テーマ・主題・副題について考える
普段、写真を撮る時って何を考えて撮りますか?
「今日はディズニーランドに行くからミッキーと子供の写真を撮るぞー!」
とか考えません?これが一つのテーマだと思います。
(ここでは“テーマ”を写真撮影のための動機やきっかけのような感じで定義しています)
でも、ミッキーと子供がツーショットになれたとき、
ラッキーと勢いそのままにシャッターを切ってしまうと、
ミッキーと子供の両方が写っているだけのただの記念写真になってしまいまうと思います。
写真表現を目指すならそこで満足せずに、もう一歩踏み込んでみると面白いと思います。
※このページに限らずですが、自分の考えが変わったらドンドン内容を更新していきます。
このページは特に用語の選定に苦労してます。
テーマと主題って同じ意味じゃん!こうした方が良い!みたいなの有ったら言ってください。
主題を探そう
このテーマの中でさらに主題を探そうという話です。
恐らくこの場合は自分の子供が主題になると仮定して…、
ミッキーと会えて喜んでいる子供の笑顔だったり、怖がって逃げ腰の姿だったり。
ミッキーと子供が出会って始めて発見できる主題をフレーミングしてみたらどうでしょうか?
この際、ミッキーの顔がほとんどフレームアウトしていても良いと思います。
ミッキーが主題になる場合もあるでしょうね。
自分の娘に抱きつくミッキーに嫉妬して、
「なんだこの手つきは!エロミッキー!」みたいな勢いでミッキーの手だけ撮ってみるとか…(^^;
こうして撮った写真は撮影者の目が現れていてとても面白いものになると思います。
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結婚式のワンシーン。 よけいなもの(?)をスパッと切り捨ててみました。 |
でも、そんな撮影ばかりしていると
主題に寄った(アップで切り取った)写真ばかりになっちゃうじゃんと思う人もいるかと思います。
実際自分もそう考えたので。
でも今は、まずはこの「寄り」だと思っています。主題を追って追って寄りまくる〜という感じ。
これが作品制作の第一歩だと考えています。
副題を考える
とまぁ、ここまではかなり我が師匠の受け売りだったりします(^^;
自分はやっと知識として主題に寄る必要性が理解できてきたところです。
そしてここからは自分の推測であります。
だってまだ、主題を追い切れておらず、
次のステップを伝授してもらえるレベルではないので…(^^;
次のステップは主題を引き立てる副題を考える、ということだと思います。
その主題だけ写し込むより、これをフレーミングしたら、
より主題が引き立つという場合それを副題として取り入れられるのだと思います。
念を押すと副題とはあくまでも主題を引き立てるために取り入れるもので
それ以上であってはいけないと思います。
それをフレーミングしたことで主題がぼやけてしまうなんて、もってのほかですな。(←偉そう?)
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この写真は 「ボケについて考える」の章でも出てきました。 せっかく駅のホームで撮ってるのだから、 そのシチュエーションを生かす写真にすれば… なんてことを書きましたが… |
でもテーマがホームの情景(?)ってことになっちゃうと、
被写体が奥さんである必要がありませんよね。
逆に奥さんの笑顔を撮りたいだけだったら、撮影場所が駅である必要が無いですね。
まぁ、こういう写真は自分のためのピンナップとして、
大事にアルバムにしまっておけばいいと思います。
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この写真も駅のホームです。 デート後に電車待ちをしている姿を撮りました。 なんだか満足してるな〜と想いシャッターを切りました。 もし必要以上に駅のホームを説明するものを フレーミングすると完璧に主題がぼけてしまうと思います。 とはいえ、 この写真も作品レベルまで昇華してないですが…(^^; |
じゃぁ構図はどうしよう
主題に寄って、その引き立て役を捜して…なんてフレーミングしてると、
結局これって日の丸写真だけど良いのかな〜、なんて思うときがあるかもしれません。
今のところ自分の見解は、構図は気にしな〜い、ですね(^^;
これは、「ダメ写真反省室」に書いたのですが、
最初から構図を気にしていると主題を追う阻害要因になってしまうと考えています。
とりあえず黄金分割に構図を決めて〜、アングル決めて〜、
なんてやってると少なくとも自分の力量では、スパンッと主題を忘れてしまうのです(^^;
まずは主題を追う。次に副題を考える。
そして最後によけいなものが写っていないか〜なんて微調整してシャッターを切ります。
結果、日の丸だろうと、黄金分割だろうと関係ないと思います。
主題を生かすためにこんな空間を入れたいな、とやったら結果、日の丸になっていた。
それはそれでOKだと思います。
日の丸構図の理解としては、主題がもっとも生きる場所が他にあるのに
安易に主題をド真ん中にしたものを日の丸構図と呼ぶのだと思っています。
被写体がド真ん中でも、主題が生きる場所がド真ん中であれば
それは日の丸構図とは呼ばないと思います。
若しくは、
「有意義な日の丸構図」「安易な日の丸構図」と使い分ければ良いと思います。
「三角形」「菱形」「水平線」「日の丸」「黄金分割」「近景・中景・遠景」「点景」…
など既に定義されている構図って、過去の名作を統計的にみたらこういうのが多かった、
みたいなものだと考えています。
それら既存の構図を頭の片隅に入れておくことは別段悪いとは思いませんが、
それが主題を追う阻害要因になってしまうなら、
とりあえず、そういう一般論(?)は忘れちゃって良いんじゃないでしょうか?
構図とは主題毎にその都度自分で見つけるものだと考えています。
もう少し格好いい言い方をすると
「主題が決まれば構図は自ずと決まってくる」と思います。
まずは主題を追う。次に副題を考える。そして主題がもっとも生きる配置を考える。
逆に、こうして出来上がったものが構図なんじゃないでしょうか?
主題無くして構図なんて決められないですよ!(きっと…(^^;)
最後はなんだか熱くなってしまいましたが、
自分でもここら辺が一番試行錯誤をしているところでして、
そして答えを出さなければいけない写真表現の根幹部分だと思っています。
ここに出した例え話やサンプル写真が本当に妥当か自信がないですが、
この様な方向で考えをまとめているということをお伝えしたかったのです。
是非皆さんも「テーマから主題の追求」「主題を引き立てる副題」について考えてみてください。
そして、考えがまとまりましたら、是非聞かせてください。
※2004/07/21 構図に関する記述を修正
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