2004年第一回水上機大会
香川県大野原町丸池 2004年5月30日(日) 天気:晴れ




 毎回好評の水上機大会。今年は「年一回ではもの足りん!」という声にお答えして春秋2回の開催となりました。で、今回はその一回目。
 しかしなんと大会の2日前に梅雨入り宣言。そして前日は雨。当日の予報も雨マーク。役員間では、これはほぼ中止でしょう、と言うことで意見が一致していましたが、当日の朝は一部青空さえ見えるお天気。会場に着くと、朝靄が立ちこめ風もなく湖面には波一つありません。これは最高のコンディション!
・・・ところがどっこい、陽が差し始めると気温はどんどんと上がり、まるで真夏の様相。おじさん部員たちは最初こそ元気いっぱいでしたが、次第に目がうつろ。それでも愚痴一つこぼさず楽しく一日をエンジョイしたのでした。(・・・・やっぱバカかなあ?)
 ちなみにこの日の気温は高松で32度、5月としては観測史上最高の日だったとか(次の日これを更新したそうな)。帽子にサングラス、半袖のシャツで丸一日。帰ったらどうなっていたかはご想像の通り。

今回、集合写真は撮りそびれましたましたので、朝靄にけむる会場のパノラマ写真。

 集合時間は9時。私は会場の設営をするため8時過ぎに到着。岡田会員が先に来ていて新作、K&Sの「イエローマリン」の調整中。エンジンはOS52。



 テントの設営には人手が必要なので、そのうち誰か来るだろうと待っていましたが・・・・だあれも来ん!

 9時になってやっとヤスゾー氏とほか数名が到着。
「ヤソゾー、遅いぞ、臆したか!」
「ふっふっふっ、これも兵法!」
「あんたは武蔵か?」



 さて、テントの設営も終わり、各会員が準備を始める中、もうすでに準備完了の岡田会員、「イエローマリン」から。
 

静かな湖面を優雅にタキシング

朝日を反射して軽やかに離水

まずは小手試し完了。この機体はきれいです。

 去年の大会で「シーハンター」を壊してしまった鈴木副会長。
 今年の新作は・・・また「シーハンター」!(笑)

 ヤスゾー氏がセッティングを依頼されている。

ヤ:「ちゃんと家でセッティングしてきまいよ。」
鈴:「オレは現場主義なの。」

 意味はよくわからない。

 黒田会員は今年も「スバル」。
 去年イヤと言うほど痛めたフロートはエポキシとガムテープで補修。その上に塗装をしたらしいのだが。





私:「ざまくぅ!」
黒:「ほっとけ!」

 高橋会員は「ポンコツ号」のフロート仕様。エンジンはOSの10。ちょっと非力なのでは?

 Y.ヤスゾー氏は新作の「ツインマリーナ」をいそいそと準備中。
 エンコンはYハーネスではなく各スロットルサーボにチャンネルを割り当てています。これは正解、すごく調整が楽です。




黒:「おらおらおら!ローーーパス、命!」


私:「今年もぜひ乗り上げてね!」
黒:「やかましい!絶好チョー!」
 
黒田会員、準備完了。のっけから全開低空ローパス。観客の目の前をかすめて姑息ターン、もとい高速ターン。





 鈴木会員の「シーハンター」もセッティング完了。

 新作機なのでコマ数を大サービス。
 いっきに加速し、なんなく離水。
 水平飛行。
 ロール。
 おっとっ!あぶない!

 一瞬ひやり!なんなくカバー!
 おー!、きれいな着水!お見事!




 今年は持って帰りましょう。

 岡田君は先生からもらった「フラミンゴ」で今年、水上機デビューです。準備はできたかな?

左から、岡田君(下半身)、岡田君の後輩(名前聞いてません)、増田会員(先生)。


私:「座ってないで見てあげたらわ」
増:「機体は完璧だ・・・先生は君たちを信じている!」 

・・・丸投げ?


「おー!見事な着水!」だったシーハンターはエンジン切るのが早すぎて救助竿のお世話に。


 高橋会員の「ポンコツ号」、スタンバイOKで発進!

ところが、なにをどうやっても浮きません・・・・・・パワーが足りない!

高:「エンジン、換えます。」

で、あえなく本日終了。

高:「いやいや!まだ、パワーボートがある!」

 少し遅れて小豆島から参加の松永会員。
シルキーウインドの水中ラダーを忘れてでてしまい、途中で気がついたので丸亀で代用になりそうなものを買ってきたそうな。
 ピアノ線とヘリのテールローターとビニールテープで即席ラダーを作成。これでいけるのかな?

 ヤスゾー氏の「ツインマリーナ」がツインサウンドを響かせて軽やかに発進。
 ヤスゾー氏の頭にパラソルがぐさりと刺さり、首筋から手元に赤い鮮血が流れている。(ちがうって?・・・わかってますって)


 隣で I 会員が軽快に飛ぶ機体を眺めている。今年は長靴持参で完全に裏方にまわる戦法?やっぱり機体は持ってきていないようです。でも大丈夫、オチはすでに考えてありますから、ねえヤスゾーさん。


 ナイスな飛行です。

無事帰還。ん、片っ方エンジン止まってるよ。

 水上機初挑戦の岡田君。さあ、うまくいくか。

 「水上機はなあ、これはこれでコツがいるんや。そうやさしいもんではないんぞ。初心者はきいつけな(気をつけなければ)あかんのや。」とめんどげにのたまうおっちゃんたちを尻目に、あれれと言うほどあっけなく離水。
 上空飛行もまったく危なげがないぞ。

 「・・・。水上機はなあ、着水がめんどいんや・・」

 あっけなく着水。若い子に難しげなことを言い出したらそれは年をとった証拠かもしれない・・・・

 こちらも今年、水上機デビューの平見会員。
 普段はヘリ専門だが、今年、ヤスゾー氏より数々の「 I 会員伝説」を打ち立てた名機「ホープ」を譲り受けての参加。


 「平見君よ、水上機はなあ、やすやすとはいかんのぞ。きいつけな・・・・」
 「おっちゃん、もうええから。」

 平見君、発進。

 ヤスゾー氏は心配なのか我が子を見守るがごとく傍らについている。

 が、老婆心完璧不必要!

Y:「なかなかうまいもんじゃあ。」

 今年もそろそろ「讃岐ウイングス水上機大会専用カタマラン救助艇Okada丸」が出動。

 岡田会員と同乗しているのは岡田君(注:親子ではない)。どうやら救助艇の操縦方法を教えてもらっているようだ。

 「君もはよ一人前の救助隊員になるんぞ!」


私:「はい、田尾さん。こっち向いて。」
田:「こらこら、なんで写真撮るのよ。」
私:「いやあ、記事書く時にはビフォーアフターってのが定番やけんね。」
田:「(きっぱり)私にアフターはない!」



 松永会員、即席ラダーの「シルキーウインド」が発進。離水前にテストしてみたらちゃんと水中舵は効いてるみたいです。

主翼が透けてじつに美しい!

 平見君のヘリの師匠、柏原会員が途中からやってきました。

柏:「平見君、ちがうちがう。そこはこうやるのだ。私にプロポを貸してみたまえ。」
平:「はい、師匠。よろしくご教授願います。」

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まあ実際のところは
 「ちょっとやらしてくれへん。」
 「あー、ええですよ。」
てな会話ですけどね。

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 柏原会員、飛行機もなかなかうまいです。 

 おっと、岡田君がアンテナをたたんで救助艇のほうに走り出した。どうやらタキシング途中でエンジンが止まってしまったようです。

「どこどこ?」
「あらー、あんな遠いとこで。」
 飛行機までたどり着いたところで、今度は救助艇がエンスト。一生懸命エンジンをかけようとしているがかからない様子。

「おーい!キャブを手でふさいで引っ張ってみろー!」
「ダメやー!」

「もっぺんやってみいー!」
「かからんー!」

「ほんだら手で漕いで岸まで行けー!」
「え−−−!」


 約30分の漂流のち、救助艇に救助された飛行機と救助には行ったが救助される羽目になった救助艇が無事救助されて帰ってきた。



船の上はとっても暑かったようです。ご苦労さん!


柏:「平見君、君にはまだ水上機のなんたるかが理解できておらんようじゃのう!」
平:「お師匠さま、申し訳ございません。」

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翻訳すると
 「ほんまに今日はあっついなあ。」
 「ほんまですね。汗だらだらですわ。」
てな会話です。

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 おーっと、岡田会員の「イエローマリン」が勢い余って岸壁に!

 ちょっと擦り傷程度。

 黒田会員、こんどは背面ローパス!

「まだ高い!」と後ろから声がかかる。

でも護岸があるのであんまり低くはいけません。

 こんどはヤスゾー氏が走り出す。

 ツインマリーナが座礁。

 どうも護岸ぎりぎりでくるりと回避してウケをねらおうとした節が・・・

 でも結果的にはこのほうがウケました。

 「それはこーするんじゃ!」と黒田会員。
見事に護岸ぎりぎりで方向転換。鼻高々。


私:「黒田さんは乗り上げんとおる意味がない!」
黒:「やかましい!」




※実は二人ともなんの意図もありませんでしたとさ。

 田尾会員、「フラミンゴ」発進。実に楽しそうです。




田:「そやってカメラ向けても私にはアフターはあらへんからな。」
 あんまりしつこくカメラを向けられたプレッシャーでちょっと荒い着水。無事かと思われたが・・・

田:「あらーー、だんだん傾っきょる。」

フロート浸水中!

田:「あらーー、沈むー!沈むー!」
皆:「大丈夫。フロートはもう一丁ある!」

 はたしてフロートには見事な穴が。ひょっとして今日唯一の破損機?


私:「はいはい、もうちょっと顔を出して・・・」
田:「もう、撮らんでもえーちゅうに。こんくらいでかんべんして。」
私:「ほらね、ビフォーは撮っとかないかんゆーたでしょ。」

 こちらでは岡田君が後輩の子にトレーナーコードを使って教えてあげるようです。もうそんなことができるのか?





増田先生:「これも偏に我が愛と情熱の教育のたまもの。君たち、先生はうれしいぞ!」




陽も高くなり、暑さでおっちゃんたちぐったりの図

 高橋会員のハイドロ艇、発進!
 水煙を上げて失踪・・・ちがう疾走中!

高:「あー、せいせいした!」

 「犬神家」と命名された「シルキーウインド」の着水定番技。

 松永会員、今年もお見事!


 ん?ヤスゾー氏がなんかやったようです。
何か言っています。

ヤ:「その程度の技、私のシグニットでもできるぞ!」
 単に離水に失敗しただけです。

 湖畔の気温もぐんぐん上がり、おっちゃんたちの体力はもう限界です。そろそろ終わりにしますか。

 えっ?いつものはって?
 あっ、そうそうすっかり忘れてました。ではやりましょう。

(今年はうまくオチがつけられるかちょっと自信がないなあ・・・)

 水上機の上げ下ろしのために水辺に控えている I 会員の背後に忍び寄る怪しい影。

 実は I 会員を押さえつけておいて、無理矢理プロポを手渡してしまおうという作戦。(ヒドー!)
 なにも知らない I 会員を確保したヤスゾー氏に横からそっと黒田会員がプロポを手渡す。
そしてヤスゾー氏が、
「ほら、やってみい!」
「えっ、いいです」
「ほらほら」
「ほんとにいいです」
「せっかく来たんだからさあ、一辺くらいは飛ばさんと」
「いや、今日は眼鏡がちがうから見えんのや」
「ほら、はい、どうぞ」
「いや、飛行機なんか飛ばしたくない!」
渡そうとするものの頑として受け取らない I 会員。
「えー、ほんとにやんないのー」
 I 会員の猛烈な抵抗にあい、ヤスゾー氏が断念しかけたそのとき、後ろの観客から声援が。
「 I 会員!負けるんじゃない!」
「そうだ! I 会員、やればできる!」
「行けー! I 会員」
「 I さん、がんばって!」
「 I !」
「 I !」
「 I !」

そうだ!今ここが世界の中心かもしれない!  

(・・・すいません、オチです。えっ、わからない?)

 だってしょうがないでしょ。面白くないって言われても、飛ばしてくれないんだから。あっ、またアイツ、ほくそ笑みながら帰って行っきょる!
 

 しかし、そろそろ「イベント記録」と「ラジバカ日誌」は統合した方がいいですかね?
 次回、水上機大会は10月の予定です。