宮古島旅行記

ドライスーツが嫌いで、真冬になると冬眠ダイバーになってしまう若。昨年の石垣島の時は中耳炎が治りきらずダイビングを断念したので、この正月も南国行きを決めていた。最初、東洋の真珠といわれるプーケットが候補に上がったが、親子共々パスポートが切れており再取得も面倒だったので沖縄へ行くことにした(結果、パスポートが切れてて正解だったけど)。どうせ沖縄へ行くなら、地元つながりの9292さんがダイビングサービスを開いているのでお世話になろうと宮古島に行くことを決めた。そう、自分が閉所及び暗所恐怖症だということをすっかり忘れて・・・。

【1日目】晴れのち曇り

今回は6:30までに搭乗手続を済ませれば良いので割合余裕だと思っていたが、前日夜中まで支度していたので睡眠時間はたった1時間という強行で羽田へ。Pから空港へ行くバスの出発を待つ間に夜が明けはじめる。綺麗な朝焼けだったなぁ〜。
チェックイン後に出していない年賀状を出そうと空港内を飛び回り、30分前になってゲートへ。手荷物検査を済ませ若を待つと全然進んでいない。真っ赤になって色々カバンをあさっているので何をやっているのかと見に戻ったら、検査に引っ掛かり、筆箱の中に鋏やカッターが入っているからだと言う。結局引っ掛かってたのは鍵で、筆箱は持ってきていなかったのでした、御苦労さまでした。ゲートイン後はバスで移動。空港内から綺麗に富士山が見え、バス内のご高齢の方々は「きれい〜」と歓声を上げる。うん、本当にキレイに良く見えた。
機内からも富士山や南アルプス(?)はきれいに見えたけど、それ以降、つまり静岡県の半分位からは二層の厚い雲に覆われ、到着間近まではつまらない景色だった。

機内から見た富士山

到着後、レンタカー会社のお迎えを探すがいない。前々日夜中にネットで申し込み、返信がなかったので多分駄目だったんだろうと諦め、すぐに空港内のカウンターで探してもらう。見つけてもらったのは『サーウエスト宮古島』、金額はなんとネットで申し込んだ会社の半額以下!おまけにとても親切で「当り」って感じ(^^)v
こんな自由が利くのも言葉の通じる国内旅行ならではだなーとしばし喜びに浸る。

レンタル後はまず腹ごしらえでしょうと、『サーウエスト』のオススメの食堂へ。ところが準備中の札が出ている。平日だけど中は電気がついていたので尋ねてみると、なんとそちらのお嬢さんが成人式だということでお休みだったのでした。「それはおめでとうございます」と頭を下げ諦めて再出発。適当に探しながら行こうと池間島方面へ向かう。
天気は曇りで今にも降り出しそうな空、それでも海は綺麗だったので晴れていたらどんなにキレイかと思う。4日いる間にはまぁ晴れるでしょう・・・。そして昼食は空港でゲットした観光情報誌に載ってた「すむばり」で食べることにした。中は混んでいて従業員の人達は走り回っているという感じ。それでもなんとなく閑散としたイメージがあるのはなんでだろう?珍しいものを嫌う若は生姜焼き定食、私はタコ飯をオーダーした。タコ飯はタコと野菜をグッチャに炒めてご飯の上に乗せた!って感じの丼。一瞬失敗したー!と思ったが、食べてみるとこれがなんともうまい!見た目で判断してはいけませんね。若の生姜焼き定食は、こっちの生姜焼きとは異なり肉野菜炒めという感じ。けれどお正月に野菜不足を自覚している若はうまいといってバリバリ食べていた。ご飯のおかわりをお願いしたら、ちょっとしかなかったと言って半ライス程度のご飯をサービスしてくれたのでした。ちなみにお汁はよくわからない薄味の汁、小鉢にはミミガーがついてきました。漬け物は大根にキムチだれをまぶした様なもので、全体に薄味だったかなぁ?

池間島は橋からの景色に感動して騒ぎながら渡り、あっという間に島内を1周してしまった。橋を渡ってすぐのところにある展望台から大神島や八重干瀬(やびじ)の方向を見たけど、それ以外することもなかったので宮古島へ戻る。見学を予定していた雪塩製塩所についた頃には若は寝ていて起こしても超不機嫌。喧嘩してもつまらないのでそこからは1人でドライブという感じになった。
しかーし、名所に降りても1人では説明を読んで写真を撮って終わりという感じでやっぱつまらない。とりあえずはチェックインだけでもしようと宿泊先のペンションスターへ。
ダイビング器材だけを降ろしてしばらく休憩、今度は来間島方面へ向かうことに。途中、宮古島について何度も目にしたコンビニ・ホットスパーが気になっていたので立ち寄り、お菓子と(なぜか)福袋を購入、更に隣のスーパーMAX VLUEで夕飯用のいなりずしやそーめんチャンプルーなどを買い込む。

来間島に渡るとヤギを連れて散歩しているおばあに遭遇。ヤギだよ、ヤギ。そういえばこっちの人達はヤギ食べるんだよねー。それから日も落ち始めさらに閑散としている竜宮城展望台へ。あまりの海のキレイさに、戻る橋の手前で港へ降り、小さな砂浜へ出てみた。砂の綺麗さに若が感動していたのがちょっと嬉しかったなぁ。
来間島の帰り道途中でダイビングサービス・アクアストーリーの9292さんから電話が来る。宿近くの薬局で翌日の為の酔い止めを買う。部屋に戻ってから再度電話で翌日の打合せをし、宿1FのA&Wやスーパーで買ったものを食べてTVを見ながら早目に就寝。
同じく機内から見た宮古島
地図だと来間島と東平安崎の
間くらいだと思う

池間島から見た八重干瀬方面
右は大神島


来間島から宮古島を見る
曇った夕方なのに綺麗!



【2日目】曇りのち、ちょっと晴れ

目覚めると7時、慌てて飛び起きると外はまだ薄暗い。天気が悪いんだーとどんよりしながら朝食を頂きに3Fに降りる。食堂では1皿に盛り合わせたおかずとお汁を頂き、自分でご飯をつける。なんとなくボケボケしていたのでメニューは忘れてしまったが、スパゲティサラダとキャベツの千切り、トマトは覚えている。何でメインが思い出せないんだろう(^^;とにかくボリュームがあった。ご飯はすごく美味しかったけど、やはりお汁が口に合わない。なんでかなー。
約束の8:30になりウェットに着替えた状態で器材を持って慌てて下に降りるとアクアストーリーの陽子ちゃんが既にお迎えに来てくれていた。
港につくともう海の水が水色!こっちでは港の海の色が水色なんてあり得ないのでそれだけでなんか嬉しくなってくる♪テーマパークを作ろうとした途中でそのままになっているという辺りを見ながら出航、いざ、ダイビングへ!
ダイビングの内容はこちら

翌日も潜るので器材はそのまま船に残し宿へ送ってもらう。宿へ着くと「お風呂の用意ができていますよ」と優しい言葉。しかし、その日は男性用しか用意できていないということで私は部屋でシャワー。着替え終わるとすぐにログ付けのためのお迎え時間になってしまったのでそそくさと部屋を後にする。
自宅の一部をお店にしているアクアストーリーさんの店内は手づくり感がとてもステキで可愛い。お二人が撮った素敵な写真もいっぱい飾ってあったのでポストカードを作ってと突然無理なお願いをする。快く引き受けてくれて、突然調子悪くなったプリンタにむち打って(?)素敵なカードを年賀状に作ってもらった。本当に感謝です(^人^)

ドラクエ話に花が咲いてしまったログ付けを終え、送ってもらってから薬局で再び乗り物酔い止めを買い(試しに2本だけ買ったらかなり良かったので5本入りを買う)宿すぐ近くの居酒屋「ゆんたく」へ。本日のオススメは無視して冷やっこ、グルクンのガーリック炒め、もずくの天ぷら、ラフテー、豚トロ串、ジーマミ豆腐などに舌鼓を打つ。若はさんぴん茶、私はシークワーサーハイ。「島豆腐ってうめぇ!」と大騒ぎしつつ、どうしても気になっていたのが本日のオススメのアバサー汁。アバサーがハリセンボンだと知り、すごく迷ったけど結局お腹も一杯になってしまったので諦める。帰ってきた後、職場の沖縄出身の人にその話をしたら「あれ、うまいんだよ〜」と言われてしまった、残念!会計の時、レジでハリセンボンを釣り上げた写真が貼ってあった。どう見ても全長70〜80cmは軽くある、でけぇ!
それからお土産物屋でお土産の物色だけしてコンビニでアイスを買って帰る。もちろんアイスはブルーシール♪

ダイビングボート上から。
浅く見えるけれど
この下は推定7m(^^)

散々食べてから
あわてて写真を撮る(^^;



【3日目】曇りのちちょっと晴れ

この日は7時少し前に起床、当然外は暗いがこっちの日の出が7時半過ぎだと知ったのはTVの天気予報で。週間予報ではこの日当たりから晴れる筈だったのだが、ズレこんでずっと曇りから雨になる様子・・・ガッカリ。
7時半近くに朝食を食べに行くと、その日のメニューはトンカツ!朝食からトンカツとはこれまたヘビーな。なのにソースがない!前日ログ付け時のおしゃべりで聞いたのだが、宮古島の人は殆どソースを使わないらしい。焼そばを頼んだらケチャップ味で出てきたこともあったらしい。その時は笑いながら「へェ〜」と聞いていたが、案の定、食堂にもトンカツソースはなかった。宮古の人は使ってもウスターソースだと9292さん達は言っていたが、ドレッシングなんて3種類もあるのにソースはない。結局、若は塩コショウ、私はゴマドレ+醤油で食べた、でも美味しかった。

ダイビングから戻ると、すぐに器材洗い場へ。ウェット姿で浮浪者の様な頭のまま器材をワッシワッシ洗って干し、鍵をかけて部屋に戻る。この日は男女共大浴場の準備ができていた。やはり湯舟に浸かるっていうのはいいよね〜(*^^*)
さっぱりして部屋に戻ると、帰る日のレンタカーを予約しておいたサーウエストから電話が。明日の朝が忙しいからもう車を持ってくるという、アバウトでいいなぁ〜(^o^) 鍵を持ってきてくれるのを待つのに、ログ付けのお迎え時間が迫り、慌てて連絡したけれどもう9292さんは出た後でまたお待たせしてしまいました。
ログ付けの途中で陽子ちゃんは用事がありお出かけ、3本目のガイドが陽子ちゃんだったので、その分のサインをご本人から頂くためにログを置いて徒歩で宿に戻ることに。そんなに遠くないし、辺りをぶらぶらしたかったのだ。色んなお店を見て回り部屋に一度戻って洗濯物をランドリーに入れてから「わん」へ。韓国の人がやっているお店みたいで焼き肉とかキムチがメニューにあった。こぎれいな店内だったけどちょっと高かったなぁ?でも美味しかったし久し振りに柚子茶が飲めたので良かったです。ここで翌日の予定などを情報誌を見ながら決める。
また、たらたらとお土産物屋へ。若が「誕生日の時に買えなかったから」とヤドカリのガラス細工を買ってプレゼントしてくれた。覚えてくれてたんだーと感動(*^^*)
戻ってから今度は洗い終わった洗濯物を乾燥機へ。なんだかあっという間だったなぁと思いつつ、干してある器材以外の荷物を片付けて就寝。

ラフテー丼の影にうみぶどうが


若からのプレゼント♪


【最終日】曇りときどき雨、風強し

最終日でダイビングもないのでのんびり起きだし、8時頃食堂へ降りた。最後になって朝食の写真を撮ったけど、毎日ちゃんと記録するべきだったなぁ。この日もフライもの(ししゃものフライ)があったけど、客から要望があったのかウスターソースが出ていた。3日間ここで朝食を頂いたけれど、とにかくこっちでの食生活が良かったせいか非常に快適だった。なんだか沖縄の人が健康な理由がわかったって言うか。。。
さて、食事を終えバッグを持って器材干場へ行き、器材を詰め込んでそのまま駐車してあった車に積込む。部屋に戻って忘れ物などのチェックをした後にチェックアウト。チェックアウトは確か11時だったと思ったけど、都合で10時前には出たのかな?ともかく安くていい宿でした。

さて出発、どんより曇った空で降ったりやんだりの天気の中、まずは1日目に寄りそびれた製塩所へ。ちょうど団体さんが着いたところで、一緒に説明を聞くことが出来、どさくさに紛れて試食品の飴をたくさんポケットに入れる(笑)しかしこれは突如オバサン化した若がしたことです、あしからず。
製塩所を後にし平良港方面へ戻り、パイナガマビーチ前の『シーサー物語』でシーサー作りに挑戦。若はオス、私はメスを作るが互いに好き勝手に作ったのでちっとも対っぽくない。まぁ、いいんだけど。
それが終わると怪しかった空模様もいよいよ本格的な降りになっており、隣のコンビニで傘やおにぎりを買う。こっちのおにぎりっていうか、地域限定もののおにぎりはなんか変わったものがあって面白い。しばらくコンビニでトイレを使ったり買い物をしたりして過ごした後、車内で昼を食べながら東平安崎(ひがしへんなざき)方面へ向かうことに。

空港から『うえのドイツ文化村』を目指し、そこへは寄らずに海沿いの道を進む。イムギャーマリンガーデンに車だけ停めて休憩した時に、海に向かって左の丘(?)の上の建物に牛の像があるのが見えた。きっとあれが見える場所が「牛さんありがとー」とか「牛さんこわいよー」などという妙な名前のダイビングスポットのある辺りなんだなと納得。ちなみに牛さんシリーズでは「牛さんこれでもか」等も(もう1コは忘れた(^^;)あるらしい。

東平安崎付近に行くと本当に海や景色が素晴らしい!海開きした後に来て、こっちのビーチでもシュノーケリングなどして遊びたいナ〜って感じ。しかし、東平安崎の駐車場に着いて歩き出した後はとんでもないことに!風、風がとにかく強いのだ。風の強さにのんびり足を踏み出すと、宙に浮いているその足が風に持って行かれそうになる。関東を通る台風よりも風が強いんじゃないかと思うので、こっちの台風って想像を絶するんだろうな。灯台へは上らずしばらく辺りを歩いたけれど、この風に吹かれたことにより相当体力を消耗したのは言うまでもない。

土産物屋でトイレ休憩した後は比嘉ロードパーク経由で、八重山牛を見たり変な道に入り込んだりしながら平良市内方面へ。色々お土産物屋を見たけれど、市内が一番モノが揃うんではないかという結果に。時間もたっぷりあったので、色んなお店でお土産を買う。好き嫌いの多い若の為にハンバーガーショップのある宿にしたというのに、結局滞在中は食べなかったA&Wのハンバーガーも買い、パイナガマビーチのPで食べる。若が乗り物酔い止めの薬の瓶にダイビングの際に海底の砂を詰めていたのが1本余り、海岸の砂を詰めることにしたのだが、生憎の雨でとても入れづらい様子。やがて暮れかかってきたので戻ろうよと声をかけ、GSでガソリンを入れいよいよ空港へ。
レンタカーは空港のPに乗り捨て、鍵をダッシュボードに入れロックするので、忘れ物がないようにしっかりチェック。いよいよ宮古島ともお別れだぁ。。。
チェックインした後、空港はかなりの人ごみ、最終便だからなのかな。「お年玉」という温かい袋をお持ちの若はここでも土産物を物色していた、意外と買い物好きらしい。(^^;
飛行機では若を騙し窓際の席をゲットし外を見るが、離陸の際ちょっとしか景色を見ることができなかった。夜だし、雨だし。。。星空も毛布を被って見ないとなかなか見れなかったけど、やっぱ空から見るのって違う。とても星が近くに見えたのでした。。。

朝ごはん



シーサー、作ってきたよ〜


なぜか角がある若のシーサー(右)


東平安崎の下の海





甲子園で敗れた球児のように?
砂を取る若

こうして若と2人の3泊4日宮古島旅行は終わった。今回、若が大人になったのか、たまたまゲーム機を持って行かなかったのが良かったのか、今までの旅行の中で初めて充実した旅行になった気がしている。そしてまた、あたらめて実感したのは、自分の旅行には「健康と自由と充分なお金がなきゃいかん!」ということでした(笑)

【余話】

■お墓

石垣島でおもしろいなと思ったお墓の形。
広い土地に点在している所は一緒だけど、宮古島のお墓の形は家のミニチュア版みたい。


■建築物

宮古島は、丸瓦屋根に漆喰の壁といった沖縄特有の家が殆どない。
あるとしても、ほとんど廃屋状態になっている。
殆どの建物は屋根がない、つまり四角いビルの様な形ばかりで、異国情緒を感じた。
なんだかクラッシュ・バンディクー3?のアラビアの街並の様だった(笑)