4,フランス番外編:
アンドレ・シトロエン(ANDRE CITROEN)公園
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フランスの視察で訪れました、アンドレ・シトロエン公園。
本当にすばらしい公園なんですが、なかなか紹介している所が無いようなので、私の持っている資料からちょっとだけ紹介を・・・全く自転車と関係ないけど・・・・
まずは、アンドレ・シトロエン公園の紹介前にパリのお役所の事情を少し・・・
パリ市には、市民220万人に対して市の職員(公務員)が40万人もおります。(これは失業対策も兼ねているようで、特に教師が多いのです。)
そしてその中の4000人がパリ市内の緑の維持やこのアンドレ・シトロエン公園の維持管理を行う緑地部に属しています。(2002年10月現在)この4000人のうちの、200人が管理職員、800人がガードマンで、後の3000人が造園の職人さんだそうです。このように役所の中で人数の占める割合が多いにもかかわらず、緑地部の予算は市の予算のうち3%程しか無く、非常に少ないと言えるでしょう。
アンドロ・シトロエン公園の所在地
公園名からも良く知られているように、この「アンドロ・シトロエン公園」は、パリ市内に長く放置されていた、自動車会社のシトロエン社の土地及び周辺のパリ市の所有地等、合計45haの広大な土地を、公園、学校、病院等を含め、総合的に開発を行い、その内の14haを占める部分に存在します。
パリ市は、1972年にこの土地の買収を行い、公園計画として国際コンペを行いました。
この国際コンペには、全世界より60社あまりが応募し、その中から特に興味深かった10社の案について、パリ市から有償で詳細プロジェクトを依頼しました。通常のコンペでは、このような有償の詳細プロジェクトを依頼することは無いのですが、今回の公園計画については、あまりにも大規模であったが為に、無償での依頼は出来ないと判断されたための特別処置だそうです。
公園設計の詳細プロジェクトによる、再コンペの結果、もっとも優れた二案が選出されました。
その両方の案のそれぞれがすばらしかったために、公園地の半分ずつをそれぞれのプロジェクトが担当し、実行するという異例の決定となりました。
これらの二案は、それぞれにオリジナルである事を主張する為に、それぞれにテーマをはっきりとさせています。
その片方は、直線や石を基調とした「幾何学模様」で、他方は植物が自然のままに育成された「自然のまま」です。
アンドロ・シトロエン公園全体配置図(銘板)
この銘板の配置図では、「幾何学模様」のエリアは右側半分の部分になり、「自然のまま」エリアは左側の部分になります。