ハムスターについて

ここでは、ハムスターの種類と身体のヒミツについてお教えします。
身体のヒミツへ
ハムスターの種類
ハムソン達ハムスターは、動物学の分類でいうと、お乳を飲ませて子供を育てる動物である哺乳類のなかの、「げっ歯目」と呼ばれるものです。
げっ歯とは、かじる歯という意味で、ものをかじるのに適した前歯(門歯)を持っている動物を、同じ仲間としたものです。この特徴のある門歯は、生きている間じゅう伸びつづけます。
(噛まれるとかなり痛い。ぅぅぅ・・・)
げっ歯目をさらに分けていくと、大きくヤマアラシ亜目、リス亜目、ネズミ亜目の3つの仲間になります。
ハムソン達は、このうちのネズミ亜目に所属していて、5つある科のなかの一つネズミ科キヌゲネズミ亜科に所属する動物です。
そしてさらに、いくつかの属に分けられて、ペットとして飼われるようになったのは、このなかのほんの一部でしかないのです。
その、ペットとして飼われているハムスターは次の3つの属になります。
まず、ヒメキヌゲネズミ属。ここにはハムソン達「ジャンガリアン・ハムスター」「キャンベル・ハムスター」「ロボロフスキー・ハムスター」の3種類が分類されています。
この3種をまとめてドワーフハムスターと呼ぶこともあります。ドワーフとは小さいという意味で、ゴールデン・ハムスターより体が小さいため、こう呼ばれるようになりました。
ジャンガリアン・ハムスター
ふつうは背中が茶色かグレー、おなかが白ですが、ハムソンのようなパールホワイト、サファイアブルーという美しい毛色のものもいます。ただ、どの色でも背中に少し色の違う筋が入るのが特徴です。
おっとりしていて人間によく慣れるところから、最近は人気が高いようです。
キャンベル・ハムスター
茶色系のものが多いのですが、少し色の薄いイエローや、白いブチの入ったパイドと呼ばれるものがいます。
なかには突然変異で、アルビノという真っ白なものが生まれることがあります。これは目が赤く、ウサギのようなハムスターです。
ジャンガリアンより少し体が大きく、なかには少し気が荒いタイプがいるので要注意。
ロボロフスキー・ハムスター
背中が黄色に近い薄い茶色、おなかが白というのがほとんどです。
ペット用ハムスターのなかでは、もっとも小さい種類で、とてもすばしっこいことで知られ、動きはとてもかわいいです。しかし気むずかしい面があり、繁殖も慣れないとなかなかうまくいかないことが多いようです。お値段は高め。
次に、ゴールデンハムスター属。これは一つの属に1種類「ゴールデン・ハムスター」がいるだけです。
ゴールデン・ハムスター
毛の長いタイプと毛の短いタイプがいます。さらに毛の質もサテン(つやつやしている)と、レックス(ベルベットのような手触り)があります。
色は茶色と白の混じったものが一番多いのですが、グレーやブラック、シルバー、アプリコットといった1色のもの、パンダやドミノという、黒あるいはグレーと白の2色にきっちり色が分かれたものもいます。また、キャンベル同様アルビノもいます。
ペットのハムスターのなかでは、一番一匹一匹が変化に富んでいる種類といえるでしょう。
また、一番古くから人間のペットになっていて、人によく慣れます。
最後の一つが、キヌゲネズミ属で「チャイニーズ・ハムスター」と呼ばれているものです。
チャイニーズ・ハムスター
ほかの2つの属の種類と違って、少しシッポがあるのが特徴です。毛色はグレーがかった茶色で黒い筋が入っていて、おなかのほうにいくにつれて白くなります。
性格はおとなしく、人間にも慣れやすいうえ、においも一番少ないです。
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ハムスターの身体のヒミツ
前歯は生きてる間ずっと伸びつづける!
歯は全部で16本あります。生きている間じゅう伸びつづける、長い前歯は上下に2本ずつ4本、人間の大きゅう歯にあたる奥歯が合計で12本。とくに前歯は、固いものをかじっても平気なように、とても強く、噛まれると血が出て、跡が残ることがあります。
また、前歯の伸びすぎを防ぐために、いつでもガリガリ固いものを噛んで、自分の歯をけずる習慣があります。
ほお袋は食料運びに大活躍!
ハムスターのほっぺたは、柔らかい皮がゴムのように伸びて袋のようになるのです。
これはほお袋と呼ばれていて、外で見つけた食料をここに詰め込んで、巣へ運ぶのに使われます。
小さな動物ですから、野生の暮らしではエサを探しに外に出ると、敵に襲われるかもしれません。その回数を少なくするために、一度にたくさん運べるようになっているのです。
この習性は、人間に飼われるようになっても残っていて、大好きなエサを与えると、おなかがいっぱいになっているのに、ほお袋にためることがあります。また、慣れないところでエサをもらうと、まずほお袋いっぱいにためておき、そのあと落ち着いて、ゆっくり食べることもあります。
立つことだってできる!
ほお袋にためた食料は、巣へ運ぶと前足で上手にかきだします。この前足は、指が4本あって人間の手のかわりになるものです。大きいエサをつかんだり、押さえ込んだりするほか、ネコと同じように顔を洗ったり、毛づくろいをしたり、巣穴を掘るのにも使います。
後ろ足は前足より大きくて強い力があります。後ろ足2本で自分の体重を支えて、立ち上がるポーズをみせてくれることもあるのです。とってもかわいいですよ(^^)
目はよく見えないけど、耳はよく聞こえる!
大きな目ですが、実はあまり視力はよくないのです。特に、夜行性なので暗いところは平気でも、明るいところは苦手といえます。目が顔の横についているので、見えていても人間が見るような立体感はなく、近眼だともいわれています。
耳は逆にとてもよく聞こえます。音がすると聞き逃さないようにピンと立てることがあったり、狭い所ではじゃまにならないようにピタッと寝かせることもできます。
ほかに視力の弱さをカバーするものとしてヒゲと鼻もあります。ハムスターのヒゲは、ネコのヒゲと同じように通り道の幅を確かめて、自分が通り抜けられるかどうかなどの役割を果たします。また、においで目の前にいるのが誰か分かったり、真っ暗ななかでもにおいだけを頼りに動き回ったりもします。