4−2アンドレ・シトロエン公園「中央広場」

「幾何学模様」のエリアから、道順に沿って進むと、突然視界が大きく広がり、公園の中心部分である中央広場へと出ます。

中央広場は大きな芝生敷きのエリアで、奥には気球によるパリ市内の展望ができるイベントをやっていました。

また、この中央広場には、二基の大温室があります。

この広場の中央の芝生部分を囲むように配置された、人工の川に沿って大温室から反対方向に進むと、非常に手間暇のかかった植栽を挟んだ通路や、人工の急流の間を通り、やがてセーヌ川に出ます。
中央広場横の空中通路

非常に手間暇のかかった植込を挟む通路

急流の間の通路

アンドレ・シトロエン公園は、セーヌ川に対してほぼ直交する配置となります。

以前はこのセーヌ川沿岸部分には、郊外電車が走り、自動車道路が存在していました。
公園計画時に電車は高架にされ、自動車道路は地下に埋設されました。


郊外電車の高架化には、さほどの工事費を必要としませんでしたが、自動車道路の地下化には、当時のお金で2億3000万フラン(約41億円)が必要だったそうです。
公園の設置費はおよそ4億フラン(約71億円で用地買収費用、整備費、自動車道路の地下化は含んでいません。)で、この自動車道路地下化の事業がいかに大きなものであったかが解ります。
この事業費は、買収した45haの土地を再整備し、民間に売却することで得たそうです。
セーヌ川を左手に見ながら進むと、ここからアンドレ・シトロエン公園は、もう一つの顔を見せます。

