阿里山鉄道 阿里山線あーりーしゃんālĭshānせん(嘉義-沼平) | |
| 嘉義より阿里山を目指し、4時間かけて山を登っていく森林鉄道です。山を分け入り登るに連れて亜熱帯から温帯へと変わっていく植生や、眼下に広がる雲など台湾の他の路線では見られないような景色が楽しめます。鉄道趣味的にはナローゲージを走る小振りな客車にスパイラル線やスイッチバック、途中の小駅など興味を引くものがこれまた沢山あり、是非一度は乗っておきたい路線の一つです。我々が訪れた時は阿里山号に乗れずに大混雑の臨時平快に乗ることになり、大変な目に遭いました(笑) |
阿里山線
嘉義-沼平 72.7km |
改札を入って右側の行き止まりホームが阿里山鉄道の起点。幹線の鉄道に間借りするようなローカル私鉄のホームは日本でもありがちな光景。定期列車が1日1-2本しかないため、列車がいる姿を見る機会は少ない。(1999/03/20)
大勢の人が待つホームに入ってきた列車はたった2両の小さな車両だった。列車が止まるなり大騒動となったのはいうまでもない。しかも観光列車のハズなのに車内はロングシートだった。(1999/03/21)
阿里山号の切符は観光施設の入場券の様である。対する平快の切符は縦型の硬券。しかもしばらく使う機会が無かったのか運賃が訂正されている。この切符は貴重かも。(1999/03/21)
阿里山鉄道の駅名標は木製の立て札のようなスタイル。路線案内らしき看板と並んで設置されている。(1999/03/20)
阿里山からの帰りに乗車出来た全車指定席の阿里山号。嘉義では乗客を降ろすと、さっさと北門の車庫目指して引き返していってしまった。(1999/03/22)
嘉義市内にある嘉義の次の駅。嘉義が台鉄に間借りした感じのホーム1本だけだったのに比べ、こちらは会社の事務所もあるような独立した駅舎に大きな待合室、広いホームなどもある。団体客などはこの駅から阿里山鉄道を利用するのだろうか。大井川鉄道の金谷と新金谷に関係が似ている。利用した平快はここで車両を増結。しかしその車両は既に乗客がいた模様。(1999/03/20)
広々としたホームである。対面にある旧駅舎の方が本線の直線上にあり、列車がこのホームに入るには構内を大きくカーブする。(1999/03/20)
元々はこちらが駅舎だったらしい。(1999/03/20)
パッと見て鉄道の駅舎とはちょっと思えない、公民館のような建物。駅前の広々とした空間が印象的。(1999/03/20)
嘉義方面から北門駅構内の全体を眺める。(1999/03/20)
北門駅の外れにあった引込線と放置された貨車。この当時貨物輸送は行われていたようだが、この車両はもう使われなくなったのか。(1999/03/20)
北門から30分近く平地を走り続けてこれから山を登るという直前で前に到着。北門から竹崎までは1駅も無いが、途中2箇所ほどに駅の跡らしきものが見られた。(1999/03/22)
竹崎のホームの先で線路が二手に分かれており、その線路を結ぶ連絡線が先にあって線路が丁度デルタ型に配線されている。(1999/03/22)
狭い窓から見る限りでは、周りに何も無さそうな感じのする駅。(1999/03/21)
沿線には亜熱帯らしい風景が広がる。ヤシの木がそこかしこに。(1999/03/21)
既にここは山の中。大混雑の車内から小さな窓からカメラを出して撮影。こちら側にはホームらしきものが見あたらない。線路沿いにはおそらく乗客相手に商売をしていると思われる人が何人かいた。(1999/03/21)
駅舎は引き上げ線上にあった。列車はこの引き上げ線には入らなかった。(1999/03/21)
列車は停まっても、人が降りる気配が無い。(1999/03/21)
目的地はほとんどの人が終点の阿里山なので、この状態が4時間近くも続いたのだ。(1999/03/21)
多分スパイラル線(1回転のループ線と違って、何度もぐるぐる回りながら山を登る線路)を通っている真っ最中のハズだが、通ってきた線路はほとんど見えずただひたすらカーブし続ける感じだった。窓から顔を出す人の姿が見える。(1999/03/21)
窓のすきまから撮影。ホームらしきものは見えず。(1999/03/21)
スパイラル線も越え、あと一息で標高1000メートルを突破する。(1999/03/21)
またまたカーブを曲がる(1999/03/21)
左側の防護壁が新しい。多分先の地震で一旦崩れて復旧した区間と思われる。(1999/03/21)
帰りに通り過ぎたとき、貨物列車の姿を見かけた。(1999/03/22)
天候が悪いときはその時でこんな景色も楽しめる。低層の雲よりも高い位置を走っているため、眼下に雲が広がる景色を見ることが出来る。更に高層の雲が上空に見えるので、上も下にも雲が広がる景色も見られるのだ。(1999/03/22)
竹崎以来の駅らしい駅。この前後だけ一旦山の中から抜け出て小さな町を通り過ぎる。急に開けた場所に入り込むのでもう少しで阿里山という錯覚を受ける感じがするが、更に1時間半近く乗り続けなければならないのだ。(1999/03/21)
混雑する狭い車内から外に出て一休みする人々。しかしすぐに発車ベルが鳴り、慌てて車内へと駆け戻るのであった。(1999/03/21)
短い停車時間の間、ホームにたたずむ人々。(1999/03/21)
そして列車は町を抜け、再び山の中へと入っていく。(1999/03/21)
スイッチバックの区間に差しかかる。(1999/03/21)
森の中を駆け抜けて行く。(1999/03/21)
駅名の由来はそばにそびえ立っていたつ巨木だが、写真の右側に見えるように落雷の被害に遭って切り倒されてしまった。一応現在でも日中阿里山からここまで走る列車も設定(神木線)されており、駅の近辺には多くの観光客で賑わっていた。(1999/03/21)
午前8時過ぎに嘉義を出た平快列車は昼過ぎにようやく阿里山に到着。駅出口がすぐ阿里山公園入口になっており、ホームで公園の入場券を買い求めて改札口を出る。小さな車両に納まっていたとは思えないほどの大勢の人がおり、ホームはしばらくごった返していた。(1999/03/21)
下へと降りていく線路が今まで通ってきた阿里山本線。まっすぐ上っていくのが支線の眠月・祝山線の線路。こう見ると結構な急勾配である。(1999/03/21)
広場から階段を上がっていったところにそびえ立っていた駅舎。この駅舎は地震で崩壊してしまったと聞く。(1999/03/21)
嘉義からの往路4時間弱の間お世話になった……というより詰め込まれた「平快」の車内。乗車中は大混雑で何がなんだか分からなかったが、阿里山駅で誰もいなくなり、ホコリだらけの車内の状態が明らかに。……というかお客乗せる前に掃除しようよ。それにしてもロングシートの小さい車両に長時間詰め込みというのはもう勘弁(笑)。(1999/03/21)
平快と阿里山号ではこれだけ車内のグレードが違う。車体はどちらも小さいけど、クロスシートの阿里山号の方がやはり遙かにゆったりとしていて、観光列車にふさわしい。(1999/03/22)
阿里山駅構内より、阿里山線・眠月線の伸びる方向とは逆方向にも線路が延びている。単なる留置線ではないようで、線路は山を回り込むようにしてその先も更に続いているようだ。この線路がこの先何処まで延びているのか、そして終点には何があるのかは私達は知らない。(1999/03/21)
阿里山訪問後の地震により阿里山駅が地震により乗降不可となってしまったため、その後列車は次の沼平まで直通しているようだ。(1999/03/21)