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Joちゃんのラン格闘記
1)そもそもの話
2)気をよくして
3)こんな大失敗
4)かわいいパフィオと出会う 1998/12/28
5)欲張ってエピデンドラム 2000/5/8
1)そもそもの話
そもそも、もう何年も前から花屋の前を通るたびに、コチョウランやデンファレに
色目を送ってましたが、いかんせん値段が高い!ランは高嶺の花でした。
ある日、松阪屋で開かれたラン展で、ワインレッド色の美しいランを見つけました。
なんとか買える値段だったので、「危ないんちゃう?」と呆れる親を尻目に、買って
家に持って帰りました。
親の予感は当たるもので、温室育ちのお嬢様は我が家のワイルドな環境につい
ていけず、わずか1週間でご臨終になりました。
それにもめげず、今度はなぜかダイエーで800円でたたき売りされていた鉢植え
コチョウランを買ってきました。で、また例のごとく10日でご臨終とあいなりました。
とにかく、買うラン買うラン、次から次へと10日以内にご臨終になってくれるので、
さすがにうしろめたくなってしまい、しばらく諦めてました。
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これまた、97年7月4日のこと。新大阪のイベントホールで花を売ってました。小さな
売り場で、ひととおり見物したあと、さて帰ろうとUターンしたら、オンシジウムの並んだ
後ろのレジ前に、ひとつだけピンクの小さな花がありました。手に取るととてもかわいく
て、ひとめぼれ!これが私のお気に入り、ファレノプシス「エクエストリス」との出会いで
した。
1500円だったので、10日以上持てばええわい!と思って即購入。さっそく、本屋に
ランの育てかたの本を捜しに走りました。何がどう良かったのか、10日過ぎ、1ヶ月
過ぎてもちゃんと生き延びてくれるじゃないですか。このエクエストリスに根性があった
お陰でランを続けて育ててみようという気になりました。
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2)気をよくして
根性のあったファレノプシスのエクエストリスに気をよくしたJoちゃんは、
それから1ヶ月後に性懲りも無くデンファレを買いました。名札はなかった
けども、我が家でお嬢様育ちのランを育てる自信がなかったので、まず丈夫
なやつ優先でした。新大阪近辺の下町の花屋さんで、にーちゃんが「こいつ
丈夫やで。」と太鼓判押してくれました。「原種に近いと思うけど、名前ないもん
はわからん。」といわれた赤ムラサキの花で、本で比べるとビギバム似です。
8月の暑い時期で花は長持ちしなかったけど、確かにJoちゃんの環境に
めげずに持ちこたえてくれました。これで、ますます気を良くしてしまい、泥沼に
ハマってしまいました。
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それから毎日エクエストリスとデンファレとにらめっこ。秋になり、97年10月
23日のことでした。仕事の帰りにくだんの花屋の前を通ると、ファレノプシスが
並んでました。目を引いたのは、とてもかわいい淡いピンクの花でした。女性の
店員さんが寄ってきて、「この花、下のほうが傷んできてるので値引きさしてもら
いますよぉー。」といいます。
そこへ、例のにーちゃん登場。「こっちの方が活きええで。」と指したのが白い
花のアマビリスでした。昨日入ってきたとこや、という株は根がしっかりはみ出て
いて、如何にも元気そうでした。ピンクに未練はありましたが、枯らしたらどない
しようもないっちゅうことで、元気なアマビリスにしました。3本立てだったので、
電車のなかで難儀しましたよ。
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3)こんな大失敗
四六時中花がある生活が続くと、ないと耐えられなくなってしまうという
のは恐ろしいことです。97年11月梅田の花屋で見かけたピンク・スター
という花を買ってしまいました。でも、すでに寒い季節に突入しているので
環境変化に弱く、あまり花が持ちませんでした。
このころ、とっても初心者のJoちゃんは、いつ部屋にランを取り入れた
らいいのかわかっていませんでした。本には書いてあるんですが、気温
なんてものは上がったり下がったりを繰り返して下がっていくので、いったい
どうしていいのやら、さっぱり理解できなかったのでした。天気予報をチェック
する習慣もありませんでした。
ある日のこと仕事が長引いて、いつもよりかなり遅い時間に事務所を出たら、
冷たい風が吹きすさび、電車に乗るまでガタガタ震えるほど寒くなってました。
とっさに考えたのは、ベランダの軒下のコチョウラン「エクエストリス」とデン
ファレのこと!!!どちらも寒さが苦手だとわかってたので、昔のことを思い
出して大急ぎで帰りました。帰るなりベランダに出て取り込むと、エクエストリス
はグッタリ葉が垂れて、表面が灰緑色に変色してました。ごめんよー・・・私が
悪かった。それからは天気予報の気温情報はできるだけチェックするように
なったのでした。
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4)かわいいパフィオと出会う
Joちゃんの植物に関する浮気ぐせはとどまる所を知らず、ランに限らず各種
植物を試さずにはいられない。ベゴニア、ビオラ、各種ハーブはもちろん、球根植物も
一通りは試しました。失敗は数限りなく、環境に適合しなかった植物も数限りなく、
思わぬ自然災害(特に突風)で絶滅することもたびたび。ベランダは吹きさらしで
ビル風は驚異的です。
例によって、会社の帰り道、通勤経路の花屋を通りがかると、オンシジウムが
並んでました。ながめていると若いお姉さんが出てきて、安いですよーどうですか?
実は私が見てたのは花が終わりかけていた立派なコチョウラン。しかし、このセリフ
に弱いJoちゃんは、重たい鉢のコチョウランから小振りのオンシジウムに浮気して
しまいました。この浮気が後々大変なことに。オンシジウムの花はドライフラワーに
なるようで、いまでもきれいな形のまま残っています。
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97年12月のことでした。運命のコチョウランと出会った同じイベントホールで
また同じイベントが開催されました。今度は表から見ても何かランが置いてあるようで、
職場の女性と一緒に昼休みになるとすっとんで見に行きました。
今度あったのはパフィオでした。花は保護のため紙に包まれていてわかりません。
実をいうと、11月に梅田の花屋でワインレッドの丸いパフィオを見て、「かわいくない
ラン〜」と思ったので、まったく期待せずに包み紙の中をのぞかしてもらうと・・・
かわいい・・・かわいいやん!中で半開きになっていたのはグリーンや黄色系のパフィオ達
でした。
置いてあったパフィオは全部種類が違っていて、どの子もかわいくて散々迷いました。
最後は決めかねて、一緒にいたMKさんに「どっちがかわいい?かわいいといったほうを
買う!」と宣言してしまいました(ごめんね!MKさん。そうしないと全部買ってしまいそう
だったから)。「そんなもん私が決めていいんですか?」といいつつ、やさしいMKさんが
決めてくれたのがPaph.insigne var.sanderae * GoldenAcres'GoBoy'AM/AOSでした。
グリーンの開きかけの花はどことなく奥ゆかしげでかわいかった。咲ききったら黄色に
なりました。
賞を取るパフィオ君たちは花弁がデブっていて丸いのや、でかい花ばかり。このお気に
入りのパフィオ君は賞なんか縁が無いどうってことないお花だけど、私にとってはとっても
いい子です。98年の夏に、私の不慣れで根ぐされをおこし、枯れたらどうしよう!と大騒ぎ
してしまいました。いまは安定してるようなので、元気で長生きしてほしいと思います。
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5)欲張ってエピデンドラム
どーせ同じ買うなら花がたくさん咲いてるやつ。つぼみがたくさんあるやつ。
って思いませんか?私は思います。
ということで、なんとなく春の兆しが見えるまだ寒い2月末のことでした。いつも
の通り、仕事帰りのコースを歩いてたら、花屋さんに見慣れない花が。。。
別の花を見ている振りをして、こっそり横目で赤紫の小さな花のかたまりを眺め
ます。例によってにーちゃんが寄ってきて、「今日入ったばかりやで。よーけある
から選り取り見取りや。」(何を見てるかバレてるやん・・・)
私がじろじろ見ていると、店のにいちゃんが 「こういうのは育ち具合が同じやつ
一緒にするんや。つぼみの数はおんなしやで。」(見透かされてるやん・・・)それ
でも、花の具合が一番良さそうなのを選んでしまいました。実は小さいけど、
つぼみが1本よけいにあったの。
このエピデンドラム・プリティレディ「ミスミ」はよく咲いてくれました。布団をぶつ
けられて折れるわ、虫にたかられるわ・・・色々あったのにもかかわらず。しかし、
半年後、花に奇形が目立ちはじめるようになり、やがて根元から立ち枯れする
という病気に悩まされ、高芽を取って植え直してもまた病気が出て、手のうちよう
が無いまま1年間の闘病生活の末枯れてしまいました。
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(以下、続く)