10年先を見据えて〜コンセプト変更の話

 

少々気の早い話ではありますが、今年の12月で『滝の飛沫〜北海道の滝のサイト』は10年目に入ります。
10年目に入るにあたって、『北海道の滝のガイドブック』というサイトのコンセプトを変更しようと思っています。
これに伴い、今シーズンは滝見と並行してレイアウト変更やコンテンツの見直しをすすめていく予定でいます。


家の本棚の片隅に、1冊のバインダーがあります。


一番右に見える『滝』がそれです。
このバインダーは、私にとってなくてはならない、大切なバインダーです。中は、下のようになっています。


過去に訪れた滝について画像と文章でデータを作り、綴じたものです。撮影した写真のうちもっとも古いものには、1996.5.24という日付があります。
滝見を始めてからしばらくの間、見に行った滝の覚え書きとして作っていました。

その頃、北海道の滝について知ろうと思えば『春から秋・滝を訪ねる旅(1992.6 北海道新聞社 刊)』くらいしか本がなく、ようやく自宅で見られるようになったインターネットでも、北海道の滝について触れていたサイトは2つあったかどうか。
この時、「参考になるものが少ないならば、自分で作ればいいんじゃないか?」と思ったのが、滝の飛沫を作り始めたきっかけです。
本とにらめっこしながらタグを埋め込む毎日が続き、作成開始から公開までには5ヶ月ぐらいかかったかと思います。

以来、いくつかのコンテンツを作っては消したりしながらも、『北海道の滝のガイドブックとして、滝の情報を伝える』というコンセプトだけは変えずに、今日まで来ました。

10年近い年月の間に、北海道の滝を紹介したサイトは格段に増えました。
全道くまなく歩き回ったもの、動画を載せたもの、美しく写真に撮ったもの、案内が丁寧なもの、各サイトにはそれぞれに特徴があり、今は滝の情報を得ようとすれば困ることはないでしょう。

振り返って、滝の飛沫は…?

サイトの説明でも書いていますが、ここ2・3年の間、私は積極的に滝見をしていません。訪れた方が得る情報は古い内容が含まれたものとなります。
これでは、滝見をする人への情報提供として不完全であり、意味がない情報を載せ続けることは、ガイドブックとしてふさわしくないのでは?という気がしていました。
滝の飛沫が他サイトに対して誇れるのは内容ではなく、開設時期の古さだけになりました。他のサイトにない特色を打ち出していかないと、訪れた方を失望させるだけだと、危機感を以前から持っていました。


そこで、新しいコンセプトとして『滝のスナップ写真』を掲げていこうと考えています。
溜息が出るような美しい写真は昔も今も撮れませんが、10年の間に訪れた滝の写真はどれもが懐かしいもので、様々なエピソードと一緒にしまわれています。それらをスナップとして紹介したいと考えています。
『滝のスナップ写真を掲載する』というアイディア自体は、10年先まで続けるコンセプトとして決して真新しくはないですが、見せ方で工夫していきたいと考えています。

「目標や夢が見いだせず、頑張れないなら(芸能界で)生き残っていくことは不可能」
「ネットの普及によって、板の上(テレビや舞台)で勝負ができない私には、この先のタレント活動は厳しいものになる」

先日芸能界を引退したタレント・飯島愛さんの、引退に関して報道されたコメントです。
立場は違えど、このコメントを聞いて、我が身を振り返らずにはいられませんでした。

現状を客観視して、これからを考えることはサイトの作成においても重要なことと感じています。
古参のサイトだからといって甘えることなく、他にはない個性的な滝サイトを目指して、今年もマイペースで更新していけたらいいと思っています。

より一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

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