2003年度クラブ飛行会
香川県仲南町 2003年5月4日(日) 天気:晴れ

 年一回、恒例の「讃岐ウイングスクラブ飛行会」を5月4日に開催しました。このクラブ飛行会は例年は秋に開催していましたが、11月には二宮忠八例大祭が催されるため今回は5月の開催としました。
 ゴールデンウィークの中日ということで、日ごろ家庭をかえりみず飛行場にせっせと通っていた会員の中にはここぞとばかり家庭サービスに駆り出され、参加できない方もいたようですが、それでも30名の会員が参加しました。

 このクラブ飛行会は「全員参加で全員が楽しめるもの」とすることを主旨としていますので、競技は3分間ラリーと風船割りの2種目。シビアなパターン競技のたぐいは他の大会にお任せして、とにかく初心者でも参加できるものとしました。3分間ラリーは代行離発着、場合によってはスタートとフィニッシュのコールだけでもOKという極めて鷹揚なルールです。(このいいかげんさがこのあと物議をよぶ原因となるのですが・・・)
 風船割り競技は今回はじめて行いましたが、こちらはのんびりとした3分間とは一転、白熱したものとなりました。超低空での果敢なアタック、参加17機中4機が墜落。風船はなかなか割れないものです。

 今年もゲストとしてヨシオカモデルファクトリーの吉岡嗣貴氏が見えられ、お昼休みには華麗なデモフライトを披露してくれました。
 ルール説明 

◆3分間ラリー
1.離陸から着陸までの時間を計測し、3分以内で3分により近いものを上位とする。3分を超過したものは失格。
 ※空を飛ぶラジコンなら何でも参加可能
 ※離着陸の代行は可
 ※へりのホバリングはスタートとフィニッシュのコールだけでも可
 ※プロポ、時計等のタイマー使用は不可(当たり前?)
 ※離陸直後のエンストはやり直しができる
2.同タイムの場合はジャンケンで順位を決定する。
3.万一、墜落した場合は、着地または機体が見えなくなった瞬間でタイムを計測する。
4.参考データとして離陸前に騒音の測定を行う。ただし、今回は騒音値は得点の対象としない。

◆風船割り
1.風船は10個とし、持ち時間は3分間。
2.得点は、風船を割った場合を3点、糸を切った場合を1点としその合計で順位を決める。
3.操縦位置は自由。
4.離陸後、1回のターンを行うこと。
5.同点の場合はジャンケンで順位を決める。

なお、3分間、風船割りとも飛行禁止空域を飛行した場合は失格とする。




 早朝よりの大会準備の模様。ローカルクラブの大会ですから全員が選手兼スタッフ兼審判兼雑用係です。

 機体のスタンバイもOK。さすがに3分間と風船割りと言うことで出場機は小型機が多いです。とくに風船割りは小回りが利かなければならず、ましてや墜落のリスクが高いので、みんな自慢の機体は出してこないようで・・・

 開会式とルール説明。
 
 みんな神妙に聞いているようですが、なんか視線は後の景品に注がれているような気がしたのは私だけでしょうか。


 3分間ラリー

 さあ、午前の部、3分間ラリーの開始です。
 
 1番手は副会長の鈴木覚会員。機体は自作の下半角付きのホープ。タイムはいきなりの2分53秒の好タイム。(結果は第2位)
 平見会員はシャトルでの参加。

えりなちゃんとなおきくんもタイム測定のお手伝い。


 静かな熱戦は続きます。数を数えながら飛ばす人や童謡を歌いながら飛ばす人、事前に何ターンするか決めている人など、みんな結構マジで勝ちにいっています。
 
←私が優勝してしまいました。
タイムは3分ジャスト。しかし、これには後で物言いが・・・
←第3位、菊見会員はKOMACRDでトルクロール。
タイムは2分51秒。

■3分間ラリー競技結果
優 勝 光島 英美 3分00秒
第2位 鈴木 覚 2分53秒
第3位 菊見 博幸  2分51秒

 終わってみると会長、副会長の1・2フィニッシュ。 「さすが、会長、副会長!」などとおだてられていい気になっていたら、計測係が「会長の3分ジャストは実は3分0秒2だった・・・」なあんてことを言い出したもんだからもうたいへん。
 こんなタイムが出るなどとは誰も思っていなかったので1秒以下の端数をどうするのかなんて決めていませんでした。でも、3分は越えている・・・。すったもんだの協議の上、出た結論は

  審判が「3分ジャスト」とコールしてしまった以上やむをえない。と、いうもの。

「まあ、本人もその気になってることやしええんとちゃうの」
「段取りとかいろいろたいへんやったやろうから会長の優勝ということにしてあげたら」
「会長も日頃あんまりいいこともないみたいやから今日くらいはねぇ」
「そーやそーや、そういうことにしてあげよう」
「賛成!」

 輝かしく脅威のパーフェクト記録で優勝したと思っていた私は、一転してみんなの温情で優勝させていただくという情けない立場に・・・・・いと悲し・・・・・








 デモフライト
 さて、午前の競技終了後、昼食前に吉岡氏がデモフライトを見せてくれました。

 「今日はエンジンの調子がよくないのでトルクロールとか派手なことはできないよ」ということでしたが、やはり世界レベルの飛びはすばらしいものがあります。飛行コースの正確さ、4ポイント、8ポイントロールの切れなどなど、まさにきちんと飛ばすということはこういうことなのかということを見せていただきました。とくに低空でのスローナイフエッジは圧巻。観客からは感嘆の声が・・・


 全員、視線はくぎ付け。

 
 風船割り競技

 昼食後はみんなお待ちかねの風船割りです。これは参加するより見るほうが楽しい?

       

みんなで風船をふくらませて準備をしています。会場は一変してメルヘンチックな世界に。 


 さあ、競技開始です。
   

 なんと開始早々、1番手の岡田会員、3番手の石井会員が相次いでクラッシュ。3人が終わったところで墜落率は66.7%。このあとはどうなるの???

←黒田会員、機体の補修に荷造りテープをまる1本使っているという「ブライトリング」で、「どーじゃ!」

結果は第2位。
←田尾会員、攻める攻める!
↑K山マスター、「おりゃー!」
今日はしらふか?
「なぜ当たらん???」
←合田会員、やってしまいました。息子、なおきくんの練習機「カルマート」を壊してしまう・・・
←Y.ヤスゾー氏もがんばる。

←大林会員も負けじと。
結果、第3位。


↓岩根会員、小破。
←松永会員も猛烈アタック。
←優勝、土居会員の「デカスロン」。


■風船割り競技結果
優 勝 土居 和男  7点
第2位 黒田 幸孝  6点
第3位 大林 永興   5点

 優勝は土居会員。風船2個を割り糸切りが1個で合計7点。以下、2位3位4位と、ともに1点差の大接戦。風の具合で風船が寝てしまったりして多少の運不運はありますが、みんな相当無理をしてねらいにいきます。墜落は17機中4機。墜落はしないまでもかなりきわどいシーンの連続で会場は大いに湧きました。この競技は来年から定番になりそうですね。


 さて、白熱の風船割りのあと、吉岡氏が今度は小型グライダーの新機種「ワン/ハンドレッド」シリーズのデモ飛行。みんな熱心に説明に聞き入っていました。




 競技終了
 無事(・・・でない人が数名いましたが)、全競技を終了し、閉会式のあとはお楽しみの景品抽選会です。今回はビンゴゲーム。吉岡氏をはじめたくさんのメーカーから協賛を頂き、景品は盛だくさん。キットも2機あります。
 「ここからが本当の勝負じゃっ!」という声も、、、

 ガラポン係りはえりなちゃん。
 リーチになるもなかなかビンゴに至らず、合田会員が唸っている。
 あっ、だれやー!吉岡さんに景品配りを手伝わせているのはー。
吉岡さん、ほんとーにすみません。

  さあ、最後の景品、イリサワのステルスF-117の抽選はビンゴカードについている番号での一発抽選。

すっ、すいません・・・・
私に当たってしまいました
今日ですべての運を使い果たしたな、という声が・・・

 今年の大会もなんとか無事に終了。機体を壊してしまった会員の皆さん、お気の毒でした。でも、みんなの幸せにおおいに貢献できたのでは・・・

 今年はクラブ員のみの大会となりましたが、来年はクラブ外の方の参加もお待ちしています。

 最後に、高知より遠路お越しいただいた吉岡さん、ならびに協賛いただいたメーカー各社に心よりお礼申し上げます。