るんるん旅行記 能登半島

能登半島車旅


走って走って能登半島

初めての能登上陸です。
行きたかった能登だったのに、なかなかチャンスに恵まれませんでした。 何度も能登行きには挑戦したんです。ちょっと遠いのでツアーで行くつもりでした。
申し込むたびに振られ続けました。満席だったり、参加者が少なくてツアーが中止になってしまったり。
それで、とうとう車で行くことにしました。輪島の宿に何時に着くか予測が付かなかったので 素泊まりにしました。これで少々おそくなっても安心です。
行ける所まで行って、眠くなったら車の中で寝ることにして、夕方6時30分に出発しました。
さあ!走って走って能登の旅の始まり始まり〜〜。


初日に見た物(2004.8.11)
千里浜なぎさドライブウエー

なんてったって、能登の最初の見所はここでしょう。渚を走る道。
自然保護を訴える声が強いこの時代、 波打ち際を車で走れるなんてね。早く走っておかなくちゃ、いつダメになるかも知れないもの。
期待いっぱいで乗り込みました。
あ!!!! そんな!
どんなに快適かと思ってたら、アスファルトの道に馴れた身には結構つらいものが有りました。 ごっつんごっつんするのよ!予想とは大違い!
 お天気が良かったので、青い海と空が 寝不足の目には眩しいくらい。のびのびとしたとても良い風景でした。
夏は海水浴場のため、波打ち際を走る事は出来ません。


気多大社
千里浜から能登金剛に向う途中に有ります。日本4大大社の一つだそうです。
ここは縁結びの神様らしいので、縁遠い息子達の分を祈って来ました。お賽銭1円じゃご利益は無いか〜〜。
拝観料は100円です。朝早かったので参拝客はほとんどいませんでした。静かな神社でした。
背後は人が立ち入ったことが無い原生林だそうです。古びた小さな社があちこちに有りました。
昔の藩主達の厚い信仰に支えられた、歴史の有る神社だと言う事です。菅原神社も有って、合格祈願の絵馬が沢山下がっていました。
広い駐車場が有りました。日中は大勢の観光客で賑わう場所のようです。


能登金剛 鷹巣岩
千里浜から能登金剛に向かいました。車は少なく、海を見ながら快適なドライブです。
お土産屋さんの駐車場が展望台になっています。とても良い眺めでした。青い海と入り組んだ海岸線。 緑と白い岩の色。そして、そんな海を遊覧船がゆっくりと回っています。
あの船に乗ろう!と即合意です。
海沿いに回るように急坂を降りると、能登金剛・巌門の駐車場です。
ここで、大事なデジカメを落としてしまいました。ガチャン!と音がしました。ひざに乗せていたのを 忘れて、車から降りてしまったのです。
叩いても、さすっても、いとしのデジカメちゃんは、復活しませんでした。あ〜〜あ(涙)
という訳で、これ以降の写真は、携帯の写真になってしまいます。画質が悪いのはご容赦ね!


能登金剛 巌門
駐車場から急坂を降りると、船着場の手前に巌門の入り口が有ります。海の洞窟を抜けると巌門の前に出る事が出来ます。 いい眺めですよ〜〜。なんてったって海が綺麗。
日本海って暗いイメージが有るでしょう?とんでもない。お天気が良ければ青い空を映してコバルトブルー。太平洋よりは 青が深い様な気はしましたけど。
船着場には遊覧船が待っています。一人800円です。
だいたい20分ほどの遊覧です。巌門の入り口まで行ったり、義経ゆかりの 碁石岩や、鷹巣岩等を巡ります。これはお勧め。暑い日だったけど、海風を受けて気持ちの良い 海上遊覧でした。
日本最古の木造灯台も見ることが出来ました。
駐車場に戻る途中で、つぶ貝の串焼きを食べました。ひとくし150円。冷たいお茶のサービスが有ってとっても美味しかった。 思い出したら、又食べたくなりました。


ヤセの断崖
高さが35メートル有る、海に張り出している断崖です。松本清張の「ゼロの焦点」の舞台になった場所です。
岩がもろくなっているので、先端までは行かないように柵がして有ります。でも、守る人はいません。みんな乗り越えて こわごわ海を覗き込んでいます。
私?勿論柵越え組です。南の海のさんご礁のような色でした。ほんとうに綺麗な海で大感激。魚の群れが泳いでいるのが 良く見えました。
行っちゃ行けないんだよ!いけないんだよ!と叫んでいるお婆さんが一人いましたが、皆無視。
あの海の色は一見の価値有りでした。小さい子供を連れていたら、あんなルール破りは出来ません。 大人だけで良かった。


總持寺祖院
お腹が空いたし、ちょっとさっぱりしたかったので門前町に有るホテルの立ち寄り温泉じんのびの湯 に寄りました。とろろのかかった上に新鮮なお刺身が乗った海鮮丼を食べました。
總持寺祖院は1321年開山という、大変古いものです。明治時代に大火があって、本堂等は焼け落ちて再建されたものだそうです。
立派な山門は消失を免れ、県指定の重要文化財になっています。
拝観料は400円です。山門を入るときれいに手入れされた庭園になっています。その周りを回廊式に建物が建ち、ぐるっと巡る事が 出来ます。
修行中の若いお坊さんが大勢いました。瓦の葺き替え工事をするための寄進を募っていました。


白米の千枚田
今夜の泊まりは輪島です。未だ時間が有ったので通過してその先を見てしまうことにしました。
輪島を過ぎ国道249号線で曽々木方面に行くと 千枚田ポッケットパークが有ります。ここに車を置いて、千枚田をゆっくり見学する事が出来ます。
ここは人気のスポットで、15台程の駐車場は満車でした。
青い海と緑の田はとても綺麗な眺めでした。でも稲が育っていたので、田の境目がはっきりしませんでした。
田ごとに張られた水が 見える季節の方が、千枚田を見るには良いのかな。
この日は余りの暑さにぐったり。早々に次の見学場所に向かいました。


本家上時国家
平清盛の妻時子の出た家です。最大級の木造民家です。わらぶき屋根の大きな建物です。武家屋敷の様な造りでした。
部屋ごとに自動で案内の音声が流れ、説明を聞く事が出来ます。
とても立派な屋敷です。調度品も沢山展示されていました。
このすぐそばに分家の下時国家が有ります。
こちらは解体復元工事中でした。ヘルメットを被り、足場の上から 太い梁や土壁の内部、部屋のつくりなどを見学しました。案内の人が説明をしてくれました。
ここには池泉回遊式の庭園が有りますが工事のため見学する事が出来ませんでした。残念です。


揚げ浜塩田
曽々木海岸を過ぎて少し走ると、所々に揚げ浜式の塩田が現れます。その中にひときわ変わった建物が有ります。 これが奥能登塩田村の揚浜館です。
入館料は300円です。昔からの手法の塩作りをスライドで解説してくれます。塩を使って作られている思わぬ物や、世界の塩 などが展示されています。予約をすれば体験塩田で塩作りの体験も出来ます。
この日は体験をしている人はいませんでしたが、地元の人が塩田の作業をしていました。珍しい作業を間近で見ることが出来て 面白かった。揚げ浜式塩田で作られたミネラルたっぷりの塩を買う事も出来ます。お土産に沢山買い込みました。
さて、今日の観光はお終い。もと来た道を輪島の宿まで戻ります。夕食は輪島の料理屋さんで、郷土料理を食べました。
いしるを使った貝焼きや新鮮なお造りなどを生ビールで頂きました。美味しかった!疲れ果てて8時半にはぐっすり眠って しまいました。

2日目に見た物(2004.8.12)
輪島の朝市
夕べは早い時間にぐっすり眠ってしまったので、朝の目覚めはすっきりです。6時から開くと言う朝市に出かけました。 でも、6時から準備が始まると言う事だったようです。
嫁さんの軽自動車に送られてやってきた婆ちゃん達が、店の準備をしている所でした。仕方が無いのでぶらぶら散歩をして 時間をつぶしました。
朝ごはんは早くから開いている食堂で、焼き魚定食を食べました。鯵の干物の味噌漬けが出ました。始めて食べました。 干物は塩味でしか食べた事が有りません。味が濃くて美味しかったよ〜〜。
そうこうしているうちに、朝市通りは賑やかになって来ました。元気なお婆ちゃん達の呼びかける声に思わず立ち止まって しまいます。
「お姉さん!買ってって!」 う!お姉さん!よろよろ〜〜〜。ってな具合でした。


キリコ会館
キリコとは、能登地方の祭礼に使う切子燈籠の事です。大きいものでは高さ10メートルも有ります。明かりを灯し、お神輿のように 担いで街中を練り歩くそうです。
ちょっと薄暗い館内には何本もの大小のキリコが展示されています。明かりを灯した状態で、ちょっとお祭りの雰囲気を味わいました。
能登はお祭りの多い所だそうです。2階には素朴な能登の奇祭が紹介されていました。
順路に沿って歩いていたら、隣にある輪島塗のお店に行くように仕組まれていました。輪島塗の工房を見学して最後はお店です。
ぎょっとするような高価な品が並んでいます。縁が無いので早々に出発しました。


窓岩
窓岩ポケットパークに車をとめ、窓岩を見ました。この位置からは岩に開いた穴は見ることが出来ませんでした。
冬には波の花が見られる海岸だそうです。波の花は未だ見たことが有りません。一度見てみたいものです。 今日も良いお天気です。気温はぐんぐん上がっていきます。海と空と岩のコントラストがとても綺麗でしたが暑くて長居は 出来ません。写真を撮ったらすぐ出発です。
揚げ浜塩田のちょっと手前、トンネルを出た所に、大きな滝が有りました。海へと注ぐ滝です。
ここにもちょっとした駐車場が有り、ゆっくり見物する事が出来ます。滝の方へ登っていったら、ごつごつとした岩の海岸線に沿って 長い遊歩道が有りました。歩いて海岸線巡りも面白そうです。こんなに暑い日はいやですが・・・・


見附島
通称軍艦島です。正面から見るとまるで軍艦です。
不思議な島です。周りは岩でとても上陸できそうに有りませんが、島の後ろの方の海中に鳥居が立っていました。 裏側には神社でも祭られているのかしら。
この島が見えるビーチはキャンプ場になっています。島に向かって右側は 海水浴場です。
大きな駐車場が有りますので、車を止めるのに困る事は有りません。
余りの暑さに近くのレストランに逃げ込みました。ソフトクリームを注文して涼しい所で見物です。
私達のような中年の(初老?)夫婦が多く、皆夫婦仲良くソフトクリームをぺろぺろやっていました。
思う事はみな同じの様です。若い人たちは元気に波打ち際ではしゃいでいました。


恋路海岸
私達には似つかわしくない場所ですが、通り道だったので寄りました。今流行りですね。ハートのモニュメントと 鐘が有りました。せっかくだったのでガンガン鳴らしてきました。幸せの鐘と言う名前です。
ここも車は15台ほど停められます。海岸に下りると海水浴場になっています。
島や岩に囲まれた天然のプールです。
なんて綺麗な海なんでしょう。もう海水浴には縁が有りませんが、ちょっと入ってみたいような気分になりました。
お昼は本に出ていた焼き立てパン屋さんです。美味しかったのですがコーヒーもパンも高かった。びっくり
後は魚津に向かってまっしぐら・・・・の前に縄文真脇温泉浴場で温泉を楽しんで 5時30分にホテルに無事到着しました。


魚津の居酒屋さん♪
魚津の泊まりはビジネスホテルです。夕食はホテルで聞いた居酒屋さんです。 地のもののお勧めを聞いて次々注文。生ビールでいただきました。
つぶ貝のお刺身、かに、白えびのから揚げ、カレイの塩焼き。どれも新鮮で美味しかった〜♪
近場の温泉に行くのは止めてビールをお替りしてごきげんな夕食でした。
居酒屋さんのご夫婦とのお喋りも楽しかった。ネズミ捕りの危険箇所を聞いたり、冬場のホタルイカの美味しさを聞いたり。
ホタルイカは癖があって好きじゃないと言ったら、新鮮なものは癖など無いそうです。
魚津は蜃気楼の町です。ホタルイカと蜃気楼を見に又来たいな。勿論夕食は、あの居酒屋さんでね。


3日目に見た物(2004.8.13)
魚津駅前
ホテルは魚津駅から5分位の所に有ったので、朝駅まで散歩しました。駅を背にした写真です。晴れていれば真正面に 立山連峰が見えます。
散歩の途中で雨が降ってきました。ホテルで朝食を終える頃は土砂降りになりました。
魚津には、埋没林館など見所が有りますが、今回は行きませんでした。
その代わり、お湯の評判の良い金太郎温泉カルナの館 で朝の温泉を楽しむ事にしました。
さて、今日は家まで帰り着かなくてはいけません。道路はUターンラッシュが始まっています。
北陸道の越中境SAで浜汁を食べました。新鮮なたらのダシが良く出ていて、とても美味しかった。いよいよ日本海とはお別れです。
最後に妙高高原の赤倉温泉野天風呂 滝の湯に入浴し、長い長い距離を自宅に向かいました。





やっと行く事が出来た能登。お天気に恵まれて素晴らしい景色を堪能する事が出来ました。日ごろの善行の賜物です。?
今回は宿の夕食を付けなかったのがとても良かったみたい。輪島の料理屋さんでも、魚津の居酒屋さんでもとても美味しい物を 沢山食べる事が出来ました。
特に居酒屋さんは良いですね〜〜。お勧めをあれこれ注文してとても楽しいです。旅館では出てこない、ちょっとしたものが すごく美味しい。カレイの塩焼きなんて、ありふれていますがもう!新鮮なので、家で食べるのとは別物でした。
いつもは夜中に起きて出かけていたのですが、今回は夕方出発し眠くなったら車で寝ました。この方が体は楽の様です。次回は又このやり方で 行こうと思います。
帰りは心配していた渋滞もさほどではなく、上信越で東京まわりで、休み休み帰ってきました。自宅に着いたのが夜10時30分でした。
走行1400キロ。2泊3日の旅行では普段の倍の距離でした。
あっという間の3日間でしたが、とても良い旅が出来ました。次は三陸に行きたいな。




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