
嘉義ちゃーいー
改札を入って右側の行き止まりホームが阿里山鉄道の起点。間借りするようなローカル私鉄のホームは日本でもありがちな光景。
臨時列車の平快
大勢の人が待つホームに入ってきた列車はたった2両の小さな車両だった。列車が止まるなり大騒動となったのはいうまでもない。しかも観光列車のハズなのに車内はロングシートだった。
阿里山号の切符は観光施設の入場券の様である。対する平快の切符は縦型の硬券。しかもしばらく使う機会が無かったのか運賃が訂正されている。この切符は貴重かも。
嘉義市内にある嘉義の次の駅。嘉義が国鉄に間借りした感じのホーム1本だけだったのに比べ、こちらは会社の事務所もあるような独立した駅舎に大きな待合室、広いホームなどもある。
広々としたホームである。
元々はこちらが駅舎だったらしい。
北門から30分近く平地を走り続けて山を登る前に到着。北門から竹崎までは1駅も無いが、途中2箇所ほどに駅の跡らしきものが見られる。
既にここは山の中。大混雑の車内から小さな窓からカメラを出して撮影。こちら側にはホームらしきものが見あたらない。線路沿いにはおそらく乗客相手に商売をしていると思われる人が何人かいた。
駅舎は引き上げ線上にあった。列車はこの引き上げ線には入らなかった。
列車は停まっても、人が降りる気配が無い。
目的地はほとんどの人が終点の阿里山なので、この状態が4時間近くも続いたのだ。
多分スパイラル線(1回転のループ線と違って、何度もぐるぐる回りながら山を登る線路)を通っている真っ最中のハズだが、通ってきた線路はほとんど見えずただひたすらカーブし続ける感じだった。
スパイラル線も越え、あと一息で標高1000メートルを突破する。
貨物列車の姿を見かけた。
左側の防護壁が新しい。多分先の地震で一旦崩れて復旧した区間と思われる。
天候が悪いときはその時でこんな景色も楽しめる。低層の雲よりも高い位置を走っているため、眼下に雲が広がる景色を見ることが出来る。更に高層の雲が上空に見えるので、上も下にも雲が広がる景色も見られるのだ。
竹崎以来の駅らしい駅。ここも観光開発されているのかも。
混雑する狭い車内から外に出て一休みする人々。しかしすぐに発車ベルが鳴り、慌てて車内へと駆け戻るのであった。
そして列車は町を抜け、再び山の中へと入っていく。
駅名の由来はそばにそびえ立っていたつ巨木だが、写真の右側に見えるように落雷の被害に遭って現在では切り倒されている。一応現在でも日中阿里山からここまで走る列車も設定(神木線)されており、駅の近辺には多くの観光客で賑わっていた。
午前8時過ぎに嘉義を出た平快列車は昼過ぎにようやく阿里山に到着。駅出口がすぐ阿里山公園入口になっており、ホームで公園の入場券を買い求めて改札口を出る。小さな車両に納まっていたとは思えないほどの大勢の人がおり、ホームはしばらくごった返していた。
下へと降りていく線路が今まで通ってきた阿里山本線。まっすぐ上っていくのが支線の眠月・祝山線の線路。こう見ると結構な急勾配である。
広場から階段を上がっていったところにそびえ立っている。
平快と阿里山号ではこれだけ車内のグレードが違う。車体はどちらも小さいけど、クロスシートの阿里山号の方がやはり遙かにゆったりとしていて、観光列車にふさわしい。というか4時間弱の行程でロングシート車に詰め込みというのはもう勘弁(笑)。
※阿里山駅が地震により乗降不可となってしまったため、現在列車は次の沼平まで直通して運転中。祝山線は沼平始発となっている。
阿里山号の切符と平快の切符
北門ぺいめん
団体客などはこの駅から阿里山鉄道を利用するのだろうか。大井川鉄道の金谷と新金谷に関係が似ている。利用した平快はここで車両を増結。しかしその車両は既に乗客がいた模様。
北門駅ホーム
対面にある旧駅舎の方が本線の直線上にあり、列車がこのホームに入るには構内を大きくカーブする。
旧北門駅
竹崎ちゅうちぃ
構内には二手に分かれる線路を結ぶ連絡線があり、線路が丁度デルタ型に配線されている。
樟脳寮ちゃんなぉりゃお
混み合う車内
カーブを曲がる列車
窓から顔を出す人の姿が見える。
交力坪ちゃおりーぴん
またまたカーブを曲がる
水社寮すいしぇりゃお
再び大カーブ
眼下に見える雲
奮起湖ふぇんちーふー
この前後だけ一旦山の中から抜け出て小さな町を通り過ぎる。急に開けた場所に入り込むのでもう少しで阿里山という錯覚を受ける感じがするが、更に1時間半近く乗り続けなければならないのだ。
賑わう奮起湖駅ホーム
神木しぇんむー
阿里山あーりーしゃん
通ってきた線路
阿里山駅駅舎
※現在地震による被害のため乗降不可となっている。
平快の車内(上)と阿里山号の車内(下)
沼平ちゃおぴん
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