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・・どうしたら会える? ヴェルーニャはまた、家の裏手の小屋の前に呆然と立っていた。 あれから3週間。向こうには行っていない。 呼ばれもしなければ、会うこともできない。酷だなあ・・と、ヴェルーニャは頭の中でそう思った。 会えないことがどうしてそこまで酷だと思うのかは考えもせず。 ゆっくりノブに手をのばし、思い切ったように戸を開いても、そこは何の変哲のない小屋。 知らず、ヴェルーニャは肩を落とした。 それでも諦めきれず、足を一歩踏みだそうとしたとき、空気の波動がヴェルーニャを襲った。 「っ!来たっ!!」 嬉々とした表情でヴェルーニャはそう叫んだ。体が別空間にもっていかれるような感覚。そして再び目を開けるとそこは、許されたものだけが入ることの出来る、時の回廊だ。前と同じようにマナの女神がヴェルーニャを見下ろしていた。 「ヴェルーニャ・・」 「リューシスが呼んでるのね?そうなんでしょう?」 その表情を読んで、マナの女神は不安そうに瞳を閉じた。 「どうしたの?」 ヴェルーニャもそのマナの女神の仕種に不安な表情で首をかしげる。問われ、マナの女神は再び瞳を見せた。七色に変わる不思議な瞳。畏怖を起こすほどの「本当の」力。ヴェルーニャが打ち倒したものとは逆の位置にある「光」のマナの力は、とてもヴェルーニャには打ち倒せそうもない。倒すべき存在でもないが。 「あのリューシスは、あのファ・ディールでの「あなた」です。」 唐突に訳が分からないことを言われ、ヴェルーニャは混乱した。 「何のこと?マナ、貴方は何が言いたいの?」 「恋慕うことは許されません。」 「何のことよっ!説明してッ!」 |
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