ファイナルレシオについて (最終減速比)

ドライブスプロケットとドリブンスプロケットのギア比をファイナルレシオといいます。
一般的にストレートが長いコースではハイギャード、アップダウンが多いとローギャードにするとよいと言われています。

例えばロードレースなどでは一番スピードのでるストレートで、6速全開というふうに合わせます。
これはスタートは1回という考えからきています。えんえんと半クラッチを使ってスタートします。

ではモトクロスやエンデューロレースではどうでしょう。
いろいろな考え方がありますが、例えばそのコースで3速を一番多く使うコーナーがあるとします。
そのコーナーで1番速く走る為には半クラッチをあまり使わず、エンジンの1番パワーのある美味しい回転域を使うと速く走れると思います。
その為にそのコーナーを基準にファイナルレシオを決める方法もあります。それが一番タイムを上げる方法です。
これは一つの方法です。

コースを実際に走ってみてエンジンのフィーリングを確かめると良いでしょう。
常にコースに合わせるため何枚かのドリブンスプロケットを持っていたいものです。

レーサー以外のバイクではローギアードにすると、ローとセカンドが離れているために(ワイドレシオ)回転が落ちてしまい、ギアのつながりが
悪くなるために2速以上を使った方が良いでしょう。でもそうすると一般道では使い勝手が悪くなります。
林道走行などではドリブンスプロケットを3T上げる位から始めて下さい。
やはり市販の公道走行用バイクは多くのユーザーの使用目的に合わせるために、レース使用を前提に考えると多くの変更を余儀なくされます。

レースとは金銭的な事やマシンの耐久性、費やした時間etc........を考えないで楽しむかなり贅沢な遊びです。
お仕着せのバイクではなく、自分のニーズに合ったバイクにセットアップする事をセッティングと言います。