ボディについて |
材質
DG工房では、基本仕様としてアルダー、マホガニー、アッシュをご用意しております。その他の材料につきましても、可能ですのでお問い合わせ下さい。またレスポールのようなメイプルトップマホガニーバック等のラミネイト加工、5mm程度の材をエルボーカットに合わせて貼るドロップトップもお受けします。アコースティックやセミアコースティクの製作はしておりませんが、セミソリッドは製作いたします。ボディ厚についても変更できます。詳しくはお問い合わせ下さい。
材質による、音の違いや特徴に付きましては一概には言えないと思います。同じ材料でも重量等の違いにより、個体差があり、同じ仕様にしても微妙に音に違いがあります。一般的な材の傾向はメーカーカタログ等で紹介されておりますが、ご質問等ありましたらメール、掲示板よりどうぞ。
デザイン
エレキギターはアコーステイックギターと違いボディ形状はかなり自由な形にできます。変形ギターというジャンルがあるくらいにプレーヤーや製作者のイメージを実際に製作できます。とは言っても楽器である以上変えられない部分があり、演奏性を考えれば必ずしもイメージどうりに出来なかったり、製作不可能な場合もあります。
以前勤務していた工場で、何本かお客様のデザインしたギターを製作しました。しかし、スケールを考えずにイメージのみのものが多く、せっかくのデザインをカタチにしたときに見た目のバランスが悪いものや非常に演奏し難いものが少なくありませんでした。もしも自分でエレキギターをデザインしようと考えたならばまず、最も基本的なスケールから決めなくてはなりません。楽器である以上これだけは、自由になりません。
自分が考えたエレキギターのデザインのイメージを描く場合はまず、センターに1本線を引いてください。その線の真中を12フレットにします。その点から任意の同じ距離にナットとブリッジを描きます。写真等を見て、長さと描いたブリッジとナットがほぼ同じ大きさになる様にしてください。さらに12フレットとブリッジの中間に印をつけてください。そこが、24フレットになります。22フレット仕様を考えている方はレスポールのフロントピックアップのポールピースの位置と考えてください。それらを目安としてイメージを描いてみてください。これで実際に製作する場合とほぼ同じバランスで描けます。
もうひとう重要な事はパーツの大きさです。スケールを意識してデザインを描けばピックアップ等のサイズは全体のバランスからイメージできると思います。勿論ちゃんと製図するのが最も確実ですが、ノートの片隅等に思いつきで書いた落書きが以外にカッコ良かったりするので以上の事をおぼえておくとひらめいて書きとめたものが実際に製作出来るものとかけ離れたものにはならないと思います。
この様な方法でイメージを描いてみると実際に製作するとなると、以外に制約されていることが多い事に気が付かれると思います。何となく各社から出ている製品が似たり寄ったりでつまらないと感じている方もエレキギターのデザインがその中で特色を出すように考えられているのが分かると思います。なかにはどうしても理解できないものもあるのですが、それが゛個性゛なのかも知れません。
あまりにも極端なデザインは実際に演奏するとバランスが悪く手にするだけで努力が必要なもの(ヘッド落ち等)になってしまいます。いずれにしてもお客様が求めるデザインを出来るかぎりイメージ通りに製作いたしますので、ご相談ください。ちなみに個人的にはブリッジからボディエンドが短いギターはデザイン的にもあまり好きではありません...。
私がエレキギターに興味を持った’70年代は国産のギターはほとんどがギブソン、フェンダー等のコピーモデルでした。現在ほどデザインに関する権利にうるさくない時代でしたので各社こぞっていかに’50〜60年代のレスポール、ストラトキャスター等を正確に再現するかにしのぎを削っていた様に思います。
当時からそんな流れに疑問を感じていて、私の興味は国産のオリジナルギターでした。何しろフェンダー、ギブソンなどは高価でとても手が出なかったので購入の対象は国内メーカーの製品しかなかったのです。
そんな中でミディアムスケールとなると極端に選択の幅は狭まりました。コピーモデル全盛でしたので、そのノウハウとブランドを代表するモデルの製作がはじまる80年代には入るまでは殆ど無かったように記憶しています。
オリジナルデザインではなく、フェンダー・ギブソン等のモデルをベースとして製作したいとお考えのお客様も少なくないと思います。
基本的に当工房ではオリジナルデザインのエレキギターを製作しておりますが、リプレイスメントパーツとして、ボディやネックを製作するのは可能です。
たとえばストラトキャスターは、コンター加工や外周のアールによりイメージが変わります。細部までのデザインにこだわるお客様はご相談ください。また、既製のボディ、ネック等をお好みに加工することも可能ですので(ヒールカット、グリップ形状の調整等)お問い合わせ下さい。
DG工房の第一弾としてミディアムスケールのストラトキャスタータイプをご紹介しましたが、お持ちのギターのイメージを変えずに小さくしたい、あるいは大きくしたいというご希望がありましたらご相談ください。