとか、割とお洒落かも知れない。

 


■BBフェスタ'06。

 今年もまた、アット・ニフティのBBフェスタに行った。

 Zくん。

 会場にはデイリーポータルZのライターの方たちがあちこちに立っているのだが、
 根本的に著しくミーハーさに欠けるので、ただただ遠巻きに見る。

 インターネットを介して知ってはいるが面識のない人に対する、
 距離感の掴み方とかビジネスマナーというのは未だによく分からない。

 ところで、サイン交換会でWEBマスター林さんとライター古賀さんのサインを
 いただけることになったのだが、いかんせん色紙も何も持っていなかった。

 手帳か名刺くらい用意しておくべきだった、と自分の用意の悪さを恥じつつ、
 あわててモゾモゾとポケットを探るが何もない。

 どうしようかと思ってダメもとで財布を覗いたら、
 GEOのメンバーズカードがあったのでそれを出したら呆れられた。

 調子に乗ってべつやくさんのサインも。

 距離感の掴み方とかビジネスマナーが分からないとか、それ以前の問題という気がする。
 用意の悪さより前に、もっと別なものを恥じる必要がありそうである。

 とりあえず、「おしゃれ工房」的メソッドでうっかりお洒落なインテリアにすることで、
 この気まずさを昇華させたい。

 おしゃれ工房@ おしゃれ工房A

 ─ 気付いたこと:

 あ。


■時計。  絵びばで。

 例えば時計がいくつかあったとして、それが各々違う時間を指していたら、
 どれが本当に正しい時間なのかは分からない。

 しかし、現時点(21時00分)で
 カンボジアの現在時刻は19時00分であり
 アルジェリアの現在時刻は13時00分であり、
 トリニダード・トバゴの現在時刻は08時00分であり、
 アラスカの現在時刻は03時00分である。

 そして、どれも「正しい」時間である。

 時間というのは概念的なものなのだ、と思うと同時に、
 標準時や時計という尺度を最初に思いついた人は偉いと思う。


 あ、そういえば、今日は会社に遅刻した。
 ・・・標準時や時計なんて厄介なもの、誰が最初に思いついたんだ、全く。

 直後に顔面蒼白。

 ***
 時計といえば、「大きな古時計」という童謡があるだろう。

 小学校の頃に一度は歌ったことがあるのではないだろうか。
 また、平井堅が歌ったことでも有名である。

 あの「大きな古時計」に続編があったという話を最近知った。

 ・・・こ、これは・・・平井堅が歌っても到底ヒットしそうにない。

 いい話のまま終わるかと思いきや、どうにも救いのないエピローグ。
 「チコタン」並みの急転直下である。

 アメリカ人も、冥王星が惑星から除外されたことに抗議するくらいなら、
 「大きな古時計」のこの扱いにこそ抗議するべきだと思う。


■項垂れないうなぎ。

 会社帰りにいつも寄るスーパーの鮮魚コーナーでうなぎの蒲焼を売っている。

 そこで流れているBGMがうなぎパイのCMソングである「うなぎのじゅもん」なのだが、
 毎回、立ち止まってフルで一曲聞いてしまう。

 曲調は穏やかでありながら、無理目なライムがインパクトの強い歌詞。
 ダメ押しに「うなぎのじゅもん体操」である。

 「ラジオ体操に代わる新体操として普及しましょう!!」とは、随分と大きく出たものである。

 うなぎ界では「土用の丑」を広めた平賀源内に次ぐ一大事なんじゃなかろうか。

 ぱいぱーいぱーい。



▲この画面のトップへ