野菜の話 

               目次

第1回目 キャベツ 第2回目 大根 第3回目 枝豆 第4回目 小松菜 第5回目 法蓮草
第6回目 トマト 第7回目 茄子 第8回目 胡瓜 第9回目 ゴーヤ 第10回目 とうもろこし
第11回目 じゃがいも 第12回目 かぼちゃ 第13回目 シソ 第14回目 白菜 第15回目 唐辛子
第16回目 人参 第17回目 ごぼう 第18回目 銀杏 第19回目 さつまいも 第20回目 山芋
第21回目 里芋 第22回目 レンコン 第23回目 春菊 第24回目 ブロッコリー 第25回目 ねぎ
第26回目 玉葱 第27回目 パセリ 第28回目 七草 第29回目 アスパラガス 第30回目 生姜
第31回目 レタス 第32回目 にんにく 第33回目 シメジ 第34回目 椎茸 第35回目 落花生
第36回目 ゴマ 第37回目 明日葉 第38回目 ふき 第39回目 もやし 第40回目 青梗菜
第41回目 セロリ 第42回目 わかめ 第43回目 のり 第44回目 らっきょう 第45回目 たけのこ
第46回目 あずき 第47回目 うど 第48回目 よもぎ 第49回目 三つ葉 第50回目 モロヘイヤ
第51回目 ひじき 第52回目 朧昆布 第53回目 寒天 第54回目 オクラ 第55回目 エンドウ
第56回目 にら

第1回目はキャベツ(03.7.22)

キャベツはビタミンA、B1,B2,C,Eなどビタミン類が豊富に含まれ、胃、腸の粘膜も強くするビタミンU、止血・増血作用のあるビタミンKがあります。
冬季や春先のキャベツは冬の間寒さに負けまいとして持っているでんぷん質を糖に変えている為、甘く、外気が暖かくなると糖を二酸化炭素とでんぷん質に変えている為甘みが少なくなると聞いたことがあります。

大根も同じことが言えるのか昨年食べた里で採れた秋大根は涙が出るくらいカラーク(ここは口をへの字に曲げて目を垂れ目にして発音していただくと気持ちが伝わるかも) せっかくの大根おろしも飲み込むという有り様でしたが、春先ムロで越冬した大根は甘くとまではいかなくても全く辛みが抜けておいしかったのを思い出しました。

これも糖化現象かなと思います。
という訳で第2回目は大根の話をします。

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第2回目は大根(03.7.24)

大根役者や大根足などと良い意味で使われない大根も栄養面では大根おろしの医者要らず(だったかな)と言われるほど主役に抜擢されています。

これは大根に含まれている消化酵素のおなじみジアスターゼが多く、整腸作用に効果があるとされ 又、カルシウムやカリウムも豊富に含みビタミンCにおいてはくだものの追随を許さないほど。

特に葉は根の5倍のビタミンCを含み、カルシウム・カリウムについては6〜7倍の量が含まれていると言います。

栄養面では野菜の王様小松菜にも追いつく勢いなのですが実際にはあまり出回っておらず売られている物はすでに葉が切り落とされています。

葉は収穫後すぐにしなびてしまうことや根の水分や栄養が葉に吸収されてしまうことにも原因があるようです。なんとももったいないことです。
一部では加工されて出ているのかもしれませんがあまり見たことがありません。

宿では味噌汁の実になったり炒め物の具になるくらいでレシピが乏しいのも原因かもしれません 
今度ポタージュにでもしてみようかとも思います。
葉の話が多くなりましたが、もちろん根にもオキシターゼという医者要らずの物質があり、これは魚の焦げに含まれる発癌物質を分解し癌の抑制効果があるとも言われています。

秋の風物詩焼いたサンマにおろし大根がちょこんとついているのも理にかなっていて、ここにも先人の知恵が生きているのだなあと思います。

さて第3回目は夏も本番、札幌のビアガーデンもオープンしました。
皆さん飲んでいるのでしょうね しかし飲みすぎには注意 肝臓や胃の為にも飲むときには枝豆や焼き鳥などたんぱく質を一緒にとると負担が軽くなりますよ という訳で次回は枝豆です。

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第3回目は枝豆(03.7.28)

枝豆は大豆の若採りした物であって大豆同様たんぱく質・ビタミンB1・B2 ・カルシウム・カリウムが豊富に含まれており、大豆には含まれていないカロチンやビタミンCも多く含まれています。

枝豆に含まれている必須アミノ酸のひとつメチオニンはアルコールから肝臓や腎臓を守る働きがあり又ビタミンB1・ビタミンCはアルコールの酸化を促し( アルコールの水酸基と酸素を結びつけて体外へ排出する)、肝臓への負担を軽くしてくれます。

蜂蜜やくだものに含まれる果糖も同じような効果があり,二日酔いには蜂蜜レモンをぐいっと一杯がいいかもしれません。アルコール講座のようになってしまいましたが、かく言う私はアルコールは全く飲めないので暑い夏には、ミルクに氷を浮かべてカンパーイ。ブハーとなるのです。

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第4回目は小松菜(03.7.31)

小松菜は野菜の王様と言われる程栄養価が高くおまけに低カロリー 一般的にはほうれん草にお株を取られている気がしますがカルシウム・カリウム・鉄・亜鉛・ビタミンA・ビタミンCが豊富に含まれカルシウムはほうれん草の5倍、牛乳の二倍以上と群を抜いており、しかも吸収率が高いので、カルシウムは摂りたいけど乳製品は苦手と言う人でも野菜から充分にカルシウムを摂ることが出来ます。

最近よく聞く味覚障害は亜鉛や銅といった微量金属の欠乏により起こり加工食品に含まれる添加物リン酸ナトリウムが要因の一つとも言われています。

リン酸ナトリウムは亜鉛を排出させる作用があり、それによって亜鉛不足に陥るようです。亜鉛不足を補うには小松菜の他にも牡蠣(かき)やレバー・海藻類にも含まれています。間違っても鉄工所へ行ってkg単位で買ったりしない様にしましょう。
あくまでも微量でいいのですから

金属話のついでに鉄欠乏性貧血というのが有りますが、これはその名のとおり鉄分不足によるものです。
これには中華鍋で対応するのがいいです。

以前は中華鍋から溶け出すごく微量の鉄分は体内では吸収されないと言われていたのですが最近になってこの説は覆され、吸収されることが判明したようです。どんな食品に入っているかすぐには思いつかない鉄分もこれならいつでも摂ることが出来ます。

さて次回は小松菜のライバルほうれん草の話です。

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第5回目は法蓮草(03.8.10)

法蓮草はビタミンA、B1、B2、C、カロチン、カリウム、鉄が含まれ、その他にも葉酸、銅を多く含み鉄と相乗して造血の効果があるため貧血予防にも良く、いわゆるビタミン、ミネラルの製造工場のようなものです。

ビタミンB1、ビタミンB2は疲労回復にも効果があり、疲れた時には豚肉と法蓮草を食べれば回復するとも言われます。とは言えどうしても疲れた時は休息しましょう。

調理する場合、法蓮草には蓚酸(シュウサン:アクの成分)が含まれているので潰瘍など健康に害を与えない為にも茹でてアク抜きをします。
その時、注意することは大抵の野菜を茹でる時には塩を入れますが、法蓮草や小松菜など葉野菜の場合は塩を入れると逆に蓚酸を封じ込めてしまうので塩を入れずに茹でます。
もちろん茹ですぎてしまうと風味と共に栄養も流れ出てしまうので茹ですぎにも注意が必要です。

かの有名人ポパイも法蓮草を食べて筋肉隆々になるように(ちょっと極端ですが)栄養価が高く、クセのない味は調理しやすいので積極的に食事に取り入れたいものです。

こんなに良い物ならついでに脳も良くならないかなと都合のいいことを考えている私には記憶力の低下にはくき茶がいいというのでせっせと飲んでいるところです。

以前何かの書物で物忘れの進行にも段階があって最初は固有名詞から忘れていき名詞・形容詞・動詞の順に進行していき、自分はまだ形容詞だから大丈夫という大らかな表現で書かれていたのを思い出しました。私の場合は名詞の段階ぐらいでしょうか。

やたらとあれ・これ・そこ・ほらと口にすることが多くなったような気がするのですが、(なにはともあれ人間前向きに気にしすぎない方が良いかもしれないと自己弁護しておこう)とはいえ頭は使えば使うほど良くなると言うのでやはり使うしかないかも

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第6回目は夏野菜の代表選手トマト(03.8.13)

トマトには各種ビタミンが含まれていますが、注目すべきは癌や老化の原因となる活性酸素を取り除くリコピン、他にも高血圧に効果のあるカリウム、ルチン 毛細血管を丈夫にするビタミンPなどがあります熱にも強く持っている栄養素はかなり残る為、調理にも向いており、うまみ成分(グルタミン酸)も多く含んでいるので、ソースなどに使われるのもうなずけます。今が旬のトマト。

宿でもようやく色づいてきていますが、赤くなるまで3週間くらいはかかっているだろうか。
その間も成長を続け、なにやら隣のトマトの栄養までも採っているのではないだろうかと思うほど大きくて青いのがあります。

味も手をかけた割には少し薄味、やはりプロの方のようなわけにはいかないものです。
それでも春になってトマトの苗が出回り始めると、つい買ってしまうのは、生来のトマト好きな為、ミニトマトは丸ごと放り込んで、猿の頬袋のように頬を膨らませて食べ、普通のトマトはそのままかぶりつき、ズルズルズルとラーメンをすすっているような音を立てて食べるのがまた格別である。
もちろん、人前ではやりません。なんとか音を立てずに食べれるか研究してみてもやはり、音を立てないようにするには小口に切って食べるしかなさそうです。

さて、次回は同じく旬のナスです。これもトマトと並ぶ夏野菜ですが、今年は宿近辺は涼しく8月というのに20度前後と低め、秋の花である萩の花も咲き始めました。このまま秋になるのではと思いつつ心配なのは農作物の生育状況、色々な収穫祭がありますが、たくさん出来てくれればいいのだけれど・・

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第7回目は 茄子(03.8.23)

ナスは殆ど水分でカロリーは低く、夏野菜らしい体を冷やす効果があります。
栄養的には高血圧予防のカリウムが含まれ、癌を抑制するポリフェノールを多く含んでいます。
ポリフェノールはナスのほか、紫芋、緑茶、ワイン、チョコレート、ココア、などにも多く含まれます。
ナスにはあくがあるので、水でさらしたり塩で揉んで水気を絞ってアクを抜きます。

ナスの種類は多く、日本では200種余り、世界でも1000種もあります。
日本の場合は紫色ですが、別の国では白いナスが食べられているところもあるようです。
市場で一番多く出回っているのは中長ナス、長ナスで北海道でもこれが主流です。

地域によっても好まれるナスにも差があり、関東では小型のナス、関西ではそれよりもやや長めの中長ナス、北陸では丸ナス、山形では小丸ナス、九州では大長ナスが好まれているようです。

以前九州にいる親から荷物と一緒に荷物と一緒に大長ナスが送られてきたことがあり、新聞にくるまれたナスをあけて飛上がるほど驚いたことがあります。

長さは40から50cmくらいで太さは、普通のナスと同様直径3〜4cm始めてみるナスは、一瞬うなぎに見えてしまいました。味はやはりナスで(当り前ですが)おいしかったのですが、調理するときは不思議な気がしました。

所変われば品変わるとはこのことですね。

という訳で8月ももう終わり今年はやっぱり冷夏だったようで作物の成長も遅れているようです。8月22日頃にやっと夏らしい暑さになりましたが、なんとか成育が回復してくれるといいですね。
次回はきゅうりです。

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第8回目 きゅうり(03.8.25)

きゅうりはナス同様ほとんどが水分でカロリーが低く、体を冷やす効果があります。
栄養的にはカリウム、亜鉛が含まれており、利尿効果があるので手足のむくみや体のだるさを解消してくれます。

又、二日酔いの予防効果があり、焼酎にきゅうりをスライスして入れるのはその為です。(きゅうりをくりぬいて徳利代わりに使うのも手です。 ただ難点は量があまり入らないのと何度もつがなければならないのでいやでも腕の運動になることぐらいでしょうか。
普段腕の運動不足でお悩みの方にはお勧めですが飲みすぎには注意しましょう。)

きゅうりには人参同様アスコルビン酸酸化酵素と呼ばれるビタミンCを破壊する酵素が含まれている為、酢の物や他の野菜と和える時には先にきゅうりだけ酢に浸して酵素を働かなくさせておく必要があります。酢を使わない料理の場合は食べる直前に混ぜるのが良いかもしれません。

さて、次回はハマル人はハマル ちょっと苦みばしったゴーヤです。

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第9回目はゴーヤ(03.8.29)

ゴーヤは別名苦瓜(にがうり)・レイシとも呼ばれ原産は熱帯アジアで日本へは中国を経由して入ったともいわれています。

ゴーヤと言えば沖縄がすぐ浮かぶほど有名ですが、豚肉・豆腐・鰹節がどっさり入ったゴーヤチャンプルーが好物の人も多いかもしれませんね。
あの苦味はモモルデシンという成分で胃の働きを助け食欲を刺激してくれます。

ゴーヤはビタミンC・βカロチン・亜鉛・カリウムなど多く含まれており、特に抗酸化作用があるビタミンCは調理しても壊れにくく、動脈硬化や生活習慣病・癌などの原因となる活性酸素による細胞の酸化を抑える働きがあります。

 又現代人に多いストレスはビタミンCを大量に消費する為、くだものに比べると二倍以上のにビタミンCを多く含むゴーヤは理想的とも言えます。

宿でも今年種を播きましたが、今のところまだ花のみ、このところ勢力を伸ばしてきたかぼちゃに押され気味 迷惑を被っているのはゴーヤばかりでなく、一緒のハウスにあるシソ・ナス・トマト・その他をすべてなぎ倒す程かぼちゃが伸び放題になってしまいました。

数年前にも珍しい物好きが頭をもたげ、食べたことのない野菜の種を取り寄せて育てた中に白レイシ(白いゴーヤ)があり、出来上がりは真っ白で中の赤い種が鮮やかでしたアジはやはり苦く、以後作らなくなってしまいましたが、他にもとうがん・アラジン・コールラビ・ズッキーニなどを手当たりしだい播き、中でもとうがんはバレーボール大になり表面に粉がふいてきたら収穫時期とあったのでひたすら待っていると、秋になり霜が降りるようになってもまだ粉がふかず葉が枯れてしまったのでバレーボール大のとハンドボール大のとうがんを収穫、あんかけにすると期待していなかっただけに意外とおいしく、ちょうどきゅうりを茹でたような食感で歯がなくても噛める位やわらかい出来でした

さて、もうすぐ9月。味覚の秋の始まりです。
毎年楽しみにしているとうきびもぎはいつ頃から始まるだろうか。
この季節になると何を食べてもおいしく、夏に痩せた体重を取り戻すべく、徐々に目方も増え、冬に向かって脂肪を蓄え始めるのです。

ということで次回はとうきびです。

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第10回目 とうもろこし(03.9.3)

北海道の代表作物の一つ とうもろこし(我家ではとうきびと言っているので以下とうきび)はカリウム、マグネシウムが豊富に含まれており、特に胚芽(前歯のような形の付け根の白い部分)はビタミンB1、B2、Eを含んでいてここに主な栄養分が蓄えられています。

とうきびはうまみを逃がさない為にも、皮付きのまま蒸したり焼いたりするのがおいしく、収穫後すぐが一番おいしく、24時間以上たつと甘み、栄養共に半減してしまいます。

とうきびを原料にした加工品も多く、コーンスターチ(とうきびの澱粉)、コーンフラワー(とうきびの小麦粉版)、コーン油、コーンフレークなどがあります。
主に人の食用に作られているのは、スィートコーンやポップコーン等で デントコーンと言うのも牛など家畜用飼料として栽培されています。

スイートコーンで現在主に出回っているのは、ピーターコーン、ハニーバンダム、キャンベラ、カクテルなどですが、珍しいのでは、ルーシーと言う白いとうもろこしがあります。

個人的にはハニーバンダムが甘みが強く、2〜3日しても甘みが強いままなので好ききなのですが、最近はピーターコーンに押され気味な気がします。

秋も本番 あちこちで収穫祭も始まりました。
海の幸ではサンマ・鮭漁も本格的
山の幸は、とうきびを始め、ジャガイモ、かぼちゃも収穫が始まりました。

とうきびもぎも9月に入り、今月中には行われるのではと心待ちにしています。私にとっては夏の祭りより、冬のクリスマスより楽しみな、年に一度の一大イベント。
 20本入ると言われる用意された袋を購入して、いざ畑へ。

よく太ったとうきびは普通に入れると15本くらいしか入らないので先の細く方としたの太いほうを交互に入れたり、横に乗せたり、畑の真ん中で詰め直したりと、普段ぼんやりしている分、この時ばかりは真剣そのもの。脳がフル稼働を始めるのです。

帰路について玉入れ合戦の玉をかごから取り出すがごとく、1本ずつ数え、20本を1本でも越えて入っているととても嬉しいのだ。
この日のために何度スーパーに並んでいるとうきびの横をよだれを垂らしながら通り過ぎたことか。全てはもぎたてをその日のうちに蒸して食べる その日を待ってひたすら我慢、我慢。(ちょっと大袈裟ですが)
今年は何時になることやら

さて、次回はこれも今が旬のジャガイモです。
ジャガイモには2回旬があって採れ初めの秋とそれを越冬させた春です。

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第11回目 じゃがいも(03.9.8)

ジャガイモの主成分はでんぷんで低カロリー 
このでんぷんがビタミンCを包んで熱によって壊されるのをある程度防いでいます。

カリウム・亜鉛・食物繊維も豊富で、淡白な味は主食にもなります。

じゃがいもの歴史は古く、世界各国で食べられ、日本には16世紀にオランダ人によってインドネシアからもたらされたと言われています。
北海道はじゃがいもの主産地ですが、日本全国で栽培され、主な種類はアメリカから川田男爵によって導入された男爵
イギリス原産のメークィーン ポテトチップスの原料となるトヨシロ 近年人気のキタアカリ 
他にもベニマル、ベニアカリ、伯爵などがあります。

男爵はでんぷん質が豊富でじゃがバターやコロッケ・サラダ向き。
メークィーンは念質で煮崩れしずらいので煮物、揚げ物、炒め物などに適しています。

調理する時は芽や緑色に変色した部分にあるソラニン、チャコニンと呼ばれる有害物質を取り除きます。
煮物などに使う場合は、大きめに切った方がビタミンCが壊れにくく、サラダやコロッケ等つぶして使うときはまるごと蒸したり茹でたほうが栄養分を逃さずに摂る事が出来るのは周知のことと思います。

春先に出回るじゃがいもは大根やかぼちゃ同様寒さに耐えてでんぷん質を糖に換えているため、甘く、栗じゃがと言われる所以です。
ただ、この糖も常温に置いて数日で元のでんぷん質に戻ってしまいます。

加工品にはでんぷんの他、オブラードやトレーなどがあります。

宿では煮物にもサラダにも向くベニマルを使用し農家の方から直接購入しています。
我家の小さい頃のおやつは目下このベニマルの焼き芋で、秋から春にかけて殆ど毎日食べていたような気がします。
バターが入るくらいの小さな穴を開けて溶かしながら食べるのがこれまた旨いのだ。
ストーブも焼き芋用なのか 中で区切られていて1時間ほどで出来上がり。
今はジャガイモも切ったり、蒸したり、潰したりと手をかけていますが、こういった食べ方もシンプルで味がありますね。

さて もう季節はすっかり秋、気温も夜には10度位と肌寒くなりました。
月夜も明るく 人の影が出来るほど  真正面には火星が見えていたりして、澄んだ空気の中で一段と輝きを増しています。
次回は収穫もたけなわ かぼちゃです。

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第12回目 かぼちゃ(03.9.13)

かぼちゃは大きく分けて 日本かぼちゃ・西洋かぼちゃ・ぺぽかぼちゃの3種類になります。
北海道では一般に西洋かぼちゃで、形はぺったらこく(偏平)、濃い緑色をしています。
みやこかぼちゃ・えびすかぼちゃ・くりかぼちゃといったものがこれになります。

栄養価も高く、カロテン、ビタミンB1、B2、Eも豊富に含んでおり、冬場風邪をひき易い人にとっては毎日少しづづでも摂ると風邪がひきにくくなります。
味噌汁やシチュー・ポタージュなどこれから寒くなる時期には体が温まる料理に最適です。

日本かぼちゃはこの近辺ではあまり見る機会が無いのですが、表面がごつごつしているのが特徴です。
ぺぽかぼちゃには茹でると果肉がそうめん状になるそうめんかぼちゃ・黄色の縞々が可愛い手のひらサイズのプッチーニ・形はきゅうりに似ているズッキーニ(緑と黄色がある)なども最近ではよく見かけるようになりました。

かぼちゃの種にも栄養価があり、カリウム・マグネシウム・リンなどのミネラルやリノール酸・オレイン酸など動脈硬化の予防に役立つといわれる物質が含まれており、他にもビタミンB1、Eも含まれてているのでお菓子に入れたり、素揚げにしたりと利用したいものです。

ただリノール酸は植物油やマヨネーズ・ポテトチップスにも多く含まれており、現代の日本人は摂り過ぎの傾向にあり、過剰な摂取は心筋梗塞や癌になる危険性が高くなると新聞にも掲載されていました。

過ぎたるは及ばざるが如し 何事もほどほどが一番 種子類もにきびが出る程度で止めておくのがいいかも。

さて、暑くなったり、寒くなったりと忙しい気温ですが、冷夏の影響でやはり稲の成育が思わしくなかったようです。逆に暑さに弱いジャガイモは豊作になったとのこと。 

一喜一憂で大変ですが、農家の方々が作ってくれるおかげでなんとか安全でおいしい食材を手に入れることが出来ます。感謝。
あとはいかに調理するか それが一番問題。

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第13回目 紫蘇(シソ)  (03.9.26)

薬味として活躍するシソは発芽後の芽ジソから始まり、葉ジソ、花ジソ、穂じそと成長過程全てで食用として貢献してくれます。
ねぎと並んでの和製ハーブの代表で香りがよく栄養価も他の緑黄色野菜を遥かに超えるほどあります。
ただ、メインとしての利用が少なくそのものとして多量に利用される訳ではないので結果的に他の野菜と変わりが無いことになります。

栄養価はカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルやビタミンA(カロテン)、ビタミンB1、B2、Kなどが豊富に含まれ、栄養価の殆どを網羅しています。
また、抗酸化作用や防腐作用があるため、刺身のつまにも利用され、整胃、整腸作用、解毒作用などから漢方薬としても使われています。

種類は赤ジソ青ジソがありますが、元々青ジソは赤ジソの改良種、青ジソの近くに赤ジソを植えると青ジソが赤くなったりもします。

ハーブの代表にバジル、ミント、セージ、タイム、ローズマリーなどがありますが、これらは全てシソ科植物で和洋食で香りの主演を演じています。

加工品には赤ジソから摂ったシソジュースや種や実から四歩彫った紫蘇油(しそゆ)などがあります。

宿でも栽培し、香り付けなどに利用していますが、やはり究極の食べ方は刻んだ青ジソに鰹節、ゴマを混ぜ、醤油をたらしたものをアツアツのご飯にのせて食べるのがきわめて簡単でおいしいのです。多量に手に入ったときに一度お試しを

さて、冬の訪れも間近と思わせる北海道 旭岳で初観雪の発表がありました。このあたりも朝晩は10度以下の1桁の気温になり、ストーブを焚いて、重ね着をしたりなんかしています。
後ひと月もたてばここでも初雪が降るでしょう。積もり始めるのは12月に入ってからかもしれませんが、

次回はなべにも漬物にも活躍する白菜です。

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第14回目 白菜(03.10.5)

白菜は95%が水分でナス同様カロリーが低く、味が淡白な為たくさん食べることが出来ます。
栄養的には他の野菜と比べると少ないのですがカルシウム・カリウム・リンなどが含まれています。

鍋物によく使われ、蓋が浮く位入れても柔らかくなる頃にはぺしゃんこになり、土鍋の縁から白菜から出た水分が滴り落ちるということを経験した方も多いでしょう。

キムチ漬けも辛いのが好きな方には食卓の友でカリウムも豊富に摂れますが、塩分が多いのが気になるところです。

ビンポー暮らしをしていた頃、半カットにされていた白菜を買ってきてはみたものの、食べきれず、しばらくほったらかしにしておいたら中心の黄色い部分が緑色に変わり、可愛いミニ白菜が盛り上がるように出来ていた時は食べた分が成長したように見え、得した気分になったものです。 もちろんこのミニ白菜もありがたく頂いたのは言うまでもありません。

実際はこのような状態で売られている白菜は収穫から時間が経っている為避けた方がいいのですが、
質より量という方は購入後、中心部分を水耕栽培状態にして大きく育てて食すと言うのも一つの方法です。ついでに人参のへたと大根のへたも水を張った皿につけ成長した大根葉と人参葉でビタミンを摂るのも自給自足の極意ともいえます。もちろん水はまめに交換しましょう。 
おまけに無農薬のうえ、冬場高値になる野菜を供給することが出来るので一石二鳥。

注意すべき事は白菜の芯は傷みやすいことと、北海道の場合栽培中夜間に凍結する恐れがあるので
その為に凍結しないようにと暖房を入れるより 速やかに食べて、新たに購入する方が安上がりでお勧めです。

すでに10月に入り、周りの木々も次々と葉を落とし始め 冬支度が始まりました。
冬用の大根や人参も出回り、宿の小さなムロにも今年取れたジャガイモが入り始めています。
本格的な冬にはまだ間がありますが、季節の変わり目、体調を崩さないよう緑黄色野菜をたっぷり摂って免疫をつけておきましょう。

次回は白菜と言えば、キムチ。キムチと言えば唐辛子と言うわけで唐辛子です。

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第15回目 唐辛子(03.10.11)

中南米原産の唐辛子はホットぺッパーと言われるように辛いのが特徴ですが品種改良されたしし唐やピーマンは辛味が無く素焼きにするととてもおいしい物ですがしし唐の場合はたまに辛いのがあります。

ビタミンC、βカロテンが豊富に含まれ、辛味成分のカプサイシンはエネルギー代謝を高め、冷え症にもよく、免疫力を高めると言われています。

豆板醤やコチュジャンは唐辛子を使った代表的な調味料ですので免疫力をアップさせたい方はこれらを利用するのもお勧めですが、元々辛い物を常食していなかった日本人にとって多量に摂取するのは胃や腸を痛めることにもなるのでほどほどがよさそうです。

唐辛子の中で最も辛いのが鷹の爪 その名のとおり、形が似ていることからきています 和食では漬物やキンピラなど薬味としてよく利用されています。

豆板醤やコチュジャンを使った料理では麻婆豆腐やキムチ漬けや味がぼけてしまった料理の隠し味として少し入れるだけで味が引き立つと言うこともあります。

間違っても小匙2杯などと最初から入れないほうが良いです。豆板醤は唐辛子を凝縮したような物 少ないかなと思って多めに入れると 口に入れたとたん目・鼻・口から火が出そうなほど辛く、多量の水をいっき飲みする羽目になります。(経験者は語る。)
くれぐれも少しづつ味を見ながら入れましょう。(注意事項でした。)

さて、次回は緑黄色野菜の代表格のひとつ 人参です。 

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第16回目 人参(03.10.19)

カロテンの名の由来が人参(キャロット)からきていると言われるほど豊富なカロテンを持つ人参は1日に必要な量のビタミンAを1/2本で摂れるという優れものです

脂溶性のカロテンは油で調理すると茹でた時の二倍位にも吸収率が増します。

きゅうり同様ビタミンC破壊酵素を持っているので酢で抑えるか、茹でて酵素を働かなくしておいて調理するとビタミンCの損失を和らげることが出来ます。

滅多に食べることがないかもしれませんが、人参の葉もカリウム・カルシウムなどのミネラルやビタミンKが豊富に含まれた緑黄色野菜です。

以前、宿で人参栽培にも挑戦しましたが、これが中々難しかった。
1袋に2000粒というゴマより小さな種を目の前に 「こんなに沢山できたらどーしよ」という危惧をよそに、待てど暮らせど芽が出ず、周りの雑草の成長の早さに日陰になり、気が付いた時にはもやし状態。
多くは芽を出さずに種のまま腐ってしまったような

それでもやっと出たコスモスのような芽も思うように育たず秋の収穫時期には、ミニ人参より小さな根が申し訳程度に膨らんで葉もそれなりの大きさしかならなかった為、1年で人参栽培は終了となりました
巷には土付き人参も出回り始め、やはり人参も市販にはかないません と言う訳で栽培リストから又一つ外れていくのでした。

さて、日中も気温が上がらなくなった昨今、今日は雪虫が飛んでいるのを見かけました。この虫が飛び始めると雪が降り始めるのも間もなくという気がします。

直径2ミリほどの小さな虫はライチョウのように夏は茶色で冬になると白くなるのだろうか。それとも寒くなると白い毛がボアのように生えてくるのだろうかと いつも疑問に思います。
虫も人も冬支度

次回は繊維たっぷりの冬野菜 ごぼうです。

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第17回目 ごぼう(03.10.24)

淡色野菜のごぼうは栄養価は少ないものの余分な脂肪を排出したり整腸作用・生活習慣病に役立つ食物繊維が豊富に含まれています。

特に水溶性の食物繊維は便秘を解消するだけではなく、中性脂肪やコレステロールの上昇を抑えます。

食用作物として栽培されているのは世界では日本とごく一部の外国のみで、殆ど日本特有の作物ともいえます。

中国において根は解毒・解熱 果実は腫れ物などの漢方として利用されているようです。

調理も煮物・キンピラ・サラダ・炊き込みご飯など形が崩れないごぼうは重宝します。

さて、この地では白鳥も渡来しているのか 夜8時ごろに宿上空を飛んでいきました。 鳥というと、鳥目で夜は見えないのでは思うのですが、仲間同士呼応しながら飛んでいるので大丈夫なのかなとも思います。

毎年迷わずシベリアから来る様は、方向音痴の私にとっとは羨ましい限りですが、1日に何千キロと飛ぶとなると想像も出来ないくらい大変だなあと感じてしまいます。

次回はイチョウの実 銀杏です。

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第18回目 銀杏(ぎんなん)(03.11.6)

イチョウの実 銀杏は種実類の中ではβカロテン、ビタミンB1、ビタミンB6などが多い方に属します。
古くから漢方薬としても注目されており、ギンコライド、フラボノイドが共同して中枢神経や血管の保護作用や血管の拡大炎症の抑制に効果を示したり、体を温めたり、夜尿症の薬としても利用されているようです。

銀杏の葉であるイチョウも古くからイチョウ葉エキスとして知られるように薬としての研究開発が進み、中国はもとよりドイツ、フランス、スイスなどヨーロッパ諸国で動脈硬化、肩こり、冷え性、脳血液循環の不全など薬として利用されています。

銀杏の料理としては茶碗蒸しや炊き込みご飯、いり銀杏などで活用されますが、銀杏に含まれるケルセチンは細胞増殖を阻害し、食べ過ぎると中毒を起こす危険性があるので、1回に食べる量は10個以下にするのが良いそうです。

ペンチや包丁の背で銀杏の殻を割るのですが思ったより殻が柔らかいのでペンチで割る時は一瞬力を入れる程度でいいようです。(私は力が余っているせいか最初の5個は実まで潰してしまいました。)

さて、いよいよ11月に入ってしまいました。というのに例年にない暖かさ つい先日は17度まで上がりさすがにセーター二枚は暑かった(その下にシャツも二枚着ていた)

いつもならとっくに雪が降っていたのに やはり温暖化のせいでしょうか と言いつつも今夏は冷夏で不思議な気温です。
朝・晩は1桁台の気温で寒いものの日中は晴れ間が広がって散歩には うってつけの日和です。

次回はこの時期冷え込んだ夜更けにはやっぱり石焼芋。(熱燗徳利の人もいるかな?)というわけでサツマイモです。

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第19回目 さつまいも(03.11.11)

さつまいもの原産は中央アメリカ。 日本へは中国経由で入り、 薩摩から全国に広がっていきました。
九州では唐芋(からいも)と言うほうが馴染み深いかもしれません。

成分は熱に強いビタミンC、食物繊維が多く含まれている為便秘や高血圧の予防にも効果があります。

さつまいもに含まれる糖質は水分が少なくでんぷん質が豊富。
調理する時は酵素のアミラーゼがでんぷん質を分解して麦芽糖に変えるためいっそう甘みが増しますがカロリーはご飯の3分の1と低カロリー

肥満になる心配はなさそうです。(過ぎたるは及ばざるが如し 普通に食べての話。)

電子レンジでチーンは早くていいのですが、急激に高温になるためそれ程甘みは出なさそうです。

糖質は収穫後すぐ食べるよりしばらく貯蔵することで甘みが増しますので、かぼちゃ同様収穫後1週間程度置いておいたほうが良いかも ただ店頭に並んでいる時点で収穫後2〜3日経っているので実質3〜4日位でしょうか 

くれぐれも暖かい所に保存してカビを生やさないようにしましょう。かと言って冷蔵庫は低温障害を起こしますのでダンボールに入れて冷暗所がベストです。

さて、最近はめっきり陽が短くなり、日の出も6時10分と散歩に行く頃にはちょうど東の空が朝焼けで次第に太陽が昇ってくるのを見ることが出来ます。と同時に西の空のまだ高い位置に月が蒼白い姿を見せているのも 又、風情があります。

次回はとろろ芋こと山芋です。

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第20回目 山芋(03.11.14)

山芋は古くから食され、里の畑で採れた里芋に対して山で採れた野生種の芋から山芋になったようです。
野生種の自然薯(じねんしょ)、栽培種の長いも・いちょう芋が栽培され、普及しています。

主成分はでんぷんですが、でんぷん分解酵素のアミラーゼ、消化酵素のジアスターゼが非常に多いため、消化吸収がよく、その量は大根を遥かに超えます。

生で食べておいしいとろろ芋はご飯や麦・蕎麦にもよく合い、消化酵素のおかげでいくらでも食べれるほどです。

山のうなぎと言われるように強壮効果もあり、たんぱく質のムチンは肝臓の解毒作用やお肌にも良いそうです。

その他ミネラルも多く含み、生で食べることができる為、熱による栄養価の損失もなく、合理的に栄養を摂ることが出来ます。

我家ではとろろ芋としての利用が多いのですが、サイコロ状にして煮物に入れてみると粘りもなくなり、煮崩れもせずまさしく「私は芋です。」と言わんばかりの味になりました。


11月も半ば 先日初雪が降ったものの、比較的穏やかな日和が続く昨今 タイヤ交換をしようか迷うところです。

次回は芋ついでに里芋です。

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第21回目 里芋(03.11.23)

里芋は古くは縄文時代から栽培され 芋と言えば里芋のことでしたが江戸時代にさつま芋が登場してからはこちらにお株をとられぎみですが、正月料理の含め煮には定番になっています。

里芋特有のぬめりはガラクタンと呼ばれる炭水化物とたんぱく質の結合物質と糖とたんぱく質の結合したマンナンによるもの。
ぬめりを取るには塩で揉むか茹でこぼしてから調理をすると取れますがガラクタンは脳へ刺激を伝える物質であり、脳の活性や老化防止に効果があります。

最近、脳の老化が気になる私なんぞは大いに食べるべきなのですが、食べなれない物は敬遠しがち。今も昔も頭がよくなる薬はないものかなぁと都合のいいことを考えていますが 脳細胞はICより奇なり。このまま時々脳に刺激を与えながら老化を遅らせるしかなさそうです。

先日の新聞に難しい問題を解くより単純な計算をするほうが脳の活性に役に立つと言うようなことが書かれていました。

わが身を振り返ると単純な計算も電卓を使いがち。
せめて買い物に行ったときぐらいは頭を使って合計を出さねばと思いつつ、やっぱ健康が一番と言い、冬太りまっしぐら。
脳細胞より腹の脂肪細胞が気になる今日このごろでした。

次回はハスの地下茎 レンコンです。

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第22回目 レンコン(03.11.30)

レンコンはハスの地下茎を食用にしたものでミネラルやビタミンCが豊富に含まれており、加熱しても果物以上のビタミンCを摂ることが出来ます。

カリウムや鉄はビタミンCによって腸内吸収がよく、食物繊維も豊富なことから貧血予防や高血圧予防にも効果があります。

ビタミンCの摂取量は1日100mgが必要とされていますが喫煙者で1.5倍、病気やストレスでは10倍以上も必要とされています。

今時期はみかん1個、柿1個にそれぞれ100mgのビタミンCが含まれていますので1日1個は摂りたいものです。

加熱してもある程度ビタミンCが残る食材はレンコンを始め、白菜、キャベツ、大根、さやえんどうなど鍋やおでんに向く食材が並びます。 おろし大根や漬物などは加熱を必要としない為、加熱したときの二倍くらいは摂取することが出来ます。


さて、11月も今日で最終日あとひと月ほどで今年も終わりです。
12月は師走であっという間に終わり、年が明けて1月、2月、3月は行く、逃げる、去るで月日の経つのは早いものです。

時間を大切にしながらも、生きがいを持った生活をしたいと思う今日この頃です。

次回はこれも鍋に合う食材 春菊です。

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第23回目 春菊(03.12.10)

春菊は法蓮草、小松菜と同等のカロテンを含み、ビタミンB2、ビタミンCのほか、鉄・カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

春菊に含まれる葉緑素は熱にも強く体内のダイオキシンを排泄する作用があるそうです。
香りには消化液の分泌を促進し、整胃腸効果があり、カリウムは血圧を下げる効果もあります。

日本へは室町時代中国から渡来し、江戸時代から栽培されたと言われています。
食用にしているのは東南アジアのみでヨーロッパでは観賞用とされています。

春に花を咲かせることからこの名がついたこの花は花は直径3cmくらいでポンポン菊の花びらを広げたようなかわいらしい花をつけます。

この近辺では、春一番に咲く花は福寿草でしょうか。春先まだ雪が溶けきらない時期に雪の間から見せる黄色い花はとても健気であどけない気がします。

冬らしい寒さが続く昨今、週末になると雪が降り、春を迎えるにはドカ雪の洗礼受けた後となりますが、
寒さに負けずこの冬も乗り切りたいものです。

次回はブロッコリーです。

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第24回目 ブロッコリー(03.12.24)

ブロッコリーは他の野菜や果物とは比べようがないほどビタミンCが豊富に含まれた緑黄色野菜です。
カロテン・ミネラルも多く含み利尿作用もあります。

ブロッコリーに似た野菜でカリフラワーがありますが、これはブロッコリーの改良種とか、突然変異とも言われ、ビタミン類はブロッコリーより若干劣るものの栄養価は高く、ミネラルも殆ど変わりありません。

地中海原産で茎が生育し葉が大きくなると中心につぼみの集合体が出来、これを食することになります。

ほぼ同時期に日本へ入ってきたブロッコリーとカリフラワーですが、当初色白のカリフラワーが好まれ早く普及し、その後緑黄色野菜が注目を浴びるようになってからはブロッコリーが巻き返しを図り、今では店頭の顔になりつつあります。色は白・緑の他に紫、黄色などカラフルピーマンのパプリカ程でないものの目を楽しませる色も取り揃えています。


ところで22日に農水省から食料自給率が発表されました。
全国では40% 北海道では190%と生産高は群を抜いてはいるものの日本全体の平均としてみると6割は輸入作物に頼っており、輸入元の諸外国が軒並み自給率150%をを維持し、余剰分を輸出しているのから比べると自給率が低い日本はこの先どうなるのだろうと心配してしまいます。 

さて、22日は冬至 冬至にはかぼちゃを食べる習慣があり、寒い冬の栄養補給や風邪予防などの意味があるようです。

インフルエンザも流行中、かかってしまったら早目に病院へ行きましょう。

病院嫌いの我輩は以前インフルエンザにかかり、自力で治そうとしましたが、5日間39度の熱が出っ放しで熱が下がらず結局は病院へ行く派目になり、普通の風邪のように市販の薬で治るものとは違うということを身をもって知ったのでした(トホホ・・)  

次回はあったか麺には欠かせない ねぎです。

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第25回目 ねぎ(03.12.29)

一般にねぎと言うと長ネギを思い浮かべる人が多いと思いますが長ネギを大きく分けると葉ねぎと根深ねぎになります。
主に栽培方法の違いで根深ねぎは成長過程で土寄せをしながら日光に当てないように栽培することから白い部分が長く出来ます。主に関東で好まれ、関西では緑色の部分が好まれているようです。

長ねぎや玉葱にはビタミンB1の吸収を高め、疲労回復を促進する硫化アリルが多く含まれています。薬味とも呼ばれるように強壮・去痰・発汗・利尿作用もあり、緑色の部分にはカロテン・ビタミンB2、ビタミンCなどのビタミン類やカルシウム・リン・鉄などのミネラルが豊富に含まれているので鍋物や麺類にも利用したいものです。

ラーメンの中央にドサッと載せられた刻みねぎを丁寧に隅っこへ移動させてラーメンを食べたり、ざるそばと共についてくる小皿に載ったねぎは手付かず(これ私) ではせっかくの薬味が絵に描いたもちになってしまいます。

生で食べれる物はその分 熱によるビタミン・ミネラルの損失を受けないのでしっかり摂取したいと思います。(とりあえず我が身から)

次回もねぎの一つ 玉葱です。

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第26回目 玉葱(04.1.2)

血液をサラサラにすると一時話題になった玉葱は中央アジア原産で 古くは古代エジプトのピラミッドの建設に携わった労働者に食べさせて仕事の効率を図ったとも言われるくらい 辛味成分の硫化アリルはビタミンB1の吸収を高め疲労回復、体力・気力の増強にも役立っていたようです。

他にも殺菌・解毒作用・血栓予防やアレルギーにも効果があり、ビタミンCとクエルセチンは血管を柔軟にし脳血栓や高血圧などにも効果があります。

鎮静作用もあり、枕元にすりおろして置いておくと眠れると言うので、一度試してみましたが、置く場所が近すぎたせいか匂いが気になって布団にもぐって寝たことがあります。

さて、とうとう年も開け2004年がスタートしてしまいました。学生時代はゆっくりだった 時間の流れも社会に出てからは恐ろしい位早く感じます。歳月は人を待たず 1日1日を大切に有意義に暮らさなくてはと思ってしまいます。

次回は寒さにも強いパセリです。

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第27回目 パセリ(04.1.4)

パセリは地中海原産で紀元前4世紀から栽培されていました。
スープやサラダ・パスタなどには欠かせない彩を添えていますが、ビタミン・ミネラルが豊富でカルシウム・カリウム・マグネシウムビタミンB1・B2・Eは人参の2倍 カロテンは4倍にもなります。

大根の葉と比べてもカリウムで2.5倍 ビタミンC・カロテンで2倍と栄養価は非常に高いのですが、紫蘇同様多量に摂るには無理があるので少しでも摂取して多少なりとも野菜不足を補うのに良いです。

薬効としても食欲増進・整腸・貧血の防止・肝機能強化に効果があります。

独特の香りはピネンやアピオールによるもので虫をつきにくくし、コンパニオンプランツとして虫のつきやすい野菜の隣に植えると虫除け効果が期待できます。

寒さにも比較的強いせいか11月に刈り取ったパセリは二ヶ月経った今も台所で青々としています。 単に陽のあたるところで水に挿しておくだけでいいのですが、水洗いした後冷凍保存しておき、使うときに凍ったまま揉み解せば簡単にパセリのみじん切りが出来ます。

 1月7日は七草 この日に七草粥を食べると1年健康で過ごせると言われています。

次回は七草です。

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第28回目 七草(04.1.7)

七草はセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、スズシロ、スズナ、ホトケノザの7つである。

セリはカリウム・カルシウムなどミネラルが豊富で葉形はアブラナ科のクレソンに似ている。
ナズナは別名ぺんぺん草とも呼ばれミネラル豊富で利尿・解熱作用があり、ゴギョウは別名ハハコグサでキク科
ハコベラはハコベのことでなでしこ科の越年草。味は法蓮草に似て淡白。

スズシロは大根葉のことでミネラル・ビタミンは野菜の中では優れている。
スズナはカブの葉で大根葉同様ミネラルが豊富でカロテンも非常に高い。
ホトケノザはタラビコとも呼ばれキク科の越年草。

いずれも寒さに強く、早春あぜ道で見かける野草や野菜であり、冬のビタミン・ミネラル不足を補う葉野菜である。

聞きなれない物もあり、店で探すのも一苦労ではあるが、最近では七草セットも出てきて便利になりつつあります。

手に入りずらいときはとりあえず7種類の緑色野菜を入れて、つもり七草粥にしてしまいましょう。
法蓮草、小松菜、葉ねぎ、パセリ、春菊、お茶の葉、みつばなんてのはどうでしょう。なんとなく体に良さそうなお茶漬け風ですが、独自のアレンジで楽しく食べるのも良いかも。

さて、昨日は小寒、本格的寒さが1月21日の大寒に向けて寒くなる昨今、今朝は氷点下20℃まで下がったような寒さでした。

次回はアスパラです。

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第29回目 アスパラガス(04.1.10

アスパラガスにはグリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあります。
栄養価はご想像通りグリーンアスパラガスの方が日光に当たっている分、ビタミン、ミネラル、葉酸が多く含まれています。
ホワイトアスパラガスの栽培方法は長ねぎ同様土をかぶせて陽に足らないようにして育てます。やわらかい分傷みやすいので缶詰で売られています。
アスパラガスはアミノ酸の一つ、その名のとおりアスパラギン酸が多く含まれ、滋養強壮、新陳代謝を促し疲労回復に効果があります。栄養ドリンクの商品名で見たことがある方もいると思います。

穂先の方には蕎麦でもお馴染みルチンが多く含まれている為血管を丈夫にし、血圧を下げる効果があります。
市販されている立派なアスパラガスにするまでには3年から4年くらいかかり、採取するときは全て刈り取らず株ごとに数本残しておくと翌年から毎年アスパラを採る事が出来ます。

一度挑戦しましたが雑草にまみれ、雪と氷の過酷な環境で忘れ去られたにもかかわらず、懲りもせず昨年再び場所を変えて植えてみました。今春芽を出すかどうか問題。


先日ここから20キロ程離れた弟子屈町川湯で氷点下25度を記録し、1〜2度暖かいここでは氷点下23度はあったものと思われます。翌日には1日の降雪量50cmという大雪に見舞われ、すっかり北海道らしい季節になってしまいました。

さて、次回は生姜です。

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第30回目 生姜(04.1.13)

生姜は熱帯アジア原産で日本へは中国から入りました。 中国では2000年前からすでに漢方薬として用いられ、健胃・整腸・解熱効果があり、他にも乗り物酔い・抗凝血作用もあります。

栄養価と言うより漢方薬的効果が注目されているせいか料理で使われる場合も、辛味成分のジンゲロンやショウガオールの強い殺菌力は生寿司についてくる生姜の酢漬けや風をひいたときの生姜湯は体を温め、発刊して熱を下げる効果もあるようです。

体に良いというので蜂蜜の中に生姜を漬け込んでひたすらパクパク食べていたらあまりの辛さに涙も鼻水も垂れっぱなし、おまけに胃まで痛くなるという悲劇に見舞われてしまいました。
やはり千切りの物を二本ぐらいがちょうどいいようです。

今、はまっているのは麦。朝昼晩に麦を食べています。
これは胃に負担がかからなくてなんとなく良さそうです。

何事も毎日少しづつで、継続が必要なのですが、どうも極端になりがち。多分今の袋が空になるまで食べ続けると思います。

次回はレタスです。

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第31回目 レタス(04.1.16)

レタスは平安時代「ちしゃ」の名前で中国から入ってきました。
現在のレタスとして広く普及したのは1960年代と言われています。

栄養価はカロテン・ビタミンB1・ビタミンC・ビタミンE・カルシウムや鉄などミネラルなどがバランスよく含まれています。特にマグネシウムが豊富に含まれ、カルシウムとマグネシウムの割合が2対1と最もカルシウムの吸収がよくなる割合で含まれています。

レタスの茎から出る乳白色のラクッコピコリンは不眠症の予防にもなります。

サニーレタスやサラダ菜など緑色の葉が多いほど栄養価も多くなっています。
サラダなど生で食べることが多いので熱によるビタミンなどの損失が無く摂る事が出来ます。

さて、豪雪で荒れまくった北海道ですが、道東を中心に道路が不通となり、あちこちで孤島状態 北見では積雪171cmにもなり、道路脇の積上げられた雪は3mにも達しているそうです。
関係者の方々は本当に大変だったと思います。
そして北海道どこへ行っても昼夜問わず除雪している皆様には毎冬ながら感謝感謝で頭が下がります。

次回はにんにくです。

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第32回目 にんにく(04.1.20)

にんにくと言えば滋養強壮・疲労回復に威力を発揮することが思い浮かびます。
そのパワーの源はねぎでもお馴染み硫化アリルの一種のアリシン
ビタミンB1と結合してアリチアミンに変身。これが疲労を回復させる源。

薬効として他にも殺菌・整腸・強肝などに効果があるとされていますが、生で多食すると胃腸を荒らしたり、眼病にも悪い影響を与えることもあるので、1日に食べる量は生で、1片(親指位の大きさ)加熱で、2〜3片程度にしておいた方が良さそうです。

ビタミンB1を多く含む豆類や豚肉と一緒に調理すると刺激が和らげられるうえ、アリチアミンが作られるので理想的です

中華ではよく使われるにんにくの茎は匂いもにんにくほどではなく、ねぎと同等の栄養価があります。

餃子やから揚げなどにんにくを入れることによって味が引き立つ料理も、気になるのは匂い。
けれど緑茶の葉を一撮みもぐもぐ食べるだけでかなり匂いは和らぎます。

21日は大寒 寒さに負けないようにこの冬も乗り切りましょう。

次回はシメジです。

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第33回目 シメジ(04.1.23)

「匂いマツタケ、味シメジ」と言われるようにきのこ類でシメジに勝る味はない。
と言うのもシメジにはうまみ成分グルタミン酸が豊富に含まれ、リジンも協力して旨味を引き出しています。

煮物、焼き物、など重宝するシメジはビタミンB2、食物繊維も多く、ビタミンB2は大豆より多く、食物繊維はさつま芋と同じ位あります。

栄養価的にはきのこ類の中では椎茸が一番ですが、ちょっとクセのある匂いが苦手な方にもシメジは付き合いやすいといえます。

いつもシメジを見るたびに思うのは成長したシメジの脇に一緒に生えている鉛筆の芯のような小さなシメジ
温度管理をきちんとすればもしかして成長して、一人前のシメジになるかも
それよりいつも捨てている根の部分 ここは菌床? とするとこの部分を日陰で湿地状態にしておくと生えるのでは
春になったら実験してみたいと思います。

次回は栄養的にはダントツの椎茸です。

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第34回目 椎茸(04.1.28)

椎茸は江戸時代から食べられ、中国では漢方薬に用いられているように健康食品です。

カリウム・亜鉛などのミネラルが多い他、食物繊維・ビタミンB1なども含みます。
中でもビタミンDは日光に当てることによって増加するのは周知の所で、最低20分程度ひだの方を上にして、当てるだけでもいいようです。

干し椎茸は生椎茸の10倍程度のミネラル・ビタミンを含み、戻す場合はさっとすすいで一晩冷蔵庫で戻すことによって旨味が増します。

椎茸に含まれているエリタデニンはコレステロールの上昇を抑制、動脈硬化や高血圧予防などに効果があり、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨粗鬆症の予防にもなります。
ビタミンDは体内で保存が利くので毎日とらなくてもいいようです。

椎茸はほだ木に菌を植え付けて木陰の湿った所に置くと、2〜3年目からにょきにょきと出始めます。

当初、春先に出る花どんこを干からびた秋の椎茸の採り忘れと思っていると気象条件が揃わないと出ない物だと知った

猫に小判の我家では折角の花どんこも気の利いた料理になるでもなく、いつも通り味噌汁の具か煮物になってしまうのでした。

次回は2月3日は節分と言うことで落花生です。

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第35回目 落花生(04.2.1)

落花生は「南京豆」ともいわれるように中国から1706年に日本に入ってきました。
主成分は脂質でその多くを占める不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを除去し、動脈硬化や高血圧を予防する作用があります。

高カロリーで1日10粒程度と言われる落花生ですが、ビタミンB群、ビタミンEが豊富で良質なたんぱく質。
豊富に含まれている食物繊維は高脂血症、糖尿病にも効果があるそうです。

豆を包んでいる茶色い薄皮には強烈な抗酸化作用のあるレスベラトロールという物質が発見され、抗癌作用にも注目が集まっています。

逆に古くなると発生するカビ(アフランキシン)は肝臓がんの一因となるので少しでもかび臭かった場合には食べないようにしましょう。

1年中出回っている落花生ですが、収穫時期は他の野菜同様 秋。
1袋食べても飽きない私は、以前自分でも栽培しようと種を取り寄せ、きた物を見て思わず、「そのまんまじゃん」とつぶやいてしまいました。
その種はいつも食べている落花生そのもの(殻付きの)
早速植えること数日、待てど暮らせど芽が出ないので土を掘ってみると種が無い。
早くいうとねずみか何かに持って行かれてしまったのでした。残念。ポットで芽だしをしてから定植するほうが良かったようです。そこで一句
  落花生 手間ひま惜しんで 持ってかれ (お粗末でした)

次回はゴマです。ゴマの種もやっぱりゴマでした。

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第36回目 ごま(04.2.5)

ごまはピーナツ同様ビタミンB1・ビタミンB2・カルシウム・鉄などを多く含み、カルシウム吸収に欠かせないマグネシウム。亜鉛・鉄を吸収しやすくする銅も含まれています。

ごまも良質なたんぱく質で強力な抗酸化作用を示すゴマリグナン(セサミン)があり、これはがん予防・肝臓病や老化の抑制、健胃にもよく、白髪の予防もなると言われています。

ごまの皮は固くそのままでは吸収されにくい為 炒ったり、すりつぶしたりする方が有効です。ゴマ油を使うのもいいですね

白髪防止にとせっせと食べてはいるものの頭頂点に生えた短い直立不動の白髪のなんと抜きずらいこと。
それはともあれ、健康が一番。

さて、立春も過ぎ 早いところでは春の気配を身近に感じていることでしょう 北海道はまだ1年で最も寒い時期を迎えてはいますが、あと1〜2ヶ月で春の気配を感じれるでしょうか。待ち遠しいですね

次回は明日葉です。

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第37回目 明日葉(04.2.9)

せり科の明日葉はその名の通り今日摘んでも明日には新しい脇芽が生えてくるところからきています。
春に種を播いて一夏越えた翌年から収穫することが出来る多年草です。

ビタミンC、βカロチンやカルシウム・カリウムなどが豊富で、法蓮草と同じくらい栄養価があります。
調理をする際、熱湯でしっかりゆで、水にさらしてアク抜きを充分にします。

ビタミンCは水に溶けやすいのでさらす時間は短めにしておきます。

暑いところの野菜なのか、この辺では見たことが無いような気がします。
大手デパートにはあるのかもしれませんが、うどに似た葉型と独特の香りがあると言われていますので食べる機会があれば一度食べてみたいと思います。

次回はふきです。春はもう少し先になりますが山菜の一つ うどはもう店先に並んでいました。

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第38回目 ふき(04.02.13)

春の山菜の一つ 蕗はカルシウム・カリウム・亜鉛などのミネラルが豊富で、茎の部分は人参に匹敵するほどです。
又、葉も食べることが出来、こちらの方も茎の栄養に加え、βカロテンも豊富で、葉と茎をバランスよく摂ると人参を食べているのと同じになります。

蕗は日本原産の野菜で各地に自生している無農薬野菜ともいえます。

ふきのとうは蕗の花のつぼみにあたり、てんぷらにすると仄かな(ほのかな)苦味がとてもおいしいのですが、虫がついていることがあるのでよーく見て、よーく洗うことをお勧めします。

蕗で有名な足寄(あしょろ:北海道)のラワンブキは人の背丈程もあり、特産品として栽培されています。
佃煮になったものを食べましたが、やっぱり蕗の味がしておいしかったです。

願わくば 長いままの状態で端からコリコリと食べてみたいですけどちょっと不気味でしょうかね。
渦巻状にパックして、花丸を書けば中々愛嬌があるようにも思うのですが。

葉はカロテンの他にもビタミンCも含んでいるのでしっかりアク抜きをして、野沢菜のように塩漬けにしておにぎりに巻くとおいしいかもしれません。

今年作ってみようかと思います。(未だ食べたことが無いので)

次回はもやしです。

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第39回目 もやし(04.2.17

困ったときの救世主もやしはいつの時代もお手頃価格でボリューム満点の嬉しい食材。

今風に言うとスプラウト。そば・ブロッコリー・大根など何でもありのスプラウトは成長初期の若芽。

その中で古くから最先端を行く、もやし(ビーンズスプラウト)にはビタミンC・食物繊維や大豆や豆が発芽する際、豆の栄養分と引き換えに出来るビタミンC・消化酵素のアミラーゼなどが含まれています。

そのため、動脈硬化や整腸作用などの予防にもなるといわれています。

調理の際は熱による栄養損失を少なくするため、少ししゃきっとする位の硬さで良さそうです。
この季節、鍋物やラーメンの上に載せたりと活躍中です
味が淡白な分、濃い味付けの料理に合いそうですね。

次回は中国野菜の青梗菜(チンゲンサイ)です。

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第40回目 チンゲンサイ(04.2.21)

チンゲンサイはβカロテンを始めビタミン類やカルシウム・マグネシウムなども豊富に含んでいます。

βカロテンは人参とほぼ同量にあり、カルシウムの量は牛乳にも匹敵します。
又、食物繊維も豊富な為、整腸作用もあります。

調理法も中華料理で使われているように油を敷いて短時間で加熱することによってβカロテンが増え、ビタミン類の損失も少なくて済みます。

チンゲンサイは寒さにも暑さにも比較的強く、冬期間もハウス栽培をすることによって1年中収穫が出来ます。

さて、北海道の各地でもビニールハウスでの栽培が始まったようです。常に10度を下回らないように温度管理をしているとのこと。

この時期日中はともかく、夜間は−7℃以下は当り前、の状態で10℃を確保するのは大変だろうなぁと思います。
ここが北海道の辛いところ

宿も春先農民と化し、5月から種まきを始める予定です。家庭菜園程度ですが、やはり楽しみ。

次回はセロリです。

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第41回目 セロリ(04.2.25)

地中海原産のセロリが日本へやってきたのは江戸時代といわれていますが、独特の香りが広く広まらなかった要因にもなってしまいました。

現代ではブーケガルニーや野菜ジュースなど香りや栄養価を活かした料理によく使われています。

セロリはビタミンB1、B2、Cやカルシウム・マグネシウム・鉄などミネラルも多く、セリ科に見られるピラジンは血栓を溶かし、血液の流れをよくすると言われています。
他のセリ科には人参・パセリ・せりなどがあります。

欧米食になりがちな現代人にとって生活習慣病から少し遠ざけてくれる野菜の一つでもあります。

さて、梅の花の便りが聞かれる昨今、こちらでも日中、プラスの気温になる日があるとやはり暖かいなぁと感じるようになりました。今年の春は少し早そうてすね。

次回はわかめです。

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第42回目 わかめ(04.2.29

海藻類でも食べやすく、柔らかいわかめはカルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラルやビタミンB群、カロテン・ビタミンkなど全てにおいて優れています。

特に乾燥わかめは湯通し塩蔵わかめの10倍以上のミネラル・ビタミンを多く含んでいます。

他の野菜より栄養価が高いので少しでも味噌汁の具にポンと入れるだけで何倍にも膨らむわかめは摂り易い食材ともいえます。

ラーメンの上に少し載せるだけで麺が見えなくなるほど膨らみ、見た目にもボリューム満点、栄養満点。ゴマを振りかけると香ばしさが漂い、一層おいしくなります。

さて、いよいよ2月も終わり、春めく3月。道路を流れる雪解け水が春を感じさせます。

次回はのりです。

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第43回目 のり(04.3.7)

一般におにぎりやのり巻きに使われている海苔はあまのりと言われ、焼き海苔や味付け海苔として売られ、大豆の「畑の肉」に対して海苔は「海の牛肉」と言われるほどたんぱく質はもとより、βカロテン、ビタミンB1、B2、などのビタミン類やカリウム・カルシウム・鉄など全てにおいて必要な栄養素が豊富に含まれています。

生活習慣病に効果があり、EPA(エイコサペンタエン酸)やタウリンは肝臓の働きをよくしてくれます。

特筆すべきはビタミンB12。他の野菜には殆ど含まれておらず肉以外では海苔にしか含まれていません。(菜食主義者には朗報)

小さい頃、我家では3×10cmの味付き海苔を端を口でくわえ、手を使わず、ウサギが草の茎を縦に食べるような形で早食いするというのがはやっていました。

相当口を激しく動かさないと食べれない為、顔の筋肉と顎の筋肉は鍛えられたのではないかと思います。

興味のある方はお試しを。
10cmならすぐ食べてしまうので20cmくらいの長さがお勧めです。

次回はらっきょうです。

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第44回目 らっきょう(04.3.12

酢漬けで1年中出回っているらっきょうは古くは中国の漢方薬として広く用いられ、江戸時代には食用として食べられていました。

形も玉葱に似ているように、葱科に属する植物です。

栄養的には目立つような栄養素はありませんが、葱特有の硫化アリルはビタミンB1の吸収を高め、疲労回復にも役立ちます。

他にも殺菌作用や風邪の初期症状に効果があるとされています。

成長も早く、日当たりいい、暖かい所に埋めて置くと芽が出てやがては赤い花をつけます。

生のままで夏になると出回ってきますので食べ切れなかった分は球根のような感じで植えてしまうのも又違った趣があっていいかもしれません。

さて、あと1週間ほどで春分の日も来るというのに相変わらず雪はどっさり。 けど、日差しは柔らかくなってきたような気がします。

桜前線ももう関東圏にまで北上し、北海道に上陸するのも、あと 1ヶ月ほど。東部のこの辺りは5月10日過ぎでしょうか。どんなに雪が降っても春はきちんとやって来ますね。

次回はたけのこです。

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第45回目 たけのこ(04.3.18)

筍は中国原産で琉球経由で薩摩から全国へと広がりました。

成長が早く、旬には1日に1mも伸びるそうです。
と言うことは、1時間に4cm。

朝、学校や会社に行く前に見た若芽が8時間後の帰りには30cm以上にもなり、ちょうど食べごろの筍になっているのですね。(単純に考えると) 筍恐るべし。

筍の名の由来も10日で竹になるところから来ているとのこと。

時間の経過と共にアクが強くなるので手に入ったら出来るだけ早くぬかを入れた水でしっかりゆで一晩おいて皮を剥き、水洗い後、新たに味付けするのが良さそうです。

北海道に竹林があるのかどうかわかりませんが、こちらでは実際に見たことがありません。
四国へ行った時、初めて竹林を見、「おお、これが竹林か」と見入っていると 道に迷うごとに竹林に出会い、北海道で言う、白樺のような存在なんだな。と妙に納得しました。(白樺は地下茎ではないのですが、寒さに強いせいか北海道ではよく見かけます。)

筍は鮮度が命。こちらでは生の筍が店頭に並ぶのは旬の一時期のみで、それ以外は水煮になった物が多いようです。

カリウム・亜鉛・葉酸・食物繊維が多く、旬は2月から5月、春を感じさせる山菜の一つです。

もうすぐ春分の日。春分の日といえばやっぱりぼたもち。と言うわけで次回はあずきです。

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第46回目 あずき(04.3.23)

あずきは中国から3世紀頃日本へ伝わり、皮に多く含まれるサポニンは血中のコレステロールや脂肪を低下させたり、利尿効果もあります。

ビタミンは、葉野菜より多く、ミネラルも豊富、豆の中でも脂質が少なめで和菓子にもよく使われており、洋菓子から比べると甘い割にはカロリーが低いです。

春分の日にはぼたもち、秋分の日にはおはぎ。名前が違っても中身は同じ。
ボタンの花が咲く頃に食べるぼたもち。
萩の花が咲く頃に食べるおはぎが名前の由来。

が、しかし、我が家ではもちご飯にあんこが被さっている物を全て「ぼたもち」と呼んでいる。
おまけに春分の日、秋分の日はもちろん夏でも冬でも親自身が食べたいときに山のようにつくり、その大きさは野球ボールをラグビーポール型にした大きな物で 一人当たり10個が普通

胃の許容量を軽く超えている。

先日の春分の日は3日かけてやっと食べると言う有様。
作ってくれる事にはすごく感謝している が、毎回同じことを言ってしまう 「人並みでいいのだ」と。

次回は うど です。

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第47回目 独活(うど)(04.3.27)

春先、仄かな苦味を持つ山菜の一つ、独活は栄養価は低く、もやし並みで低カロリー。

特有の苦味はタンニン。
茎や葉には抗酸化作用のあるクロロゲン酸が含まれています。

漢方薬としては独活を「どっかつ」と読み、根茎を使います。
消炎・発汗・鎮痛の他、アスパラギン酸が入っているのでも判るように滋養強壮にも効果があります。

調理にはまだ大きくならない30cm程度の物を使い、先の若芽は天ぷらに、葉は酢味噌和え、皮はキンピラにと様々な料理にすると美味しく頂けます。

アク抜きは酢水にさらすのが一般的。
とかく山菜にはアクがつき物。手間はかかりますがアク抜きをしっかりして美味しく食べたいものです。

さて、九州ではサクラの開花が発表され、桜前線が動き出したようですね。
外聞にもれずサクラの花にはやはり風情を感じます。

サクラと言えば桜餅についている塩漬けの葉は味・香り共に格別です。(花より団子?)

次回はよもぎです。(やっぱり草餅!)

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第48回目 よもぎ(04.3.31)

草餅の材料でお馴染み よもぎは香りのみならず、栄養価も高く、カリウム、カルシウムなどのミネラルや法蓮草並みのカロテンを持ち合わせています。

古くから漢方薬としても利用され、腹痛や整腸にも効果がある他、お灸のもぐさにも利用されています。

お風呂に入れると血行をよくし、体を温めてくれます。

これから旬を迎えるよもぎ香料も着色料も使っていない自然の恵みを使ってよもぎもちを時には作ってみるのもいいですね。
しっかりアク抜きをしてカラカラに乾燥さればいつでも使える乾物として保存しておくことも出来ます。

さて、今日で3月も終わり、そろそろ宿も冬眠明けの準備です。

次回はみつばです。

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第49回目 三つ葉(04.4.7)

春になると店頭に並ぶ野菜の一つ 三つ葉はせり科植物の多年草でカロテンが豊富。
特に糸三つ葉は緑黄色野菜の中でも上位に入るほど。

古くから日本に自生している植物でアクも少なく、香りもいいことから、お吸い物の具や茶碗蒸しなどに使われています。

加熱も少なくて済む分栄養の損失も最小限にすることが出来ます。

三つ葉といえば、「この紋所が目に入らぬかー」の助さんが懐から出す印籠は徳川家の三つ葉葵(あおい)。

こちらは葵の葉が3枚 葉先を中心に向けた記された御紋。立ち葵は朝顔に似た花を咲かせます。

さて、4月に入ってからすでに1週間 宿は相変わらす゛雪のてんこ盛り、玄関に出入りするのに雪の階段を作ったりしています。
ですが、さすがに気温が高くなったせいか、本日は雪ではなく、雨でした。

次回は栄養の宝庫モロヘイヤです。

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第50回目 モロヘイヤ(04.04.17)

豊富な栄養素で有名なモロヘイヤは地中海原産で、カロテン、カルシウム・カリウムは緑黄色野菜の中でも群を抜いて多く含まれています。

法蓮草や人参も足元にも及ばず、その中でも青じそが健闘したが、鼻の差でカルシウム・カリウムに一歩及ばず、カロテンではなんとか追い越せたと言うところです。

カルシウムが多いとされている牛乳と比べてもモロヘイヤには2倍の量が含まれています。
只、アクの成分蓚酸が含まれているので調理の際はサッと茹でてから使ったほうが良さそうです。

発芽温度が25度と高い分、やはり夏の7月ごろから旬として、出回ってきます。

総合的天然ビタミン剤のようなモロヘイヤはがんや老化の予防、骨粗鬆症などにも良く、免疫力を高める野菜としてもかぼちゃと並んで有効とされています。

旬以外で手に入りにくいときなどは、この欄の第13回目でも紹介した紫蘇でも立派に役目を果たしてくれます。

さて、4月も半ば過ぎ、山のようにあった雪も日増しに溶け始め、宿の周りも一部土が見え始めました。
白鳥もぼちぼちシベリヤへ向けて出発の日も近づいているようです。

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第51回目 ひじき(04.4.23)

ひじきはミネラルが豊富で、カルシウムは、牛乳の約13倍、昆布と比べても2倍近くあり、カロテンは人参には遠く及ばないものの緑黄色野菜と肩を並べるほど豊富に含まれています。

海藻に共通していることですが鉄や亜鉛も豊富でバランスがよく、アルカリ性食品で栄養価も良い優等生タイプ。

少しでも毎日摂ったほうが良いと判りつつ億劫な食材でもあり、一般の料理に紛れ込ませては見たものの素材の仲で村八分状態。

そこで考えたのがふりかけ。
「類は友を呼ぶ」で同じ海の仲間 昆布とあわせ醤油・みりん蜂蜜などで味をつけ、煮詰めていくとぱらぱらの状態に。

これが意外と美味しかったりして、毎日大匙二杯ほどを食べています。
今の所ひじきが登場するのはこれ一つですが、日ごろから栄養失調(?)ぎみな私には少ない量でバランスよく摂れるのはありがたいことです。

さて、今月もあと1週間程で終わり。新たな生活が始まった方も少しは環境に慣れた頃でしょうか
新1年生も大きなランドセルを背負って元気そうです。小さい時、正義の味方がヒーローだったように大きくなっても正義感を持って育ってほしいですね。

次回はおぼろ昆布です。

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第52回目 おぼろ昆布(04.5.1)

おぼろ昆布は別名とろろ昆布や削り昆布とも呼ばれ、食酢に漬けた昆布を乾燥させ、床屋さんがかみそりを研ぐときのように表面をごく薄くスライスさせた物です。

北海道も産地の一つで日高昆布、羅臼昆布、利尻昆布など地名がついた昆布もよく見受けられます。

カルシウム・カリウムなどのミネラルやビタミンKが豊富で旨味成分のグルタミン酸やアスパラギン酸なども多く含まれています。

栄養的にも優れた食材ながら産地の北海道よりも沖縄での消費量が上回っています。
と言うのも、その昔 昆布は海外へ輸出する際北海道から船で南下し途中の沖縄を中継地点として立ち寄っていた、と言うことがあり手軽に手に入る食材として生活の中に溶け込んでいったようです。

その為、メニューも豊富で、体に良いとは判っているのだけれど、食材として美味しく頂く為に四苦八苦しながらメニューを考えている私にとって、酢を使って煮ると柔らかくなるとか、フライにするというのは目から鱗の新鮮な知恵に思われました。

昆布をスライスしたおぼろ昆布はスープや味噌汁、おにぎりなどそのまま使えるのが無精者の私にとってはありがたや、ありがたやといったところです。

次回は寒天です。

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第53回目 寒天(04.5.8)

寒天は海藻の天草(てんぐさ)を煮出して凍結・乾燥させた物で他の海藻同様カルシウム・鉄・亜鉛などのミネラルや食物繊維を豊富に含み、腸内の老廃物を排出してくれます。

以前は四角柱の角寒天をちぎって、ふやかして、煮溶かしてゼリーなどを作っていましたが、現在は粉末が出ているのでこちらのほうが使いやすいようです。

寒天に似た用途で使われているゼラチンは、原料が動物性のコラーゲンを様々な処理をして抽出した物。肉や魚を煮詰めたときに出るプルプルとしたゼリー状の煮こごりが一種のゼラチンでもあります。

寒天と比べると栄養価が低く、カロリーが高い食品でもあります。

寒天になる前の段階で出来るのがところてん。
ということは、このところてんを煮溶かしてゼリーを作ることが出来るのではと思いつつ、今度実際に作ってみようかと思っています。

さて、このごろは春らしく、氷点下の気温から抜け出し、4月1日には2mも積もっていた雪も殆ど溶けてしまいました。
雪の重みで傷んだ箇所の修繕をしつつ、野菜の苗植えがこれからの課題。定植は霜の心配がなくなる頃にしようかとも思っています。

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第54回目 オクラ(04.5.19)

オクラはアフリカ原産でアオイ科の1年草、毛名腑に似たクリーム色の花を咲かせます。

栄養価はカルシウム・カリウム・ビタミンk・葉酸などが比較的多く含まれています。

オクラのぬめりは里芋にも含まれている、ガラクタン・ペクチン・ムチンといった食物繊維で整腸作用や余分なコレステロールを排出してくれます。

食材としてはあまり馴染みのない野菜の一つですが、納豆とあわせて食べたり、サラダや酢物に和えたりと他の野菜同様、彩りとしても重宝します。

さて、5月ももう半ば過ぎで遅らばせながら桜も満開になりました。
葉を落として厳冬を乗り越えた他の木々もいっせいに葉を出し始め、周りは若草色になりつつあります。

冬の白い世界から抜け出して久しぶりに見る緑の春は懐かしくもあり新鮮でもあります。

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第55回目 えんどう(04.5.23)

えんどうの歴史は古く、古代ギリシャから始まり、日本へは中国を経て江戸時代にはすでに食べられていたようです。

βカロテン・ビタミンC・ビタミンEやカリウム・カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

花はスイートピーに似ており、赤・白・紫などあり、寒さに強い野菜でもあります。

種類も多く、スナックえんどうやさやえんどうはそのまま茹でて、塩を振っただけでも美味しくいただけます。
グリーンピースもえんどうの一種ですが、グリンピース用のえんどうは皮が硬く、豆のみを食するように出来ています。

宿では今年もスナックえんどう寄りの種を播き、現在のところ地中に根を出しているところのようです。
あと、二ヶ月ほどで食べれるようになるのではないかと思いますが、貧乏性のせいか絹さや(豆は未熟)もスナックえんどう(グリーンピース並みの豆が出来、さやも食べれる)も丸々太らせてから採るのが楽しみになっています。

さて、暖かい日が続いたと思ったら21日、22日は肌寒く、台風の影響で気温はわずか4度まで下がってしまいました。
数日前の20度を越す天気はどこへやら 
しかし、23日の今日は何とか元に戻って15度位はありそうです。小春日和で過ごしやすい晴れ間が広がっています。

次回は葱の親戚 にらです。

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第56回 にら(04.5.30)

にらはユリ科の多年草で、ネギ同様日本古来から栽培されていました。

体を温め、整胃腸作用・強壮作用・疲労回復・血液の浄化作用もあります。

特有の香りは薬効作用にも係わっている硫化アリル。
既にねぎやにんにくなどでお馴染みの成分です。

栄養価はβカロテン・ビタミンB2・B6が豊富に含まれています。

鉄分を多く含んでいるレバーを組み合わせたニラレバ炒めは疲労回復・貧血の改善に適した ニラが主役になる料理といえます。

さて、寒暖の差が激しい昨今、北海道各地では農作物の種まき作業が盛ん行われています。
去年は冷夏でしたが、今年はどうなるでしょうか。北海道は涼しい分、減農薬の農家も増えているようです。
たくさん採れると良いですね。

宿の苗はまだまだミニ。今年こそはいいものを作るぞ、と気合が入るものの 気合倒れで例年 ナスの皮が硬い、トマトがまだ青いのに冬がやっているとお粗末な状態 ハウスは半分植物園と化しつつあります。

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