
●ねぶた大賞
竹浪魁龍氏が、初のねぶた大賞を受賞した。
ここ何年かは、千葉作龍氏と北村隆氏で競い合っていた大賞取りだが、ついに新世代の大賞受賞者の誕生だ。
ねぶた師の世界も新時代を迎えたようで、とても喜ばしい。
今年の竹浪氏のねぶたは素晴らしい出来で、大賞を受賞するに十分なものであった。
ただ、今回の受賞作品は、少し故佐藤伝蔵氏の作風に似ているような気もする・・・。
一流のねぶた師は、皆自分のねぶた顔を持っている。
何年もの経験を経て、自分流の顔を作品に出せる者こそ一流なのだ。
バランスや色彩は素晴らしいのに、なぜか残念に思ってしまう・・・。
今後、彼が継続して大賞を受賞していけるか。それとも、今年1回きりの受賞になるのか・・・。
ここ2〜3年が、勝負になるだろう。
ぜひ今年を期に、「竹浪顔」に研きをかけ、大きく飛躍してほしいものである。
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| 大賞受賞ねぶた |
●カラス
今年も、例のカラス軍団が大量発生・・・。
近年、マスコミでも取り上げるようになり、それがまたカラス増殖に拍車をかけている。
テレビで、カラスの男性にインタビューしているのを見た。
彼曰く、「ねぶたは、観光客のものじゃない。我々の祭だ。自分達の祭にハメはずして何が悪い。」
とのこと・・・。
皆さんは、これを聞いてどう思うだろう。
もっともだ。と一瞬思う人もいるだろう。
ただ、彼の言い分は、少しおかしい。
確かに、ねぶたは観光客のものではない。青森市民の祭だ。
ところがカラス軍団には、他市町村から来ている連中もいる。
中には、他県の者もいるという。
確かに彼らが話している言葉を聞くと、青森市の方言ではないことが多い。
結局、市民から見たら、カラスこそ祭を乱すヨソ者なのである。
それに、祭はハメをはずす場ではない。
祭本来の踊り(ねぶたの場合は、跳ねることだが・・・)を、楽しむ場である。
しかも、彼らのハメをはずすは、何をやっても良い事と思い込んでいる。
観光客にケガをさせたり、祭の進行を妨げる行為は、悪いことではないのか?
我々の祭だからといって、伝統の衣装をくずしても良いのか?
どう考えても、自分達の行動を正当化するための、こじ付けにしか聞こえない。
見た目は大人でも、まだまだ甘えた子供なのだ。
学校崩壊、少年犯罪など、現代の若年気質による問題は、社会的に深刻なものとなっているが、カラス問題も、似たような所に原因があるのではないだろうか・・・。
1999年度の祭