Log (Jan 2007)

■瞳。

 iTunesを使っていてふと思ったのだが、
 「ブラウズ」の目玉はよくよく見ると何だか怖い。

 iTunes

 iTunesに空いた節穴の向こうから覗かれているような感じがする。
 じっと見つめていたら、まばたきとかするんじゃなかろうか。

 ・・・都市伝説か。

 この世ならざる眼差しは、水木しげるで言うところの「バックベアード」、
 仮面ライダーで言うならば「一つ目タイタン」を思い出す。


■10時09分35秒。

 腕時計や携帯電話などの広告を見る際、
 写真に写った商品の時刻表示が気になる。

 何かそこに隠された意味があるんじゃないかと、何となく勘繰ってみたくなる。

 例えば、携帯電話の903iシリーズの広告ならば、
 ディスプレイ部分が「9/3 9:03」になっていたりするようなものである。

 903iシリーズだから9:03というのは、安直なのですぐに分かる。

 今一番の懸案事項は、
 通勤電車で見かけるデパートのロレックスの広告に掲載されている全ての腕時計が
 「10時09分35秒」を指しており、それに一体どんな意味が隠されているのか、である。

 「10時」の1を"L"、0を"O"に見立てて“ロ”、「09分」が“レック”、「35分」の3を無理矢理“ス”と読んで
 「ロレックス」を表しているのでは、と思ったのだが、
 よく考えてみたらロレックスの綴りは「Rolex」なので、その線は薄い。

 多分、意味などないのではないかと思うのだが、
 手持ち無沙汰な通勤中のいい暇つぶしにはなる。

 謎。


■モカ。

 最近、自販機の商品入替えで新商品の缶コーヒーが入荷した。

 普段からブラックコーヒーしか飲まないので、あまりちゃんと見ることもなく
 ずっと「モカ仕立て」だと思っていた。

 モカ

 その「モカ仕立て」の缶コーヒーを後輩が飲んでいたので、
 「どう?その“モカ仕立て”。」と聞いてみたのだが、今ひとつ反応が悪い。

 よく見てみたら、

 圧力

 「圧力仕立て」であった。

 ***
 部分から全体を推測することができるのは、確かに人間の優れた能力の一つである。

 しかし、垣間見たり聞きかじった程度の偏った知識で物事を勝手に判断し、
 その思い込みを前提に話をズンズン進める人は仕事上でも多いし、
 振り返れば自分自身反省すべきこともないわけではない。

 文字通り、少し視点を変えてみることで真実が見えてくることもあるかも知れない、と思う。

 ・・・ただ、その真実に納得できるか否かはまた別の問題で、
 今でも「モカ仕立て」の方がしっくり来ると考えているのも事実である。

 モカロボ


■便乗商品。

 コンビニで、受験の験を担いだ商品を見かけた。

 レトルトめんの「うカレーうどん」(エースコック)。

 火付け役となった「キットカット」が既にダジャレであったが、
 年々、ダジャレの質が落ちているような気がするのは気のせいか。

 ・・・アエラの吊り広告と同等か、それ以下のレベル。
 よくもまあ臆面もなく、というのが正直な感想である。

 受験に便乗したい魂胆が見え透いており、
 ご利益なんてこれっぽっちもなさそうなのだが、
 これで売上が伸びたりするものなのか。

 鰯の頭も信心からというヤツか。

 などと思いつつネットを巡回していたら、
 ハウス食品から「オー・ザック」<受(う)カルビ焼肉>が発売されるというニュースリリースがあった。

 ・・・先生、怒らないから正直に話して欲しい。
 受験生応援とか、実はどうでもいいだろう。
 「うカルビ」というダジャレを言いたかっただけなんだろう。

 勉強していい大学に入って、有名な企業に入社しても、
 結局下らないダジャレを考えるために延々と会議に参加させられる。

 そろそろ、受験科目に「ダジャレ」を新設してもいい頃なんじゃなかろうか。

 浮世はダジャレ。


■福袋。

 ちゃんとした初詣に行ってきた。

 参道で福袋を売っているのを見かけたのだが、
 今まで一度も福袋というものを買ったことがない。

 福袋には、その値段以上に相当する品が入っていると言われている。

 確かに金銭的にはそうかも知れないが、在庫品を詰め合わせてあるだけという話も聞くし
 不要なものが入っていたら結果的に損をするのではないか、
 という考えが先に立ち、どうしても手が出ない。

 内容を吟味して、納得をした上でなければ購入に踏み切れないのだ。

 金額的な損得より、結果の損得を重視するスタンスなので
 福袋のギャンブル性の高いシステムに根本的に向いていない気がする。

 恐らく、株式投資をするより国債や地方債を買うタイプである。・・・本当か。

 石橋を叩いて渡るどころか、構造計算で鉄骨の数を確認してから渡るくらいの勢いで、
 手堅く手堅く、ガッチリ行きたい。

 ・・・。


■黄金。

 初売りをぶらりと見ようと栄まで出たついでに、
 丸栄スカイルで開催中の「大黄金展」に立ち寄る。

 去年も見に行ったが、今回も金ピカであった。
 まさにジパング。

 値札には、普段見たこともないような値段が並ぶ。
 100均で売っているような電卓だと、桁あふれすることは間違いあるまい。
 それこそ田園調布に家が建つんじゃなかろうか。

 今年も時価3億円の純金のインゴットが置いてあったので
 うやうやしく撫で回しつつ、これはある意味初詣だな、などと思う。

 金額があまりに現実離れし過ぎており、
 現実空間にありながらそこだけ非現実的な空間が広がる。
 何だか頭がクラクラしさえしてくる。

 エスカレータで下の階に下りると、ダイソーとユニクロがある。

 ユニクロで690円のフリースを選びながら、
 ああ、現実空間に帰ってきたなあとひしひしと感じる。

 そういう問題でもないが

 今年も、財布の紐は緩めずに行こうと思う。



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